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福島経由で、山形から青森の弘前をまわって来ました。目的は、弘前公園の紅葉まつり、夜間のライトアップを見ることです。
途中下車も楽しい(美味しい)秋旅!山形から弘前までの旅のようすをお届けいたします。
2020年の旅行記に今年の情報(リンク)を追記しました。
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山形で途中下車
山形までは、山形新幹線「とれいゆつばさ」でやって来ました。
新幹線内で足湯に浸かりながら景色を楽しめる面白い趣向の新幹線です。残念ながら、2022年3月で運行を終了してしまいます。復活して欲しいですね。
「とれいゆつばさ」の旅行記(現在は運行終了)は、こちらをどうぞ。
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2022年3月運行終了!のって楽しい【とれいゆつばさ】足湯が楽しめる新幹線!!
2022年3月に運行終了となる「とれいゆつばさ」で足湯を楽しんだようすをご紹介しています。
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JR山形駅「とれいゆつばさ」を降りて、次の列車の乗り継ぎの間(3時間)だけですが、美味しいものを食べに出かけました。
山形県では、最上川の豊富な水源や山々から湧き出る清流が、美味しいお蕎麦を育んでいるそうです。農作業の合間や寄りあいの席で分け合って食べる「振る舞いそば」という風習や、その土地独自の味の違から、県内には「そば街道」と名の付く地域があります。
そば処 庄司屋
JR山形駅から歩いて15分くらいの場所にある、江戸時代創業の「庄司屋」。
150年の歴史をもつ「庄司屋」は、山形でも最古のおそば屋さんだそうです。白壁に瓦屋根の和風のたたずまいの外観に期待が膨らみます。予約ができないのですが、ちょうどタイミングが良かったのか、5分待ったぐらいで入れました。
ふと後ろを振り返ると長蛇の列!タイミングが良かったです。
こちらで、山形名物の「板そば」をいただきました。
板そばの特徴は、2~3人分のお蕎麦が大きな木箱に入って出されることです。主に山形の内陸部で食べられているそうです。見た目のインパクトだけでなく、田舎そばの奥深い味わいが楽しめるのも魅力のひとつです。
お腹を空かせてやって来た甲斐がありました。
板そばは、太くて固めで歯ごたえがあります。お蕎麦の味と風味を楽しむために、つけ汁の味は、土佐鰹の本節、利尻昆布を使い、山形の清冽な蔵王水を素に147年間守り続ける伝統の味です。
庄司屋のそばはすべて山形産「でわかおり」を中心とした純国産そばを自家製粉(石臼挽き)で荒挽き粉にし、 そばの粒子を極力生かし、そば本来の味と香を出すように工夫いたしております。そば粉十割つなぎ一割りの庄司屋伝統の手打ち「といちそば」。噛むほどに味わい深い甘みが自慢です。
https://www.shojiya.jp/soba/
仙台で乗り継ぎ
「ずんだ」と「抹茶」のジェラート♡ 乗り継ぎの時間も無駄にしません (笑)
新幹線の中で地元名物のお弁当をいただきました。
新青森駅・通過
このリンゴジュースオンリーの自動販売機は、当時、東京駅と上野駅にも設置されていました。
今もあるのでしょうか?
弘前到着
経由に次ぐ経由で弘前に到着しました。ホテルに荷物を置いて、早速散策に出かけます。
弘前の観光案内所はJR弘前駅からバスターミナルの方向へ降りて行ったら、すぐの所にあります。弘前市内の観光スポットを紹介するパンフレットを入手しておくと便利です。パンフレットは蛇腹折りになっていて、開くと市内マップが掲載されています。
- 観光パンフレット >>> こちら
はじまりは「たか丸」くん
弘前市のマスコットキャラクター「たか丸くん」です。
弘前市立観光館の前にあります。すぐそばには「リンゴのポスト」もあります。
「たか丸くん」の後ろの階段を上がっていくと、追手門広場があり、明治から大正期に弘前市内に実存した建造物が、10分の1の模型で展示されています。
旧弘前市役所や弘前公会堂などの公共建造物や商家などのミニチュアがありました。以前に比べて、展示が少なくなっていましたが、雰囲気は十分に味わえます。
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弘前公園
弘前市に来たら絶対に訪れる「弘前公園」。何回来ても楽しいです。
ここは、津軽統一を果たした津軽家初代藩主 為信 (ためのぶ) が1603 (慶長8) 年に計画、2代 の信枚 (のぶひら) が1611 (慶長16) 年に完成させた津軽氏の居城です。広さ約49.2ha、東京ドーム10個分以上の敷地は、三重の濠と土塁に囲まれ、6つの郭で構成されています。
現在の天守は、1811 (文化8) 年に再建されたものです。
2020年、上のような案内がありました。
天守内もソーシャルディスタンスを確保しながら登れました。なお、天守は有料区間にあります。
光の桜紅葉
※ こちらは、2020年のようすです。
天守の辺りは有料なのですが、ちょうど光紅葉が開催されていて、夕方5時からは無料となっていました。
この時は、本丸と北の郭で「光の桜紅葉」と題したプロジェクションマッピングとライトアップを行うイベントが開催されていました。
2023年は、10月27日から11月5日まで、弘前公園内の弘前城植物園をメインに「弘前城菊と紅葉まつり」が行われました。
- 最新情報はこちらでお確かめください >>> 弘前公園公式サイト
下乗橋 (げじょうばし)
紅葉を楽しむために、「下乗橋」から入りました。不思議な秋祭りへの入り口です。
下乗橋は、内濠を隔て、本丸と二の丸に架かる橋です。藩政時代、二の丸側には下馬札が置かれ、藩士は馬から降りるよう定められていました。下乗橋の名は、そのことに由来するそうです。
木々に光を当てて、お堀の水に写る様子で桜をイメージしています。
2020年は、コロナの影響で、一番美しい桜の時期が閉園となってしまいました。なので、秋に紅葉を桜に見立てて、楽しむ工夫がなされたようです。
雨も上がって月が見えてきました。ライトアップされた桜の木や枝葉のあまりの美しさに暫し見とれていました。
弘前に来て知ったイベントなので、余計に感動しました。
錦秋 (きんしゅう) の宴
2020年は、お昼に見た弘前城天守に、プロジェクションマッピングが施されていました。
「秋満開」を、天守の建築美を活かした演出です。周辺の木々も共鳴するかのように光り輝いていました。
晩秋の巡り
秋から冬へ。鷹丘橋へのプロジェクションマッピングによって、ツガルニシキからほどけた色づいた葉が橋の奥へと流れ、季節の移り変わりを表現していました。
少し雨が降ってきましたが、その雨が美しい光の祭典に彩を添えていました。
出口に進んでいるときに見つけた景色です。風がない日だったので、水面に葉っぱが映り込んでいて、こちらも言葉にできない美しさでした。
昼間とはまた違った雰囲気の弘前公園を楽しめました。
津軽藩ねぷた村
観光の最後は「津軽藩ねぷた村」へ行きました。有料ですが、行った良かったです(^^)
貸し切りでねぷたのお話を伺い、館内に展示されているねぷたを見て回りました。広くない館内に、江戸初期からのねぷたが展示されていて、圧巻です。津軽三味線の演奏会もありました。
お土産として、アマビエねぷた土鈴も買いたかったのですが、予約販売ということでした。
館内では制作のようすを見ることができたので、それで満足です。
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さいごに
弘前には、お昼過ぎに着いて、半日の滞在でしたが、十分に楽しむことができました。
駆け足で回った山形から弘前への旅。そして、念願の弘前公園の紅葉。いい旅になりました。
弘前で泊まったホテルは「ドーミーイン弘前」です。
JR弘前駅からは離れていますが、弘前公園までは徒歩圏内にあり、夜のライトアップを観光するには便利な場所にありました。ホテルのようすも合わせて、どうぞ。
【青森】天然温泉 岩木桜の湯 ドーミーイン弘前 ~宿泊記~
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