Singapore

【シンガポール】チャンギ国際空港から市内へ ~両替とMRTについて~

2020-02-16

「旅とアロマ」にお越しくださりありがとうございます。

シンガポール・チャンギ国際空港での長時間の乗り継ぎ。日帰りで市内観光してきました。

シンガポールへは、オンラインで電子入国カードで入国、その後、市内へはMRTという地下鉄で移動。現金を使わないで、空港へ戻ってきました。

その方法は?

今回は、電子入国カードからVisaタッチを使ってMRTで移動したようすをご紹介いたします。

(スタンダートチケットが廃止になったため、記事のタイトルと内容を更新しました。)

※ターミナル1での到着(2020年情報)

※ターミナル3での到着(2022年12月情報)

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シンガポール入国

シンガポールへ入国するすべての渡航者は、シンガポール到着に、 SG Arrival Card (電子入国カード) の申告が必要です(3日前から可能)。

必要事項の登録は、無料です。

必要な情報

1.有効なパスポート情報の登録
2.居住地の登録/E-mailアドレス登録 
  ※e-Pass(電子訪問パス)の受け取りに必要
3.旅行スケジュール(フライト情報・ホテル情報など)

日本での表示もありました(記入は英語、もしくはプルダウン)ので難しくはありませんでしたが、ちょっと迷った点は以下です。

・乗り継ぎの合間に入国する場合は、”トランジット” と入力します。

名前はパスポートの順通り「姓・名」で記入します。

・全て英数字で入力しますが、メールアドレスなど、英語は自動で大文字になりますが問題はありません(ただし、大文字と小文字を混ぜている場合は違うメールアドレスにした方がいいかもしれません)

入国

入国審査場(パスポートコントロール)でパスポートを見せるだけで、大丈夫でした。

現地に到着し、入国審査を終えると、電子入国カードに登録したメールアドレス宛に「Electronic Visit Pass(電子訪問パス)」が送られてきます。

step
1
入国審査


入国管理官にパスポートを提示。

指紋のスキャンや顔写真の撮影など、指示に従う。

step
税関検査

(預け入れ荷物がある場合は引き取り)、申告するものがない場合は「グリーンチャンネル」、申告するものがある場合は「レッドチャンネル」を通る。

これで、入国完了です!

ターミナル

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Maps | Changi Airport Singapore

シンガポール・チャンギ国際空港には4つのターミナルがあります。

日本から到着する場合、主に、ターミナル1(JAL)かターミナル3(SQ)に到着すると思います。

ターミナル間は、Skytrain で簡単に移動できます。

市内へ

市内へは、MRT という電車に乗って行くと便利です。

MRTはMass Rapid Transitの略で、シンガポール国内を網羅する公共の交通機関です(時間はかかりますが安いです)。

空港にも乗り入れており、郊外では高架線、市内中心部では地下鉄になっています。

MRTの空港での乗り場は、「 チャンギ空港駅 (Changi Airport CG2 ) 」のみで、ターミナル2(T2) とターミナル3 (T3) の地下にあります(どちらからも行けます)。

なお、ターミナル1(T1) やターミナル4 (T4) に到着した場合は、Skytrain に乗って、T2かT3に移動します。

ターミナル1から

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飛行機を降りたら、”Arrival” の方へ進み、入国審査(パスポートコントロール)を受けます。

あとは、預けた荷物を取って、税関のグリーンチャンネル(申告ナシ)の出口を通って出ます。

f:id:monteverde-aroma:20200213105752j:plain

出口からまっすぐに進むと「JEWEL」という商業施設があります。

「Train to City」と書かれている右方向へ移動します。

ちなみに、左方向に、インフォメーションやATMがあります。

その先に「Train to City」の表示が出てきますので、あとは今案内に沿ってエスカレーターを上がるだけです。

ターミナル1から市内行きのMRTに乗るには、一度出発階に戻って、Skytrainに乗ってターミナル3へ行って、MRTの乗り場に行くようです。

つまり、”Skytrain to T3” と "Train to City" は、どちらも同じ方向(動線)です。

とにかく迷路のようですが、矢印に沿って歩いていると、Skytrainの乗り場に着きました。

あとは、MRTの乗り場を目指すだけです。

約2分ごとに運行しているので、乗り過ごしてもすぐにやってきます。

あとは、エスカレーターで地下に進むだけです。

MRT乗り場は、ターミナル2とターミナル3の間に位置しています。なので、迷ったら、Train to City の矢印の方向へ進めば大丈夫です。

ターミナル3から

ターミナル3からは、入国後、矢印に沿って下がって行くだけです。

ターミナル1からの移動に比べると、とても簡単でした。

MRTチケット

ところで、MRTのスタンダートチケットを買おうと券売機に行くも、表示がありませんでした。

MRTのPassenger Service(改札のすぐそば)で聞くと、2022年1月にスタンダートチケットは廃止になったとか。

EZ-LINK Card (10SGD:シンガポールドル)を買うか、VisaタッチやApple Payなどの非接触決済ができるクレジットカードやデビットカードなどで乗車できるようになっていました。

EZ-LINK CARD

1.5年間有効(期限が過ぎると無料で交換)
2.5SGDのディポジットが必要(払い戻しなし)
3.利用時は最低3SGD残っている必要がある(残高は払い戻し可)
4.割引がある

シンガポールに何日か滞在してバスやMRTによく乗られる方は、EZ-LINK CARDを買った方が割引もあるのでいいと思います(Suicaのように使えますしね)。

チャージ(Top-up:トップアップ)は、改札のそばにある機械でできます(最低2SGD~)。

Visaタッチで乗車

しかし、短期滞在で往復ししかMRTを使わない場合、Visaタッチ等を使う方がスムーズです。クレジットカード(非接触決済型)を改札のリーダーにタッチして、そのまま乗車できます。

シンガポール国外で発行されたクレジットカードの場合、改札を通るごとに0.5SGD手数料がかかってしまいますが、EZ-LINK CARDのディポジットを払うよりは安く済みます。

クレジットカードの表面に、VISAはタッチ決済、マスターカードはコンタクトレス決済のマークがあれば使用できます。

使用方法は、タッチ決済に対応したクレジットカードかデビットカードをMRT改札やバスのカードリーダーにタッチするだけです。利用額が自動的にカードに課金、または銀行口座から引き落とされます。

今回、シンガポールのあらゆる場所でVisaタッチなど非接触決済が使えました。日本ではまだあまり馴染みがありません(知っている人は使っているくらい)が、海外ではかなり普及しているようです。

両替

正直、シンガポールではキャッシュレスで旅行できますが、やはり現金を持っていないと心もとない。

そんな場合、少しだけの両替なら空港でやっておく方が何かと便利です。

シンガポールの空港は、他の国のようにレートがとても悪いということはないので。

ターミナル1の荷物引き取り(バゲージクレーム・エリア)の出口付近には、両替所が2つありました。

シンガポールに本社があるUOB (United Overseas Bank Limited)Travelex が並んでいます。

この日は、Travelex のほうが若干レートが良かったです。

営業時間は24時間でした(2020年2月現在)。

通貨

・通貨単位はシンガポール・ドル(S$、もしくはSGD)
・補助通貨単位はシンガポール・セント(S¢)
・2023年1月2日現在、1SGD=約98円です
  (私が行った2020年は79円でした)。
・1SGDまでは硬貨で、2SGDから紙幣

「Sell」と「Buy」のどちら?

日本円を現地の通貨に変えるとき、「Sell」と「Buy」のどちらを見ればいいのか?迷ったことはありませんか。

今回、2つのお店のレートはほぼ同じでしたが、この数字が大きく違うと損をしてしまうこともあります。

外国の通貨を売って、現地通貨に換えるときは「Buy」を見ます

私は「お店が外貨を買いますよ(Buy)」と覚えています。

為替レートの見方

シンガポールの為替レートは、多くが1UNIT(単位) 100円で示されています(たまに1,000円等異なることもありますが)。

2020年、空港での為替レートは、100円単位で「1.249」と出ていました。

これって、1SGDは日本円でいくらなんでしょう?

この為替レートを使って計算してみました。

計算の仕方

「円」÷ 「為替レート」=100円分のシンガポール・ドル

  • JPY 100 → SGD 1.245 の場合:JPY 100÷1.249=80.00円(=1SGD)
  • JPY 100 → SGD 1.200 の場合:JPY 100÷1.200=83.33円(=1SGD)

つまり、為替レートの数字が大きい店がお得です!

 どの両替がおトク?

海外で外貨に両替したり支払いをしたりするとき、どの方法がおトクなのでしょう?

今回行ったときの、①空港両替(SIN)、②ATM、そして③クレジットカード(VISA)で比べてみました。

空港(SIN)ATM(UOB)クレジットカード(VISA)
80円81.9円81.199円
2020年当時

空港での両替はレートが悪いイメージがありますが、シンガポールは違いました。

ATMやクレジットカードよりおトクでした。

町中を含めた比較

シンガポールのショッピングセンターなどにはたくさんの両替所があります。

その中でよく使っていたのが以下(カッコ内は最寄り駅)です。

  • アーケード(ラッフルズプレイス駅)
  • ラッキープラザ(オーチャード駅)

今回、アーケード (Arcade) で両替しました。

1万円を換えたのですが(空港の両替より若干レートが良く)、SGD6(約480円) ほど空港より多く得ることができました。

おトク順

1.アーケード(ラッフルズプレイス駅)
2.空港(UOB)
3.ATM
4.VISAカード

あくまでも、ある日の出来事ですが、このときは、空港で必要な分を両替→町中で両替するのがおトクでした。

アーケード(ラッフルズプレイス駅) は以下の場所にあります(日曜日は休みの場合あり)。

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さいごに

シンガポール入国はとてもスムーズでした。

電子入国カードを申請しておくと、空港に隣接している施設にも簡単に行くことができます。

交通費の安いシンガポールでは、複数人で移動するならタクシーが便利です。

でも、一人旅の私の強い味方はMRT。スタンダートチケットが廃止になってガッカリしましたが、Visaタッチといった便利なツールが使え、両替しなくても楽々空港から市内までアクセスできました。

あまりにも便利で楽しかったので、またすぐに行きたくなってしまいました(笑)。

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最後までご覧いただきありがとうございます。

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