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【キャセイパシフィック航空】天候不良で遅延!香港までの長い一日

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乗務していた時も含めて、あまりイレギュラーに当たらない(気がしている)のですが、今回はバンコクの出発が3時間ほど遅れてしまいました。幸い、乗り継ぎ時間は15時間、乗り継げないという心配はなかったのですが、貴重な体験となりました。

今回は、バンコクから香港までの移動とキャセイパシフィック航空のイレギュラー対応についてご紹介いたします。

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スワンナプーム国際空港

11時発の便なので、8時までに来られればいいかなと逆算してホテルを出発したら、乗り継ぎがスムーズで朝7時過ぎに空港に到着してしまいました。

3時間前にチェックインカウンターが開くと思って近づくと、すでにスタッフがいます。

バンコク→香港

2025年5月

バンコクから香港への便は1日に8便もあります。前便のチェエクインの終わりごろでしたが、そのままスタッフはいるようで、すぐに荷物を預けることができました。でも、このスケジュールなら、いつ行ってもチェックインできそうですね。外地でカウンターが開くのを待たないでいいのは、ありがたいことです。

ちなみに、キャセイパシフィック航空のチェックインカウンターは端のほうで、免税手続きをするブースのそばにあります。

そばには DEAN & DELUCA もあり、バッグの品ぞろえも豊富でした。

今回はビジネスクラスなので、FAST TRACKから出国します。

保安検査、その後の出国審査(自動化ゲート)は待ち時間なくスムーズに進みました。外国人が自動化ゲートを使える国は増えましたが、本当に楽ですね。

この時点ではイレギュラーの気配もありません。

ラウンジ

朝ごはんはラウンジで。

まずはカタール航空のラウンジ。ここのお粥はいつも美味しい^^

【カタール航空】バンコク・スワンナプーム国際空港のプレミアムラウンジ・体験記

バンコクのカタール航空のラウンジに行ってきました。

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キャセイパシフィック航空

カタール航空のラウンジは8時で一度クローズするので、続いてキャセイパシフィック航空のラウンジへ。

ここはゲートにも近いので、出発までゆっくりできます。

パッタイ目当てだったのですが、メニューが変わり、担々麵になっていました。

太麺の担々麺、ちょっと独特です。

お腹が空いていたら10個くらい食べたかもしれないシュウマイ。ドンピシャ好みの味でした^^

食事中人影を感じたのでふと窓に目をやると、お掃除をしていました。

何回となく来ていますが、こんな光景を見るのは初めて。命綱をつけての作業は大変そうです。おかげでクッキリ、空港ランプのようすがよく見えるようになりました。

キャセイパシフィック航空のラウンジからは、搭乗予定のゲートが見えました。

今回の香港行の出発ゲートはG2,待合室の人のようすも見え、搭乗が始まってからラウンジを出ても十分に間に合います。

10時20分(搭乗予定時刻)に、30分ほどの出発遅延のアナウンスが入りました。


  •  10:20

     30分遅延のアナウンス


  •  10:50

     搭乗開始予定・ゲートへ


ゲートにて

ゲートに着きました。

搭乗のための列ができていますが、なかなか搭乗が始まりません。

11時過ぎ『運航上の理由によりさらに遅延する』とのアナウンスが入りました。エンジンの周辺に地上スタッフが集まっています。しかし、エンジンは開いていないのでエンジントラブルではないようです。

搭乗開始の列に並んでいた旅客がバラバラに。

かろうじて座席を確保できたので、次の案内までゲートの待合室で座って待つことにしました。

そのうち、70歳くらいの男性がスタッフに詰め寄り大声でクレームをあげ始めました。どうやら早く搭乗を始めるようにと言っているようでした。すごい剣幕ですが、日本同様、対応するのは若い女性。すぐそばにベテランらしい人(男女)もいるのに、誰も助けに入らないので可哀そうでした。

搭乗開始


  •  11;00

     さらに遅延のアナウンス・搭乗開始時刻は未定


  •  11:15

     アナウンスなく搭乗開始


(特に案内もなく)ふと見ると搭乗が始まっていました。

11時発の便でしたが、機内に入れたのが11時15分過ぎ。

普通にウエルカムドリンクのサービスが始まりました。

この時点では、すぐに出発できると思っていましたが、なかなかドアクローズしません。すると『香港国際空港周辺の天候が悪いため出発を見合わせている』という機長のアナウンスが入りました。出発はさらに遅れ、今から30分後とのこと。

ゲートアナウンスでの「運航上の問題」とは、目的地の天候のことだったのですね。どうやら香港国際空港周辺が嵐のようです。ゲートで「天候上の問題」と詳細をアナウンスしていると、詰め寄る人もいなかったのでは?やっぱり詰め寄ったのかな?

大幅遅延

30分後、再び機長のアナウンスが入りました。

『天候の回復が遅れており、出発時刻は未定。』

機内ではウエルカムドリンクのお代わりなどが提供され、映画も見られるので、とりあえず待つだけです。香港国際空港は24時間空港なので、curfew(カーフュー:門限)に引っかかることもありません。

JALでは、ウエルカムドリンクのシャンパンと飲み物サービスのときのシャンパンは違う種類ですが、キャセイパシフィック航空では同じAYALA(アヤラ)でした。

2時間経過

あれだけ食べたのに、お腹が空いてきました。

ふと周りを見渡すと、アイスクリームを食べている方がいます。なので、私もいただくことにしました。

このあと、飲み物のお代わりやナッツなどが配られましたが、一向に出発する気配はありません。私の後ろの座席の方は、香港経由の韓国・仁川国際空港行で乗り継ぎについて客室乗務員の方に相談していました。

(あとで知ったのですが)この便には何十人もの乗り継ぎ旅客が搭乗していたようです。しかし、周辺では声を荒げる方はおらず、落ち着いた雰囲気でした。天候理由なのですが、乗り継ぎ便に関しては航空会社がきちんと対応してくれるようです。

後ろの方は、バンコクから仁川行の大韓航空に振り替えるか、香港からの翌日のCX便に乗るかの選択を提案されていました。大韓航空の場合、仁川国際空港に着くのが夜中で公共交通機関が終了しています(予約していた電車のチケットは使えず)。なので、香港の空港で1泊して、次の日の便に乗ることになったようです。

決して聞き耳を立てていたのではないのですが、対応している客室乗務員の方の英語がきれいで、しかも城達也さんのような渋い声だったので、聞きほれていたら内容も分かってしまったという次第です。

ちなみに、私は元々香港の空港泊、次の日の早朝便だったので問題はありません。乗り継ぎ時間が少なくなってディズニーランドへ行けないくらいです。とは言っても、香港が嵐なので空港を出ない方がいいかもしれません。

そのうち、飛行機のドアが閉まり待機状態に入りました。

飛行機のドアが開いた状態では、出発の順番待ちをすることはできません。なので、飛行機のドアを閉め、いつでも出発できる状態で待機します。(経験上)すぐに出発できることもありますが、そのままの状態で長々と待つこともあります。

幸い、このときは15分ほどで出発することができました。

機内アナウンス

ところで、日系の航空会社で同様のことが起こった場合、15分おきに客室責任者がアナウンスを入れます。状況変化がなくても、「変化なし」を伝えます。

しかし、キャセイパシフィック航空の場合、アナウンスをするのは機長だけでした。3時間の遅延で入ったアナウンスは3回、遅延と出発に関してでした。

もう少し状況が分かれば不安にもならない気がします。先が見えない状況で待っているのって結構きついのですよね。

3時間15分遅れで出発

14時15分に飛行機はターミナルを離れました。

結局、3時間15分の遅延です。

飛行時間も3時間弱。飛行時間が短かったからよかったのですが、長距離路線となると機長の勤務時間の問題も発生します。勤務時間を越えると乗員交代。最悪、便が欠航してしまう恐れもあったので、遅延でも出発できたのは不幸中の幸いでした。

隣りのスポットには同じくキャセイパシフィック航空の飛行機が駐機していました。すぐ隣りに駐機していた飛行機は、12時台に出発する便だったのかもしれません。

ちなみに、朝の8時5分の便は普通に出発・到着していました。

なので、その後、天候が急変してしまったようですね。

軒並み遅延で出発しましたが、私が利用した11時発の便が一番遅れたようです。

機内食

離陸後は、普通に機内サービスが始まりました。

2倍近い乗務時間になってしまったフライト。乗務員の方々は旅客の快適性に配慮しており、感謝しかありません。また、無事に香港に着けたことにも感謝。

やっぱり飛行機の旅は何があるか分かりませんね。

到着後

着陸後、機内では乗り継ぎ旅客への案内と遅れたことへのお詫びのアナウンスが入りました。到着ゲートでは、キャセイパシフィック航空の地上スタッフが10人ほどおり、便ごとの新しい搭乗券を持ちながら積極的に旅客に声がけしていました。

私が歩いていると男性スタッフに『JAPAN?』と聞いてきましたが、『Tomorrow.』と答えると、別の日本人ぽい方に声をかけていました。

航空会社に起因する遅延の場合、ホテルを用意してくれたりするのですが、天候理由なのでそういった保証は(原則)ありません。次の日の便になる場合は空港泊でしょうか。しかし、同一チケットの乗り継ぎ便に関してはきちんと対処してくれるので、安心ですね。

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さいごに

初めてのキャセイパシフィック航空での大幅遅延、空港での滞在時間が減っただけなので影響はほとんどなかったのですが、貴重な体験でした。

もし空港泊になったとしても、香港国際空港には夜遅くまで開いているラウンジや24時間営業のマクドナルドやフードコート、コンビニ、足を伸ばせて休める椅子(競争率高し)もあるのでなんとか過ごすことができます。

ちなみに、キャセイパシフィック航空のラウンジ The Pier が一番遅く最終便(2amごろまで)の営業です。一方、営業開始は、全てのラウンジ(The Pier, The Wing, The Deck)が朝5時半からです(2025年6月現在)。

空港泊のようすはこちらもあわせてどうぞ。

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