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1,000円で満喫!Citymapperと路線バスで格安ロンドン市内観光 ~ハリーポッターから美術館まで~

2024-06-05

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「旅とアロマ」にお越しくださりありがとうございます。

久しぶりのロンドン。

滞在は2日しかないので、行きたかった場所(観光と買い物)だけに絞って回ることにしました。移動手段は(もちろん)公共交通機関です。そのとき役に立ったのが無料アプリのCitymapper。今回は、Citymapperを使って1日5.6ポンド(約1,000円)で楽しめたロンドン市内観光をご紹介いたします。

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キングスクロス駅

キングスクロス駅

Citymapperで「King’s Cross St Pancras」を検索しましたが、バスを降りたのは「キングスクロス駅」の前でした。なお、こちらの駅は、イギリスの主要鉄道幹線の1つであるイースト・コースト本線の南の終着駅となっています。

ロンドンオリンピックの時に駅構内が近在的な造りに生まれ変わったと記憶しています。(記憶があやふやなので、間違っていたらすみません)。

早朝でも多くの人が行きかっていました。ただし、ここが旅行者にとって有名なのは、電車が発着する駅としてだけではありません。

ハリーポッター

構内の奥の方(インフォメーションカウンターの近く)に、映画『ハリー・ポッター』シリーズの疑似体験ができるこのような場所があります。

映画では、魔法学校へ行くホグワーツ特急の発着線は9¾番線(9と3/4番線)になっており、9番線と10番線の間(9番線と10番線のプラットホーム上)の煉瓦の壁を通り抜けるシーンを覚えていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。そのシーンを体験できるのです。

そばには、スタッフもおり、映画の登場人物になりきれるような小物(マフラーや杖)も用意されています。

以前は気軽に写真を撮ることができたのですが、現在は、日中ディズニー並みの待ち時間が発生するようです。

なので、朝早く行ったのですが、隣接するハリーポッターのグッズを売るお店の開店時間以外は、カートは出されていません。

写真撮影のためのレーンも作られており、開店15分前に行ったとき、(平日でしたが)すでに何人かが並んでいました。自分のスマートフォンなどで写真を撮るのは無料ですが、同時にスタッフの方が取ってくれる写真もあります(購入は任意)。

スタッフの方がマフラーをもってくれ、今壁を抜けるかのようなポーズになるよう(私はなりませんでしたが)いろいろ指示をしてくれます。

ちょうど後ろに中国人の女性が1人でいたので、お互いに写真を取り合いました。この後、お店に入ることになります。写真撮影にけっこう時間をかけてくれるので、待ち時間が長くなっているようです。なお、写真撮影をしない方は、直接お店に入れます。

お店は、以前に比べて、かなり品数が増えていました。

郊外にあるワーナーブラザースのスタジオツアーに行かなくても、グッズだけならこちらで十分にそろうと思います。

セントパンクラス

さて、最初の目的を達成した後は、隣にある「キングスクロス・セントパンクラス駅」へ。Citymapperや地下鉄の駅は「King’s cross St. Pancras」の表示となっている場所です。

1868年に開業した当時のヴィクトリア朝ネオ・ゴシック建築をそのまま残している建物です。外観だけでなく、内部もとても美しい場所です。

映画『ハリーポッター』シリーズに出てくるキングスクロス駅の外観には、こちらの「セントパンクラス駅」が使われています。

駅と同じ建物内にあるのは、マリオット系のセント パンクラス ルネッサンス ホテル ロンドン。

こちらは、ユーロスター等国際電車に乗る方にとっては抜群の立地のホテルです(個人的には高くて泊まれませんが)。東京駅にあるステーションホテルといった感じでしょうか。

英国図書館

ハリーポッターの世界を堪能したら、さらに歩いて(すぐそばにある)英国図書館(British Library)へ。

こちらは、大英博物館の図書室を分離して、さらに他の図書館を統合して作った施設です。イギリスとアイルランドで出版される全文献のコピーが届けられているそうで、さしずめ日本の国立国会図書館のような位置づけですね。あらゆる種類の古書や貴重な書物を所蔵していますが、旅行者でも気軽に入れる場所です。

営業時間

・月-木:09.30 – 20.00
・金:09.30 – 18.00
・土: 09.30 – 17.00
・日: 11.00 – 17.00

開館30分前にはすでに入館の長い列ができていました。

しかし、この日はイギリス国鉄のストが実施されていました。スタッフの出社が遅れたということで、開館は30分遅れになってしまいました。なので、1時間近く待つことに・・・

なお、開館遅延の情報は(9時45分ごろに見たところ)公式サイトのトップページにアップされていました。

イギリス国鉄のストの期間は、バスの運行は問題なかったのですが、空港と市内を結ぶヒースロー・エクスプレス(特急列車)も減便されており一部で混乱があったようです。

ということで、広い前庭にある銅像をずーっと眺めて開館を待っていました。

こちらは、ニュートンがコンパスを持っている像です。

この像のお尻の方向にも重厚な鉄門の入口があるのですが、朝は、セントパンクラス駅方面の門しか開いていませんでした。

大英図書館の宝

荷物のセキュリティチェックを受け館内へ。

こちらの図書館は、読書室を使う場合には登録が必要なようですが、普通に入って展示物をみたり読書スペースとして利用したりするのは無料です。

2階に上がると、貴重な展示物や本のタワーの一部を見ることができます。今回の目的は、そのそばにある「大英図書館の宝 (Treasures of the British Library) です。

常設展(無料)と期間限定の特別展(有料)はあるのですが、目指すは無料の常設展。

こちらでは、1000年以上前の装飾写本やシェイクスピアの直筆、ヘンデルの楽譜、マグナカルタ、さらにはビートルズまで、250年以上かけて収集した文字通り大英図書館の宝が並んでいるのです。なお、一部(ビートルズのコーナー)を除いて、フラッシュをたかなければ写真撮影もできます。

レオナルド・ダ・ビンチのノートやリンカーンの解放宣言など、まるで博物館に来たかのような貴重な蔵書もならんでいます。スタッフの方によると、展示物は、3か月に1度入れ替え替わるそうなので、次回行ったらまた違ったものを見られるかもしれません。

カフェ

お腹が空いたので、図書館のカフェへ。

大好きなピーカン&メイプルがあったので、いただきました。もちろんデビットカードのタッチ決済可能です。なお、テイクアウトをする場合は、少し安くなります。

11時30分からはランチメニューも並んでいました。

こういったカフェは(内容は少し違いますが)図書館内に何カ所かあり、コーヒーなどをテイクアウトしていく人も多かったです。

午後からは、ナショナルギャラリーへ。

こちらの美術館の訪問も、今回の旅を計画した理由のひとつです。

予約なし、かつ無料で鑑賞できる、素晴らしい美術館。

詳細は、また別途記事にしたいと思います。

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さいごに

今回は、ロンドンの移動に便利なCitymapperの使い方と無料で楽しめる観光地をご紹介いたしました。

少し長くなりましたので、お買い物や食事のようすはまた後日お届けしたいと思います。

なお、次回は、上半期最大のイベント(ディズニー)の記事をアップする予定です。ロンドン旅行記は、その後再開したいと思います。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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