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万座毛・古宇利島そして沖縄美ら海水族館 ~ひとり旅でも車がなくても楽しめる沖縄北部ツアー~

2021-03-07

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ここ何年か沖縄に行くことが多く、遅ればせながらその楽しさに目覚めました。

しかし、多くはひとり旅、しかもペーパードライバーです。

こんな私でも、もっと行動範囲を広げたい!そんなときの強い味方は、現地の日帰りツアーです。

今回は、沖縄美ら海水族館など、沖縄北部の観光地を巡る日帰りツアーに参加したようすをご紹介いたします。

※ この記事の内容は、2020年7月に旅行した時のものです。

那覇発の日帰りツアー

私が参加したのは、以下のツアーです。

ツアー名

美ら海水族館観光バスツアー

古宇利島+御菓子御殿+ナゴパイナップルパーク<那覇市・宜野湾・北谷・恩納村発/3歳以下無料>

【4/1~9/30】通常プラン

オプションで沖縄そばの昼食を付けて、ツアー料金は、5,700円でした。

ツアーに含まれているのは、以下のものです。

  1. 日本語ガイド
  2. 往復バス料金
  3. 沖縄美ら海水族館の入館券
  4. ナゴパイナップルパーク入園料
  5. 昼食

⑤昼食を申し込まないと、700円引きとなっていました。

ただし、申し込んでいない方も、同じレストランで食事をしていました。この時は、他に選択肢 (レストランなど) はありませんでしたので。

申し込んだのは、Veltra (ベルトラ)で、参加したのは1回目の緊急事態解除後の2020年7月です。

値段や行程が少し違いますが、今も似たようなツアーが遂行されているようです。

集合場所

私が参加したツアーの集合場所は、何か所かに分かれていました。

  1. DFS Tギャラリア沖縄
  2. ダブルツリーBYヒルトン
  3. ホテルロイヤルオリオン
  4. ロワジールホテル那覇(イースト前)
  5. 沖縄かりゆしアーバンリゾート・ナハ
  6. 県民広場 (県庁前)

「ホテル送迎あり」と書かれていましたが、上記のホテル以外に滞在している場合は、一番近い集合場所をツアー会社が指定してくれます。

私は、ゆいレール「県庁前」駅に近いホテルに泊まっていたので、⑥県民広場(県庁前)が集合場所になりました。

しかし、(このときは)県民広場から少し離れた県庁前近くの道路沿いが集合場所でした。

県庁広場

ゆいレールの「県庁前」で降りて、google マップを頼りに県庁前までやって来ました。

バス停っぽいのが、道を挟んで2か所あります。

Veltraで申し込んだツアーは、上の写真の赤い矢印の方向の道沿いに「バスが来るよ」と、別のツアー会社の運転手さんに教えてもらいました。

7時50分の集合でしたが、出発予定時間の5分くらい前にバスがやって来ました。名前を確認して、バスに乗り込みます。

変更あり

1年後、このツアーは、県庁前の県民広場前にあるかまぼこ型のアーチ屋根の中で待つように変更となりました。今後も、集合場所の変更があるかもしれません。

車内のようす

この日、県庁前から乗った参加者は、5人でした。1人2席ずつ、ゆっくり利用できます。

なお、お手洗いは付いていませんが、1~2時間に1回トイレ休憩を入れてくれました。

トイレ休憩

最初の休憩は「ANAインターコンチネンタル万座ビーチリゾート」。

このときのツアーは、宜野湾 (ぎのわん)、北谷 (ちゃたん)、恩納村 (おんなそん) のホテルを経由するものでした。

しかし、県庁前以外から乗ったツアー参加者はおらず、一番遠い(=観光地には近い)恩納村のこのホテルがトイレ休憩となりました。

このホテルで、新たに3人参加者が乗ってきました。

15分くらい停車していたので、ホテルのプールサイドなど少し探検することができます。

万座毛

全員集合となり、最初の観光地・万座毛 (まんざもう) まで10分くらいの移動です。この時点で10時頃になっていました。

こちらで25分ほど自由散策します。

象の形の岩が見えることでも有名な「万座毛」からは、きれいな海を見ることができました。

一面に広がる緑と青い海のコントラストが美しい絶景スポットです。

お天気にも恵まれ、潮風を受けながら、とても楽しい散策となりました。

「万座毛」の由来は「万人も座する草原」だそうです。ちなみに「毛」とは、野原のこと。

ということで、琉球石灰岩の台地の上に天然の芝が広がっていました。

その周りの植物群落は、県の天然記念物に指定されているそうです。

きれいな海に心が洗われる感じです。

このとき、展望台っぽい建物が建設されていましたので、今は、その展望台からも絶景を楽しむことができそうです。

古宇利島 (こうりじま)

一路、古宇利 大橋を渡って、古宇利島へ向かいます。

このツアーを選んだのは、美ら海 (ちゅらうみ) 水族館だけでなく、この古宇利島が含まれていたからです。

憧れの古宇利島!エメラルドグリーンに囲まれた島へ向かいます。

一人旅じゃなければ、絶対に顔を入れて写真を撮ります。大好きなのです♡

ビーチの方へ歩いてみました。先ほど渡った古宇利大橋が見えます。

自由時間は30分ほどあったので、そのそばのビーチで少し遊んでみました。

シミができやすいので日焼けが一番怖いのですが、そんなことすっかり忘れてしまう(どうでもいいや!と思わせてくれるほど)きれいな海でした。

橋がないときは、もっときれいな景色だったのでしょうね。そうすると(私なんかが)簡単に行けないし・・・。

ガイドさんから「古宇利島のパイナップルとマンゴーが美味しい」と伺ったので、こちらで買ってみました。

激ウマ!でした♡ パイナップルとマンゴーを買って送ればよかった~とちょっと後悔したのでした。

ちなみに、紅芋チップスも美味しかったです。

このあと、沖縄県の屋我地島 (やがじしま) と本部半島との間のワルミ海峡に架かるワルミ橋を見ながら、昼食のレストランへ向かいます。車窓からですが、ヤンバルの大自然(ほんの少し)を一望できました。

昼食

昼食は、御菓子御殿 (名護店) の前にあるレストランで、沖縄そばのセットをいただきました。炭水化物ばかりですが、美味しかったです。

一組1テーブルなので、贅沢に4人席を一人で利用できました。

食後は、道を渡って御菓子御殿へ。

初めて食べた生紅芋タルトのおいしさに感激しました!

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空港などでよく見かけていましたが、今まではあまり気に留めていませんでした。

もったいない事をしていたものです。

このときは、1個だけでは止まらず、もう一つ買って食べました。デザートは別腹ですもの( ´艸`)

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美ら海水族館

ツアーの目玉「美ら海水族館」。

1975年に、沖縄県本部町で「沖縄国際海洋博覧会」が開催されました。博覧会終了後の1976年には、その会場跡地に海洋博公園(国営沖縄記念公園海洋博覧会地区)が国営公園として設置されました。

海洋博公園は「太陽と花と海」をテーマに沖縄にふさわしい公園として計画され、(旧)水族館はその「海」の部分を担う施設としてスタートし、海洋博公園の人気スポットとして数多くの方に親しまれてきましたが、施設の老朽化のため2002年8月に閉館し、その年の11月から二代目の水族館が「沖縄美ら海水族館」として新たにスタートしました。

沖縄美ら海水族館は、登録博物館に認定されています。

https://churaumi.okinawa/outline/

迫力満点の世界最大級の巨大水槽の中でゆったりと泳ぐジンベエザメが見ることができます。

ちなみに、美ら海水族館だけだと、那覇空港からバスで行くこともできます(所要時間3時間ほど)。

ツアーバスの駐車場からは少し歩きますが、その間の緑の回廊を歩くだけでもワクワクします。

スペインのビルバオの美術館にあるような花のオブジェもあります。

このときは時短営業していました。

普段の混雑ぶりを知らないので何とも言えないのですが、観光客はとても少なかったです。

沖縄美ら海水族館のエントランスは高台にあり、少し降りたところから水族館にアクセスできます。

水族館だけなら雨の日でも問題ないのですが、せっかくなので、周辺も楽しみたい!お天気に恵まれてよかったです。

下まで降りると、敷地内を回ってくれるシャトルバスもありました。

巨大水槽「黒潮の海」

クラゲや小さな魚を見ながら、巨大水槽がある場所までやって来ました。

沖縄の海の中を垣間見ることができる巨大アクリルパネルは、高さ8.2m、幅22.5m、厚さ60cmもあるそうです。

多くの魚が優雅に泳ぐ姿を間近で見ていると・・・

全長8.8mものジンベエザメ (世界最大の魚) やナンヨウマンタが、ゆっくりやって来ました。

沖縄美ら海水族館では、これまで困難だとされてきた、ジンベエザメの繁殖を目指した複数飼育をしています。

さらに、世界初の繁殖に成功したナンヨウマンタも見ることができます。

ジンベエザメにコバンザメがくっついているのをご覧いただけると思います(^^)

そのそばにはレストランがあり、魚たちが泳ぐ様子を間近で楽しむことができます。

この水槽も上から光が入っているので、まるで海の中にいる気分になりました。

ところで、沖縄周辺の海は、①巨大な暖流・黒潮、②サンゴ礁、そして③南西諸島の東西にある深海、の3つの要素により、生き物の生息環境を形作っています。

沖縄美ら海水族館は、海から汲み上げた海水をふんだんに水槽に取り入れ、その多様な沖縄周辺の海の、水面から水深700m付近までを再現しています。

光、水質、透明度などのさまざまな要素をできるだけ自然の海に近い状態に保っているため、海岸から沖合、黒潮、さらに深海へと旅する形で疑似体験をすることができるそうです。

水族館周辺

沖縄美ら海水族館は海洋博公園の中にあります。水族館周辺には、イルカやウミガメ、マナティーなどの海の仲間を見学できる施設もあります。

このときは、残念ながら「イルカラグーン」や、イルカのショーが見られる「オキちゃん劇場」やは閉鎖していました。

ただ、1日に何回か開催されているカメにエサ(キャベツ)をあげる体験(有料)はできました。

海岸遊歩道

水族館のそばには、沖縄の自然を体中で感じる海の遊歩道もあります。

とても広くて、上の写真の右の方に写っているビーチまで歩いて行くことができます。

途中、砂浜まで降りることができる階段もありました。遠くに見えるのは伊江島のようです。

伊江島は、沖縄本島の本部港からフェリーで30分ほどで行ける島です。

沖縄初心者の私がこの島をなぜ知っているかというと、以前、JTA (日本トランスオーシャン航空) の機内販売で買って以来、大ファンになったラム酒が作られている島だからです。

夏になると飲みたくなくモヒート(ラム酒のカクテル)。

島の湧き水を使った「イエソーダ」や、ラムと同じ伊江島産のサトウキビを使ったシロップと合わせて作ってみたいです。

伊江島蒸留所は見学もできるそうなので、サトウキビの甘い香りが立ち込める中で、できたてのラムを味わってみたいです。

エメラルドビーチ

エメラルドビーチは、「遊びの浜」「憩いの浜」「眺めの浜」の3区に分されたサンゴの砂の美しいビーチです。

沖縄でもめずらしい礁湖 (しょうこ) 内にあるビーチで、2001年に「水浴場八十八選」、2012年には「快水浴場百選」に認定されています。

礁湖 (reef lagoon) は、ラグーンとも言われ、サンゴ礁における地形のひとつです。

ツアーですが、沖縄美ら海水族館での滞在時間は150分とたっぷりあるので、水族館を堪能した後、ビーチまで足を延ばして絶景を楽しむことができました。

ナゴパイナップルパーク

最後は、ナゴパイナップルパークへ。

美味しいとれたてのパイナップルを食べられる場所と(勝手に)思っていましたが、そうではありませんでした。

パイナップル号(有料)に乗ってパイナップル畑を見ることができます。また、お店も併設しているので、パイナップルのお菓子などを買うこともできます。

ところで、パイナップルのお菓子といえば(私の中では)パイナップルケーキ!台湾へ行くたびに買ってきていました。

特に好きなのは、微熱山丘 (Sunny Hills) のパイナップルケーキ!日本でも買えますね。

日本のパイナップルの産地のパイナップルケーキと食べ比べしてみたかったのですが、残念ながら、ここにはありませんでした。

さいごに

憧れの沖縄北部に(ツアーで)行くことができました。

青い海に爽やかな風・・・楽しい1日となりました。

一つ願いが叶うと、人間欲が出るものです。次は、誰かを誘って、もっと北の方へ行ってみたいと思います。

またいつか行きたい。前回泊まった「ホテルレクー沖縄北谷スパ&リゾート」を起点にするのもいいかもしれない・・・と夢は膨らむのでした。

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