旅とアロマ

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五感で楽しむ旅ブログ

キルギスで仕事してました! ~風習と食事・お土産~

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キルギスは中央アジアの内陸国です。キルギス人は、日本人と同じ蒙古斑 (最近の赤ちゃんにもあるのかしら?) を持つモンゴロイドで、お肉好きはキルギスに残り、お魚好きは日本に行ったと言われるほど顔が似ている人もいます。

2015年、そんなキルギスの郊外・カラコル (カザフスタンの近く) という町への赴任が決まりました。初めて事務所を訪れた時、キルギス語で挨拶したらいいのか?日本語?と迷ってしまうほどでした。今回は、こんなキルギスでの仕事や料理、お土産をご紹介します。

多くの民族

キルギスにはとても多くの民族が住んでいます。

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民族衣装も素敵です♡ 

緑の中の通勤

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キルギスの生活の中で一番楽しかったのは、通勤です。アパートから職場までは徒歩10分くらいの緑の回廊が一番のお気に入りでした。

月曜から土曜日まで、週休1日、毎朝8時ごろアパートを出ます。通勤途中の緑の回廊の付近には小学校もあり、時々子供たちが朝の草むしりをしていました。

4月の雪

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赴任してすぐ、名残り雪が降りました。といってもかなりの豪雪でした。ある日は、降り積もった雪を踏みしめての通勤となりました。

4月は杏の花盛り

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と思ったら、すぐに春の気配。桜の花に似ていますが、これは杏の花です。辺り一面に咲き乱れ、一番美しい季節を迎えます。ちょうど今頃です。

5月はリンゴの花盛り

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杏の花の次はリンゴの花。リンゴ畑が近くにあるので、この時も素敵な景色が広がりました。

この時期、標高1200mでキルギスマラソンも開催されます。テレビ番組の「ダーツの旅・世界一周」の最後にキルギスが紹介されていましたが、「ここ日本人いっぱいいますよ~」と、一人テレビを見ながらつっこんでいました (笑)。

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私がよく店番をしていた「一村一品ショップ」にもテレビのスタッフが立ち寄って「ここに日本人は来たことありますか?」と聞いていました。「え~そこ、日本人が作ったお店ですから」(笑)。今でも「キルギス?どこ?」と言われることが多いのですが、結構最近は日本人が多く訪れているようです。

キルギスでの仕事

大学院で研究をしていた私の任務は、地元の人々が作り出した製品を、継続的に売るために作られた会社での経営管理に携わることでした。開発途上国の支援では、モノ作りは得意でも売ることは苦手なことが多いのです。

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職場は、地元の大学の一部を借りた建物内にありました。キルギス人スタッフと、日本人プロジェクトスタッフと一緒に働きます。途上国での原則は「日が沈んだら移動しない」です。なので、日が沈む前に家に着くように帰ります。

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ただし、夏だと日が沈むのは夜の8時ごろになります。毎日、思うように進まない作業の連続でしたが、夕方に事務所の窓から見られるこの景色に癒されました。この景色が見られるようになったら帰ります。

帰宅路

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ある日、帰ろうと事務所を出ると、彼らがいました。ここは大学内の敷地なのですが、自由に人が出入りできるため、飼っている牛のエサやりのようです。私が写真を撮っていると「こっちにもいるよ~」とペーターが大人になったような飼い主が教えてくれました。

キルギスの料理

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キルギスには、遊牧民族が多く住んでいます。遊牧民族の国というと、羊料理が想像されますが、ここでは、牛も鶏も食べられました。

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人をもてなすことが大好きなキルギスでは、大皿の料理を皆でシェアして食べる機会が多くありました。

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主食にご飯も食べますが、パンの時も多かったです。でも小麦粉が悪いのか?あまりおいしくありませんでした。内陸国ですが、大きな湖があるので、そちらで捕れた魚を使った料理もありますが、地元の人はほとんど食べていませんでした。

ある日の夕食

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原則自炊ですが、疲れた時は帰り道にあるお店でテイクアウトします。大好きだったのは、「アシュランフー」という冷たい辛めのスープの中華めんです。上にかかっているのは、日本のトコロテンそのものでした。

カラコルのB級グルメです。これに、揚げたてのお芋の粉でできたナンのようなものを一緒に食べます。 帰り道にお店があるのでよく買って帰っていました。

キルギスのお酒事情

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キルギスはイスラム教徒が多い国です。でも町にはお酒も売っています。私が住んでいたカラコルにも、2015年にビールの量り売りのお店ができました。乾燥している土地なので、ビールが美味しかったです。

キルギスの風習

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ある日、事務所に行くと、一番の若手が頭に葉っぱを乗せていました。いじめ?かと思い聞いてみたら、頭痛がする時、このように頭に少し湿らせた葉っぱを乗せるそうです。自然のアイスノンのようですね。

ここから仕事のようすをご紹介します。

キルギスのフェルト製品

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キルギスには羊がたくさんいましたが、質の良い羊毛は生産されていませんでした。それを日本の技術協力で、使える羊毛に変えていきました。

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その羊毛に、キルギスに自生する植物を使って、草木染をしています。途上国の製品によくあるような「色落ち」がないように工夫され、最近では藍染めの知識も取り入れるようになったそうです。

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その羊毛を女性たちに配り、チクチク・・・フェルト人形を作り上げていきます。冬はマイナス何十度にもなるキルギスでの作業は、結構大変です。

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途上国のお土産レベルで終わらせたくない!とプロジェクト・リーダー率いるメンバーの頑張りで、キルギスのフェルト製品は、全世界の無印良品の店舗でも販売されるようになりました。

ただし、製品作りは簡単ではありません。生産者は、周囲700kmにもおよぶ湖の周りに点在しています。彼女らが、ミリ単位での要求に応じるのです。そのため、誰でもが簡単に同じ製品を作ることができるスケールが導入されました。

さらに、作業には針を使うので、その針が入っていることも避けなければなりません。検品のため(日本の支援を受け)金属探知機も導入されました。

よく、開発途上国の援助にモノづくりが注目されますが、実際、ここまでやらないと継続的な収益につながる活動にはならないのです!

無印良品さんでフェルト人形を見かけることがあったら、ぜひ手に取ってみてくださいね。

キルギスのハチミツ

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このピンクの花は、6月のほんの短い時期に咲く、エスパルセットというマメ科の花です。栄養価が高く、家畜の肥料として植えられているのですが、この花から採れるハチミツを結晶化させたホワイトハニーは、普通のハチミツよりもまろやかです。そのまま食べても美味しいのですが、お料理につかっても絶品です。

 

この商品開発のため、ある日、ハニーハンターのところに行きました。キルギスのハチミツは、お隣のカザフスタンで開催された食品コンテストで金賞を取るほど質の高いものです。おやつにいただいた、とれたてのハチミツの味は忘れられません。

アミガサダケ

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アミガサダケは、日本ではあまりメジャーではありませんが、とても香り豊かなキノコです。現地では、みじん切りにしてクリームソースと合わせて、パスタソースにしていました。

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センスのいい専門家 (当時は協力隊員) と、とてもスマートなキルギス人スタッフと協力して、レシピを作りました。

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レシピは商品に付けてお店に並べました。ドイツ人の方が多く買ってくれ、作ると必ず完売する商品でした。ちょうど、日本からのツアーの方もいらっしゃったので、おすすめしました。喜んでいただけたかしら?

さいごに

ちょうど、5年前の今、キルギスにいたなあ・・。と、、懐かしく思い出しながら記事を再投稿しました。あまり知られていない場所のようすを楽しんでいただけましたら幸いです。

 

最後までご覧いただきありがとうございます。