今年最後の国際線は、JALビジネスクラス・特典航空券の旅です。1年ぶりのJAL長距離路線!楽しみにしていました。今回は、成田空港のラウンジとフランクフルトまでの空の旅をご紹介します。
ファーストクラスラウンジ
成田空港のファーストクラスラウンジは本館とサテライトの2カ所があります。
もう少し改善して欲しい点
- 本館:07:30~22:00
- サテライト:07:30~11:00/15:00~19:30
コロナ禍では変わっている場合があります。
まずは、本館4階にあるダイニングのJAL's Tableへ。
いつものように朝食を頂いて、シャワーでさっぱりして、ゲートへ向かいました。
そうそう、以前あったパソコンは、サクララウンジからも撤去されてしまいました。ビジネスセンターっぽい場所はありFAXなどはできるようですが、ちょっと不便になってしまいました。
設置パソコンは戻してほしいなぁ。
ゲート64番
今回は、ターミナル本館・ゲート64番からの出発でした。本館のラウンジからは徒歩5分くらいなので、搭乗開始ぎりぎりまでラウンジでゆっくりできます。
本館のゲートは1階降りることになります。64番側には階段しかなく、エレベーターは隣の63番ゲートと共有する形になっています。
荷物があるときは、63番ゲートの方から降りて、64番に進むと便利です。
快適な座席を探そう(B787-9)
座席は、JAL SKY SUITEです。ANAのドア付き個室「The room」に人が流れてしまったのでしょうか。行き帰り空席が目立ちました。
窓側だと個室感覚が高いJAL SKY SUITE。
しかし、予約が出発の2週間前だったので、あいにく窓側はふさがっていました。なので、行きは「2G」、帰りは「10D」にしました。
「2G」は、静かに過ごすことができました。しかし、「10D」は、エンジン音とアナウンスが煩い席でした。
JALの場合、ビジネスクラスとエコノミークラスそれぞれで食事サービス開始前のアナウンスがあります。
前方コンパートメント(座席番号4番まで)なら問題ないのですが、後方、とくに「10D」だと、ビジネスが終わった後にエコノミークラスのアナウンスも聞こえてくるので、ずーっとアナウンスを聞かなくてはならないのが苦痛でした。
ちなみに7番の「D・G・H・K」の座席です。
すぐ前に小さなギャレー(飛行機のキッチン) とお手洗いがありますが、そんなに気にならない感じでした。こっちのほうが良かったかしら?
居住性
今回は、行き帰りともに隣をラストプライオリティにしてもらえました。結果、空席となりラッキー(^^) しかし、ちょっと気になり乗務員の方に尋ねてみました。


ということで、B787機材の場合、深夜便でも機内は真っ暗になりませんので、寝顔をばっちり見られます(笑)。
座席まわり
ペットボトルのお水が座席にセットされていました。しかし、他社のような収納スペースが身の回りにありません。

エミレーツ航空

エアカナダ
上の写真のエミレーツ航空やエアカナダにあるような座席横の小物入れがあると、化粧ポーチや寛ぎグッズをそばに置けて楽なのですが・・・。
座席のリクライニングは手元で行えます。フットレストや背もたれ、それぞれ別に動かすことができるのが良かったです。
モニター画面を操作するコントローラーもすぐそばにあります。このコントローラーでは残りの飛行時間を確認できました。
ただ、エンターテイメント画面を選ぶのが、少し使いづらいタイプでした。
ちなみに、機内でモニターが故障して映画などが見られなくなったら、「国際線機内インターネットサービス無料クーポン」と、「JMBマイル」もしくは「JAL利用クーポン」をいただけます。
ビジネスクラスの場合、空席に移動して映画が見られたとしてもいただけます。方法は、「JMBマイル」*1か「JAL利用クーポン」のどちらかを選び、「客席設備の不具合申告書」を送るだけです。
ヘッドフォンは、ノイズキャンセリング。電源をONにして使います。
JALの場合、座席周辺に関する説明はありませんので、ONにせず使っている方がいらっしゃるかもしれません(←私の連れ・笑) 。
ちなみに、耳に当てた後「ON」にすると、その威力が分かります!
USBなど電源は前方にあります。
アメニティ
JAL407便(フランクフルト行き)では、「MAISON KITSUNÉ(メゾン キツネ)」アメニティでした。MAISON KITSUNÉオリジナルのリップクリームが入っています。
アイマスクも入っているのですが、JALのモノはきつめ(私の頭が大きい?)なので、柔らかなBAでもらった「The White Company」のモノを愛用しています。
https://press.jal.co.jp/ja/release/201908/005288.html
ちなみに、日本着便は「BEAMS(ビームス)」。こちらは好みが別れそうです。
中身だけ使って、私は機内に置いてきましたʅ(◞‿◟)ʃ
ウエルカムドリンク
シャンペンとオレンジジュースのチョイスです。どちらもプラスチックカップに注がれた貧弱なモノ。
なので、パスしました。飛行機に乗る前のジョージアの白ワインが私のウエルカムドリンクです。たっぷりいただいて来ました(^^)/
機内食
【和食】
【洋食】
日本発便では、有名シェフ監修の機内食競演でした。和食も洋食もどちらも美味しそうです。

- 和牛=平目、ハマグリ、ズワイガニ > チキンと鰤
「和牛」、もしくは「平目、ハマグリ、ズワイガニ」か? 悩んだ末の決め手は「カニ🦀」でした。ということで洋食のお魚料理に決定!
食前酒
まずは、シャンパーニュ・アヤラ - ブリュット マジュール N.V.
さらに詳しく
シャンパーニュ・アヤラ - ブリュット マジュール N.V. Champagne Ayala - Brut Majeur N.V. アヤラは、シャンパーニュ地方のアイ村に位置し、1860年に創設されました。英国王室とスペイン王室御用達の 歴史があり、2005年よりボランジェファミリーの一員になっています。フレッシュな柑橘類のニュアンスと イースティな複雑さ、きめ細かい泡による滑らかな口当たりと繊細さが特徴の辛口です。(ワインリストより)
他社では、空のグラスがまず置かれ、銘柄を確認したあとに注がれるのですが、JALの場合は既に注がれた状態で運ばれてきました。
今回は泡が見えたのでシャンペンだと判別できましたが、ワインや日本酒の場合はちょっとミステリードリンクになってしまいますね。
前からこんなサービス方法だったのかしら?
機内食
直ぐに「アミューズ・ブーシュ」がサービスされました。
ナッツなどを食べながら最初の飲み物を楽しむ🥂という優雅な時間はなく、どんどん食事サービスが進んでいきます。
メゾンカイザーのリンゴとさつまいものパンが美味しかったです!

気になっていたのは ステップ リースリング 2018(STEPP Riesling 2018 ) 。ドイツの中でも温暖なファルツ地方で作られた、辛口ドイツリースリング。芳醇なリンゴの香りが爽やかに広がる白ワインです。
こちらとメインをいただこうと思ったのですが・・・。
美味しかったのですが、期待したズワイガニは赤い点々のフレークのみ?期待していた🦀の味がしません(泣)。
しかも、ワインのサービスもなく( ゚Д゚)。
もちろん、頼めば持ってきてくれたのかもしれませんが・・・

友人(JGP)が少し前にJAL便でパリへ行き、「行きはワインを聞いてくれたけど、帰り便では聞いてくれなかったので呼び出しボタン押して頼んだわ!」と言っていたのを思い出しました。
便によってワインを聞いてくれたり、しなかったり、差があるようです。

でも、エコノミークラスでは、温かい食事の際にワインなどの飲み物を聞いてもらえるので、エコノミークラスの方が丁寧!?なんて考えながら食事を頂きました。
特典航空券で利用している身分なので大人しく、残っているシャンペンと一緒にもぐもぐ・・・。
デザートもパサパサで外れ(*´-`) コンビニのスイーツの方が何倍も美味しいかも⁈ な味でした。
バーカウンター
食後は、ギャレーの側にバーカウンターが設置されます。
脳が満足していないので、お腹すいた〜。さっそくお菓子をいただきました。
機内食のデザートよりこっちのほうが美味しかったです(^^)
ANYTIME YOU WISH
1回目の食事終了後、到着1時間30分前まで、好きな時に食事をいただけます。
周囲で頼まれる方もちらほら出てきた頃「フミコの和食(牛ほほ肉の和風赤ワイン煮)」を頼んでみました。牛ほほ肉は柔らかく煮込まれていて、俵ご飯がモチモチしてて美味しかったです。
最初に頼み損ねた(やっぱり飲みたかった)リースリングのワインを頂きました。牛ほほ肉が脂っこかったので、さっぱりした白ワインでも合った気がします。
お椀の出汁は美味しかったのですが、「ゆずそうめん」が2~3本しか入っていなかったのが残念な点でした。
写真には、意図せず一番美味しかったものにライトが当たってしまいました(笑)。
最後はハーゲンダッツ(抹茶)!安心の味♡でした。
2回目の食事は、脳も満足したので、その後あまりお腹も空きませんでした。
だた、もう一つ気になるメニューがあったので、到着前に頼んでみました。フランクフルト到着後はバスでの移動もありますし。
到着前の「三元豚のカツサンド」。アツアツで美味しかったです。頼んでよかった!
食べて映画見て・・・定刻にフランクフルトに到着しました。
バスサービス
到着前に「デュッセルドルフへの連絡バスサービス」に関するアナウンスがありました。
これなら、飛行機が遅れても乗り継ぎできないかも?!とならないので安心です。
飛行機を降りて連絡通路を歩いていると、JALの地上係員が「乗り継ぎ案内」のボードを持って立っていました。
そこで名前を申し出ると、チケットをもえらえます。
ターミナルの建物を出て、一番外側のレーンから連絡バスは出発するようです。
出発は、飛行機が到着して1時間後くらいに設定されているので、乗る前にお手洗いに行くこともできます。
JALが到着するのは、第2ターミナルですが、「HALL E」に近い一番端にトイレがありました。
出発予定時刻5分くらい前にバスはやってきました。先ほどチケットを配っていた親切な女性スタッフが来ていてくれるので安心しました。
この日の乗客は5人でしたが、大型のバスでした。
車内にはトイレもあり、Wifiも使えました。2時間半の予定でしたが、結構道が混んでいて、3時間半くらいかかってしまいました。
でも、ぐっすり休めたのであっという間に到着した感じです。
到着地デュッセルドルフの天気は晴。満月がきれいに見えていましたが、かなり寒かったです。でも、バスを降りればすぐにホテルに入れるので無問題!
さいごに
1年ぶりのJAL長距離路線。好みのワインが搭載されていて、1回目の食事のあと堪能できました。よかった( ^ω^ )
そして、1-2-1列の座席が増えている中、JALは2-2-2という旧式タイプ。でも、行き帰り隣が空席だったのでゆっくりできました。
最後まで超辛口コメントにお付き合いくださってきありがとうございます。
*1:2018年11月現在、7,500マイル。