今回は、有名店ではなく、まだあまり開拓されていないお店のエッグタルトを食べ比べてみました。
エッグタルト
日本では「エッグタルト」、ポルトガルでは、パステル・デ・ナタ(Pastel de Nata)と呼ばれています。カスタードクリームが入ったパイ生地を高温のオーブンで焼き上げるため、パイ生地の外側はパリパリ・サクサク、そして中のクリームはとろりとしている小さなお菓子です。
リスボンのベレン地区にあるジェロニモス修道院で作られ始めたとも言われており、1837年、そばにある Casa Pastéis de Belém で、修道院以外で初めて売り出されたそうです。
PAUL @ Rua Augusta
リスボンの地下鉄 Baixa-Chiado (バイシャ-シアード駅) からアクセスできる PAUL - Rua Augusta。Augusta(アウグスタ)通りにあるパン屋さんですが、美味しいと聞いて行ってみました。
パリのPAULで焼き立てのクロワッサンを食べて以来、大ファンになったお店です。エッグタルトのパイ生地もサクサクしていて美味しかったです!
中のクリームも甘すぎず、でも味わい深くて美味しい!絶妙な食感の組み合わせでした。持ち帰りだと1個1ユーロ(約125円)。1個が大きめなので、満足感も十分でした。
ホテル・スター イン リスボン
お店ではないのですが、リスボン空港近くのエアポートホテルの朝食で食べたエッグタルトが美味しかったです。
朝食が始まったばかりの時間に行くと、焼き立てのエッグタルトが食べられます。少し小ぶりなので、つい食べ過ぎてしまいます。クリームの部分は少し固めですが、朝にピッタリの甘めのエッグタルトでした。3個完食♡
リスボン空港・ANAラウンジ
ANAラウンジ聞くと、日本の航空会社をイメージすると思いますが、関係ないようです。こちらのラウンジは、プライオリティパスでも利用できるようです。
ホテルで朝食をいただいていたので、軽くコーヒーを飲もうと入ったら、焼きててのエッグタルトを見つけてしまいました(^^)。これがなかなか美味しい!
小さめですが、パイ生地もサクサクで、クリームの柔らかさ加減が好みでした。ラウンジと言えども侮れません。ネスプレッソのコーヒーと一緒にいただきました。
- 毎日:午前5時~午後11時
- 休館日:12月24日・25日
マクドナルド@ポルト
ここからは、ポルトです。
次は、マクドナルドのエッグタルトです。
漁港や魚市場がある Matosinhos(マトジニョシュ) でランチしようと行ったら、Tripadvisor の情報が間違っていて、お店が開くまで町をブラブラしたときに見つけたマック。やっぱりありました、エッグタルト!保温器に入っていたので、ほんのりと温かったです。
焼きたてではありませんが、パイ生地はサクサクしていて、甘さも控えめで好みの味でした。少し小さめなので、食事前なので丁度よかったです。
Lidl
Lidlは、いつもバラマキのお土産でお世話になっているドイツの激安スーパーです。マクドナルドの隣にあったので、入ってみました。激安と言っても、結構しっかりとした品質の商品が揃っています。
ここはエッグタルトも激安の €0.35(約50円)でした。味は… 50円の味(どんな?笑)でした。ここでは新鮮なフルーツやバラマキのお土産を買った方がいいでしょう(^.^)
Confeitaria do Bolhão
朝6時から(日曜定休日)営業している、ポルトの老舗のパン屋さんです。朝7時ごろに行きましたが、地元の人でいっぱいでした。
少し小ぶりで、控えめな甘さ。今回食べた中で一番、甘さ控えめだったような気がします。クリームは少し固めですが、毎朝食べられる素朴な味でした。地元の人に交じって食べるのもいいかもしれません。
Google マップ
Goggle マップには「Bakery and Pastry Shop "Bolhão"」と表示されていて、写真も違いますが、R.Formosa(フォルモーザ通り) にあります。
おまけ(Majestic Cafe)
ポルトの老舗カフェです。今回時間がなく、行くことができませんでしたが、エッグタルトだけでなく、アフタヌーンティーも美味しいそうです。
機内持ち込み
クリームが入っているエッグタルト。クリームは液体類?機内には持ち込めるのか?検証してみました。結果は・・・
持ち込めます!
空港の到着階で見つけたエッグタルト。今回は4つお土産にしたのですが、リスボンとイギリスのヒースロー空港の両方ののセキュリティで、特にチェックされることなく無事通過できました。
エッグタルトの日持ちは1~2日程です。トースターで温めても美味しいのですが、そのままでも美味しかったです。
さいごに
次ポルトガルに行ったとき、もう一度食べたい味をあえて一つ選ぶとしたら、それはリスボンのPAULでした。生地がサクサク、中は程よい甘さのとろとろクリーム。大き目なのに €1なのも嬉しい。次点は、ポルトの老舗パン屋さん Confeitaria do Bolhão のエッグタルトです。こちらは、激ウマ!というのではありませんが、どこか懐かしい素朴でほっとする味でした。
空港でもポールを見つけした。しかし、その値段は市内に比べて2倍になっていました。
味覚は十人十色。ポルトガルに行かれたら、ぜひ食べ比べをしてお好みの味を探してみてください。あくまで個人の感想ですが、PAUL のエッグタルトはおすすめです(←しつこい・笑)。
最後までご覧いただきありがとうございます。