青森

白い美術館 ~青森県立美術館~

2020-04-16

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「旅とアロマ」にお越しくださり、ありがとうございます。

青い空のもと雪景色に溶け込む白い美術館が見たくて、冬の白い美術館(青森県立美術館)へ行ってきました。

白い美術館へのアクセスと見どころなどについてご紹介いたします。

※展示品は2018年、2020年、2025年に行ったときの抜粋です。

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青森県立美術館

青森県立美術館は、2006年7月に青森市にある三内丸山遺跡の隣りに開館した美術館です。

奈良美智氏や棟方志功氏など地元の作家を中心とした国内の作品はもとより、世界的画家シャガールの作品を収蔵していることでも知られています。

1年中いつ行ってもいいのですが、雪景色の中の白い美術館の姿が見たくて、冬に行ってきました。真っ白の美術館の建物は、三内丸山縄文遺跡から着想を得て設計されたもので、他では見られないユニークな建築構成です。

アクセス

青森県立美術館へ公共交通機関で行く場合、JRの新青森駅と青森駅からバスでアクセスできます。一律料金のねぶたん号(300円)と路線バス(280円~)の2つの方法があり、新青森駅で乗った方が移動距離が短いです。

ねぶたん号

ねぶたん号のルート

ねぶたん号

・青森駅:西口から乗車
・新青森駅:6番バス停から乗車

ねぶたん号

新青森駅からは10分ほどですが、バスは車道を挟んで反対側に止まりますので、横断歩道を渡る必要があります。一方、青森駅からは30~40分かかりますが、美術館側にバスが止まりますので道を渡る必要はありません。

Suicaなどの交通系ICカードが利用可能です(2025年1月現在)。

新青森駅

初めて行ったとき、新青森駅からねぶたん号に乗りました。

本数が少ない(このときは1時間に1本ほど)ので、バスがない場合はタクシーになりますね。乗車時間は10分です。

青森駅

JR青森駅からもねぶたん号と路線バスの2つの方法があります。

Googleマップで検索すれば、最適なバスが表示されます。

路線バス乗り場までは雪道を歩かなくてはなりませんので、足元注意です。

路線バスも交通系ICカードが利用でき、乗るときと降りるときの2回リーダーにタッチしました。

青森駅方来た場合、こちらのバス停で降ります。

来るまでの道沿いにあったバス停は、ほとんど埋まってしまっていた(かろうじてバス停の名前が見える程度)のですが、こちらはしっかり除雪されていますね。

青森駅へ戻る場合は、道を渡ります。

少し離れたところに横断歩道がありました。

青森県立美術館

ちょうど大雪が降った次の日。

きれいに除雪されていますが、それでも柔らかな雪の上を歩くのは難しかったです。雪の壁の間をゆっくりゆっくり進みます。

こんな感じにね^^

ところで、青森県立美術館は、入場者数300万人を7年で達成した人気の美術館です。「青森県立美術館」と書かれた文字をはじめ、案内表示は 青森フォント でまとめられています。

館内も白で、不思議な空間が広がっていました。

展示品も素晴らしいのですが、この建物を見に来るだけでも価値があると思います。

シャガール

シャガールの『アレコ』 全4作品が展示されていました(2025年1月)。

1日に何回か、これらの作品に映像を投下して物語を表現しており、物語を目と耳でも楽しめる仕掛けになっています。

あおもり犬

郷土の作家、奈良美智氏によって建築された「あおもり犬」です。

常設展示室からつながる屋外トレンチに設けられた高さ8.5m、幅6.7m、奥行き9mの立体作品です。季節によって帽子をかぶっていたりするようです。

雪で埋まってしまっていますが、あおもり犬の前には餌用の入れ物があったと記憶しています。この日は雪が降ったり止んだりしていたのですが、あおもり犬の頭にも雪の帽子ができていました。

 棟方志功

美しいですね。

しばし、見とれてしまいました。

作品は季節ごとに変えるそうです。

棟方志功記念館が2024年3月31日で閉館したため、全作品・資料がこちらの青森県立美術館に移っており、かなり見ごたえがありました。

この作品群や資料を見られるだけでも、価値がある場所だと思います。

ゆっくり見ても1時間ほどなので、時間がなくても立ち寄りたい場所です。

カフェ「4匹の猫」

青森県立美術館には、軽食がいただけるカフェもあります。

この「cafe 4匹の猫」には、芸術家・山内文夫画伯が描かれた幻想的な絵本仕立てのメニューがあります。美術館でアートに触れた後、ゆっくり食事するのにいいですね。

青森の食材を使った料理も楽しめますが、他の方のブログでおすすめだったカレーにしてみました。

青森県産牛とたっぷりのタマネギと青森産りんごをソテーして、丁寧に煮込んだこだわりのカレーでした。

入場料 (常設展)と開館時間

区分個人団体 (20名以上)
一般700円560円
大学生400円320円
18歳未満
および
高校生
無料無料
2025年1月現在

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さいごに

青空と白い雪の中にポツンと建っている美術館、スタッフの方のユニフォームもとても可愛く、本当に素敵な場所でした。

最後までご覧いただき、ありがとうございます。

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