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【キャセイパシフィック航空】プレミアムエコノミー搭乗記 ~B777とA350~

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「旅とアロマ」にお越しくださり、ありがとうございます。

シドニーからの帰りは、キャセイパシフィック航空のプレミアムエコノミー。

初めての利用ですが、座席や機内サービスはどうなのでしょう?今回は、シドニーから香港(B777-300)と 香港から成田(A350-900)の搭乗記をお届けいたします。現在は機材が運航機材が異なる場合もあります。参考程度にお読みいただけますと幸いです。

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B777-300

キャセイパシフィック航空の香港ーシドニー便は1日に複数就航しており、現在は A350-900 か A350-1000がメインになっていると思います。しかし、このときは、B777-300 という改修前の座席が搭載された機材でした。

シートピッチは、JALのプレミアムエコノミーに比べると、かなり狭く感じました。隣りとも近い・・・

ただ、エコノミークラスはもっと狭いので、メニューとポーチ、水、毛布・枕が置かれているだけいいのでしょうか。

座席は狭いですが、この厚手の毛布は使い心地がよかったです。

ポーチの中には、ソックス、アイマスク、耳栓、歯磨きセットなどが入っています。

布製のかわいいポーチは、帰国後もいろいろ使えそうです。

ヘッドフォンはしっかりしたもの。

A350に乗りなれるとB777はやっぱりエンジン音が煩いと感じるので、ノイズキャンセリングのヘッドフォンがあるのは嬉しいですね。モニターは小さめですが、チャンネル数が多いのでいろいろ楽しめました。

座席は残念なタイプでしたが、キャセイパシフィック航空のプレミアムエコノミー(シドニー線)にはウエルカムドリンクがあります。相変わらず少ないですが、シャンパン(?)もありました。

Seat Alertsで空席チェック

ホテルにて

恒例の空席チェック。

ホテルで出発前にSeat Alerts (空席状況を知れるアプリ) で確認したとき、隣席ブロック(✖印)となっていました。このまま空席になって欲しい・・・

淡い期待を抱いて搭乗前に確認したところ、ド満席。

仕方ありませんね。

しかし、ドアクローズ前に地上係員が方が乗って来て、隣の人の搭乗券を確認後、前方へ案内していました。周囲で『アップグレード!?』とひそひそ聞こえてきましたが、空席ができるならインボランタリーアップグレード(航空会社側の理由での無料アップグレード)であるはずがありません。隣席はもともとブロックされていたので、航空会社の社員か別の理由でのアップグレードだと思います。

まだドアが開いていたのでSeat Alertsで確認してみると、その席だけが空席に変わっていました。

ラッキー!

JALのプレミアムエコノミーに比べると、キャセイパシフィック航空(B777-300)の旧型プレミアムエコノミーの座席はかなり狭めです。隣りが連れならば問題はないのですが、知らない人だとちょっと窮屈です。なので、理由はどうあれ、隣席が空くのはとても嬉しい!9時間ほどのフライト、かなり快適に過ごすことができました。

機内サービス

離陸後飲み物サービスが始まりました。

プレミアムエコノミーですが、原則エコノミークラスです。ただ、航空会社によっては飲み物の種類が違ったりします。キャセイパシフィック航空に関しては、飲み物は同じなような気がしました(あくまで推測ですが)。

最初の飲み物は、キャセイパシフィック航空が機内で飲むために開発したビールをいただきます^^

隣りが奇跡的に空席になったのでかなり快適!

機内食

ポイント!

・チキンのジンジャー&シャロットソース
・barramundi (バラマンディ:スズキ目アカメ科の魚) ディルクリームソース
・コテージチーズのカレー

外資系だと、プレミアムエコノミーの機内食はビジネスクラスのものを提供する会社もあるようですが、キャセイパシフィック航空はビジネスとエコノミーの間といった感じでしょうか。

食器がエコノミーと違うような気がします。温かいパンとしてガーリックブレッドもありました。

3種類からの選択だったので、チキンにしてみました。一番人気だったようですが、プレミアムエコノミー(エコノミーの前方座席)なので、好きなものを選べます。

到着前

間食はなかった気がしますが、ギャレー(飛行機のキッチン)にはピーナッツなどが置かれており自由に食べることができました。なお、もう少し長い飛行時間になるとカップ麺などが間食として提供されるようです。

到着前の2時間ほど前に2回目の食事サービスが始まりました。

2回目の食事

・ナシゴレンとチキンサテ
・パンプキンキッシュ

2回目の機内食は2種類から。ナシゴレンとチキンサテを選んでみました。

到着後のラウンジ食があるのであまり食べないようにしようと思ったのですが、これがすごく美味しい!

サテにかかっているソースが少し変わっていて、甘さの中にもピリ辛(カレー味?)を感じて「おっ!」となりました。今まで食べたプレミアムエコノミーの食事のなかで、ぶっちぎり一位(当社比・笑)のような気がします。お腹が空いていたのか?あくまでも個人の味覚でのコメントですが、でももう一度食べたいと思ったナシゴレンとチキンサテでした。

ところで、B777-300 の座席は改修が予定されています。

シドニー線に導入されると聞いたのですが、少し遅れているそうですね。残念ながら今回は旧型の座席でしたが、今後、上の写真のような新しい座席に変わるようです。待ち遠しいなあ。

ファーストクラスラウンジ

さて、乗り継ぎの保安検査を受けてラウンジへ。

乗り継ぎ時間が4時間ほどあったので、帰りはThe Pier の方に来てみました。

こちらには、コース料理をいただけるダイニングがあります。もちろん、コース料理+アラカルトもOKです。

豆腐の上にアワビが乗っています。

スープにも小さなアワビが入っていました。アワビが大好きなので、嬉しい。

メインはチキン。

デザートは香港のお汁粉。小豆がたくさん入っていて、甘さ控えめです。前回、あまりの美味しさにお代わりをしてしまったほどですが、今回は普通に1杯だけ。

The Pierファーストクラスラウンジのようすはこちらもどうぞ。

香港国際空港 CX ファーストクラス・ラウンジ ~THE PIER~

続きを見る

乗り継ぎ:日本行のゲート

乗り継ぎが長いとき、なかなか次のゲートが表示されず、移動するかどうか悩むのですが、このときは出発の2時間ほど前に表示されました。

羽田や成田、関空行きの便のゲートは30番台になることが多い気がします(すみません、札幌行はチェックし忘れました)。しかし、この日の成田行きのゲートは64番。"The Pier" のファーストクラス、もしくはビジネスクラスラウンジの近くです。深夜便だとラウンジの近くなのかな?なので、搭乗ギリギリ(ラウンジクローズ)まで The Pier にいることができました。

なお、ゲートが30番台だと、ちょうど The Wing と The Pier の間になる感じです。

A350-900

香港から成田までは、A350-900、新しいプレミアムエコノミークラスの座席になりました。こちらには、フルサイズのレッグレストと好みに合わせて調整できる格納式アームレストが付いています。

手持ちのモバイル電子機器やタブレットをセットできるタブレットホルダーが、座席前方に設置されています。また、デバイスの充電には、各座席備え付けの電源コンセントおよびUSBポートを利用できます。

座席のリクライニングもB777-300の旧型座席より深く、シートピッチ(前の座席との間隔)も101cm、旧型座席に比べてかなりゆとりを感じました。

一番違うのはモニターの大きさ。12.1インチのパーソナルTVが設置され、液晶画面もきれいです。

この日の便は空席がたくさんあったのですが、実際乗ってみると満席。航空会社の社員(社割チケット)の人が何人か乗っており満席になったようです。Seat Alertsで前日に空席があっても(空席ありきで乗ってくる)社割チケットの人は予想できませんね。

調光可能な読書灯、スライド式のカクテルテーブル、また小物収納ボックスなど、便利な設備を備えています。

ただ、座席が新しすぎて、リクライニングのボタンが硬くて操作しづらかったです。

飛行時間は3時間ほど。

深夜便であるため、搭乗時に朝食のオーダーを取られたのですが、離陸後の記憶がありません・笑。

昔の外資系の航空会社では寝ていると起こされて食事させられた気がしますが、今回は寝かせてもらえました。声がけだけはされたのかもしれませんが、気が付いた時には到着40分前になっていました。なので、お茶だけをいただくことに。キャセイパシフィック航空では、大きな揺れがない限りかなりギリギリでも飲み物サービスしてくれるのがいいですね。

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さいごに

2つの機材のプレミアムエコノミー搭乗記をお届けいたしました。

新旧比べるとかなり違いがありましたが、今回は(旧型座席でも)隣席が空いていたので9時間のフライトも快適に過ごすことができました。でも、いつか、B777-300 の新しい座席も利用してみたいです。

今回の旅もアラスカ航空(AS)のマイレージプログラムに積算しました。行きはビジネスクラス、帰りはプレミアムエコノミー、往復で22,997 ASマイルが積算されてており、台湾往復(行きPY、帰りY)の特典航空券を発券することができました。その詳細は次回に・・・。

最後までご覧いただき、ありがとうございます。

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