香港国際空港で一晩過ごせる？

「旅とアロマ」にお越しくださり、ありがとうございます。

夏に香港経由でベトナムのダナンに行ってきました。帰りは、香港で12時間近く乗り継ぎ時間がありました。制限エリアを離れない（入国しない）という条件つきで、スルーチェックインできました。なので、空港ターミナルで夜を明かすことになります。

香港国際空港で一晩過ごせるのか？今回は、実際に過ごしたようすをご紹介いたします。

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香港国際空港

香港国際空港は24時間空港です。

なので、結論を先にお伝えすると、入国しなくても制限エリアで一夜を過ごすことができます。

今回は、以下の３カ所で、一晩過ごしました。

CX（キャセイパシフィック航空）ラウンジをThe Wing → The Pier にしたのは、The Wing の方が営業時間が長いからです。

CXラウンジの営業時間

2024年2月時点でのキャセイパシフィック航空の空港ラウンジのオープンは５時半、終了は、The Pier と The Deck が0時30、そしてThe Wingが最終便出発までです。

前回は関西国際空港行きの便は最終だったのですが、2024年2月に行ったとき、ニューヨーク行き（03：30出発）が最終便になっていました。なので、深夜３時過ぎまでラウンジ（The Wing）にいることができました。

The Wing First のようすは、こちらをどうぞ。

スターアライアンスの場合

なお、ANAで香港から出発する場合、スターアライアンスのラウンジが利用できます。2024年2月現在、1番ゲートと付近にあるANA指定のラウンジ・Plaza Premium Lounge（プザプレミアムラウンジ）以外はSQ（シンガポール航空）の Silver Kris（シルバークリス）ラウンジの2カ所です。

※2024年1月時点の情報です。

シルバークリスラウンジの営業時間が短いので、ANAで出発する場合は、プラザプレミアムラウンジのはしごといった感じでしょうか。

シルバークリスラウンジのようすは、こちらをどうぞ。

Plaza Premium Lounge

私は、キャセイパシフィック航空のラウンジを利用した後、クレジットカードで利用できる Plaza Premium Lounge（35番付近）に移動しました。なお、Plaza Premium Loungeは、何か所かありますので、ゲート番号で確認しましょう。

01：30でシャトルは運行終了となりますので、The Wing（ゲート1番近く）から Plaza Premium Lounge まで10分少々歩くことになります。

多くの空港ラウンジが12時ごろに閉まってしまう中、35番ゲート付近にあるPlaza Premium Loungeは、深夜から早朝にかけて営業している貴重な存在です。

2時過ぎに行ったとき、かなり混んでいました。

今回はダイナースクラブを利用して入ったのですが、もちろんプライオリティパスでも大丈夫です。

ちなみに、ダイナースクラブの特典（海外の空港ラウンジ）は、2022年1月に改悪になりました。以前利用できていたラウンジに入れなくなったのです。ダイナースクラブの方に伺うと、2022年1月以降、プライオリティパスと連携したとか。ちょっと残念です。

ラウンジ内は混んでいたので写真がありませんが、食事も飲み物も、そしてシャワーもありました。

※ 2023年8月現在

3時間ほどPlaza Premium Loungeにいた後、CXラウンジが開くまで、ソファーで寛ぎます。

60番ゲート近く

別の機会に60番ゲート近くのPlaza Premium Loungeにも行ってみました。

2時間制なので、航空会社のラウンジが利用できるまでの繋ぎといった感じで利用しました。サラダや温かいお料理、アルコールもありましたが、人が多くゆっくり寛ぐという雰囲気ではありませんでした。でも、入れるだけありがたい。

仮眠チェアー

さて、ほんの30分ほどですが、ゲート35番近くに、すこし横になれそうな椅子を見つけました。

香港国際空港には、このような椅子があちこちにあるので、深夜でも足を伸ばして仮眠を取ることができます。ゲート1番のそばにもありました。

しかし、そのままでは寝苦しい。なので、今回は持参したマイ枕を使いました。

テンピュール トランジットランバーサポート

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このテンピュールのトランジットランバーサポートは、もう何年も使っているのですが、機内（エコノミークラス）や長距離バス内で重宝しているものです。今回も、固い椅子での仮眠に役立ちました。コンパクトで簡単に持ち運べるので、おすすめです。

The Pier First

最後は、CXラウンジ The Pier へ。

現在、The Pier First も再開しています。

こちらにはCAVANAのようなお風呂はありませんが、横に慣れる個室があります。

しかし、横になるとエアコンの風が体に直接当たって寒かったので、やはり（夏でも）羽織るものは必要ですね。

また、15分間ですが、無料マッサージを受けることもできます（要予約）。

シャワーを浴びて、少し仮眠して、そしてマッサージを受けました。

食事

気軽にパンなどをいただけるコーナー。

ラインナップは、The Wing First と少し違っています。

焼きたてパンに点心♡

どれも美味しかったです。

スィーツも少し違っていて、マカロンもありました。

特に、チョコレート味のマカロンが、ついもう一個食べたくなる美味しさでした。

ダイニング

朝の5時半からオープンしているダイニングでは、しっかりとした朝食をいただけます。もちろん、早朝から担々麺も！

レストランも豪華なThe Pier First のようすは、こちらも合わせてどうぞ。

ゲート45番

今回の出発は、ゲート45番からでした。

35番から45番まで移動・・・

すると、ゲート45番の側に、なにやら囲まれた場所があるのです。

座ってみましたが、かなり快適でした。

数は少ないので競争率も高かったかもしれませんが、こちらなら何時間でも休めるかもしれませんね。

そばには、コンセントもありましたので、スマートフォンの充電もできます。2024年2月も空港泊をしたので、実際にこちらで休んでみました。テンピュールのクッションを枕代わりにして、ダウンジャケットを毛布代わりにして、なんとか休むことができました。ただし、このようなタイプの座席は少ないので、争奪戦かもしれませんが・・・。1番や35番付近よりは空いている可能性が大だと感じました。

24時間営業のお店

ところで、香港国際空港には24時間オープンのお店もあります。こちらは、ゲート35番付近。

HKexpressなどが発着するサテライトへの道。

こちらにも24時間営業のお店がありました。また、この先にもソファーがたくさんありますので、ラウンジに入らなくても（どこかで）過ごせそうです。

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さいごに

香港国際空港で、初めて一晩過ごしました。

最初はどうなることかと思ったのですが、ラウンジと仮眠用の椅子を利用すれば何とかなりました。同じ24時間空港である羽田空港には、こういった施設はないですね。至れり尽くせりの香港国際空港でした。

なお、キャセイパシフィック航空の場合、次の日の便の搭乗券を持っていれば前日に出国できますが、9時10分発の成田国際空港行きの場合、ラウンジが使えるのは同日（0時になってから）のみでした。深夜便（1時発）の場合は、普通に利用できます。

最後までご覧いただき、ありがとうございます。