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有効期限が迫ってきたANAマイルで発券した特典航空券で香港へ。エアージャパンだけどANAの便名やサービスというちょっと面白い便でした。さらに、エコノミークラス(Y)なのにプレミアムエコノミー(PY)の座席が取れるという、ちょっとラッキーなことが起こりました。
今回は、エアージャパンの「ANA」の香港線・エコノミークラス(座席はプレミアムエコノミー)搭乗記をお届けいたします。
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ANA特典航空券
ANAの特典航空券はJALより取りにくいのですが、取れれば、JALより少ないマイルで発券できる場合が多いと思います。今回もJALが20,000マイル必要だったのに対して、ANAは17,000マイルで発券できました。なお、燃油サーチャージはほぼ同額でした。
エアージャパン
今回の香港便は、エアージャパンがANAの機材やサービス基準での運航となっていました。ちょっと紛らわしいのですが、新ブランドのAirJapanとは違い、飛行機に描かれているロゴは「ANA」です。言われなければ、制服も一緒なので分かりませんでした。
エアージャパン
エアージャパンは、「AirJapan」と「ANA」2つのブランドを運航する航空会社です。東南アジア路線を中心に国際線旅客便を運航しており、エアージャパンの「ANA」は、B787-9 / B787-8 / B787-10 を保有しています(2022年3月現在)。
羽田から香港までの飛行機は、ボーイング B787-9(789)。
中型機で通路が2本、ビジネスクラスとプレミアムエコノミー、そしてエコノミークラスの座席が搭載されている機材です。しかし、ビジネスクラスとエコノミークラスの販売しかありません。ということは、プレミアムエコノミーの座席がエコノミークラスとして開放されます。特典航空券用にどれくらい枠(座席)があるのか分からないのですが、行きも帰りも空席が少ない状態のなかキャンセル待ちで予約がとれました。
オンラインチェックイン
エアージャパンの運航ですが、ANAで取った特典航空券なので、ANAのサービスが利用できます。オンラインチェックインもしかりです。
ANAの国際線は(パスポート番号など必要な情報を入れておけば)、出発24時間前にオンラインチェックインできます(自動ではありません)。特典航空券(エアージャパン運航)でも同じです。オンラインチェックインしてモバイル搭乗券を発行しておけば、ANAのチェックインカウンターに立ち寄ることなしに出国することができます。
予約時は、すべてブロック(上級会員用?)されていたのですが、オンラインチェックイン開始時にプレミアムエコノミーの座席を含め、非常口座席など足元が広い席も開放されました。なので、開放されたら、すぐに座席変更をしましょう。
なお、搭乗券を発行したあとでも(空席があれば)座席変更は可能です。
窓側の一番前の座席を2人で取れば、ほぼ個室感覚になります。
フットレストは水平とまではいきませんが、かなり上の方まで上がってきました。
離着陸時以外(航行中)は、カーテンなどで仕切られるのですが、空間は十分にあるので窮屈さはありませんでした。
イヤフォンではなくヘッドフォンでしたが、あまりしっくりこないタイプでした。
アームレストの側面にはヘッドフォンジャックと個人用モニターのリリースボタンがありました。
USB端子などは、座席の下の方にまとまっています。
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飲み物・食事サービス
座席はプレミアムエコノミーですが、機内食などのサービスが(当然ですが)エコノミークラスのものです。
エコノミークラスでは最初の飲み物が食事のトレイと一緒に提供されることが多い昨今、最初に飲み物とおつまみ(ピーナッツなし)がサービスされました。お酒類も紙コップなので味気ないですが、ワインはフルボトルから注がれました。
なお、日本の航空会社のおつまみにピーナッツが入っていないのは、当該旅客だけでなく周囲の旅客のピーナッツアレルギーに対処しているためです。
メニュー
エコノミークラスも事前にメニューを確認できますので、事前にANAの公式サイトでチェックしておきました。
ほぼ写真と一緒ですね。
エコノミークラスの食事のわりには美味しいと感じました(←なぜ上から目線?・笑)。
最後はハーゲンダッツ。
前回JALのエコノミークラスに搭乗したとき、食事のトレイと一緒にハーゲンダッツも提供されていました。なので、食べる頃には溶けてしまっておりガッカリしました。しかし、エアージャパンの「ANA」の場合、食事の終わりころに保冷バッグから1つ1つ手配りするので、カチカチのハーゲンダッツです^^
食事の前の飲み物サービスやハーゲンダッツが別に配られるなど、とてもサービスが丁寧だと感じました。帰りも同じ感じでした。
1月の映画と香港の気候
行きの飛行時間は5時間。
あとは、映画を2本見てウトウトしていると到着しました。
機内で見た映画は、韓国映画『私たちの愛が香りとして残る時』とディズニー映画『アナと雪の女王2』です。
『私たちの愛が香りとして残る時』は、仕事も恋愛も思い通りにいかない男性チャンス(ユン・シユン)と、全てを持っているが恋愛はなかなかうまくいかない女性アラ(ソル・イナ)の前に、相手が初の人に見える香水が登場して繰り広げられる、魔法のようなラブストーリー。ちょうどユン・シユン(チャンス役)さんのドラマを見ているので、他の方のブログで知って気になっていた作品です。
もう一つの『アナと雪の女王2』は、大ヒット作品の続編です。平和が戻ったアレンデール王国に再び問題が発生します。見ておくと香港ディズニーランドがさらに楽しめる作品です。香港ディズニーランドの新エリア "Frozen" のアトラクションやショーは、この続編の要素がたくさん入っています(見てから気づきました・笑)。
1月の気候
行く前に天気予報を見ていると、1月の香港の天気は概ね晴れ、気温は16~23℃と過ごしやすそうでした。
到着した日は曇りで、体感温度は日中でも16℃くらい。肌寒くて、上着を上着を持って来ておいて良かったと思いました。しかし、次の日は晴天。体感温度は28℃くらい、湿度は低かったのですが日傘を持って行っていてよかったです。終日半そでで過ごしました。
なので、香港に行く時は、涼しい時と暑い時の両方に対応できる服装が良いかもしれませんね(天気予報はあまり当たりません)。ちなみに、機内は快適な温度に保たれており、毛布もあるので、寒くはなかったです。
帰国時のターミナル
日本帰国時もオープンスポットに到着しました。その後バスに乗り、第3ターミナルの入国審査場へ。出発とは違うターミナルです。
羽田空港到着便については、ANAウェブサイト「運航状況のご案内」に便出発24時間前より到着予定のターミナルを表示し、到着2時間前より確定ターミナルが表示されます。
このように、2024年1月現在、羽田空港(国際線)到着時の利用ターミナルも、第2ターミナル(T2)と 第3ターミナル(T3)の2カ所の運用となっているようです。なので、出発したターミナルと違うターミナルに到着する場合があります。羽田空港到着後にANA国内線に乗り継ぐ場合、以下の動線が考えられます。
国内線乗り継ぎ
・T2(国際線)⇒ T2(国内線)
・T3(国際線)⇒ T2(国内線)
国内線へ乗り継ぐ場合、ターミナル2(T2)同士なら入国後に簡単に移動できますが、ターミナル3 (T3) に到着した場合は、ターミナル間のシャトルバス(無料)に乗って移動することになりますのでちょっと面倒ですね。
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さいごに
JALマイルより少なく発券できたのですが、燃油サーチャージ(こちらはJALとほぼ同じ)は31,800円とLCCの航空券代並でした。でも、ラウンジや預け入れ荷物の自由度や機内食、座席指定などメリットはありましたので、何を重視するかですね。
香港線には、昨年、ドア付きのビジネスクラスTHE Roomが搭載されているB777-300ERも投入されていたそうです。エアージャパンの「ANA」便でも(ラッキーなことに)プレミアムエコノミーに座ることができました。
初めてのエアージャパン(国際線)の搭乗でしたが、バタバタ感がなく、期待以上にサービスが丁寧でしたし、マニアックすぎる(←自分では普通のつもり・笑)質問にも丁寧に答えてくれました。次回はもう少し長距離の路線の搭乗予定(こちらも特典航空券)です。片道がエアージャパンに変わったのでどんな違いがあるか、またレポートしたいと思います。
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