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無料アプリ「Seat Alerts」の使い方 ~事前に空席が分かれば希望の席も狙いやすい!?~

2021-03-28

※当サイトはアフィリエイト広告やPRを利用しています。

「旅とアロマ」にお越しくださりありがとうございます。

空席が分かるアプリ「Seat Alerts」。

空席を探すだけなら、無料のサービスでも十分です。

今回は、「Seat Alerts」の使い方と直近の体験(国際線)をご紹介いたします。

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Seat Alerts

「Seat Alerts」は、航空券を予約しなくても空席を探せる無料アプリです。

PCで見る場合は、 <PR> EXPERT FLYER というサイトを使えば、同様に空席状況を調べることができます。操作はは英語ですが、空港コードなど簡単な英語なので、操作はあまり難しくはないと思います。

なお、国際線の座席も検索できますが、航空会社(とくにLCC)や搭乗前日など、検索できない場合もあります。体験した範囲では、チャイナエアラインとANAで前日から見ることができませんでした。

登録

アプリをインストールし、最初に起動した際に、無料アカウント登録の画面が表示されます。

登録する内容は、以下の3つでした。

  1. メールアドレス
  2. パスワード
  3. 名前

入力したら「CREATE ACCOUNT」をタップします。

すると、登録したアドレスに確認メールが届きます。差出人は、The ExpertFlyer.com Team です。

届いたメール内にある「You must click here (個人のリンク先 ) to verify your account.」をクリックすれば、登録完了です。

使い方

step
1
Create Seat Alert

【公式】Seat Alertsアプリ

まずは、”Create Seat Alert" をタップします。

すると、空席を探したい便の情報を入れる画面に変わります。

step
2
情報を入力

次に、調べたい便の情報を入力して「Search」をタップします。

【公式】Seat Alertsアプリ

上の写真は、以下の便の空席を探す際の入力例です。

  • From:HND(羽田空港)
  • To:OKA(那覇空港)
  • Date:03/10/21(日付:2021年3月10日)
  • Airline:JL(航空会社の2レター)
  • Flight Number:919
  • Cabin:クラス

Date(日付)とCabin(クラス)は、プルダウン式で選べます。

ポイント

*空港名は3レターで候補を表示
*JALの国内線・クラス J はビジネスクラスで検索

航空会社を検索するとき、3レターだと、上のような候補がでますが、2レター (JL) だと、JALしか表示されません。

【公式】Seat Alertsアプリ

検索すると、上の写真のような座席表が出てきました。

青く塗りつぶされているのは「事前予約席」、白は「空席」です。

なお、無料で空席を確認できるのには回数制限(1日に7回くらい)がありますので、タイミングを計ってみるといいと思います。

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空席の見方

JALの公式サイトでは、以前、以下のように空席が表示されていました。

【公式】JAL

空席が16席以上ある場合は「空席あり」、残数が減るにつれ「残席6~15」、そして5席以下は数字がでます。

しかし、16席以上の「空席あり」だと、どれだけ空いているのか?よく分かりませんでした。

JAL 915 (公式サイト)

例えば、ある日の915便は「空席あり」と出ていました(以前、公式サイトでは、予約して初めてどのくらい空席があるか分かりました)。

実際に予約してみると、この日の915便はほぼ満席で、空いているのは真ん中の席だけだと判明しました。できることなら隣席が空いている席を予約したいものです。

そんな時に役立つのが、Seat Alerts だったのです。

Seat Alerts

先ほどと同じ便を、「Seat Alerts」アプリで見てみました。

【公式】Seat Alertsアプリ

左の番号は、座席番号です。

表示の詳細

  • 青:予約 (指定) 済
  • :空席
  • X:航空会社側の理由でブロックしている座席
  • L:お手洗い
  • 赤いライン:非常口座席

公式サイトの座席表とは異なり、座席番号57~61に「X」表示があります。

[X:ブロック] は、何らかの理由で販売されていない座席です。

その理由は、以下のようなケースが推測されます。

  1. 乗務員の移動用座席
  2. ダウングレードのために空けておく座席
  3. ストレッチャー (病人用) を設置するための座席
  4. 離陸時のバランス調整のための空席
  5. JMBダイヤモンド会員の隣席(空席が多い場合)
  6. ツアーのために抑えている座席
  7. ラストプライオリティ(最後に開放する座席)
  8. その他

JL915の場合、後方がブロックされているので、 [X] は、①乗務員の移動用座席、または⑥ツアー用と推測されます(100%ではありませんが)。

ただし、乗務員の移動用の場合、他の空席が多い便に振り替えて、お客様に開放する (=予約可能) 場合もあります。

また、一般的に便出発の24~48時間前には、ブロックされた席が(全てではありませんが)開放される場合もあります。

JL 917

次に、同じく「空席あり」と表示が出ていた別の便 (JL917) を見てみます。

かなり空席があります。

同じ沖縄・那覇へ行く便、しかも値段が一緒なら、こちらの便を予約したいですよね。

ただし、急に予約が増えたり、(空席が多いので)飛行機が小型化したり、もしくは欠航となる可能性もあります。

予約数が増えたり、小型化された場合は、諦めましょう・・・。

アプリは、Android、iPhone のどちらにも対応していますが、ダウンロードは、ご自身の責任の下でお願いいたします。

「キャンセル待ち」でもUG可能

上記では、空席の多い便を探すために利用しました。

その他、UG(アップグレード)の可否を探ることもできます。

【公式】JAL

前日の夜に見てみると、JALの公式サイトで「キャンセル待ち」と出ていました。

アップグレード (UG) の可能性があるのか?ないのか?

「Seat Alerts」を使って、当日の朝、空席状況を確認してみました。

当日朝5時ごろの空席
当日の朝5時ごろの空席状況

アイコンの見方

  • 青色の座席:事前指定済
  • 白色の座席:空席
  • 白抜き「X」の座席:航空会社によるブロック座席

公式サイト(予約)では、キャンセル待ちと表示されていたのですが、実際には空席(白い部分)があります。

また、2席ほどブロック(白抜きの X)されていました。

これなら、アップグレードできるかもしれない!

と、かなり早めに空港へ向かいました。

予約していたのはお昼過ぎの便ですが、空港に着いたのは6時前 (笑)

実際に空港へ行ってみると、簡単にアップグレードできました。

このときの空席状況も、「Seat Alerts」で表示されたものと似ていました。

チェックイン後

朝6時過ぎの空席状況

チェックインした後、もう一度「Seat Alerts」を見てみました。

ダイヤモンド会員の私の隣席はブロックがかかりました。

しかし、国際線機材のビジネスクラスの座席ですので、最後まで空席であるはずがありません。しかも、「Seat Alerts」では、チェックイン時の画面には表示されなかった空席 (6A) が表示されているではないですか!早速、チェックインカウンターへ行って、「窓側に空席はありませんか」と聞いてみました。

「1席窓側に空席がありますので、変更しますね」と、無事に窓側のソロシートを手に入れることができました。

「Seat Alerts」の情報は正しかったようです。

当日の朝6時半ごろ

【公式】JAL

6時30分頃、もう一度予約画面を見てみました。すると「残席4」

「Seat Alerts」で空席、そしてブロックだった座席が、全て開放されたようです。

1回しか検証していないので、毎回同じような状況だとは言えませんが、「キャンセル待ち」となっていても、空港に着いてすぐにアップグレードができないわけではないと分かりました。

なお、現在はJALの公式サイトで事前にアップグレードできるようになりましたので、上記に関しては情報の一つとしてお読みいただけますと幸いです。

満席でも可能性あり

【公式】Seat Alertsアプリ

ただし、Seat Alertsで満席(青)表示がとなっていても、UGの可能性が全くないわけではありません。

上の座席表は、A350・ファーストクラスのものです。

当日、空港にいらっしゃらなかったり、出発締め切りまでにセキュリティを通らなかった場合、予約はキャンセルとなります。ずーっと満席表示だったのですが、この日は、1席空いてUGすることができました。なので、Seat Alertsで満席表示でも、キャンセル待ちだけはしておくといいでしょうね。

国際線も可能

【公式】Seat Alerts

ところで、JALの場合、搭乗直前でも空席を確認することができました(2024年6月現在)。

今回はプレミアムエコノミー、ステイタスのあるJAL以外でチェックインしたため、座席の隣りはブロック席となりませんでした。そのため、誰かとなりにアサインされたら座席変更をお願いしようとチェックしていたのですが、幸い隣席は空席となりました。よかった。快適性が違いますものね。

なお、航空会社によっては、ステイタスによって事前座席予約できる座席の範囲が決まっています。

知り合い(SFCなどステイタスなし)がANAの国際線で事前座席予約しよとしたところ、ほぼ満席状態で選べる座席がほとんどありませんでした。しかし、Seat Alertsで見てみると空席がたくさんある便でした。ステイタス、さらには航空券の運賃によって違いがあるようです。

また、JALの場合も前方座席など、ステイタスがない方が事前座席予約できない(空席として表示されない)場合もあります。JALの場合、同行者がステイタスを持っている場合、電話でのお願いになりますが、最前方を(無料で)予約できました。

JALの体験はこちらをどうぞ。

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ステイタスを持っていると気づかなかったのですが、ステイタスがないとかなり事前座席予約できる範囲がかなり狭くなるようです(航空会社によって異なるかもしれませんが)。なので、Seat Alertsは、予約時に見られない空席を調べられるという利用方法もあるようです。

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さいごに

今回は「Seat Alerts」の使い方をご紹介しました。いかがでしたでしょうか。

「Seat Alerts」では、隣りが空席かどうかを調べたり、予約時の座席表に表示されない空席を調べることができます。

JALでは予約前に「座席表」が表示できるようになりましたので、チケットを購入する前に事前に空席を調べることができます。しかし、チェックインをしてしまった後は、座席表を見ることができません。そんなとき、「Seat Alerts」が役立ちました。早めにチェックインしても搭乗前(ギリギリはダメですが)空席が出れば座席を変えてもらうことができる場合もあります。

航空会社によっては、2日前位から確認できなくなったり、元々確認できないLCCがあったり、また(航空会社の公式アプリではありませんので)、航空会社の運用とは100%合致しない場合もあったりしますが、それでもとても便利なツールなので愛用しています。

最後までご覧いただき、ありがとうございます。

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