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フランクフルト・アムマイン空港から市内へのアクセス、ターミナル1(ANA等が利用)からの帰国については詳しく書かれたサイトがあるのですが、フランクフルト中央駅から空港・ターミナル2へ向かう情報が少なかったので、忘却禄も兼ねて、空港までのアクセスや免税手続きについてまとめてみました。
※2019年の情報です。
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中央駅から空港まで
フランクフルトで利用できる鉄道会社は、ドイツ全土を網羅しているドイツ鉄道(DB:Deutschche Bahn:ドイチェ・バーン)と、ライン・マイン交通局(RMV:Rhein- Main-Vehrkehrsverbund)の2つがあります。

フランクフルト中央駅(Frankfurt (Main) Hauptbahnhof)から「フランクフルト空港」までお得に移動するには、RMVのSバーン(近郊列車)を利用します。
路線番号は「S8」と「S9」、空港駅「Flughafen Regionalbahnhof」で降ります。
中央駅から空港までは、ほんの3駅、所要時間は11~15分程です。5~26分間隔で24時間運行しており、運賃は片道4.95€(ユーロ) でした*1。

中央駅の案内や空港行きのSバーンの案内表示にも飛行機マークが付いていたので、分かりやすかったです。
ただし、市内から空港へ向かうときに利用した「Sバーン」は結構遅れたり、来ないときもあるそうです。なので、別の経路も調べてトラブル回避準備をしていた方がいいかもしれませんね。
1日乗車券

ちなみに、DBの券売機で同区間の乗車券を購入すると、15€近くになるそうです。私は、市内の公共交通機関が乗り放題になる1日乗車券を買いました。
支払い画面には、使用可能な紙幣やカードの種類が表示されます。お釣りがなかったりして高額紙幣が使えない場合は、赤いバツ印が付いています。クレジットカードは、VISAとMASTERが使えました。
ターミナル2
今回はJAL便利用なので、出発はターミナル2です。ターミナル2には、D・Eの2つのコンコースがありますが、JALはコンコースDを使用しています。
市内からターミナル2へ行く直通の列車がないので、ターミナル1からシャトルバス、もしくはSkyline(スカイライン) *2に乗って移動します。

案内に沿って歩くと、シャトルバス乗り場に出ました。
フランクフルト空港は市内から近いのですが、ターミナル2へ行くには、さらにバスなどで移動が必要なので、時間がかかります。
私の場合、15時前に中央駅に行ったのですが、なかなか列車が来ず、15時20分まで待ちました。かろうじて座れたのですが、クリスマスシーズンだったので、とても混んでいました。
シャトルバス乗り場が見つかるか不安だったのですが、ターミナル1に到着した後、表示に沿って進めば簡単に乗り場に到着できました。バスの乗車時間は4分、15時45分にチェックインカウンターに到着することができました。
出国

JAL408便(出発時刻19:40)のカウンターオープンは、16時からでした。この時間だと出国審査場は混んでいませんでした。
チェックインをすませ、2階に上がって、出国します。出国審査のブースは右側がEUパスポート保持者、左側がその他、全ての旅客用となります。
なお、2019年当時、保安検査場は、出発ゲートの前にあります、空港の制限エリアで飲み物を買って機内に持ち込むことはできませんでした。100ml以上の液体類は没収になってしまいます

とりあえず、左側へ。
出国審査場も空いていました。
TAX REFUND
今回は免税手続き企業は「Global Blue」。
は購入商品を機内持ち込みしたので、出国後に手続きを行いました。
デュッセルドルフのApple Storeでは、店員さんがパスポートを機械に読み込ませて情報を入力してくれました。自分で行ったのは、その機械に住所(英語)を入力しただけでした。
封筒はなく、免税手続きの書類とレシートだけもらいました。無くさないよう気を付けます。買ったのはi-phone11(64GB) 、本体の値段が799€ (税金が19%込)、そのうち11%が払い戻しされます。
私は円高のときに両替していたユーロで購入しましたので、結局、値段は日本で買うのと同じくらいでした。今は円安傾向なので、クレジットカードでの購入は日本の方が安いですね。
ただ、写真を撮る時のシャッター音が海外のスマートフォンだとしないので、今回どうしても欲しかったのです。
ちなみに、スーツケースに入れて預ける場合は、出国前、チェックインカウンター近くの「免税手続きカウンター」で行います。
税関と払い戻し

フランクフルト空港での手続きは、とても簡単です。まずは、品物と書類を持って、右側のカウンターへ行って「税関スタンプ」をもらいます。今回は、製造番号まで細かくチェックされました。
次に、左のカウンターへ行って書類を提出します。
『還付は現金にしますか?カードにしますか?』
と聞かれます。還付金の額が15€以下だとクレジットカードのみです。クレジットカードに還付する場合は手数料はかかりませんが、現金でもらうとなると、金額によって手数料がかかります。
50€以下は「3€」、50~100€だと「5€」・・・と、還付金額によって手数料は異なりました。
今回はケースも買って、還付金が93€と大きかったので、現金(€) で払い戻しを受けました。クレジットカードへの還付はレートが少し下がるし、また来るときに両替しないといけないですものね。どっちがお得かを測るのは難しいのですが・・・。
旅の費用
区間 | 予算 | 実費 |
航空機(NRT⇄FRA) | 35,410円 | 35,410円 |
FRA→デュッセルドルフ | 無料 | 無料 |
デュッセルドルフ →フランクフルト | €39.99 | 4,939円 |
観光(交通費/入場料/お土産) | €100 | €120(*1) |
ホテル代 | 34,400円 | 34,400円 |
食費 | €150 | €60.7(*1) |
合計 | 104,310円 | 96,072円 |
(*1):1€=118円で両替した現金利用
クリスマスマーケットで可愛いグッズが多くて、お土産をたくさん買ってしまいました。そのため、観光(特にお土産)が予算をオーバーしてしまいましたが、食事をほぼクリスマスマーケットで済ませたため、安く抑えることができました。
大満足の旅です(^^)
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さいごに
今回は市内から空港までのアクセスをご紹介しました。
一方、JALでフランクフルト空港に到着したら、まずターミナル1へ移動し、「Bahnhöhe ST (Train stations)」と書かれた方向へ進みます。空港には駅が2つあり、Sバーンが発着するのは「Flughafen Regionalbahnhof」という駅です。
もし、フランクフルト空港(ターミナル1)からケルンなど他の都市へ直接アクセスする場合は、ICE (新幹線のような列車) など長距離列車が発着する「Flughafen Fernbahnhof」という駅へ行き乗車します。
2019年の情報なので現在とは異なる点もあることをご了承ください。
最後までご覧いただきありがとうございます。