旅とアロマ

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五感で楽しむ旅ブログ

カタール航空「プリビレッジクラブ」・プラチナ会員を目指す前に知っておきたいこと


 
更新日2020/04/14

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カタール航空 (QR) の Privilege Club (プリビレッジクラブ)。あまり知られていないマイレージサービスですが、入会して1年で上級会員になれました。

ただいま3年目ですが、この間に経験したことや、学習したことをまとめてみました。これからカタール航空の上級会員を目指そうかな・・・と思われている方のためにメリットとデメリットをまとめてみました。 

カタール航空

カタール航空 (QR) は、中東カタールの国営航空会社で、首都ドーハのハマド国際空港 (DOH) を本拠地としています。現在ワンワールドに加盟しており、コードシェアも含め150都市以上の目的地と繋がっています。機材保有平均年数は、およそ5年という業界トップクラスを誇っています。

2018年、イギリスのスカイトラックス社による航空会社の格付けでは、「ザ・ワールド・ファイブ・スター・エアラインズ(The World's 5-Star Airlines)」の認証を得ているサービスに定評のある航空会社です。

ただし、スカイトラックス以外の評価はあまり高くありません。

航空券の座席システムは、アマデウスを利用しています。同じワンワールド内で予約番号が違う航空券でも荷物をスルーチェックインできるエアライン*1です。 

サーチャージ無料

カタール航空の日本出発路線では、燃油サーチャージが不要です。さらに、直接オンライン予約すると、5~15%オフなどのキャンペーンも時々実施しています。カタール航空|日本出発便のご予約はこちら | Qatar Airways

Q suite

QRは「Qsuite」と呼ばれる個室タイプのビジネスクラスを順次導入しています。2019年には羽田・成田線にも導入されました。

www.monteverde-aroma.com

上級会員をめざした理由

2016年、カタール航空が頻繁にビジネスクラスのキャンペーンを実施していました。10万円台でヨーロッパまでビジネスクラスで行くことができました。その時ちょうど入会キャンペーン中だったので、機内で勧誘されるがままにカタール航空の プリビレッジクラブ に入会しました。その後、あまり深く考えずに プリビレッジクラブ でマイルを貯めました。

上級会員への条件

カタール航空のプリビレッジクラブ上級会員になるためには、

  1. Qpointsを貯める
  2. カタール航空に最低4回搭乗、
  3. もしくはQpointsの20%以上をカタール航空の便で貯める

上の1と2、もしくは1と3が必要です

1.Qpoints

Qpointsとは、マイルとは別に距離に応じてもらえるポイントです。このポイントを貯めることで、上級会員への道が開けます。150ポイントでシルバー会員、300ポイントでゴールド (ワンワールド・サファイア) 会員、600ポイントでプラチナ (ワンワールドのエメラルド) 会員になれます。

Q計算ツール

下の表の赤で囲んだ部分がが Qpoints です。

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(2020年4月現在)

他のエアラインと同様に、Qpoints は、会員のステイタスに関係なく一律です。JALなど、ワンワールド加盟航空会社に搭乗した場合も加算されます。

2.カタール航空便に4回搭乗

カタール航空でヨーロッパに行く場合は、DOH経由となるため、1回往復すれば、この条件を簡単にクリアすることができます。さらに、エコノミークラスの格安運賃の予約クラスが(O・T・W)や団体(G)でも往復46ポイント以上貯まります。

上級会員の特典

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1年間に貯めた Qpoints の数によって、次年に上記のような特典をうけることができます。また、プリビレッジクラブ では「ソフトランディング」方式を取り入れているので、1年間 Platinum (プラチナ) 会員であった場合、次の年に実績がなくても Gold (ゴールド) 会員に1段階落ちるだけです。

2年間 Platinum (プラチナ) 会員だったのですが、現在は他のマイレージサービスを利用しており、プリビレッジクラブでの実績がなくなったので、Gold (ゴールド) 会員になりました。

プリビレッジクラブのメリット

プリビレッジクラブのメリットは、Qpointsを貯め始めたその時点から1年間が有効期限となります。なので、自分のペースで始めることができます。

その他、以下のようなメリットがあります。

  • 優先チェックイン
  • Qクレジット
  • 100%のレベルボーナス

優先チェックイン

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他のエアライン同様、航空券に関係なく、混んでいる空港でも待ち時間ほとんどなくチェックインしてもらえます。さらに、カタール航空では、パーソナライズされた手荷物ラベルを付けてもらえ「荷物がどこに行ったか分からない!?」ということを防げるようです。ただし、カタール航空のロストバゲージの確率は低いようです。

Q credit (クレジット)

プリビレッジクラブ の Gold と Platinum会員には、それぞれカタール航空搭乗時のアップグレードなどに使える Qクレジットをもらえます。

  • Gold:40 Qクレジット
  • Platinum:60 Qクレジット

アップグレードは、カタール航空のサイトから行います。以前は搭乗率10%以下のフライトでもぎりぎりまでアップグレードしてもらえなかったのですが、今は2カ月前から可能なようです。

本当は、アップグレードの座席があるかどうかを確認して航空券を買う方がいいようですが、そううまくいきませんものね。

point Qクレジットの有効期限は1年間です。空席がたくさんあっても、アップグレードに解放されている席が少なく、Platinum会員でも、なかなか取れませんでした。

100%のレベルボーナス

プリビレッジクラブではマイルをQマイルと言います。カタール航空便に搭乗すると、「100%のレベルボーナス」がつきます。

Burgandy】

エコノミークラスのチケットで比べてみました。プリビレッジクラブに入会したばかりのときは、ワインレッドの Burgandy (バーガンディー) というステイタスです(個人的にはこの色が一番好きです^^)。

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プロ-モーションの運賃だと、往復「4,118Qマイル」獲得できます。
【Gold】

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プロ-モーションの運賃だと、往復「16,470Qマイル」獲得と、4倍になりました。

【Platinum】

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プロ-モーションの運賃だと、往復「20,580Qマイル」獲得と、5倍になりました。

Qマイルは1月から6月までに獲得すると期限は、3年後の6月末となり、7月から12月までに獲得すると、期限は3年後の12月になります。 

Platinum (プラチナ) 会員

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プリビレッジクラブ の Gold やPlatinum会員になると、世界中のワンワールドのビジネス、もしくはファーストクラスのラウンジを使うことができます。ただし、DOH以外にある世界中の「カタール航空・プレミアムラウンジ」を利用できるのは、ビジネスクラス以上の搭乗のみです。

しかし、Platinum会員になると、DOHの「アル・サファ ファーストクラスラウンジ」を、利用できるようになりました。ただし、ビジネスクラス以上利用時のみですが・・・

カタール航空は2019年10月16日(水)、ドーハ・ハマド国際空港の「アル・サファ ファーストクラスラウンジ」を、マイレージプログラム「プリビレッジクラブ」のプラチナ会員に開放したと発表しました。 これまでプラチナ会員は、搭乗クラスによってアクセスできるラウンジのみ利用できましたが、今回のサービス向上により、プラチナ会員がカタール航空またはワンワールド加盟航空会社のビジネスクラスに搭乗する際も「アル・サファ」で、アラカルト式のダイニング、ビジネス設備、スパ(有料)など、5ツ星の体験を楽しむことができます。https://flyteam.jp/news/article/116545

座席の優遇 

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「前方セクション」に関しては、あくまで「前方セクション」が優遇されるだけで、最前方の足が伸ばせる座席の確約は限りません。最前方の座席は、Platinum会員でも、当日チェックインする際のリクエストになります。

プリビレッジクラブのデメリット

今回、2月の極寒のパリを選んだのは「こんな時期にパリに行く人はいないだろう」と思ったからでした。しかし、これも当てが外れました。

空席があっても、特典航空券用、もしくは、アップグレード用の座席がかなり少なく、なかなかアップグレードできませんでした。

繰り返しメールを送って、1か月ねばって、使用期限が切れるぎりぎりにやっとアップグレードされました。実際に搭乗してびっくり!機内はガラガラでした。

※2019年11月から、公式サイトから空席の有無を確認でき、空席がある場合は、簡単にアップグレードできるようになりました。

案内には「プラチナの乗客は優遇」とありますが、優遇されているかどうかは不明です。 

特典航空券は取りやすいか?

先に答えを言うと、No!です。

カタール航空では、3倍マイルなどのキャンペーンをよく行っていて、一見マイルが貯まりやすく見えるのですが、特典航空券に交換するときには、他のエアラインに比べて倍以上ものマイル数が必要なのです。

ただし、時々、マイル50%オフキャンペーンを実施していますので、そこを狙うのがおすすめです。しかし、設定は少なめです。

実際に、羽田 (HND) からパリ (CDG) の往復便に必要なマイル数をみてみます。

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カタール航空だとDOH経由になるので、2区間分のQマイルが必要となりカタール航空だとます。そのQマイル数は、なんと!145,000Qマイルも必要です。

ちなみに、HND⇔DOHのビジネスクラスは「174,000Qマイル」、エコノミークラスは「87,000Qマイル」必要でした(2020年4月現在) 

QRとJALの基本マイル比較

ヨーロッパの例で見てみました(2019年10月現在の必要マイルです)。

  JALの場合

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基本マイルで予約できる場合、ヨーロッパ便のビジネスクラスは、最低で110,000マイルです(ただし、JALは、空席によってマイル数が変動するシステムに変更されています)。

  QRの場合

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同じワンワールドのエアラインの特典航空券を発券する場合に必要なQマイル数です。距離制なので、8,000~12,000マイル(フランクフルトやヘルシンキなど)へのビジネスクラスは17万マイル、12,000マイル以上(パリやロンドンなど)へは、20万マイル必要でした。JALに比べると、ビックリするくらい多いマイル数です!

※JALも空席により必要マイル数が増えるシステムに変わりましたが、QRも同様に、さらに2倍になる日もあります。

実際に予約してみました

私は、2年間で20万Qマイル貯まりました。2019年の9月に、このQマイルを使ってヨーロッパに行こうと思いましたが、東京からだとDOHまでの片道(ビジネスクラス)にしかなりません。JALの特典航空券だと17万マイルで成田ーフランクフルトの往復(ビジネスクラス) が取れそうなので、オンラインで申し込んでみました。しかし「空席がない」との返事ばかりです。

point カタール航空のサイトだと、どの日に空席があるのか?調べることができません。そのため、BAの特典航空券のサイトで空席を確認して申し込みました。
そして、次が最近分かった一番のデメリットです。

有事に日本のコールセンターがつかえない

カタール航空は、羽田・成田空港のほかに、日本支社がありますが、有事には以下のようになります。

2020年4月8日より5月10日までの期間、コロナウイルス緊急事態宣言を受け、発券カウンターを一時休業させて頂きます。この期間は電話対応のみ承ります。 2020年5月11日以降は通常営業予定となります。

知り合いの方が、新型コロナウィルスの影響を受け、有償チケットのキャンセル処理をしようとカタール航空のコールセンターに電話したところ、全く通じなかったそうです。その場合は、メールでのやり取りになります。ただし、いちいち「Service Centers」を通してのやり取りになります。

「Service Centers」に連絡すると、以下のようなメールが届きます。

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いちいちプリビレッジクラブにログインして、「Service Centers」に届いているメッセージを見なければなりません。プリビレッジクラブのセキュリティは強め (安心は安心ですが) なので、使いづらいです。

ラウンジ利用の落とし穴(海外)

通常、ワンワールド(他社)のエメラルド会員だと、購入した航空券のクラスに関係なく、ファーストクラスのラウンジが使えます。しかし、前述したように、カタール航空のラウンジは、原則ビジネスクラス以上の搭乗時にしか使えません。

さらに、オリジナルのチケットに準ずるので、エコノミークラスからビジネスクラスへのアップグレード時にも使えません。残念運用です( ノД`)。

point オリジナルの航空券がエコノミークラスだと、例えPlatinum会員であっても、DOHの「アル・サファ ファーストクラスラウンジ」には入れません。

 まとめ

マイルを貯めても使いにくいため、プリビレッジクラブを選ぶ人は少ないようです。なので、マイルを貯めて特典航空券をゲットしたい!という方にはおすすめしません。

私は、カタール航空のプリビレッジクラブで2年間Qマイルを貯めたあと、マイルを使いやすいBAのエグゼクティブクラブに変えました。現在、エグゼクティブクラブのゴールド (ワンワールド・エメラルド) 会員です。

カタール航空とBAの両方経験してみて、それぞれ上級会員へのハードルは同じくらいだと感じました。とてもニッチですが、これからカタール航空で上級会員を目指される方の情報の一つになれば幸いです。

 

 最後までご覧いただきありがとうございます。

 

*1:他には、キャセイパシフィック航空も同様のサービスを提供しています。