世界一周・特典航空券の最初の国はカナダ。
今回は、寄港地・トロントの春のようすをお届けします。
※2019年の旅行記です。
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ロイヤル・オンタリオ博物館
まずは、トロントの博物館へ。
博物館が大好きなので、海外では(時間があれば)必ず行きます。トロントでは、Royal Ontario Museum(通称ROM) に行ってきました。
場所は、地下鉄 Museum駅で降りるとすぐです。プラットフォームから気分が盛り上がります!
博物館の前にはスクールバスが並んでいました。館内は、子供たちでいっぱいです。
2019年当時の入場料は20CAD (約1,640円) 。ちょっと高いのですが、見ごたえは十分にありますので、博物館好きにはおすすめです。
エントランスの天井も素敵でした。
展示物
建物自体も素敵なのですが、最初に目に入ったのは恐竜。
そして・・・
何故ここに設置したのでしょうね・笑。恐竜(の骨)の声が聞こえてきそうでした。
館内にはさまざまな展示物が所狭しと並べられています。
コウモリがいる洞窟が再現されていて、中を通ることができます。
本物の洞窟には行けませんが、作り物なら楽しいしかけです。
大好きな鉱物のコーナー。
ミリオンダラー(カナダドルなので約9千万円?)の金貨も飾られていました。
ジュエリーには興味がないのですが、きれいな色の鉱物が大好きなので、しばらくここでボーっとしていました(^^)
トロント大学
博物館を堪能した後は、トロント大学 (Legislative Assembly of Ontario) のキャンパスへ行ってみました。
途中、きれいな花が満開で、シャーロットタウンでは楽しめなかった春を楽しむことができました。
とても広いキャンパスの中を散歩することもできます。
オンタリオ州議会議事堂
さらに歩いて、Legislative Assembly of Ontario(オンタリオ州議会議事堂)へ。
ちょうど無料ガイドツアーがあったので、参加してみました。
ガイドの女性がオンタリオ州のことや議会のことを細かく説明してくれました。
難しいことは覚えていません(笑)が、メイプルが描かれた天井や、議会場に刻まれた彫刻など、普段見られない場所を訪れることができて楽しかったです。なお、入り口のカウンターには、日本語のパンフレットもありました。
トロントは、ツアーより個人で旅行されている方も多かったです。州議事堂でも日本からいらしていたご夫婦にお会いし、少しお話しました。
シャーロットタウンでも周遊券を使って1ヵ月カナダを旅行される方にもお会いし「次はトロント」と仰っていたのでどこかで・・・と期待したのですが、偶然の再会は起こりませんでした。今回は、一人旅なのに、行く先々で出会いがあり、楽しいお話ができたのもいい思い出になりました。
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ランチ
前回、歩いているときに見つけられなかった「asianlegend」へ行ってみました。
空港へ向かう505番バスに乗っていて、偶然看板を見つました。この辺り何度も往復したのにな。上を見ればよかったみたいです。
お料理は、一つ一つがとても大きくて、どれも美味しかったです。
しかし、思い返してみると、トロントで食べたものは「ホテルの朝食」「サブウェイのサンドイッチ」そして「チャイニーズ」( ´艸`)
アランガーデン
最後は、泊まったホテルから歩いて行けるアランガーデンに行ってみました。この教会の裏手に広がっています。
名前は分からないのですが、きれいなピンクの花が満開でした。
そばには、温室もあります。中に入ってみると、甘いとてもいい香りがしました。
香りのもとは、たくさんのオリエンタルリリー(カノコユリ?)。満開でした。
普段は精油(エッセンシャルオイル)を使って香りを楽しんでいますが、自然の香りは、いっそう癒される気がします。
無料でいられる場所なので、ゆっくり見て回りました。
こういう場所が近所にあるだけで、生活が豊かになる気がします。
今回の世界一周旅行の最大の目的は、「プリンスエドワード島のリンゴの花の下で赤毛のアンになる!」でした。
しかし、シャーロットタウンの春が1カ月も遅れていたため、願いが叶いませんでした。乗り継ぎのために旅程に組み込んでいたトロントで、美しい花々を堪能できたのは、嬉しいサプライズでした。
旅行は想定外のことも楽しいですね。この庭園も近所にあってほしい場所でした。毎週通いたい!
トロントの公共交通機関(TTC)
ところで、トロントの町あるきには、TTCが運営するバスや地下鉄、路面電車が便利です。
※2019年の体験なので、現在は異なっている場合もあります。
前回の滞在中、地下鉄の改札にある窓口で、1日乗車券とトークン (1回乗車) を買っておきました。
空港までの移動にはトークンを使い、観光には1日乗車券を使いました。
トークンやパスは、地下鉄駅でしか買えないので、使用予定がある場合は、駅に寄ったときに買った方がいいです。バスと路面電車は支払いのみできます。
地下鉄
地下鉄は4線ありますが、市内観光でよく使うのは以下の2つでした。
1. イエローライン (Line 1:Yonge-University Line)
2. グリーンライン (Line 2:Bloor-Danforth Line)
コンパクトシティは動きやすいです。
運賃
一般 | 13-19歳・65歳以上 | |
シングル(現金) | 3.25 | 2.2 |
トークン | 9.30(最低3枚~) | 10.75(最低5枚~) |
PRESTO | 3.10 | 2.15 |
1日券(*1) | 13.0 | 13.0 |
(*1):購入日~翌朝05:30まで使用可能
(2019年6月現在)参照:http://www.ttc.ca/Subway/
PRESTOは必要?
PRESTOは、SUICAのようなチャージ式の交通カードです。
トロント市外は、TTC 以外の会社が電車とバスを運営しており、TTCと両方の会社で利用することができます。ただし、観光客は、(2019年6月現在ですが)PRESTOを利用する必要はないと感じました。また、長期滞在される方には、ウィークリーパスやマンスリーパスもあります。
トークンを使って地下鉄に乗るときは、改札の箱に入れるだけです。
地下鉄を降りて、バスや路面電車(ストリートカー) に乗り継ぐときは Transfers と書かれた赤い箱の真ん中のボタンを押して「Transfer(トランスファー)チケット」という乗り継ぎチケットを発行させます。
トランスファーチケットは、現金やトークンを支払って乗った証明となります。
バス
「トランスファーチケット」を見せると、バスや路面電車に乗り継げます。
バスの前方にあるポールの部分には自転車も載せることができるそうです。
バス停には市内の中心部をアップした路線図もありますので、町の全体像がイメージしやすかったです。
Trip Planner
Trip Plannerを使えば、事前にアクセス方法をチェックできます。
また、地下鉄工事で不通になる区間(バスの代替輸送に変更)があったり、終電の時刻が変わる場合など、TTC に関する情報は、 公式サイト で確認することができました。
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さいごに
トロント市内で泊まったのは古いホテルだったのですが、屋上にジャグジーがありました。なので、最後は、きれいな青空を見ながら、歩き回って疲れた足を癒すことができました。
温水は熱めですが、頬に当たる風は冷たいので気持ち良かったです。本当は夜景がおすすめのようですが、日中歩き過ぎてしまい、20時には眠くなり夜景を見られなかったのが残念でした。
次は、大西洋を横断して、ミラノへ向かいます。
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