airline Finland

【JAL】フィンエアーとのコードシェアで気を付けること

2025-09-20

※当サイトはアフィリエイト広告やPRを利用しています。

「旅とアロマ」にお越しくださり、ありがとうございます。

フィンランド旅行計画の続きです。

フィンランドにオーロラを見に行こう! ~準備編①~

続きを見る

日本発便はフィンエアー(AY)とのコードシェア便なので、AYの機材、乗務員で運航されます。今回は、JAL発券だったので、座席指定はちょっと面倒でした。ただ、知っていれば次回からは困らないで済みそうです。今回は、そんな情報をまとめてみました。

JLとAYのコードシェア便

JALの公式サイトを通してヘルシンキまでの航空券を購入する際、JAL便とフィンエアー(AY)のコードシェア便の2種類があります。

コードシェア

コードシェアとは、2社以上の航空会社によって航空機を共同運航することで、一つの便に対して複数の航空会社の便名が付与されています。

他社運航のJALコードシェア便は、"JL"+数字4桁で表示されます。今回は、JL6801。

チェックイン時間やカウンター、ラウンジサービス、機内サービス、幼児・小児の運送条件、イレギュラー時の対応などは、フィンエアーの規定に基づきます。ただし、手荷物や貨物室への荷物の個数や重さは、JALの規定に準ずるそうです(予約センターで確認)。

ステイタス特典

JMB FLY ON ステイタス会員、JGC会員がoneworld各社が運航するコードシェア便へ搭乗する場合、特典は航空会社によって変わる場合があります。今回利用するフィンエアー(成田発)は、以下でした。

項目場所と利用可否
チェックイン成田国際空港
第二ターミナル
専用カウンター
手荷物優先
ラウンジフィンエアー提供の
ラウンジ
〔会員本人・同行者1名〕

出所:JAL | 会員ステイタス別コードシェア便サービス一覧

ここまでは、普通のJAL便搭乗時と変わりませんね。

しかし、JALの公式サイトで航空券を予約後に座席指定をしようとしたらできませんでした。ここが面倒な点です。

事前座席指定

【公式】JAL

事前座席指定とすると上のような画面が表示されました(購入後も同様)。

航空券を購入したのは出発の約3カ月前、そんなに早く席が埋まってしまうの?とちょっと焦りました。

そんなときの強い味方、無料空席検索サイトの Expert Flyer (Seat Alerts) 。JALの便名はJL6801 ですが、フィンエアーだとAY074 です。両方で検索してみました。

左がJAL便、右がフィンエアー便の状況です。

青い部分がすでに事前座席指定されている場所です。フィンエアーはビジネスクラスでもチケットによっては座席指定が有料なので、フィンエアー側 は " P " と表示されていますね。

一方、JAL側は(満席ではなく)座席指定が有料なので事前指定できない状態になっています。

あとで見つけたのですが、JALのサイトに、他社運航コードシェア便については、有料席の指定がJAL Webサイト(PC/モバイル)ではご利用いただけません。と書かれていました。

これを知らないと、せっかくビジネスクラスの航空券を購入しても、直前まで座席指定ができない状態です。なので、AYとのコードシェア便の場合は、AYのサイトを見ることを覚えておいてくださいね。

【公式】フィンエアー

大昔は、機種に向かって右半分がJALで販売、左半分が他社で販売となっていたのですが、今は違うようですね(販売数には制限があると思いますが)。フィンエアーの公式サイトの予約管理から、好きな席が事前座席指定できました。

JGC(JMBステイタスなし)でも、一部の座席は無料で指定できました。

フィンエアーのサイトで座席指定できた後は、JALのサイトでも確認できました。ただし、こちら側では座席変更できません。変更は、フィンエアーのサイトで行います。

乗り継ぎ

Seat Alerts

HEL(ヘルシンキ)から IVL(イバロ)への便は。エンブラエルという小型機でした。

こちらも通常座席指定は有料ですが、JGCでも無料で座席指定できました。3カ月前だと、席は選びたい放題!というか、座席指定が有料なので、航空券購入時にお金を支払ってまで選ばない人が多いのかもしれませんね。

座席指定に関しては無事クリアできましたが、乗り継ぎの荷物問題が残っています。フィンエアーは、ビジネスクラスでさえ、格安の航空券だと貨物室へ荷物を預けることができないのです。

JALの予約センターで尋ねたところ(コードシェア便なのに!コードシェアだから?)乗り継ぎ便に関しては分からないということで、『フィンエアーさんにお尋ねください』とやんわりと言われてしまいました。なので、自力で問題解決に挑みます。

スポンサーリンク


貨物室への預け入れ荷物

日本発の旅程

・NRT(成田)→ HEL(ヘルシンキ)→ IVL(イバロ)

NRTからHELまではフィンエアーの機材ですが、JALの便名が付いているコードシェア便なので、手荷物や貨物室へ預ける荷物の規定はJALに準じます。その先、HELからIVLはフィンエアーのエコノミークラスです。

この便へ荷物を引き継いでもらえるかが不明でした。繰り返しになりますが、フィンエアーは、運賃(予約クラス)によって荷物を預けることができないからです。

自由旅程(オープンジョー)で作成したとき、国内区間の航空券はスーパーライトやクラッシックといった運賃は表示されず、出発時刻しか選べませんでした。スーパーライトだと荷物を預けることはできません。

購入後の旅程表で見てみると、乗り継ぎ便の予約クラスは " Y " という融通がきく運賃でした。これは、エコノミーフレックスに匹敵するのか?

「エコノミーフレックス」に該当するような気がしますが、旅程表(ITINERARY)の荷物も 3PC と書かれているので、貨物室への荷物預け問題は大丈夫でしょう。

しかし、どこで荷物を引き取るかは分かりません。

成田からイバロまでthrough baggageできるのか?

乗り継ぎ時間は5時間あるので、HEL 止めでも一度荷物を引き取って預け入れすることはできるのですが、through baggage(スルーバゲージ)にしてもらえた方がヘルシンキで身軽に動けます。

同一予約番号なのでできると思うのですが・・・

ここは、フィンエアーのサイトにあるチャットで聞いてみましょう。日本語で入力できます。

チャット

最初に、名前と予約番号を入力して待ちます。ちなみに、JALとフィンエアーは同じ予約番号です。

平日の10時40分頃にアクセスしたのですが、30分ほどでオペレーターに繋がりました。

直接質問を日本語で入力できるので便利です。あとで分かったのですが、外国人スタッフが、わざわざ翻訳機を使って対応してくれているようでした。なので、返答には時間(2,3分)がかかる場合もあります。

成田でスルーチェックインができるか?荷物はどこで引き取るか?を尋ねてみました。私の文章がうまく翻訳できなかったようで、『英語でもいいか?』と聞かれ、一部英語での対応になりました。その際、必要だったのは、予約した際の電話番号でした(予約番号と日付は最初に入力済)。

荷物はヘルシンキで預け直ししなくていいようです。

成田でチェックインする際、最終目的地が IVL になっていることを確認します。

国際線から国内線に乗り継ぐのに、荷物の税関検査は不要なのかな。こちらは先人のブログで確認しましょう。でも、流れが分かったので安心しました。

機内食の事前予約

ところで、フィンランド航空のビジネスクラスでは機内食の事前予約(便出発の24時間前)ができます。しかしながら、JALとのコードシェア便ではできないようです。

JALのチャットで尋ねましたが、冷たくあしらわれました。

HEL→IVL の機内食は有料ですが、この路線はフィンランド航空の公式サイト(予約管理)から簡単にできます。しかし、NRT → HEL は表示がありませんでした。フィンランド航空のチャットで尋ねてみましたが、やはりコードシェア便なのでできないようです。

でも、冷たくあしらうのではなく、『一応やってみましょう』と試してくれた結果だったので、諦めもつきました。前方の座席なので、チョイスがなくならないことを祈りつつ…

まとめ

JALの公式サイトで航空券を購入しても、コードシェア便の場合は、提携先の航空会社のサイト(予約管理)で行います。帰便がJALだと、こちらはJALのサイトで行います。

座席指定

【AYの予約管理】

・成田(NRT)→ ヘルシンキ(HEL)→ イバロ(IVL)
・IVL → HEL

【JALの予約管理】

・HEL → 羽田(HND)

同一の予約番号なので、日本から貨物室へ預ける荷物も含めてスルーチェックインできます。

なお、特典航空券などで予約を取り、別切りで発券した場合、原則スルーチェックインできないのですが、カウンターのスタッフによってはできた方もいらっしゃるようです。こちらは同じワンワールドなので改善されたのか、スタッフのご厚意なのかは不明です。

いろいろ面倒でしたが、なんとか座席指定もでき、疑問もクリアになりました。

スポンサーリンク


さいごに

初めてのフィンエアーとのコードシェア便。

まだまだ知らないことはたくさんありました。多分そうだろうと思っても他社のことは分かりません。思い込みで当日あたふたするのは避けたいと思い、検索したり航空会社に問い合わせたりと時間はかかりましたが、疑問はクリアになりました。また知識が増えてよかったです^^

最後までご覧いただきありがとうございます。

スポンサーリンク

-airline, Finland
-,