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Careem
Careem(カリーム)は、中東の Uber や Grab のような配車アプリで、ドバイだけなでく、エジプトやモロッコなど世界13ヵ国・100以上の都市で運用されています。
タクシーの配車サービスだけでなく、レストランや食料品店への注文やランドリーなど様々な使い方ができるようです。UberやGrab同様、普通車の他にバイクやスクーターの選択肢もあります。
ドバイでは「Uber」か「Creem」のどちらかになりますが、今回は「Careem」を選択しました。
理由は以下です。
- 「Careem」の方が少々割安
- RTA(ドバイの交通省)がドバイの配車サービスに指定
初めて登録・利用するときは、Dh15(600円)、もしくはDh30(約1,200円)のクーポンコードが発行さます。予約時に入力すると、差し引かれた金額が表示されました。
UberやGrabと同じく、クレジットカードやデビットカードの登録もできますので、キャッシュレスで乗車が可能です。チップはドライバーの評価をする画面で支払えます。ドバイでは、タクシー乗車時、特別な対応(荷物の出し入れの手伝いなど)をしてもらったとき以外チップは必要ありませんが、運転手さんが親切だったり、快適に移動できたりした時は支払うようにしています。
10種類
・アプリ言語 :英語・アラビア語(日本語対応なし)
・利用可能都市:ドバイ、モロッコ、エジプトなど世界13ヵ国・100以上の都市
登録
登録は日本でできました。
電話番号も日本のもので大丈夫でした。
あとは、送られてくる認証番号を入れて承認するだけです。
カードの紐づけ
careemでタクシーの配車依頼したとき、支払いは現金かクレジットカード(デビットカードもOK)となります。私は、Wiseのデビットカードを登録しておくことにしました。
カードの紐づけは、〔Profile〕→〔Cards and accounts〕から行えます。
カード番号を入れて〔Continue)をタップし、Wiseのアプリで承認を続けることにしました。
次の画面で〔Use the Wise App〕を選択すると、自動k的にWiseのアプリに飛びます。
あっという間にWiseのデビットカードが登録されました。
〔Top up wallet〕でカードの承認を済ませましょう。海外のインターネットで買い物するときのように、少額の決済が求められます。しかし、実際には(すぐに返金されるのか?)決済記録はありませんでしした。
ところで、日本で発行されたクレジットカードをCareemのアプリに紐づけしようとすると、最後の設定画面でうまくいかないことがあると聞いていたのですが、Wise(日本で発行)は大丈夫でした。なお、カードを紐づけしなくても、アプリの設定で「現金精算」を選び、降機時にクレジットカード等で支払えますので、問題はありません。
日本では登録はできますが、アプリの操作はできません。
利用方法
今回は、エティハド美術館からドバイフレームまで乗車しました。
この2つの観光地は近いのですが、バスやドバイメトロを利用すると乗り換えが面倒な位置関係です。なので、Careemでタクシーを呼ぶことにしました。
Careemで呼べるタクシーは2種類あります。
種類
・Hala Taxi:UAEのドバイのみで利用可能
・Rides(一般車):車を持つ一般の人が身分登録を行い依頼者を送迎。UAE(ドバイ以外も可)サウジアラビアなどで利用可能
今回は、Hara Taxiにしました。
まずは、乗車地を選択。
観光地なので画像付きで表示され、間違うことがありません。メインエントランスは建物を正面から見た右の方の車寄せでした。ちなみにホテルで検索しても、ホテルの写真が出ましたので、分かりやすかったです。
目的地も入れると、候補の車が表示されます。
車を選ぶと上の写真のような画面になりました。
HALA15(15ディルハム引き)のクーポンコードを入れると、カードの承認に関する注意事項がありました。
見てみると「100AED(ディルハム)を一時的に加算しますよ」というものでした。クレジットカードなら問題はないのですが、デビットカードの場合は残高に注意が必要です。
これでよければ、一番下にある緑の「YALLA(ヤッラー)」をタップして配車を依頼します。YALLAとは、アラビア語で「さあ行こう!」という意味だそうです。英語表示(Googleマップは日本語もあり)なのに、決定ボタンがアラビア語なのに笑ってしまいました。
Careemでは、ドライバーさんのことをCaptainと呼びます。
車がやってくる様子も乗車中のようすもアプリで見られるので安心です。
Wiseの画面には100AEDが「保留中」で表示されていましたが、クーポンも適応され、決済されたのは7AEDのみ(約280円)。現地のガイドさんがびっくりするほどお得に移動することができました。
降車
ドバイフレームでは、エントランスの近くで降ろしてくれました。
私が『初めてCareemを使うから不安だった』と言うと、Captainも『何人なのか分からなかったよ・笑』と言われました。顔写真を登録していなかったので名前だけではどこの国の人か分からなかったようです。最後は笑顔で『Thank you for your kindness. (親切にしてくれてありがとう)』と言って降りました。
安全運転で、終始声がけしてくれてとても親切なCaptainでした。
降車後のCareemのアプリでは金額の確認と★でランク付け、チップを払うことができます。5つ星をつけてチップを払おうとしたら(私の操作ミスで)その画面が消えてしまいました。その後、どうしても復活しません。出るのはクレームや忘れ物対応のみ。痛恨のミスでした。
ドバイの電話番号を無料で入手
ところで、今回はドバイでは利用できない日本の電話番号を設定したままだったのですが、タクシーの配車のみだと何の問題もありませんでした。もし不安な方は、ドバイの電話番号つきSIMをセットしておけばいいかもしれません。
対応できるのはSIMフリーのみです。
ドバイでは入国審査を通過時(パスポートを返してくれる時)24時間有効(1GB)の無料SIMをもらえました。そのSIMには電話番号も付いていますので、SIMフリーのスマートフォンをお持ちの方は、この電話番号で設定するのもいいかもしれませんね。
なお、ドバイに複数回入国する場合自動化ゲートの設定(パスポートの有効期限内利用可)できますが、このSIMが欲しいため、入国時はいつも有人カウンターを利用しています。昨年に続き2024年(今年)ももらえました。いつまで続くか分かりませんが、旅行者に親切なドバイなのです。
夜9時過ぎのドバイ国際空港の入国審査(有人)、少し時間がかかりますが、日本の同時間の外国人入国審査に比べれば全く問題ない程度の混み具合でした。
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さいごに
ドバイの配車アプリ Careem をご紹介いたしました。
ドバイの町中はタクシーがたくさん走っており、女性専用の(車両が)ピンク色のタクシーもあります。配車アプリで呼ぶより安い(クレジットカード・デビットカード利用可)のですが、タクシーは近い場所には行ってくれないことが多く、遠回りされた経験もあるので、今回は Careemを使うことにしました。
東南アジアではGrabを使っていますが、Grabより使い勝手が良かったと思います。なので、Careem初心者でも問題なく配車、決済することができました。デビットカードを登録、支払うときだけ注意点がありますが、知っていれば焦ることもありません(私は知らなくて焦りましたが・笑)。おすすめです。
今回利用したデビットカードはこちらです。
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