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【JAL国際線】お寿司も!JAL Salon も!! ~新しい羽田空港 "First Class Lounge”~

2022-09-28

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2年半ぶりに、羽田空港のJAL国際線 "First Class Lounge (ファーストクラスラウンジ)” へ行ってきました。

成田空港と同じく、握りたてのお寿司が食べられるようになり、バーテンダーがサービスするJAL Salon も設けられました。

今回は、2022年3月29日にリニューアルされた、羽田空港のJAL国際線 "First Class Lounge" のようすをお届けいたします。

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First Class Lounge

羽田空港の国際線・First Class Lounge(ファーストクラスラウンジ)は、本館にあったサクララウンジを改修し、面積が約2.5倍になりました。以前は共用だった入り口も、ファーストクラスラウンジ専用になっており、入り口ではJALのスタッフが搭乗券を確認していました。

エントランスから見えるのは、大きな花飾り。空中に浮いています。

少し奥まったところにレセプションがあります。

レセプションエリアには、左官職人、挾土秀平(はさど しゅうへい)氏によるアート「雲上の夜明け」が飾られています。現在は、バインダーなどが取り外されています。

空・雲・太陽を表現した左官壁だそうです。

写真を撮りたいとお願いすると、お仕事中にも関わらず、スタッフの皆さんが移動してくれました。

ありがとうございます。

見取り図

羽田空港国際線のファーストクラスラウンジは、日本を代表するインテリアデザイナー・小坂竜氏による空間デザインです。”room to room” という考えに基づき、エリアごとに趣の異なるしつらえとなっています。座席は、これまでの213席から535席になりました

代表的なのは以下の4つのエリア。

  1. 鮨 鶴亭
  2. JAL’s Table
  3. Red Suite
  4. JAL's SALON(5階)

見取り図の「ラウンジ」と書かれている部分には、下の写真のようなソファーやコピー機が置かれていました。

ところで、改修まえの羽田空港のファーストクラスラウンジでは、シェフによる鉄板焼きが楽しめました。

一方、成田空港では、すし職人による握り寿司(鮨鶴亭)とバーテンダーによるお酒(JAL’s SALON)が楽しめました。

しかし、現在は、JAL’s Table というお食事処と、鮨 鶴亭、そしてJAL’s SALON に統一されました(内装は違いますが)。

閉鎖中

羽田空港の鮨 鶴亭は、一時閉鎖されています。

JOHN LOBBによるシューポリッシュサービスも、引き続き停止中です(2022年12月28日現在)。

提灯を思わせる照明が、白木調の床や机をやさしく照らす「鮨 鶴亭」

内部は、上品な白木の色合いで構成されています。象徴的な寿司カウンターを中心に、柔らかく仕切られた落ち着きある和の空間で、ゆったりと広がるエリアの壁面には、漆塗りの大胆なアートが飾られています。

窓や壁側のソファ席は、グループの方が過ごせるように、すだれを模した間仕切りを備えているそうです。

お寿司楽しんだ後は、締めのラーメン!

こちらは、本物のラーメン屋さんのようです。ラーメンどんぶりをイメージしたアートや、こだわりの一枚板のカウンターも見どころだそうです。

こちらでは、JAL’s Table と同じ月替わりのラーメンをいただけますが、現在は閉鎖中です。

JAL’s Table

アプローチの先には、JAL’s Tableを表現したガラスのアートウォールが遠くからでも見えました。

この空間に来たくてどれだけ待ったことか!

屏風を思わせる美しいJAL’s Tableのエントランス。

JAL’s Tableへ向かうアプローチには、屏風が飾られています。

レセプションから向かうときは、咲き誇る桜が楽しめます。

一方、ラウンジを発つ時には、「鶴が舞う」という仕掛けになっています。

通路もゆったりととられた開放的な、JAL’s Table。

大きな窓から飛行機を見ることができる、明るいダイニングエリアです。

成田空港同様に、カウンタースタイルメニューから、好きなお料理を選ぶことができます。

メニュー

・和御前(朝食)
・アメリカンモーニングプレート
・パスタプレート
・チョップドサラダ
・ベジタリアンサラダ
・ホタテとエビのソテーサフランライス添え
・萬福 中華そば
・バターロール・ごはん・味噌汁
・ハラル対応 ベジタブルペンネ
・ビーガン対応 ベジタブルペンネ
・さくらパンケーキ
・JAL特製オリジナルビーフカレー
・【鮨 鶴亭】週替わり3貫セット(個別もあり)
・【鮨 鶴亭】手巻き寿司

朝7時ごろ行ったので、朝食メニューがありましたが、午後からだと内容は少し変わります。

個人的には、スープストック東京の「オマールエビのビスク」がなくなったのが残念です。

注文の仕方

羽田空港国際線のファーストクラスラウンジでも、専用のアプリ ”JALラウンジ+”、もしくは "App Clip(iOS 14以降)" を使って注文するようになりました。

App Clip

App Clipとは、アプリをダウンロードしなくても、アプリの一部の機能が使えるiOSの機能です。
iOS 14以降で利用可能です。

なお、Android端末ではApp Clipは利用できませんが、ブラウザ版モバイルオーダーは引き続き利用可能です。

テーブル上に設置された2次元バーコードを自身のスマートフォンなどで読み取ると、App Clipが起動されるか、専用Webサイトにアクセスできます。

JALラウンジ+

最初の画面の「スタート」をタップして、搭乗券のバーコードを読み込ませます。

JALラウンジ+

上の写真のような画面が表示されたら、食事の注文やシャワーの予約が可能になります。

なお、テーブルには番号が付いているので、座席を移動する際には、ラウンジ内のスタッフに声をかけます。その際、前の座席で注文した履歴は一度削除して、新しい席番号のQRコードを読み込みし直さなくてはなりません。

JALラウンジ+

なお、利用するには、位置情報の取得を有効にしておく必要があります。

上記のような画面が表示されますので、「許可する」をタップしておけば大丈夫です。

JALラウンジ+

食事メニュー一覧から希望の品目と数量を選択して「注文確認する」をタップします。

お料理ができたら、座席までスタッフが運んでくれます。

目新しいところとしては、ビーフカレーの小があったことでしょうか。

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ラウンジの食事

ちょうど窓和側の席が空いたので、移動しました。

隣のRED SUITEには、1812年創の老舗メゾンのシャンパン、LAURENT PERRIER(ローラン・ペリエ)があります。

食事が運ばれてくる前にいただいてきました。

まずは、お寿司から。

鮨 鶴亭は閉鎖中でしたが、JAL’s Table で注文することができました。上の写真は「お寿司3種」ですが、個別に個数単位でも注文できるようになりました。また、手巻きずしもあります。

ただ、以前のように、ご飯少なめとかの注文はアプリではできないようでした(口頭で伝えれば大丈夫なのかしら?)。

ところで、注文する食事以外に、自由に取ることができる軽食も少しありました。

こちらのメニューは、変わっていきます。

その中のおすすめは、「おさかなの生ハム」

こちらは、新潟佐渡で獲れた天然の魚を、ミネラルと精製していない数種類の塩と香辛料だけでじっくり熟成、その後、低温でライトスモークしたものです。化学調味料、保存料、増量剤、発色剤、結着剤など余計なものを一切使用していないそうです。

食感は、文字通り「生ハム」で、お酒のおつまみにピッタリです。

塩加減がちょうど良い塩梅でした。

お魚の種類は「シイラ」と「ヒラメ」でしたが、個人的には「ヒラメ」の方が好みでした。なお、魚の生ハムは、成田空港のファーストクラスラウンジにもあるそうです(多分期間限定なのでしょうね)。

他の種類も食べてみたくなりました。

ちなみに、新潟県佐渡市のふるさと納税の返礼品にも、この「おさかなの生ハム」があるようです。

注文した、チョップドサラダと西野野菜スープ(ブロッコリースープ)がやってきました。

ちなみにドレッシングは、和風とグリーンゴッデスの2種類でした。

グリーンゴッデス

マヨネーズ、サワークリーム、チャービル、チャイブ、アンチョビ、タラゴン、レモン汁、コショウ等から作られたドレッシングです。

続いて、ホタテとエビのソテーサフランライス添え。

ご飯の量が少ないので、いろいろ楽しめます(^^)

JAL特製ビーフカレーは「小」と迷いましたが、普通のサイズにしてみました。

以前に比べて、ビーフが少なくなった気がします。

やっぱり、ご飯やルーの量は、自分で調整したいですね。

でも、2年半ぶりのJAL特製ビーフカレーは、やっぱり美味しかったです。

麺類

今回のリニューアルオープンに合わせ、麺類に「萬福」の中華そば(醤油味)が加わりました。

萬福 中華そば

大正時代から続く老舗「萬福」とのコラボレーションによる、秘伝のしょうゆダレをベースとしたあっさりとした醤油味に、色鮮やかなトッピングが特徴のラーメンです。

AFURI柚子塩らーめん

人気ラーメン店の「阿夫利(AFURI)」とのコラボレーションによる、柚子の香りとあっさりとした塩味の効いたスープが特徴のラーメンです。

JAL特製豚骨ラーメン

濃厚な豚骨スープに「特製辛味噌」と「辛子高菜」を加え、スパイシーな味わいが楽しめるJAL特製ラーメンです。

※「萬福 中華そば」と「AFURI(阿夫利)柚子塩らーめん」は月替わりで提供されるようです。

なお、萬福の中華そばは、お店の味がよく再現されていて、美味しかったそうです。

Red SUITE

大人の空間「RED Suite」は、ライブラリールーム、ギャラリールーム、プレイルーム、バールームの4つのゾーンから構成されています。

入り口にそばには、1950年代のパイロットバッグなどが展示されています。ここは、ちょっと他と違った、重厚で知的な雰囲気。

奥には「JOHN LOBB」のシューポリッシュサービスもあるのですが、現在は休業中です(2022年12月28日現在)。

バーでは、ローランペリエだけでなく、「はせがわ酒店」セレクトのこだわりの日本酒もありました。

こちらの部屋のグラスは、「リーデル」。

シャンパンと日本酒でリーデルのグラスが異なるのも、面白い趣向ですね。

もちろん、これらのお酒は、JAL’s Tableに持って行っても大丈夫です。

こちらは、旅好きな大人のプライベートルームをイメージした部屋です。

貴重なJALのアーカイブズをはじめ、空の旅を想起させるアイテムや写真に囲まれた空間なので、旅の始まりに立ち寄るのもいいかもしれません。

 シャワー室

JALラウンジ+

シャワー室もアプリで予約します。

バリアフリーの部屋もあるようです。準備ができたら通知が送られてきますが、最初、気づきませんでした。通知が来る前、しょっちゅう画面を見ていないといけないのが不便ですね(以前のようなブーと鳴る機械の方が便利かも)。

(なお、ラウンジの受付で、スタッフの方に直接申し込むこともできます。空いていれば、そのまま鍵を貰えます。)

通知が来たら、そのままシャワー室ではなく、レセプションに行って鍵をもらいました。通知の画面が消えてしまっても、スタッフの方に「シャワー室の通知がきた」と伝えれば、大丈夫です。このとき、シャワー室のカウンターにはスタッフがいませんでしたので、しばらくの間は、こういった運用なのでしょうね。

まるでホテルのシャワールームのようで、以前より広くなっている気がしました。

小さなリモアのスーツケースを広げても十分にスペースがありました。しかし、アメニティは最小限度の歯ブラシのみ。ANAラウンジのような化粧水はありませんでしたが、シャンプーなどは使い心地が良かったです。

一応、レインっぽいのもありました。

さっぱりしたら鍵を返して、お楽しみの場所へ。

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JAL’s SALON

1フロア上に位置している JAL's SALON。

エレベーターもあります。

今後どのように変わるか分かりませんが、この日は、11時から19時の間は閉鎖されていました。

エレベーターで上がって、階段を見てみました。

エントランス付近にはマッサージ機もありますが、このときは閉鎖中でした。

まだまだ本格的な運用ではないようです。

成田空港のJAL’s SALONとは、また異なった雰囲気の場所です。

JAL’s SALON のエントランスのそばにもロッカーもありますので、荷物を預けて身軽に動けます。

建物の屋根部分がせり出しているので、キャセイパシフィック航空のラウンジ(2022年9月時点・閉鎖中)のような景観ではありませんでした。

それでも、飛行機を見ながら寛げるのは、空港ラウンジならではですね。

早朝だったので、利用者は(私を含めて)4人。

広いので、けっこう贅沢に利用できました。

自分で好きなようにお酒を飲むことができますが、せっかくなので、バーテンダーさんにお願いしてみましょう。

OSMIC FIRST QUEEN トマトジュースと冷茶、そしてピーカンナッツのチョコレート(#W)をいただきました。

お茶は、温・冷の2種類があり。温かいお茶が紅焙じ茶、冷茶が水出し冷茶(バーテンダーがシェイクしたもの)が提供されます。

おかしな取り合わせですが、期間限定のものを中心にいただきました(^^)

OSMIC FIRST QUEEN

OSMIC FIRST QUEEN トマトジュースは、OSMICトマト(ミニトマト)だけを使い、砂糖・塩などは勿論、水一滴さえも加えずに作ったトマトジュースです。

一般的なミニトマトの糖度は6.5~8.0 ですが、それに対し、QUEENは糖度12。これは高級メロンにも匹敵する甘さです。しっかり時間をかけて煮詰めることで、糖度 15 度以上となるそうです。まるで、濃厚な冷製トマトスープのようでした。トマトだけで作られたとは思えないほどの味わい!

公式サイトによると、2022 年 7 月 1 日(金)から約 1 か月間の提供(予定数提供次第に終了)だったようですが、ラウンジの利用者が少ない今、9月でもいただくことができました。ラッキー!

YES. SHE KNOWS

JAL’s SALONでは、2022年8月9日より、「YES. SHE KNOWS」pairing(ペアリング)シリーズも期間限定で提供されています。

第1弾はペアリング6より「GECCA」と、ペカンナッツから「# W」。

GECCA

八重山諸島の新月の日に採取した海水で作られた結晶が大きく旨みが強い塩を、プラリネとフィアンティーヌで合わせています。

シャンパンや白ワイン、ウイスキーとのペアリングがおすすめだそうです。

※ プラリネ:砂糖を煮詰めてキャラメル状にしたもの

※ ファンティーヌ:クレープ生地をごく薄くのばして焼き、細かく砕いたもの

GECCAは、海を照らす月。広がる白いサンゴの砂浜。月夜の砂浜を散歩するイメージのチョコレートです。

#W

ペカン(ピーカン)ナッツを丁寧にローストし、キャラメリゼしたナッツにシナモンシュガーや塩をアクセントにしたカカオをコーティングしたナッツ。

#Wは、スコッチに合う大人のためのナッツだそうです。

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成田空港にて

#Wは、ウィスキーやブランデーに合わせるといいようですが、日本のクラフトジンの ROKU GIN とペアリングしてみました。

ROKU JINは、日本ならではの6種のボタニカルと、伝統的なジンの8種のボタニカルを使用しているそうです。

日本ならではの6種類のボタニカルとして、桜の花、桜の葉、煎茶、玉露、山椒、柚子を用いており、日本の四季を感じられます。

成田空港のJAL’s SALONではソーダ割でいただいたのですが、羽田空港では、オンザロックにしてみました。

爽やかな味わいの ROKU GIN と、大人の甘さの#W・・・ペカンナッツは何度もキャラメリゼされているので、一口ごとに味わいが変化します。最後に、少し残った ROKU JIN に冷茶を入れてみました。それぞれの風味が良い感じに交じり合って、(個人的に)かなりお気に入りの飲み物になりました。

成田空港のJAL’s SALONとは全く違う羽田空港のJAL’s SALON。この他、和菓子やクラフトビール、そしてクラフトウイスキーもあるようです。チョコレートは季節ごとにフレーバーが変わり、お茶やウィスキーも変わっていくとか。

行くたびに新しい楽しみが見つかり、その人ならではの時間が過ごせそうですね。

あまりにも快適だったので、乗り遅れないように要注意です(笑)。

成田空港のJAL’s SALONは、大人の隠れ家のような雰囲気でした。

こちらも合わせて、どうぞ。

JAL's SALON ~成田国際空港の大人の隠れ家ラウンジ~

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利用対象者

【公式】JAL

JALのファーストクラスラウンジは、ファーストクラス旅客のほか、JALのマイレージステータス「ダイヤモンド」保持者と同行者、「JGCプレミア」会員と同行者、さらにワンワールド「エメラルド」会員の方が利用できます。

なお、JALラウンジの運営時間は、JAL運航便のスケジュールに応じ不規則な運営となっていますので、公式サイトで確認ください。

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さいごに

2年半ぶりのJAL国際線のファーストクラスラウンジ!

修行を頑張って(といっても今回はボーナスキャンペーンのおかげですが)、JMBダイヤモンドのステイタスを取得していて本当によかったと思いました。まだ旅行者が多くないので、ラウンジ自体もかなり空いていました。

また、とても広いので、混んで来ても別の場所に移動すれば何とかなりそうです。

最後までご覧いただき、ありがとうございます。

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