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【搭乗記】ANA・バンクーバー便 ~快適な座席を探そう~

2019-03-05

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極寒のカナダへのツアーに参加しました。まずは、バンクーバーまで、ANAビジネスクラスで行きます。2019年のANAバンクーバー線搭乗記です。

出発とラウンジ

最近のツアーは、集合して皆一緒にチェックイン・出国という手順がなくなりました。私が利用している旅行会社のツアーでは、出発の1週間前にeチケットの番号を教えてくれるので、24時間前にwebチェックインができます。

 

プラチナメンバーなら

webチェックインの前にプラチナデスクに電話して、座席の変更をお願いすると同時にマイレージ番号を入れてもらいました。あとはeチケットの控えをもらうだけですので、希望すれば、ツアーデスクに立ち寄らずに先に出国することができました。

 

ラウンジの食事

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久しぶりの羽田空港・ANAラウンジです。機内食を楽しもうと、ラウンジでは軽めにいただきました。

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平日19時ごろのシャワールームは7人待ちでした。やっぱり早めに出国して正解です。ドライヤーがダイソンに、そしてアメニティーは雪肌精に変わっていました。シャワールームは、JALラウンジよりANAの方が好きです。

 

機内食

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ANAのウェルカムドリンクもプラスチック製のカップでした。なのでパスして、最初の飲み物を待ちました。

しかし、食前酒のシャンペンが飲めたのは離陸後1時間経ってから。さらに、おつまみがないので(お酒だけだと酔ってしまいそうで)、離陸前にもらっていたペットボトルのお水をチェイサーにワインを飲んでいました。

 

momoka
momoka
おつまみをもらいたかったのですが、なんか忙しそうです。

 

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やっときたアミューズ!これでお酒が楽しめます。

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その後の和食の前菜はキンキンに冷えていて(知覚過敏ではないのですが)、かむと歯が痛くなってしまいました。

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台の物で暖をとろう(笑)。

 

2月の台の物は、「みかんブリ」でした。餌にみかん等の皮を与えたみかん王国愛媛ならではの養殖魚です。柑橘類をジュースに加工する際に発生する搾りかすに含まれる成分(リモネン等)が養殖魚の血合いの色の変色防止や鮮度の維持に加え、ほのかな柑橘系の風味で魚臭さが低減されたそうです。https://www.env.go.jp/

 

リモネンとは、みかん等の柑橘系果物の皮に含まれる香りの成分です。抗菌作用、免疫力の強化、リラックス効果、快眠促進効果など多様な効果があるとされています。この精油成分が魚の脂身に浸透することで、効果を発揮するそうです。

みかんの香りがする?ようなしないような・・・豆乳ソースがかかっているのでハッキリとは感じませんでしたが、美味しかったです。歯も温まりました(笑)。

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デザートはメイプルシロップ味のマスカルポーネが入ったムースでした。

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大好きなテンプラニ-ニョの赤ワイン(帰り便の3月にはなくなっていて残念でした)と一緒に頂きました。それぞれは美味しかったのですが、2つはありませんでした。繰り返しになりますが、それぞれは美味しかったので、私の選択ミスです。

 

機内アロマ

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食後にいつものアロマをいただき寛ぎました。休むとき、枕元に置いておきました。

ANAのアロマについては、こちらをどうぞ。

 

到着前の食事

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到着2時間前に2度目のお食事サービスが始まりました。豚骨ラーメンにしました。しかし、オーダーしてから30分たってもラーメンが来ず・・・。客室乗務員の方は1人で15人の旅客を担当しているようで、本当に大変そうでした(私みたいにうるさい客もいるしね)。

 

快適な座席はどこ?

今回行き帰りに利用してみて「快適な席」を考えてみることにしました。

ANAのビジネスクラスにはドア付きのビジネスクラス・The Room が導入されていますが、バンクーバー線に導入されるのはまだまだ先のように思います。なので、旧タイプの座席・STAGGERED (スタッガード) で快適に過ごせる座席を探したいと思います。

今回、Seat Guru を使ってみました。使い方は簡単です。

 

便の情報を入力

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航空会社名や日付、便名を入れたら「Find」をクリックします。

座席表を表示させる

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一見変化がないようですが、画面を下にスクロールすると、上の写真の情報が出ています。「View map」をクリックすると、見たい便の座席表が表示されます。SeatGuruでは、航空会社のシートマップに座席の問題点を加えて紹介しています。

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さらに、Seat Guru に、今回利用した座席を加筆してみました。Seat Guruでは縦表示ですが、この記事では横にしています。

Seat Guru に黄色で示されていた座席の「1A」や「1H」は、「ギャレー (飛行機のキッチン) のそばで煩いかもしれません。そして、離着陸時は荷物を上の棚に収納しなくてはなりません」と書かれていました。赤で示された「5A」と「5H」は、真横に窓がない座席です。

 

momoka
momoka
おおむね賛成なので、これらの座席は選びませんでした。

 

加えて、上のオレンジの部分 (座席「9A」の隣) には、収納コンパートメントがありました。そこには、ペットボトルのお水とか、主ではないけど必要な備品が収納されていて、航行中に開け閉めされるので、気になる方は開閉音や作業の動作が気になるかもしれません。

 

実際はどうなのか?

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今回の座席は「9A」でした。SeatGuruでは、問題がない座席です。でも、実際はエンジン音が煩く感じました。

 

音の問題

快適でない理由としては、ギャレイでの作業音やエンジン音が挙げられます。特に、ビジネスクラス後方のギャレイ(ミッドギャレー)は、食事サービス中と準備中の音とともに振動も気になります。

一番音が発生するのが、食事カートを開け閉めしたり、ギャレイの中でカートを移動させる時です。しかし、今回の座席はギャレイとの間に仕切りとなる部分があったので、あまり気になりませんでした。

 

11A / 9A / 10C に座ってみて

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座席:11 A

「11A」にアサインされた時は、エンジンの真横でうるさくて眠れませんでした。耳栓にノイズキャンセラーのヘッドフォンをして過ごしていました。そして、すぐ後ろには、プレミアム・エコノミークラスの一番前にあたります。水色のマークが、バシネット(赤ちゃん用のゆりかご)です。

座席:9Aと10 C

この2つの席は、エンジンの真横ではありませんでしたが、やはりエンジン音はうるさく感じました。航行中にウロウロして Aコンパートメント(座席1~8)に行ってみましたが、やはりBコンパートメント(座席9~11)の方がエンジン音が響いている気がしました。

B787のエンジン

B787は、米ゼネラル・エレクトリック社 (GE) 製の「GEnx」か英ロールス・ロイス 社製の「Trent (トレント)1000」のどちらかを選ぶとこができますが、ANAのB787のエンジンはロースロイス社製です。JALはGEなのですが、それぞれ乗り比べてみると、ANAのエンジン音のほうがうるさく感じます(あくまでも個人の感想ですが)

 

サービスの順番

Seat Guru だけでは分からない点もあります。それはサービスの順番です。

中・長距離線では、フライト時間によって乗務員の編成人数が違います。今回乗ったバンクーバー線は、Bコンパートメントを1人の客室乗務員が担当していました。なので、Lサイド(座席 A / C / D の側)をサービスして、Rサイド(G / H / K の側)に行くため、「11H」 の座席だと、サービスがすごく遅くなるのです。

なので、早く食事して休みたい方は、Bコンパートの場合、Lサイドがいいと思いました。ただし、エコノミークラスが空いているときは、ヘルプの人が入るので、一概には言えませんが・・・。

 

まとめ

今回は、バンクーバー線のビジネスクラスの機内のサービスのご紹介と、(あくまで個人の感想で決めた)座席の感想をまとめてみました。

座席 座席番号
 快適だった席 3A・2K・4C
 次は避けたい席 9A ・10C・11A

バンクーバー線では、1人の客室乗務員の方が10人、もしくは15人の旅客を担当されるようで、行きも帰りも満席で、本当に大変そうでした。他の航空会社のように、ギャレーの横に飲み物やお菓子などを置いたカウンターがあれば、もっと自由に寛げるような気がするのですが・・・。

なんか辛口の締めになってしまいましたが、最後までご覧いただきありがとうございます。

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