「旅とアロマ」にお越しくださりありがとうございます。
ホテル代の高いロンドン。
しかし、探せばあるもの!立地もよくて清潔、宿泊費もなんとか許容範囲に収まるホテルを見つけました。
今回は、空港から電車1本(乗り換えなし)、パディントン駅から徒歩圏内の「ランカスターホールホテル」のようすと周辺のお店等をご紹介いたします。
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パディントン駅
今回は、ロンドン・ヒースロー空港から乗り換えなしで行ける「パディントン駅」周辺でホテルを探しました。この駅周辺だと観光にも便利です。
パディントン駅の歴史は長く、1838年にロンドンとイギリス西部をつなぐグレート・ウェスタン鉄道の終点となったのが始まりです。メインの駅舎は1854年、イザムバード・キングダム・ブルネルの設計で建てられました。
駅の名前と同じパディントン像が構内にいます。
彼は、エリザベス線の開通に伴い、プラットフォーム1のパディントンベンチの左側に移設されました。よく移動するようなので、次行ったときは違う場所にいるかもしれません。
ホテルまでのアクセス
エリザベス線の出口から徒歩圏にある立地のいい「ランカスターホールホテル」。
電車を降りた後、エスカレーターなどで上がり改札(タッチ決済可)を出ます。さらに、改札のある階から地上に出るのですが、エスカレーターは2方向にあります。迷いましたが、右の方へ進んでみました。
正解!
こちらの出口から出て、徒歩10分くらいの場所にホテルがあります。
なお、こちらの駅はイギリス国鉄のパディントン駅とも隣接しています。
左手に国鉄の駅を見ながら進むと彼らがいます・笑。
私が写真を撮っていると『写真を撮ってくれない?』と頼まれました。みんなこの前で写真を撮るのが大好きなようで、日中は多くの人でにぎわっていました。
動物たちを右に見ながら横断歩道を渡りましょう。
と、渡った先にちょっと目を引くものがありました!
※音が出ますのお気を付けください。
横断歩道を渡った先にあった時計。中に人がいる!?
と思ったら面白い仕掛けでした。
こちらは、Maarten Baas’s Real Time clockという、一見アナログだけど全てが電子表示という手の込んだ時計です。
こんな感じで駅周辺に魅力的なものがいろいろあり、ホテルは駅から近いのになかなか進めません・笑。なお、ホテルまでは(ヨーロッパなので)石畳が続きますが、スーツケースをコロコロ転がしながら無理なく歩くことができました。
新緑の美しいころ。
Googleマップを見ながらまっすぐ歩いてきました。とても静かな環境ですが、周囲にはホテルやお店がたくさんあり、また道路沿い委はCCTVがたくさんあったので安心な道のりでした。
滞在中、日中は25℃を超え汗ばみましたが、朝夕は10℃くらい。このときも、持ってきたスプリングコートが役立ちました。
さて、上の写真の場所を左に曲がると・・・
すぐにホテルが見つかりました。
ドイツのユースホステルが経営しているホテルだそうで、この立地にしてはとてもリーズナブルな価格でした。決して豪華なホテルではありませんが、日本の地方にあるビジネスホテルといった感じです。
周囲には似たような感じのホテルがたくさんあったのですが、こちらを選んだのは、①日本人の口コミがよかった、②エレベーターがあった、が決め手です。安いホテルだと、部屋が地下だったりエレベーターがなかったりするのですが、このホテルはそんな心配もありませんでした。
ランカスターホールホテル
部屋には冷蔵庫はありませんが、ロビーには小さな売店がありました。
また、周囲にはカフェや水などが買えるお店がありますので、とても便利です。
なお、ブッフェスタイルの朝食は8ポンドで、7時半から食べられるようです。今回は(食料をたくさん持ってきたので)いただきませんでしたが、口コミによると、美味しいそうですよ。
部屋のようす
シングルの部屋を予約したのですが、ツインの部屋にアップグレードされていました。
物価の高いロンドン、しかも円安なのでホテル代が高いのは覚悟していたのですが、2泊で48,000円(1室)なので許容範囲でした。1室の値段なので、2人だと半額になります。
難点としては、ベッドが柔らかかったことと、シャワーの湯量が少なかったことかな。
部屋にはポットやドライヤーが用意されていました。
窓の上部が開くタイプだったので、換気もできました。
部屋は道路に面していましたが、人通りは少ないのでとても静かです。
部屋には金庫もあり、カギは10ポンドのディポジットを払ってフロントで借りるようです(英語の案内書あり)。
クローゼットは2カ所あり、もう一つには、扇風機が入っていました。とういうことは、この部屋にはヒーターはありますが、エアコンがありません。これも難点でしょうか。私が泊まった時には全く問題はありませんでしたが。
なお、歯ブラシなどのアメニティだけでなく、冷蔵庫もありませんでした。
最終日に泊まったエアポートホテル(ホリデイイン)にも冷蔵庫はなかったので、このランクのホテルでは普通のこことのようです。
なお、USB端子はうまく働かなかったのですが、コンセント類はたくさんありました。
バスルーム
決して新しいホテルではありませんが、改修されたのか?きれいに保たれています。
バスアメニティは最小限、ボディソープやシャンプーなどが一体となっているものなので、気になる方は、持参されるといいかと思います。そう口コミにあったので、私は、日本から持っていきました。
(懐かしい)ロンドンのホテルあるある。
水とお湯が別々になっています。
客室乗務員時代にこの近くにある(もう少しランクの上の)ホテルに泊まっていたのですが、そちらも同じタイプだったので、毎回洗面器を持っていっていました。久しぶりにこのタイプを見て、とても懐かしく思うと同時にロンドンに来たなあと実感したのでした。
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周辺のようす
ホテルの周りには、カフェやレストラン、またフルーツなどを買えるお店がたくさんありました。
朝食は10ポンドくらいで食べられそうです。
パディントン駅
パディントン駅は、大きく分けると2カ所あります。
こちらは、イギリス国鉄が発着するパディントン駅。空港から利用したロンドン交通局(TfL)のエリザベス線が発着する駅に隣接しています。
駅構内にはお店がたくさんあり、買い物や気軽に食事もできます。
また、改札のそばにはATMもありますが、ポンドを引き出すときには、「Free」となっていても、ATM設置手数料が3ポンド(約200 600円)かかるようでした。
なお、引き出し最低金額は20ポンドとなっていました。
地下鉄パディントン駅
国鉄のパディントン駅と道路を挟んだ向かいに出入口があるのが、ロンドン地下鉄(Tube;チューブ)のパディントン駅です。
こちらのパディントン駅には4路線が通っています。
パディントン駅
・ディストリクト(District)
・サークル(Circle)
・ベーカールー(Bakerloo)
・ハマースミス&シティー(Hammersmith&City)
今回は利用しませんでしたが、こちらを基点にして観光にも出かけられそうです。
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さいごに
今回は、パディントン駅近くにある、ひとり旅にもおすすめの「ランカスターホールホテル」をご紹介いたしました。
決して豪華ではありませんが、清潔で、どこに行くのにも便利なホテルでした。またスタッフの方も親切です。今回はエクスペディアで予約しましたが、支払いが終わっているので、チェックイン時にデポジットも不要でした。なお、チェックアウト後も無料で荷物を預かってもらえますが、自分でカギを借りて荷物置き場の部屋に置くだけです。ドアの前には監視カメラも設置されているので、安心して預けることができました。
最後までご覧いただき、ありがとうございます。