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【JAL国際線】フレックストラベラーに申し込んでみた!

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フレックストラベラー制度

フレックストラベラー制度とは、航空機の予約数が座席数を上回った(座席が不足)場合、予約済みの旅客の中から、自主的に便の変更などに協力する人を出発空港で募る航空会社の制度です。協力を申し出て、実際に予約した便に乗れなかった場合、協力金の支払いおよび代替交通手段の手配がなされます。

対象旅客

悪天候や自然災害を除き、当日座席が不足した場合に以下の条件を満たす旅客

  • 当該便を予約済で、航空券を購入済みであること
  • 各種締め切り時刻までに手続きの申告をしていること

協力金・協力マイル

国内線に関しては「代替便などの代わりとなる交通手段を提供したうえで、以下の協力金を支払う」旨が公式サイトに書かれています。JALマイレージバンク会員の方は「協力金」または「協力マイル」のどちらかを選ぶことができます。

同日

・協力金:10,000円 または 協力マイル:7,500マイル

翌日以降

・協力金:20,000円 または 協力マイル:15,000マイル
・上記に加えて規定範囲内での必要経費(宿泊費、宿泊施設と空港間の交通費など)

上記はJAL国内線に関するものです。

国際線に関しては詳細が書かれていません。

※今回の体験は韓国におけるものなので、他の国では異なるかもしれません。空港所長の采配によるのでしょうか。そこは不明です。

国際線の場合

ソウル・金浦国際空港では、以下のような説明が書かれた紙が、チェックインカウンターの上に置かれていました。

フレックストラベラー

・協力金:289,000㌆(約30,000円)
・同日次便(JL092便)のビジネスクラス確約 

この日はただ帰国するだけ、次便の出発は4時間後。興味の方が勝ち、申し込んでみることにしました。もし協力金がもらえれば、飛行機代が無料になるなという姑息なことも考えてしまいました・笑。

もともと予約していたJL090便の座席は、エコノミークラスに開放されたプレミアムエコノミーの座席(18D )。フレックストラベラーを申し込んだ時点で、この座席は他の方のものになります。

しかし、JL090便に予約した人が全員来ず(オーバーブッキングにならず)、もとの予約していた便に乗れる場合には、プレミアムエコノミーの最前方の通路側の座席がアサインされます。もともとプレミアムエコノミーの座席だったので、予約した便に乗れることになった場合、「18D」から「17D」に変更になるだけです。

当日の流れは、以下です。


  • 06:00

    チェックイン
    フレックストラベラーを申し込む


  • 07:05

    ゲートに行って確認する


  • ???

    どちらかの便に搭乗する


結果は、出発の45分前にチェックインカウンター、もしくはゲート(39番)で確認します。

既に(元の予約便の)搭乗券を発券してもらっていたので、そのまま出国してラウンジで待っていてもいいとのことでした。搭乗券さえあれば、出国できます。なので、ラウンジで待っていて、時間になったらゲートへ行く旨をJALのスタッフに伝えました。

出発ゲートはラウンジから遠く、もし次便になった場合はもう一度入らなければなりませんが、自分の興味本位で申し込んだものなので頑張って移動します。

しかし、空港のマネージャークラス(多分)のスタッフの方が、結果を知らせにラウンジに来て下さることになりました。JGPという上位のステータスがあったからでしょうか、申し訳ないと思ったのですが、せっかくなのでその申し出をありがたく受けることにしました。

KALラウンジ

朝ごはん代わりのラウンジでの食事。

プルコギ丼とキムチチゲ。

本当は辛ラーメンも食べたかったのですが、もし最初の便に乗ることになれば、すぐに機内食が出てきます。次便になったら辛ラーメンを食べましょう。

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フレックストラベラーの結果

【公式】Seat Alerts

予定の時間の少し前にSeat Alertsを見て、空席状況を確認してみました。

ビジネスクラスともども満席です。

次の便かな?ラウンジでゆっくりしていようと思っていたら、(先ほど親切にしてくださった)男性スタッフの方に声を掛けられました。手には、ビジネスクラスの搭乗券が・・・

しかし、次便ではなく、もともと予約していたJL090便に乗れることになりました。『ご迷惑をおかけしたのでアップグレードしました』と、ビジネスクラスの搭乗券をいただきました。

ご迷惑なんて全然・・・

JAL090

機材はB787-9、ビジネスクラスの座席は SKY SUITE Ⅲ です。

帰りは1時間30分という短いフライトですが、足を伸ばせるのはいいですね。

ちなみに、次便のビジネスクラスは2席並びの古いタイプJAL SHELL FLAT NEOでした。関西のあのキャラクターの塗装機なのですが、中にはいません。普通の内装だそうです。なので、ソロシートがついているこちらに乗れてよかったです。

機内食

機内食は温かいお料理でした。

前菜の野菜が美味しかったです。

ちなみに、エコノミークラスの機内食は、以前のサンドイッチの簡単な機内食の評判がすこぶる悪かったようで、ボックスミールに変わっていました。大韓航空の機内食は温かいものなので、まだまだ残念ではありますが。

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さいごに

国内線ではときどき見かけていたフレックストラベラー。

国際線では初めて見かけました。協力を申し出た旅客が不利にならないよう配慮されているのが、印象的でした。金浦空港のカウンタースタッフの方も親切なので不安は全くありません。ちなみに、この便ではインボランタリーアップグレード(航空会社の都合でのアップグレード)が何席か発生していたようで、私もそのうちの一人だったようです。

興味深い体験でした。

最後までご覧いただき、ありがとうございます。

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