青い空のもと雪景色に溶け込む白い美術館が見たくて、冬の白い美術館(青森県立美術館)へ行ってきました。
白い美術館へのアクセスと「あおもり犬」などについてご紹介いたします。
2022年10月3日~11月22日の長期休館中です。

青森県立美術館

青森県立美術館は、2006年7月に青森市にある三内丸山遺跡の隣に開館した美術館です。
奈良美智や棟方志功など地元の作家を中心とした国内の作品はもとより、世界的画家シャガールの作品を収蔵していることでも知られています。
1年中いつ行ってもいいのですが、上の写真の景色が見たくて、冬に行ってきました。
真っ白の美術館の建物は、三内丸山縄文遺跡から着想を得て設計されたもので、他では見られないユニークな建築構成です。
アクセス

青森県立美術館へは、新幹線が通る新青森駅 (東口) から「ねぶたん号」というルートバスに乗り、「県立美術館前」で下車します。
また、青森駅からは、6番バス停から「三内丸山遺跡行き」のバスで約20分、「県立美術館前」で下車します。
車でのアクセスなら、「東北縦貫自動車道青森IC」から約5分、「青森自動車道青森中央IC」からは約10分です。
青森県立美術館には第2駐車場まであり、収容台数も多いうえに駐車料金は無料なので、車があればアクセスはとても便利です。
ねぶたん号

ただし、ねぶたん号は本数が少ない(このときは1時間に1本でした)ので、行きはタクシーに乗りました。乗車時間は10分です。
到着!

青森県立美術館は、入場者数300万人を7年で達成した人気の美術館です。
建物の入り口まで、サクサクの雪の上を歩いていきました。こういう雪なら嬉しいです。先客がいるようです(笑)。

「青森県立美術館」と書かれた文字をはじめ、案内表示は 青森フォント でまとめられています。

館内も白で、不思議な空間が広がっています。
シャガール
シャガールの アレコ 全4作品が展示されていました(2021年12月)。

これらの作品に映像を投下して、物語を表現しています。
あおもり犬

郷土の作家、奈良美智氏によって建築された あおもり犬 です。
常設展示室からつながる屋外トレンチに設けられた高さ8.5m、幅6.7m、奥行き9mの立体作品です。季節によって帽子をかぶっていたりするようです。
6月19日(金曜日)から屋外連絡通路を開通することとなり、あおもり犬 を外で直接見ることができるようになりました(ただし、触れることはできませんが)
※12月に行ったときは、再び、屋外連絡通路は閉鎖されていました。
休館中の4月13日に、 あおもり犬 の洗浄作業も行われたそうです。
「いつでもきれいな状態で見ていただけるように」と例年通り作業を行い、作業員6人で洗剤をつけたスポンジや高圧洗浄機で表面を磨いたそうです。
棟方志功

美しいですね。
しばし、見とれてしまいました。

この作品群を見られるだけでも、価値がある場所だと思います。
カフェ「4匹の猫」

通常の営業時間は、11:00から15:00まで(14:30ラストオーダー)です。
しかし、臨時休業が発表されていました。
青森県立美術館の全館休館に伴い、café4匹の猫も休業となります。
期間:2022年1月24日~4月10日(予定)
カフェ4匹の猫
以下は、前回に行ったときのようすです。
美術館にあるカフェやレストランが大好きなのでよく行くのですが、この「cafe 4匹の猫」には、芸術家・山内文夫画伯が描かれた幻想的な絵本仕立てのメニューがあります。
美術館でアートに触れた後、ゆっくり食事することにしました。

青森の食材を使った料理も楽しめますが、他の方のブログでおすすめだったカレーにしてみました。
青森県産牛とたっぷりのタマネギと青森産りんごをソテーして、丁寧に煮込んだこだわりのカレーです。
入場料 (常設展)と開館時間
区分 | 個人 | 団体 (20名以上) |
一般 | 510円 | 410円 |
大学生・高校生 | 300円 | 240円 |
中学生・小学生 | 100円 | 80円 |
※ 7月16日(土)から当面の間、青森県立美術館のコレクション展および企画展の当日券をお求めの場合は現金のみの取扱いとなります。
- 詳細はこちら >>>観覧料
- 最新のスケジュールはこちらでご確認ください ⇒ 青森県立美術館・スケジュール
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さいごに
青空と白い雪の中にポツンと建っている美術館、スタッフの方のユニフォームもとても可愛く、本当に素敵な場所でした。
再びオープンしたら、また行ってみたいと思います。
最後までご覧いただきありがとうございます。