2020年オープンした「レクー沖縄北谷スパ&リゾート」はGoToトラベル対象ホテルです。7月1日には「プレミア棟」もオープンしました。ちょっと贅沢な滞在となるレクー沖縄北谷スパ&リゾートのプレミア棟をご紹介したいと思います。
レクー沖縄北谷スパ&リゾート
「レクー沖縄北谷スパ&リゾート」は、沖縄本島の中部、北谷 (ちゃたん) に位置しているベッセルホテルズ初のリゾートホテルです。
レクー (Lequ) には、「Lead to Quality Time ~充実した時間にいざなう~」という想いが込められているそうです。
「レクー沖縄北谷スパ&リゾート」は、メイン棟とプレミア棟に分かれており、メイン棟は2020年3月1日に、隣接するプレミア棟は7月1日にオープンしました。
道を隔てたところにヒルトンホテルと、ダブルツリーbyヒルトン沖縄北谷リゾート(8月31日まではとある理由で予約できません)があり、アメリカンビレッジまでも徒歩1分です。
「レクー沖縄北谷スパ&リゾート」の唯一の難点は、上の階の一部の部屋を除いて、部屋からは海が見えないことです。
ヒルトンホテルが、美浜フィッシャリーナ地区のオーシャンフロントに建っているため、多くの部屋がシティビュー、アメリカンビレッジビュー、もしくはヒルトンビュー (笑) になってしまいます。
ちなみに、メイン棟のプレミアムコーナールームの上層階の部屋からは、観覧車が見られるそうです。
しかし、部屋から海が見えなくても楽しく過ごせる おすすめポイント が「レクー沖縄北谷スパ&リゾート」にはありましたので、ご紹介したいと思います。
北谷温泉とプール
「レクー沖縄北谷スパ&リゾート」の最上階 (8階) には、地下1,400mから汲み上げた北谷温泉があります。
ぬるめの単純温泉で、コロナ対策として大きな窓が開放されていましたので、とても気持ちよかったです。
男性用にはドライサウナ、女性用の浴槽のそばにはミストサウナもついていました。女性用には、クレンジングオイルから化粧水、乳液まで揃っていたので、温泉には手ぶらで行くことができました。
メイン棟に泊まった場合は、部屋着で気軽に来ることができます。
インフィニティプール
同じくメイン棟の8階には、沖縄の海が一望できるインフィニティプールがあります。
プールには、ガゼボというリラックスできるベッドのようなものや、水中バー、スタンディングジャグジー、キッズプールなどがあります。
少し小さめですが、有料 (2,000円) なので、多くの人で混むことはないと思います。入場料はフロントで支払いますが、プールサイドでも部屋付けにして入ることができるそうです。
また、プールサイドには「カフェ&バー」もあり、飲み物の値段は結構リーズナブルでした。
夜(18:30~22:30)にはライトアップされるので、昼間とは別の雰囲気を楽しむことができます。
「プールに入らなくても『カフェ&バー』は無料で行け、そこから雰囲気を楽しむめますよ!」と、チェックイン時にスタッフの方が教えてくれました (笑)。
朝食
「レクー沖縄北谷スパ&リゾート」は、朝食 (2,000円) もすごく美味しいです。
他の大型リゾートホテルに比べると、品数は少ない(そう)ですが、私にとっては十分だと思いました。何種類かが毎日少しずつ変わります。
特に人気なのが、自分で作ることができるマグロ丼です。これは毎日あります。
どのお料理も、とても美味しいのでつい食べ過ぎてしまいますが「食べたい!」と思ったものは、その日に食べておくと後悔しません!

その他のおすすめ点
こどもの添い寝無料のホテルはよくありますが、多くは未就学児童くらいまでに限られます。
しかし、「レクー沖縄北谷スパ&リゾート」は18歳以下の添い寝が無料なのです!

さらに、朝食もプールも、5歳以下なら無料で、かなりのキッズフレンドリーなホテルです。なので、地元のお子様連れの方がとても多かったです。
コンビニに直結
メイン棟の1階奥からは、直接、隣接するコンビニ(24時間営業)へ行くことができます。
ホテルの周辺にはレストランやカフェもたくさんあるので、食べることに困りませんが、ちょっと疲れた時は、コンビニで買ってきてベンダーコーナーにある電子レンジで温めて食べることもできます。
ちなみに、プレミア棟のデラックスプレミアルーム以上だと、部屋に電子レンジがあります。
地域とのつながり
「レクー沖縄北谷スパ&リゾート」は、地域のつながりを大切にするホテルだそうで、レストランは朝食しか利用できません。
そのため、昼食や夕食は地域のレストランやカフェで取ることになります。観光地のアメリカンビレッジまで徒歩3分くらいなので、食べるところに困ることは全くありません。かえって、選ぶのに迷うくらいです。
そして、チェックイン時にもらったカードを提示すると、周囲のお店やレストランで割引や追加サービスを受けることができます。
STEAK HOUSE 88
どこに行こうか迷ったのですが、、1日目の夜はホテルのすぐ裏にある「STEAK HOUSE 88」へ行くことにしました。サラダバーが付いていて、リーズナブルな値段でがっつりステーキが食べられるお店です。
ちょっと贅沢に、石垣牛のステーキにしてみました。
ちょっと美しく盛り付けることができませんでしたが、このお店では、ブルーシールのアイスクリーム(8種類)食べ放題 が特典としていただけます。
ちょうど、ホテルに着いたら、ブルーシールのアイスクリーム屋さんに行こうと思っていたので、一石二鳥!美味しくいただきました。

チェックイン
今回、オープンキャンペーンで、半額以下になっているとてもお得なプランがあったので、オープンしたばかりのプレミアム棟に泊まることにしました。
派手な色使いの外観とは打って変わって、建物内は落ち着いたトーンのメイン棟のロビーです。
こちらに共通のフロントがあり、プレミア棟に泊まる場合も、こちらでチェックインします。
フロントのすぐそばには、日本国内のみ対応で、荷物を送る (着払い・元払いともに発送可能) できるコーナーもありました。段ボール箱 (有料) や、ガムテープ (無料) も用意されています。
チェックイン
チェックインは14時、チェックアウトは11時です。他のホテルのように、早く着いても部屋に入れてくれるサービスはないようで、空室があった場合は、有料で部屋に入れるようです。
追加料金
※プレミア棟ダイヤモンドスイート・ゴールドスイートは料金が異なります。
コロナ対策
https://www.vessel-hotel.jp/wp/information/2965
コロナ対策として、ホテルの入り口やフロントには消毒スプレーが置いてありました。
また、チェックイン時は、体調申告等の質問などはなく、普通に住所を書いて署名しただけでしたが、スタッフとの間にはクリアカーテンがあります。
2020年7月、現在、朝食はビュッフェスタイルで、マスクの着用と、入り口でビニール手袋をもらい利用しました。
※ただし、今後、変更される可能性もあります。
朝食会場では、スタッフによる案内はありませんが、宿泊客同士が密にならないように、テーブルを選らんでいるので、隣との間隔は保たれている気がしました。
朝食・大浴場のチケット
チェックイン時に、大浴場(北谷温泉)と朝食ラウンジへ行くときに必要だと説明された、クーポンをもらいました。
朝食の時間は、新型コロナウイルスの影響で少し変わるそうですが、私が泊まった時は、6時半からとなっていました。
※ただし、今後また変更される可能性もあります。
そして、大浴場(北谷温泉)用のチケットは(チェックイン時に、大浴場のクーポンの使い方の説明を受けましたが)、よく分かりませんでした。
でも、行ってみてクリアーになりました。入口の箱にチケットを入れるだけです。
大浴場のクーポンは「何人使ったか?」を調べているだけだそうで、忘れても大丈夫です。そして、1日に2回入るとき、2回目はクーポンは不要だそうです。
追加のアメニティ
プレミア棟に宿泊した際には、化粧水などのアメニティが別途いただけます。ただし、こちらから申し出ないともらえないようですが、あると便利なグッズでした。
ウエルカムドリンク
ホテルのロビーや部屋のデザインのコンセプトは「ヨーロッパ × 沖縄モダン」だそうです。
ヨーロッパの小さなリゾートホテルのような雰囲気で、ロビーにはソファーがあり、沖縄の作家さんの陶芸作品なども展示されていました。
そのそばには、コーヒーとシークワーサージュースのウエルカムドリンクがありました。14時から21時まで自由に飲むことができるようです。
ラグジュアリーホテルではないので、ドアのそばで荷物を持ってくれたり、部屋を案内してくれたり・・・といったサービスはありません。
なので、カギなどをもらって、ウエルカムドリンクを飲んだら(部屋にも持っていけます)、自力でプレミア棟へ進みます。
プレミア棟

チェックインしたとき「右に行って左に行って、3分くらいで着きます」と言われていたのですが、周囲にそれらしい(プレミアという名前で勝手にイメージした)建物は見つかりませんでした。
なので、一度フロントに戻り、スタッフの方に尋ね、案内してもらいました。
建物の1階部分はまだ工事中でした。勝手に抱いたイメージとはかけ離れたカラフルな外観に、最初は違和感を覚えましたが、2泊しているうちに慣れました。
建物に入るとき、ドアの外側にある黒い部分に部屋のカードキーをかざすと、ドアが開くようになっています。
オープンしたばかりなので、お祝いの花が並んでいて、とてもいい香りがするエントランスでした。
こちらにもフロントデスクっぽい感じはありましたが、終日誰もいませんでした。

メイン棟からは徒歩30秒ほどですが、雨が降っているとちょっと不便です。エスカレーターもカードキーをかざして階数を押すことになります。
なお、エスカレーターは1基しかないので、宿泊客の移動が重なると少し待たないといけないかもしれません。
プレミア棟の3階から7階までの客室フロアには、33.4平米〜373.3平米まで6タイプ、48室のバリエーションに富んだ客室があります。
今回は、そのうち、最初に「プレミアルーム」、次の日に「プレミア・デラックスルーム」に泊まりましたので、ご紹介したいと思います。
プレミアルーム
プレミアルームの床は、カーペットが敷かれていました。ここで、スリッパに履き替えます。使い捨てのスリッパはありませんが、洗えるスリッパのようで、きれいでした。
最初「入り口に洗面台?」、ちょっと安っぽい (←失礼・笑) インテリアに驚いたのですが、よく考えると、コロナ禍の滞在には最適のレイアウトです!部屋に入ってすぐに手を洗えるのですから!

この反対側には、お手洗いがあり、その横には、洗濯乾燥機が置かれていました。
プレミア棟は、全室に洗濯乾燥機や、空気洗浄機が設置されています。洗剤も用意されていて、至れり尽くせりでした。プレミアルームでは、洗濯乾燥機がある場所にはドアが付いているので、使わないときは隠すことができます。
部屋のようす
プレミアルームは、プレミア棟のベーシックな部屋で、3~5階に位置しています。3名までが宿泊可能です。
ベッド、広めのソファ・テーブル、洗面化粧台が独立したシンプルな客室で、大人3名で宿泊した場合はソファベッドを利用するそうです。
第一印象は狭く感じましたが、オープンクローゼットにして居住スペースを広くしているので、快適に過ごすことができました。
特に、このソファーのおかげで快適に過ごすことができました。ソファベッドになるものですね。設置されているベッド幅は140cm、ツインの部屋はそれが2台あるので、それぞれがゆっくり寝ることができたのも気に入った点です。
今回は、何もしない旅なので、ソファーで寛いで、テレビを見て過ごしていました。チャンネル数は多く、KBSなど、外国のチャンネルもありました。
ベランダからの景色
予約のサイトに小さく書いてあった ※こちらのお部屋から海は見えません。の文字を見逃しました。完全な東向きのシティビューです。
左側にはヒルトンホテル、右側にはアメリカンビレッジがありますが、夜景は何も望めません。ただ、開放感は十分にあり、朝日を見ることができました。
バスルーム
オープンしたばかりなので、とてもきれいです。プレミア棟のお風呂では、部屋で温泉が楽しめます。シャンプーなどは、POLAのジュイエでした。香りもよくて、使い心地もよかったです。
その他の設備・備品
今回は使いませんでしたが、空気清浄機も用意されています。
ペットボトルの水が2本、用意されていました。公式サイトで予約したので、その特典かどうかは分かりませんが・・・。
欲しいと思っているバルミューダのポットもありました。これがあると、なんかテンションが上がります、好きなので(^^)
氷などはベンダーコーナーにあるので取ってこられるし、そこには電子レンジもありました。
デラックスプレミア ルーム
2目はデラックスプレミアルームに移動しました。
1日目に泊まっていた部屋 (プレミアルーム) で待っていると、部屋の準備ができたと13時ごろに電話をいただいたので、移動しました。スタッフの方が来てくれるので、プレミアルームのカギを渡して、新しいカギをもらうだけです。
プレミアルームが1L だとしたら、デラックスプレミアルームは1LKといった感じです。そしてバルコニーが広くなりました。その理由は・・・
お風呂(温泉)に窓が付いていたからです。蛇口をあけると、適温の温泉が出てきました。
なので、2日目はメイン棟にある大浴場へ行かず、こちらでゆっくりしました。このお風呂は、とても気持ちよかったです!
冷蔵庫も大きくなり、電子レンジ、シンクも付いていました。
部屋のインテリアも素敵です。
ところで、部屋には外線にかける電話がありません。フロントとモーニングコールを設定する機能だけありました。もし、外線にかけたいときは、フロントへ行って電話を借りるそうです。
ほとんどの人が携帯電話、スマホを持っているという前提なのでしょうね。ちょっとフリーダイヤルで電話(スマホは非対応)をしたかったのですが、フロントまで行かないといけないのが不便でした。
プレミアルームからデラックスプレミアルームまでは同じ階での移動になったので、東向きです。広いバルコニーからは朝日を見ることができました。
共通の備品
プレミアルームとデラックスプレミアルームの共通の備品をご紹介します。
コーヒーメーカーは、こちらのタイプです。
けっこうしっかりしたパジャマ代わりの部屋着がありました。
名前通り、快眠できる枕でした。新しいので、シーツなども清潔なのですが、それ以上にベッドが快適で、ぐっすり休むことができました。
ネット案内
レクー沖縄北谷スパ&リゾートには、ふつうホテルの部屋にある「案内書」がありません。
その代わり、必要な情報は、すべてテレビ(インターネット回線)で見ることができます。チェックイン時には何も言われなかったので、2日目に、テレビを見ていて見つけました。無料の貸し出しも、これを見れば一目瞭然です。

貸出画面でアイロンを見つけたので、フロントに電話して、アイロンとアイロン台を持ってきてもらいました。
アイロンは軽くて使いやすかったです。
面白かったのが、これ「↑」です。メイン棟では、ベンダーコーナーに洗濯乾燥機が用意されており、部屋で使用状況を確認することができます。
プレミア棟では全室に洗濯乾燥機が付いているので、この画面は不要ですが、面白かったので1日に何回か確認してみました(笑)。
アクセス
那覇空港からは、リムジンバス、もしくはカリー観光のバスで直接行くことができます。私は、カリー観光バスを利用しました。
カリー観光バスでの行き方
荷物引き取り場を出たら、そのまま左側に進むと「インフォメーションカウンター」があり、その手前のカウンターでチケットを購入できます。
予約は不要で、バスに乗るときにも支払うことができますが、カウンターだとクレジットカードが使えます。
乗り場
【国内線】:1番バス乗り場 です。
出発時刻の10分前に、このような大型のバスが来ました。途中、市内で何か所か停まりながらいくのですが、運転手さんによると「いつも10分くらい到着が遅れる」そうです。平日の昼間に乗りましたが、やっぱり10分くらい遅れました。
https://karrykanko.com/chatan/
現在、減便されており、1日2便のみの運行のようです。車で行った場合は、無料の駐車場 (収容台数240台) を使えるようです。ちなみに、タクシーだと30分から45分くらいで、5,000円くらいです。
しかし、「レクー沖縄北谷スパ&リゾート」から那覇空港まで、ホテルのフロントでお願いしたタクシーを利用すると、4,270円以上になると、メーターを止めてくれるそうです。
ホテル契約タクシー
「レクー沖縄北谷スパ&リゾート」のフロントでタクシーをお願いすると、一律料金(4,270円)です。クレジットカードも使えました。
Go Toトラベル
現在は実施されていません。
「レクー沖縄北谷スパ&リゾート」でGo Toトラベルの割引を受けるには、以下の2つの方法があります。
- ホテルの公式サイト、もしくは電話で予約する
- 旅行予約サイトでホテルのみ予約する
- 航空機などとセットになっているパッケージツアーを利用する
ホテルの公式サイト、もしくは電話予約
公式サイト・お電話でのご予約の場合、割引クーポン券発行サイト STAYNAVI(ステイナビ)で割引クーポンを取得することで、Go To トラベル割引が適用されます。
STAYNAVIの利用方法については、こちらをどうぞ。
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【STAYNAVI】宿泊施設の公式サイトで予約したら、同時に割引申請を忘れないで!
宿泊施設 (ホテルや旅館、フェリーなど) の公式サイトで、Go Toトラベル対象商品を直接予約した場合、STAYNAVI に登録してから「割引クーポン」を発行させて、宿泊施設での支払い時に35%の割引 ...
続きを見る
詳細はこちらをご覧ください >>> https://www.vessel-hotel.jp/go_to_travel/
旅行予約サイトで予約
じゃらんnetなど、旅行予約サイトでも、客室の予約ができます。旅行サイトのクーポンを獲得して、GoToトラベルの割引を受けられるだけでなく、旅行サイトの独自のクーポンも一緒に使えるのも嬉しいところです。
パッケージツアーを利用する
さらに、じゃらんパックなど旅行予約サイトで予約すると、航空券を含んだ料金がGoToトラベルの対象となるので、さらにお得です。日によっては、自分で航空券を買ってホテルを予約するより、かなり割引率が大きくなります。
予約の際に、ご自身にあったほう方法をいろいろ検討されることをおすすめします。
「レクー沖縄北谷スパ&リゾート」へ行くなら「じゃらんパック」がおすすめです。
さいごに
「レクー沖縄北谷スパ&リゾート」は、1泊15,000円ほどで泊まれる部屋から、プール付きのゴージャスな部屋まで、様々なタイプの部屋があります。また、ホテルの周辺にはアメリカンビレッジや(人工ですが)ビーチもあります。
那覇市内からちょっとだけ遠出したいときに、おすすめのホテルだと思いました。
最後までご覧いただき、ありがとうございます。