1泊4日のバンコク(BKK)旅行で、初めてマレーシア航空(MH)A350-900に搭乗しました。2018年5月から就航された新型機材です。
今回は、A350-900の機内のようすや、おすすめの座席についてご紹介いたします。
※2018年の搭乗記に、新しい情報を加えました。
※この記事はプロモーションを含みます。
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チェックイン
マレーシア航空のチェックインカウンターは、成田空港第2ターミナル南側の「R」にありました。2018年に利用した時、自宅で印刷した搭乗券をチェックインカウンターで正規の搭乗券に変えてもらいました。
2023年現在、マレーシア航空のチェックインは、オンライン、モバイル、有人カウンター、セルフサービス・キオスクから選ぶことができます。その中で、便利なのが、ウェブ、もしくはモバイルチェックインです。
マレーシア航空は、搭乗の48時間前から90分前までウェブチェックイン(PC)やモバイルチェックイン(スマートフォン/アプリ)が可能です。
ウエブ
搭乗券は印刷するか、携帯電話に送ることもできます。
ポイント
マレーシア航空のアプリをインストールしておけば、ご出発48時間前からチェックインが可能です。
モバイル搭乗券
記事の便とは違うのですが、モバイルチェックインをすると、上の写真のようなモバイル搭乗券が発行され、このQRコードで搭乗できました(KULでの体験談)。
なお、2018年時点で、預け入れ荷物がない場合は、ウエブチェックイン後、ホームプリント搭乗券でそのまま出国することができるようになったそうです。ウエブチェックインして出発する人が多くなり、運用が変更されたそうです(2018年6月、チェックイン時にMH地上スタッフに確認済)。モバイル搭乗券に関しては、クアラルンプールでしか利用していませんので、成田空港のとして可否を書くのは控えさせていただきます。
チェックインカウンターへ立ち寄らずに出国した場合、出発ゲートのカウンターででパスポートチェックが必要です。
ウェブ・モバイルチェックインができない人
以下の場合は、空港カウンターにてチェックインする必要があります。
・同伴者のいない未成年者(12歳未満)が1人で旅行する場合
・特別な手伝いが必要な場合
・コードシェア便またはマレーシア航空が運航しない便を利用する場合
・グループチェックイン(9名以上の旅行者が一緒にチェックイン)
JALファーストクラス・ラウンジ
マレーシア航空の場合、ラウンジのクーポンは特にありませんでした(2018年当時)。
本館のJALラウンジか、サテライト側のカンタス航空のラウンジを案内されました。
JALファーストクラスラウンジのようすは、こちらでぞうぞ。
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【JAL】成田空港 ファーストクラスラウンジ体験記
新しくなった成田空港のJALファーストクラス・ラウンジに行ってきました。
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JAL's SALON ~成田国際空港の大人の隠れ家ラウンジ~
JAL's SALONは大人の隠れ家。
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A350:搭乗
ゲートは98番でした。
サテライトの一番端なのでターミナル本館のJALウンジから徒歩15分くらいかかります。ラウンジでゆっくりし過ぎて、ファイナルコールで駆け込むことになってしまいました(+_+)。
ビジネススィート
こちらは、ビジネスクラスの上級座席「ビジネススイート」。
ファーストクラスとして販売されていますが、マレーシア航空によると「さらなる上質なサービスを求める顧客向けへの新しいビジネスクラス」だそうです。でも、事実上のファーストクラスような造りですね。行きも帰りも乗客は0人で、食事サービス終了後は、客室乗務員の方が休んでいました。
ビジネスクラスの座席選び
ビジネスクラスは、1-2-1(もしくは2)の座席配列になっています。
SeatGuruでは、3A・6A・8Aの座席が快適となっていますが、ここは断然!機首にむかって右側「K」の、2K、5K、(9Kはお手洗いとギャレーの側なので却下)11Kの座席をおすすめします。
なぜなら・・・
通称・王様シート だからです。
静かに過ごせて、2席分のスペースがあります。スイスインターナショナル(スイス)の飛行機も、このような座席配列でしたが、スイスより新しくて快適でした。
ちなみに、2Kの前方はファーストクラスなので、こちらも静かに過ごせそうです。
収納スペース
収納スペースも十分あり、航行中に必要なものはそばに置けるので、快適に過ごすことができました。
しかし、マレーシア航空は、荷物の収納チェックがとても緩く(2018年当時)、着陸時に足元に大きな荷物を置いている人もいました。これはちょっと・・・。
テーブルのそばにも小さなコンパートメントがあります。これは嬉しい♡
座席まわり
飛行機内で充電できるのが当たり前の時代になりましたね。
充電のスピードも速かったです。ここまで、ストレスフリーの快適さ。
シートクッションは堅さを選ぶことができますが、あまり違いが分かりませんでした。マッサージ機能もついています。
座席はフルフラットになるので、とっても快適でした。
シートベルトはたすき掛けタイプです。
座席の上には、敷きパッド、掛け布団そして枕が用意されていました。自分でセットします。
カタール航空だと「わたくしが!」と客室乗務員の方が飛んできてやってくれるのですが、マレーシア航空では自分でやります。こういうの好きなので問題はありません。昼間の便、しかも7時間程度の中距離路線でありながら、寝具があるのは嬉しいですね。
ちょっと複雑でしたが、こんな感じで、肩の部分のシートベルトが出てきます。
テーブルはこんな感じで出てきます。
食事中はキチンと座り直さないと、テーブルがうまくセットできませんでした。
機内備品
ヘッドホンはノイズキャンセラー。
長時間付けていても、耳が痛くなりませんでした。スリッパはペラペラですが、あるだけでありがたいです。
アメニティ
2018年当時のアメニティは、AIGNER(アイグナー)でした。
歯ブラシや櫛、アイマスク、靴下も入っています。ハンガー付きなので旅先で使いやすく、今もケースだけ使っています。
※なお、アメニティは、現在変わっています。
ミストやリップクリームなど、機内であると嬉しいものが揃っていました。
現在は、ケースは、英国の「アスピナル オブ ロンドン」。そちらも、使用後はトラベルポーチとしても使えそうなしっかりしたものだそうです。
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機内食サービス
今どきなリカー・カートサービスが始まりました。
行きはメニューがありませんでした。帰りはあったので、搭載ミスかしら?
ラウンジで飲み過ぎていたので、最初の飲み物は、炭酸水をいただきました。
皆さんのブログを拝見して食べたかったサテー(ピンボケ・笑)。ミックスサテをいただきました。やっぱり美味しかったです。その後の前菜は、ダックかトマトスープのチョイスでしたので、スープをいただきました。
シェフ・オン・コール
マレーシア航空のビジネスクラスとファーストクラスでは、出発の30日前から24時間前までに機内食の予約ができる「シェフ・オン・コール」というシステムがあります。シンガポール航空のようですね。
- 詳細はこちら >>> シェフ・オン・コール
東京発のメニュー
こちらのメニューから、ビーフのバルサミコソースを選びました。
ポテトとソースがとても好みの味でしたが、ステーキは焼き過ぎで、残念でした。
でも、盛り付けがおしゃれでした。
成田発の便では、ハーゲンダッツのアイスクリームもありました。
KUL発のメニュー
クアラルンプール発は夜中ですが、チョイスは5種類あり、到着の2時間前にサービスが始まりました。
「もう少し遅くスタートしても」と旅客の立場になるとそう考えてしまいますが、成田到着前のお酒や免税品の処理や書類つくり、東南アジアから日本に近づくにつれて(毎回のように)予想される揺れ、を考慮すると、やっぱりこの時間になってしまうようです。
クアラルンプールから機内に搭載されていた朝食メニューとはちょっと違うようです。
まず、温かい飲物(コーヒーか紅茶)のサービスがあり、その後、フルーツと温かいパンがきました。
そしてメインのはずが、30分くらい、揺れのためのシートベルト着用サインが点灯してサービスが中断されてしまいました。
その後、時間との闘いの中に運ばれてきたメイン・・・
シェフ・オン・コールからお魚料理を選びました。
今回の盛り付けは仕方ないですね。
東南アジアからの朝着の便は揺れることが多く、いつも大変だったなぁ~と思い出しながら美味しくいただきました。
機内照明
A350の特徴の一つに、機内のLEDのライト(天井)があります。
長距離フライトで、時差調整ができるよう客室乗務員の方が工夫しながら点灯させているのですが、マレーシア航空では、まさかの蛍光灯?状態でした!まあ、時差はほとんどありませんのでいいのですがね。
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さいごに
格安キャンペーンで予約したマレーシア航空のクアラルンプール便。
旅行が始まるのを待っている途中で、A350-900という新しい機材に変わっていることに気づき、とっても楽しみにしていました。初めてのマレーシア航空、機材は最新でしたが、サービスは30年前を思い出すかのような(いい意味)古き良き時代のようでした。マレーシア航空というと遅延が想像されますが、今回は心配していた大幅遅延もなく、成田着はまさかの早着。楽しいフライトでした。
最後までご覧いただきありがとうございます。