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【2024年】クアラルンプール国際空港は自動化ゲートで楽々入国!

2023-10-14

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「旅とアロマ」にお越しくださり、ありがとうございます。

マレーシアのクアラルンプールに行ってきました。

空港は利用したことがあったのですが、入国はほぼ20年ぶり。久しぶりに入国してみると、いろいろ便利になっていました。今回は、クアラルンプール入国情報と市内までのアクセスについての体験談をお届けいたします。

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エアロトレインは修理中

クアラルンプール国際空港(KUL)には、ターミナル1と2の2つのターミナルがあります。日本からの直行便(JAL)が発着しているのは、ターミナル1です。

さらに、ターミナル1(KLIA)には、メインとサテライトの2つのターミナルがあり、日本からの直行便は、主にサテライトに到着します。

メインターミナルとサテライトはかなり離れており、その間はエアロトレインで結ばれていました。しかし、2023年3月1日に修復不可能な車両故障が発生して以来、運行を停止しています。代替輸送として、バス(24時間)が運行されています。そのため、飛行機を降りると、連絡バス乗り場(BUS LOUNGE)を目指すことになります。

飛行機を降りたら、まずは入国審査(immigaration) の方向へ。

そのうち、バスラウンジの案内が出てきますので、その案内に沿って歩きましょう。サテライトは円形になっているので、少し遠回りの動線を選んだとしても到着すると思います。ちなみに、上の写真は以前エアロトレインの乗り場だったところですね。

この日の到着ゲートは C22 、そこから C5 までかなり歩きました。

なお、バスによる代替輸送は、新車両が導入される2025年3月頃まで続く見込みだそうです。バスの収容人数は約110人で、便やクラスに関わらず乗車することになり、満員になると出発します。エアロトレインよりバスのほうが、移動時間は長くかかりました。

エアロトレイン運行休止に関しては、ANAの出入国情報に書かれていたので知ることができました。なお、今回利用したJALの出入国情報には書かれていませんでした(2023年10月5日閲覧)。やっぱり、複数以上のサイトでの事前確認は必要ですね。知らなければ、エアロトレインを探して歩き回るところでした。

入国:デジタル入国カード

マレーシアでは、2023年12月1日より、デジタル入国カードの登録が義務化されました。

このことにより、マレーシア入国する外国人は、入国3日前にマレーシアデジタル・アライバル・カード(MDAC)をオンラインで記入する必要があります。

以下、出所です。

All travellers are required to submit their Malaysia Digital Arrival Card (MDAC) before arriving in Malaysia, except :

  • Those transiting/transferring through Singapore without seeking immigration clearance; and
  • Malaysia Permanent Resident
  • Malaysia Automated Clearance System (MACS) Holder
Malaysia Digital Arrival Card

優待レーン(ビジネスレーン)

バスでメインターミナルに到着した後、ビルに入り、目の前にエスカレーターを上ります。上ると、すぐそこが入国審査場です。

ビジネスクラスを利用した場合、入国審査の優待レーン(ビジネスレーン)を利用できます。

JAL便に搭乗すると(上の写真のような)案内書が座席に置かれていました。

優待レーンは入国審査場の中央付近にあり、"BUSINESS"の表示があり空港スタッフも立っているので、すぐに見つけることができました。

入国:自動化ゲート

クアラルンプール国際空港(第1&第2ターミナル)では、入国審査緩和策として、日本国籍を含む10か国の方に自動ゲート(Auto Gate)の利用が可能になりました。

対象国は、以下です。

対象国

・日本
・オーストラリア
・韓国
・アメリカ
・ブルネイ
・ニュージーランド
・イギリス
・ドイツ
・サウジアラビア
・シンガポール

利用時間

15:00-23:00

同じパスポートで次回以降に入国する際にも自動化ゲートは使えますが、入国前3日以内の事前申告は、毎回必要です。

申告後、以下のような確認メールが送られてきました。

入国審査場のブースで、このメールの内容を提示します。

自動化ゲートに登録するには、上記の事前オンライン申告(到着3日以内)と、初回のみ、パスポート情報や指紋などの登録が必要です。しかし、ビジネスクラスの優待レーンでは、初回のパスポート情報等の登録ができませんでした。代わりに、44,45番(マレーシア人と書かれた入国ブース)へ行くように案内されました。

なお、メールの内容は、スクリーンショットでも大丈夫かもしれませんが、ターミナル内は無料Wifiも使えたので、メールの画面を提示しました。

無事通過

事前に調べたとき、「次回以降利用可」と書かれていました。私の前で入国審査を受けていた家族は、そのまま有人カウンターを通過したのですが、(私の場合)有人カウンターで登録後、すぐそばにある自動化ゲートを通るように案内されました。運用が変わったのでしょうか? 私があまりにも "Auto gate" を強調していたので「こいつは、自動化ゲートを通りたいのか!?」と思われたのでしょうか(笑)。理由は不明ですが、(登録後に)初回から自動化ゲートを通るように促されました。

なお、出国時も、問題なく、自動化ゲートを使うことができました。

その後、税関を通ります。

クアラルンプール国際空港の税関は、申告するものがない場合(>>> 免税範囲・持ち込み制限)、そのまま緑のブースを通関するだけです。書類や事前申告の必要もありません。こういう体験をしていると、日本の通関の煩わしさを感じます。

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空港から市内まで

さて、入国したら、市内へ向かいます。

交通手段比較

今回は、KLセントラル駅(日本でいうと東京駅?)の周辺に宿をとっていたので、まずは、KLセントラル駅に向かいます。

移動交通手段は、電車やバス、Grab、タクシーがあります。

以下、一人旅に便利な電車とバスで比較してみました。

KLIA
ekspress
KLIA
transit
バス
値段片道RM55
往復RM100
運賃表
(※1)
片道RM10
往復RM18
所要時間28分36分1時間~
事前購入
メリット早い乗り換え可安い
24時間運行
デメリット高い時間がかかる当日は現金のみ
時間がかかる
場合がある
2023年10月現在

(※1)KLセントラルまでの運賃が同じですが、途中下車する駅で値段は変わります。

KLIA ekspress

クアラルンプールの市内移動に慣れていない私は、早くて便利な、KL ekspress を利用しました。

KLIA Ekspress の乗り場は、入国後、案内板に沿って左方向へ進み、エレベーターで下がればすぐに見つかります。

こちらのエレベーターでで地下におります。

ところで、列車の表示が、KLIA express ではなく、KLIA ekspress になっているのにお気づきでしたでしょうか。

英語と違って、マレー語の発音はアルファベットをローマ字風に読めば大丈夫なようです。KLIA ekspress もKLIAエクスプレス。日本人にとって、マレー語は、とても読みやすいですね。

KLIA ekspress のチケットは、乗り場のすぐそばで買うことができます。

単位:RM (MYRマレーシアリンギット)

KLセントラル
– KLIA/KLIA2
大人子供
(6-15years)
片道RM55RM25
往復RM100RM45
2023年10月現在

クアラルンプール国際空港からKLセントラル(クアラルンプールセントラル)までの所要時間は約30分。ちなみに、私が旅行したとき、1マレーシアリンギットは約31.4円だったので、片道1,732円(往復3,140円)ほどになります。

マレーシアの物価を考えると、かなり割高の移動手段です。

今回は、事前にクーポンを使い、Klook で(往復2,340円)買うことができました。

Klook ではよく割引やクーポン発行などをしていますが、購入時の注意点もあります。Klool の説明ではオープンチケットとなっていますが、購入時に選んだ予約日以降(有効期限まで)にしか使えません。予約日=利用開始日となりますので、お気を付けください。

Klookでチケットを購入後、送られてきたバウチャー(QRコード)を表示させ、リーダーに当ててゲートを通ります。QRコードが読み込まれにくい時があるのですが、すぐそばにスタッフがおり手伝ってくれるので、問題なく通過できました。

KLセントラル駅に着いたら、ももう一度リーダーにQRコードをあてて、改札を通ります。

初めて、クアラルンプールに行かれる方におすすめです。

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画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: gifbanner

KLIA transit

旅慣れた方で、移動費用を抑えたい方におすすめなのは、KLIA transit+MRTプトラジャヤ線などの他の電車、で移動する方法。もあります。

プトラジャヤ線

MRTプトラジャヤ線は、クアラルンプール都心部の北部から東寄りの地区を走っている路線です。

出所:klia-transit

クアラルンプール市内を走る「MRT:プトラジャヤ線」が新規開業したため、KLIA transit に乗って途中下車してMRTの他の路線に乗り換えれば、とても安く移動できます。だだし、時間がとてもかかるので、今回は、利用を見送りました。

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さいごに

20年以上ぶりのクアラルンプール。

クアラルンプール国際空港の出入国には時間がかかると聞いていたので、ぜひ自動化ゲートを利用したいと思い準備しました。タイミングが良かったのか、5分ほどで登録でき自動化ゲートを通過できました。次回からもスムーズに入国できそうです。

こちらも合わせてどうぞ。

マレーシア航空A350搭乗記 (成田⇔クアラルンプール)

マレーシア航空A350(NRT-KUL-NRT)dでの旅の様子です。

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最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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