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ロンドン・ヒースロー空港ターミナル5は主にブリティッシュエアウェイズの長距離路線やイベリア航空が発着している横長のターミナルですが、日本の空港に比べるとかなり広く、航空会社のラウンジも複数あります。
今回は、出国情報と飛行機に乗る前に立ち寄ったBritish Airways Galleries T5B Clubラウンジ(以下、BA Galleries T5B Clubラウンジ)のようすもお届けします。
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ターミナル5
今回利用したBA008便は9時10分発です。
宿泊していたパディントン駅周辺のホテルから電車で来ることもできるのですが、(国鉄がストをしていたので)リスク回避のため、エアポートホテルに前泊しました。
エアポートホテルがあるのがターミナル4なのですが、路線バスを利用すれば、10分ほどでターミナル5まで来ることができます。
ターミナル間の移動にはヒースロー・エクスプレスも無料で利用できますが、ターミナル4から5までは途中ターミナル2&3を経由しないといけないので、バス移動が断然便利です。
ホテルと移動のようすはこちらをどうぞ。
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チェックイン
出国エリアには、自動チェックイン機がたくさん並んでいました。
事前にWEBチェックインもできますが、こちらでパスポートをスキャンさせると簡単にチェックインができます。WEBチェックインしていても空港で搭乗券を引き取る場合はこちらに進みます。
なお、ファーストクラス旅客やワンワールド・エメラルド会員は、端にある、ファーストクラスと書かれた扉から入ると、専用の保安検査、さらにファーストクラスラウンジまでの専用の通路があります。
今回は、空港で買い物がしたかったので、こちらから進むことにしました。
貨物室へ預ける荷物がある場合は、自動預け入れ機で荷物を預けます。
いろいろ自動化されていますが、そばにはスタッフもいるので分からないことはすぐに教えてもらえます。預ける荷物がない場合は、真ん中の通路から進めるようになっていました。
ファースト・トラック
続いて、ファーストトラックへ進み、世界一厳しい(と個人的に思っている)保安検査を受けます。
今後、イギリスの空港を出発するときには 100㎖以上の液体類も持ち込めるようになると聞きましたが、2024年5月時点では、ヒースロー空港ではまだ液体類の持ち込みは緩和されていませんでした。
ただし、バッグから液体類を取り出す必要はなく、入れたままで検査を受けることができました。
今回、保安検査で引っかかったのは日焼け止め。
100㎖以下の液体類を入れたジップロックから取り出され、これだけ再検査を受けました。(あくまでも推測ですが)アルミ製のチューブだったからかもしれません。なお、再検査後は没収されることもなく、戻してもらえました。
なお、検査のためにカバンを開けることの許可を求められますが、自分で荷物を触ってはいけません。検査後にOKが出たら、自分でカバンを閉めることができます。
ところで、普通はこの後出国審査(パスポートコントロール)があるのですが、ロンドン・ヒースロー空港では、その過程がありません。ファースト・トラックへ進む前に搭乗券をスキャンさせたのですが、それだけで終了です。出国のスタンプだけでなく、出国審査自体がありませんでした。
なお、ターミナル3でも同じようです。
出国審査は無人の場合があります。その際は審査なしで通過いただけます。
【公式】JAL|ロンドン・ヒースロー空港
免税店!?
ラウンジに行く前に、空港で買い物をしようとハロッズに行きました。
空港から免税でバッグが買えるかと思ったからです。
しかし、以前は二重表示だった値札が、2024年5月時点では、1種類の価格しかありませんでした。お店の方に伺うと『No Tax Free』と言われました。空港、しかも出国後なのに・・・
イギリスは他のヨーロッパの国と違って外国人が出国時に免税を受けることができる仕組みがなくなりました。なので、旅行者はパリなど他の国で買い物をするそうです。町中での買い物に対して空港で免税手続きがなくなっただけだと思っていたのですが、まさか空港のお店でも免税にならないとは思ってもいませんでした。
フォートナム&メイソンでも同様に『No Tax Free』と言われました。
ただし、「duty free」と書かれたお店もありました。
今回は立ち寄ってないので分からないのですが、「duty free」と書かれているお店だけ免税なのでしょうか。よく分かりませんでした。
日本は日本に住んでいる人ばかりに増税しますが、円安で安く買い物が楽しめる外国からの旅行者には、さらに免税があります(しかも韓国並みに簡単な免税システム)。イギリスは、国民ばかりに高い税金を課すのではなく、外国人旅行者もその一端を担う国の政策なのですね。
なお、お土産に最適な紅茶は町中でも0%課税です。
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ターミナルBへ移動
さて、ファーストクラスラウンジで寛いだ後は、シャトルでターミナル5のゲートBへ。
今回は「ゲートB44」からの出発でした。搭乗開始は定刻出発の1時間前。搭乗時間がせまっていたので急ぎます。
- ヒースロー空港の地図はこちら >>> https://maps.heathrow.com/
シャトル乗り場には、3Dホログラムがありました。
シャトルは最初にゲートB、次いでゲートC に着くと案内しています。
ゲートBのお店
ゲートB にもお店がたくさんありました。
こちらにもハロッズがありましたが、品揃えは、最初のお店の方がよかったです。今回買ったトートバッグはこちらにはありませんでした。
こちらにも duty free と書かれたお店がありました。
早くゲート付近に来ていても時間は潰せそうです。
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BA Galleries T5B Clubラウンジ
急がないといけないのに、お店の近くで気になる場所を見つけてしまいました。
悲しいかな、搭乗は始まっているのに、素通りできない・笑。
エレベーターで上がると、とても可愛い空間が広がっていました。
こちらはゲートBのラウンジです。
対象者
・Business Class
・First Class
・Sapphire 会員
・Emerald 会員
ブリティッシュエアウェイズやイベリア航空のビジネスクラスやファーストクラス旅客だけでなく、ワンワールド・サファイヤ、エメラルド会員も利用できます。
詳細
営業時間:05:00 - 22:00(ワンワールド公式サイトより)
まるで、おしゃれなカフェのようです。
このインテリアが一時的なものか常設なのかは分かりませんが、ファーストクラス・ラウンジを早めに切り上げて、こちらでゆっくりしてもよかったかも。そんな風に感じた素敵な空間でした。
奥には温かい食事もあるので、こちらにスコーンなどを持ってくれば、おしゃれなアフタヌーンティーが楽しめそうですね。
隣りにはキッズルームもありました。
奥には、温かい食事ができるコーナーやバーカウンター、シャワールーㇺ等もあるようです。
施設
・ビジネスセンター
・お手洗い
・滑走路ビュー
・フライト情報スクリーン
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さいごに
久しぶりのロンドン・ヒースロー空港ターミナル5からの出国。
免税で買い物できなかったのは残念ですが、出国から搭乗までとても便利でした。新しいラウンジもできており、ますます快適に過ごせるようになりました(今後ゲートCの方にも新しいラウンジができるそうです)。ゲートBにあるラウンジは新しいので、シャワールームもきれいなのかもしれませんね。
最後までご覧いただき、ありがとうございます。
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