airline England

快適!ブリティッシュエアウェイズ・ファーストクラス搭乗記 ~羽田ーロンドン~

※当サイトはアフィリエイト広告やPRを利用しています。

「旅とアロマ」にお越しくださり、ありがとうございます。

2025年のお祝いフライトの始まりはブリティッシュエアウェイズ(BA)

BAのロンドン便は、夏の間はA350-1000(C / Y クラス)も運航しており2便体制でしたが、冬場はB787-9(F / C / Y クラス)のみです。なので、奮発してファーストクラスのチケットを発券しました。

今回は、とても楽しかったブリティッシュエアウェイズ・ファーストクラス搭乗記をお届けいたします。

スポンサーリンク


東京国際空港(羽田)

羽田空港のチェックインカウンターは「N」

空港には出発のほぼ3時間前(カウンターオープンの時間)に空港に到着しました。

チェックインカウンターは一番左端にあります。

列は3つあり、一番手前がファーストクラス。列に並ぼうとすると、ちょうど隣にいたビジネスクラスの方が呼ばれたところでした。なので待っていると『ファーストクラスですか?』とスタッフに声をかけてもらいました。今回は一張羅のコートを着ておしゃれしてきてよかったです。ファーストクラス旅客に見てもらえました^^

UK ETAの取得の有無だけ確認され、搭乗券をもらいます。前回もそうでしたが、ブリティッシュエアウェイのカウンタースタッフはとても丁寧で親切です。

ちなみに、2025年2月現在、今のところ入国拒否された方はいないようです。始まったばかりなので、最悪申請し忘れていても救済措置があるのかもしれません。でも、トラブルを避けるため、対象の方は取得は必須です!

保安検査

手続きが終わったのが6時50分頃。

7時になると、チェックインカウンター「N」の近くにある保安検査がオープンします。中央にある保安検査はビジネスクラス以上のレーンがあるのですが、混雑しているうえ横入り方式。なので、10分ほど待って、こちらの保安検査を通過することにしました。もちろん一般レーンでもスイスイ通過できます。

JALラウンジ

正真正銘、ファーストクラスラウンジに進みます。

まずは、垂水市特産品の極上カンパチ「海の桜勘」。2024年7月~2025年2月の期間限定で提供されているのですが、なんとか間に合いました。

そして、久しぶりのJALカレー

どちらも美味しかったです^^

靴を磨いてもらっている間に、5階のJAL’s SALONへ。大好きだった日本のウィスキー「厚岸」はサービス終了となっていたので、「イチローズモルト」をロックで。その後は、ハンドドリップコーヒー。

最近、〆はこの流れなのですが至極の時間です。

B787-9

定刻に搭乗開始。

ロンドンまで約15時間お世話になるB787-9型機です。

ファーストクラス

搭乗ブリッジは1本、前から2番目のドアから入ります。

ドアから左に曲がると憧れのファーストクラス。

一昔前の座席のタイプですが、1-2-1列で十分な広さがありました。もちろん、最新のファーストクラスの個室タイプの座席に比べると狭いですが、値段を考えると十分です。

今回は、税金が加算される前の運賃が、ビジネスクラスと5万円の差しかありませんでした。しかし、ブリティッシュエアウェイB787-9のビジネスクラスとファーストクラスの座席の差は5万円以上!

ちなみに、JALのビジネスクラスよりも(税抜き運賃は)安かったです。

座席の横には鏡付きの物入れ、水のペットボトルも十分に入る高さです。そのそばには深めの物入れ、長距離路線になると周囲に小物入れがあると嬉しいですよね。

スクリーンの横にはジャケットなど短めの上着を入れるワードローブがありました。

その下には、靴などを入れられるコンパートメント。ショートブーツが十分に入る深さでした。

ヘッドフォンはノイズキャンセリング。

モニターは他社のファーストクラスに比べると小さいですが、特に不満はありません。安全に関するビデオは物語になっており、つい見入ってしまいました。

また、映画には、今全国の劇場で公開中の『野生の島のロズ』がありました。アメリカの児童文学作家、ピーター・ブラウンが手がけた「野生のロボット」をアニメ化した長編映画で、一番見たかったものなので嬉しかったです。

USB端子もあり、機内でスマートフォンの充電もできますが、こちらはちょっとくたびれていますね。

アメニティ

ELEMIS(エレミス)のシリーズがたくさん入っていました。

エレミスは、1989年英国でスタートした天然素材と最先端サイエンスを融合させた スキン ウェルネス ブランドです。

これは嬉しい!

アメニティ

・デオドラント(イランイラン)
・ハンド・ネイルクリーム
・アイクリーム
・コラーゲンモイスチャー
・フェイシャルミスト
・リップバーム
・耳栓
・歯ブラシ
・靴下
・アイマスク
・鏡

機内の乾燥対策が十分できるラインナップでした。

ブリティッシュエアウェイズが離発着するロンドン・ヒースロー空港のターミナル5のラウンジのシャワールームにはシャンプーなどもエレミスなので、BAはエレミス一色ですね。スキンケア製品の香りも優しくて大好きです。

いつもはアメニティキットをどなたかに差し上げるのですが、こちらはしっかり次の旅用にキープしました。

機内で着られるリラクシングウエア(持ち帰り可)。

デザインはイマイチですが、着心地が良かったです。今回は部屋着で搭乗したので、ロンドンでパジャマ代わりに使っていました。

ところで、座席回りにはスリッパがありません。

ちょうどチーフパーサーが通られたので、『When you have time, could you・・・?(お手すきの時に・・・)』とお願いしたら『I have time』と切り返され、『こちらのご婦人にスリッパを持ってきてください』と担当の方に指示していました。まるで特別な旅客に接するかのように・・・

すると、担当の男性から、銀のテーブルの上にスリッパを乗せて仰々しく差し出されました。2人で大笑い。こういった旅客を楽しませてくれる対応っていいですよね~。

ウエルカムドリンク

ウエルカムドリンク。

シャンペンを頼んだら、きちんとしたシャンペングラスで提供されました。しかもたっぷり・笑。

おまけにナッツやチェダーチーズのショートビスケット付きです。ナッツはほんのり温かかったです。チェダーチーズのビスケットが美味しくて「ロンドンで買えるか」聞いたところ、2袋くれました。太っ腹!

ところで、ファーストクラスの担当は2人。

他社に比べたら少ないと思います。

日本人の客室乗務員の方は後方のクラス担当ですが、わざわざ挨拶に来てくれました。『何かありましたらおっしゃってください。今日はオーロラが見えるかもしれません』など、終始とても親切にしていただきました。

前回のフライト同様、ブリティッシュエアウェイズの日本人の客室乗務員の方は皆さんフレンドリーでお話上手。シニア(といっても私と年齢が変わらない)の方だったので旅客のもてなしも上手で、今回もいろいろお話ができて楽しかったです。

今の日系の航空会社の若い客室乗務員の方は、旅客と会話しないので会話力・対応力が向上しないような気がします(大きなお世話ですが)。JAL国内線に乗った時、『ギャレーから出てこないんですよ!』とギャレーのカーテンを開け、品質チェッカーとして搭乗していた方が嘆きながら話してくれました。

ただ、前回の国内線のときのような素敵な方もいらっしゃるので、人によるのでしょうね。

一方、ブリティッシュエアラインの客室乗務員の方々は積極的に会話を楽しもうとされる方が多く、単なる飛行機での移動ではなく楽しいフライトとして記憶に残っています。

さて、定刻にロンドンへ向けて出発します。

途中、政府専用機が見えました。ANAさんが赤い線の部分を青に変えたかったとかどうとか、本当なのでしょうかね~?

チーフパーサーのアナウンスによると、今回はアラスカの上空を通過してロンドンへ向かいます。離陸後、左側に富士山が見えました。

機内食

まずは白ワインから。

さすがファーストクラス、美味しそうなワインが並んでいます。

アミューズはパスしてオードブルから。

スープにも惹かれましたが、ロブスターのサラダにしてみました。美味しかったです。

サーモンとうどん。

なんじゃこれ!?的な盛り付けでしたが、味は美味しかったです。ただ、サーモンは火を入れすぎて固かったですが。

デザートはアイスクリーム。

アールグレイの紅茶をお願いしたら「ポットかカップか」聞かれたので、ポットにしてみました。機内からイギリス気分満喫です。

Wi-Fi

機内では無料でWi-Fiが使えました。

アラスカの上空で一時使えなくなりましたが、その他は快適でした。無料の機内Wi-Fiは当たり前の時代になりましたね。

機内コンテンツは映画や音楽といった特に目新しいものがないものですが、特に不満はありません。あとは、美しい(ここでしか見られない)景色があれば十分です。

食後

食後にベッドの用意をお願いしました。

ベッドパッドと羽毛の布団、決して新しい座席ではありませんが、これで快適に休むことができました。

アラスカの上空で見られたオーロラ。

かなり長い間出現していました。私のスマートフォンではうまく撮れなかったので、客室乗務員が別の窓から撮った写真を見せてもらいました。

昔はロンドンの帰り便でよく見られたのですが、今はルートが違いますので行きでみられます。今年はオーロラの当たり年らしいですよね。「X」のタイムラインでもいろんなオーロラの写真が流れてきました。

約15時間のフライト。

長いと思われるでしょうが、快適なフライトはあっという間なのですよ。客室乗務員の方に『皆さんには悪いのですが、もっと乗っていたいです』とお伝えしてしまいました。

少し寝た後、外を見ると夜と昼の狭間。

この時間帯が大好きなのです。モニターの地図を見るとグリーンランドの上空でした。長時間フライトでもきちんとモニターに地図が表示されていましたので、地図と実際の外のようすを見比べて楽しんでおりました^^

到着前の食事

間食もいろいろ用意されているのですが、お酒を飲みすぎたせいかあまりお腹が空くことなく、2回目の食事の時間となりました。

海老のサラダ。

醤油にごま油と言った自分でも作れそうなドレッシング(←失礼・笑)でしたが、とても美味しかったです。ミョウガがいいアクセントに!

このお料理、もう一皿食べたかったです。

メインはチキン。

デザートはチョコレートムース。

ロンドンまではもう少し。

降りたくないなあ・・・

スポンサーリンク


さいごに

今回はきちんとファーストクラスタグが付けられていたので、貨物室へ預けた荷物はすぐに出てきました。

ブリティッシュエアウェイズのファーストクラスで印象に残っていたのは、客室乗務員の方々の対応です。フレンドリーで旅客が楽しめるようにいろいろ声がけしてくれました。これで設備が新しくなるとさらに快適になるのでしょうね。

最後までご覧いただき、ありがとうございます。

UK ETAと入国のようすもあわせてどうぞ。

【2025年】英国ETAの取得方法と入国

「旅とアロマ」にお越しくださり、ありがとうございます。 2025年1月8日より、日本のパスポートを持っている人は、英国(イギリス)入国前に ETA(電子渡航認証システム)の登録が必要となりました。 今 ...

続きを見る

入国も相変わらずスムーズでした。

【ロンドン】eゲートで楽々入国!ETAも始った!!~ヒースロー空港・入国からエリザベス線まで~

「旅とアロマ」にお越しくださりありがとうございます。 久しぶりのロンドン。 入国も含め、市内中心までのアクセスもとても便利になっていました。 今回は、ロンドン到着後の入国のようすと、市内までの移動手段 ...

続きを見る

-airline, England
-, , ,