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香港経由のバンコク。
2025年4月、乗り継ぎ時間をたっぷりとって、香港に立ち寄ることにしました。もちろん、目的は香港ディズニーランド!ただし、今回は、乗り継ぎ時間を利用した弾丸訪問です。
今回は、香港までの旅と乗り継ぎ時間でも楽しめる香港ディズニーランドのようすをお届けいたします。
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オンラインチェックイン
便出発の48時間前に、キャセイパシフィック航空からオンラインチェックインの連絡がきました。オンラインチェックインでも羽田(HND)→ 香港(HKG)→ バンコク(BKK)の2区間のチェックインが可能です。
ただし、オンラインチェックインしたあとは、空席状況は確認できなくなってしましました(座席変更はオンラインチェックイン時のみ可能)。
Seat Alerts

空席を確認できるアプリ "Seat Alerts" では確認できました。
幸い隣席は(この時点では)ブロック "X” されています。ただし、今後開放される可能性やアップグレード、航空関係者の私用搭乗座席(SUBLO:サブロー)で満席になってしまうこともあります。
モバイル搭乗券
オンラインチェックイン後、搭乗券は登録してあるメールアドレスにも送られてきますが、iPhone だとApple Walletにも保存することができます。このモバイル搭乗券を使って東京国際空港(羽田)空港を出国することができます。
なお、貨物室へ荷物を預ける場合は、チェックインカウンターで紙の搭乗券も発券してもらえ、どちらも使えます。キャセイパシフィック航空のチェックインカウンターは第3ターミナルにあり、カウンターオープンは便出発の3時間前でした(2025年4月現在)。

東京国際空港(羽田)の第3ターミナルの出国審査場は2カ所あるのですが、キャセイパシフィック航空のチェックインカウンターのそばにある方(7時オープン)の方が空いている気がします。なので、今回もこちらから出国しました。
このあと、搭乗開始までラウンジで過ごします。
なお、キャセイパシフィック航空のラウンジオープンは7時半からです。
こちらもあわせてどうぞ。
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【キャセイパシフィック航空】羽田空港ラウンジ ~食事はホテルオークラ監修~
続きを見る
羽田から香港へ

午前発便は、残念過ぎる旧型シート。


フルフラットにもならないし、狭いし・・・
JALのプレミアエコノミーを少し広くした感じです。本来ならアリアスイート(ドア付きビジネスクラス)に改修されていたはずの機材でしょうか。重ね重ね残念です。
モバイルバッテリー

ところで、外資系の航空会社では、モバイルバッテリーの取り扱いが厳しくなっています。貨物室へ預ける荷物へ入れてはいけない(禁止)なのは変わらずですが、機内へ持ち込んだ後にも注意事項があります。

キャセイパシフィック航空では、モバイルバッテリーは、シートポケットや前の座席の下など、旅客の目に届く範囲で収納しなくてはなりません。ジップロックに入れるなどの制限はありませんでしたが、私は小さなバッグに入れて、シートポケットに入れておくことにしました。
取り忘れ注意です。
なお、ANAでは、2024年4月から「Fire Resistant Bag」を搭載しているようですね。「Fire Resistant Bag」は、異常発熱した電子機器を一時的に安全に退避させ、発火や破裂などのリスクから旅客や乗務員、航空機を守ることができる耐火袋で、菊地シート工業株式会社・TOPPAN株式会社とともに開発したそうです。

機内でモバイルバッテリーの使用はできません。その旨の機内アナウンスもありました。旧型の座席でしたが、USBはあったのでスマートフォンの充電はできました。
ちなみに、キャセイパシフィック航空のビジネスクラス以上では、機内で無料Wifiが使えますが、(この時だけか?)ほとんど繋がりませんでした・笑。
機内食
香港に着いたらすぐに香港ディズニーランドへ移動するので、機内ではしっかり食べておこうと思います。


久しぶりのキャセイパシフィック航空の機内食。
やっぱり美味しかったです。

メインはステーキ。
いつも熱々なのがいいですね。

メインまでは手配りでしたが、デザートはワゴンサービス。
見て選べるので、アイスとフルーツの両方をもらいました。

最後まで美味しい。
座席は残念でしたが、サービスは丁寧で、20分ほど早く香港に到着しました。
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香港入境
飛行機を降りたら、「抵港(Arrival)」の案内に従って入境審査場へ向かいます。途中、サーモグラフィを用いた検疫が行われていますが、係員に声がけされたら熱を測ればいいので(アトランダム検査)立ち止まる必要はありません。
入境審査
旅行者は「訪港旅客(Visitor)」のレーンを進んで、審査官にパスポートを渡して入境審査を受けます。問題なければ、滞在条件や滞在可能期間などが記載されたLanding Slipという紙とパスポートが返却されます。
出入国カード(旅客抵港/離港申報表)は、審査手続き簡素化のため2024年10月16日より提出不要になりました。
また、2013年3月19日よりパスポートへの入境スタンプの押印は廃止されました。

なお、頻繁に香港を訪問する場合、e道という自動化ゲートを利用することができます。事前登録に関してはこちらをどうぞ。
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【香港】e-道で入国・オクトパスカード更新 ~JALプレミアムエコノミー搭乗記~
続きを見る
荷物と税関
通常は、「認領行李(Baggage Claim)」と書かれた場所にあるターンテーブルから貨物室へ預けた荷物を受け取ります。しかし、今回はバンコクまでの乗り継ぎ。荷物もスルーチェックインしているので、こちらで引き取る必要はありません。
身軽に動けます。
日本と違って、通関はとても簡単です。
預け入れ荷物を受け取った後、申告するものがない場合は「Nothing to Declare(税関申告なし)」と書かれた緑のレーンを進み 制限エリアから出るだけです。
なお、申告が必要なものを持っている場合は「Goods to Declare(税関申告あり)」と書かれた赤いレーンを進み、税関検査場で申告書を提出して検査を受けます。
飛行機を降りてから通関終了まで20分もかかりませんでした。
香港ディズニーランドへ
香港のお天気は晴れ、気温は26℃。
しかし、4月後半の香港の湿度はハンパなく、少し歩くだけで玉のような汗が噴き出してきました。この時期の必需品は水とタオルですね。
香港のペットボトルの水はとても高いので、日本の空港(制限エリア内)で買っておくことをおすすめします。ちなみにキャセイパシフィック航空のビジネスクラスでは座席にペットボトルの水が用意されていましたので、私はそれを持ってきました。
チケット
パークチケットは、行く前にオンラインで事前に購入することもできます。おすすめは、プラットフォームのKlookです。即購入でき、送られてくるQRコードで(引き換えなしに)入園することができます。
なお、ポイントサイトの ハピタス 経由のKlookで購入するとダブルでポイントをためることができます。
私は、前回、マジック・アクセス(MA:年間パスポート)にアップグレードさせていたので、今回は入場予約だけで済みました。

入場予約は、香港ディズニーランドの公式アプリで簡単に行えます。チケット購入後、予約はパークに入園する前までに行えば大丈夫です。
※操作画面は今後変更される可能性もあります。
スケジュール
さあ、準備OK!
後は、イレギュラー発生しないように祈るだけです。
香港到着
13:20 ターミナル到着
13:50 路線バス(S01)に乗る
→地下鉄+リゾートライン香港ディズニーランド
14:32 緑のゲート到着
香港ディズニーランド
18:00 空港へ戻る香港国際空港
21:20 バンコク便機内へ
滞在時間は正味3時間半。
どれだけ楽しめるでしょうか。
格安移動

2025年に1月に行ったとき、路線バスもタッチ決済ができるようになっていました。これで、(タクシーを使わない限り)現金をもたずに移動できます。
なお、パークでの時間を少しでも多くしたい場合、タクシーでの移動が便利です。片道15分ほどで到着します。しかし、その場合は現金が必要になります(往復で400香港ドルほど)。前回ATMで現金を引き出しておきましたが、結局タクシーは使わずにすみました。
行き帰り乗り継ぎがスムーズで、バスも電車もほとんど待つことなく乗れました。なので、空港から香港ディズニーランドまでかかった時間は片道40分(バス15分・電車10分・リゾートライン6分+徒歩)ほどでした。
格安移動のよすうはこちらをどうぞ。
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香港国際空港から香港ディズニーランドまで ~空港からの格安アクセス~
続きを見る
3時間半で楽しめたこと

お昼過ぎなので、列は全くなく、スムーズに入園できました。
お買い物

まずは、とある目的のためにグッズを購入します。

こちらを持って、マジック・アクセス・メンバーのサービスセンターへ。

香港ディズニーランドでは、MA購入後(もしくは更新後)3ヵ月以内に3回入園すれば、オリジナルグッズをもらうことができます。前回は、MA購入後の3回入園でピンバッジをもらいました。

マジック・アクセス(年間パスポート)保持者が、4回目の入園でもらうことができるピンバッジセット。
今回はこちら狙いです。
しかも、条件が超限定的で、パーク内で200香港ドル以上のグッズを購入後、2025年4月12日から5月7日の間に引き取らなくてはなりません。海外のゲストが参加するのは難しいイベントですが、偶然にも、この期間に香港に行く(経由)ことができたので絶対に立ち寄りたかったのです。
今回が4回目の入園、200香港ドル以上のグッズも買って、無事に引き取り完了です!
あとは時間までパークを楽しみます。
ワールド・オブ・フローズン


列車に乗って、次の駅で下車。これで少し時短できます。
そして歩いて、アナと雪の女王のエリア「ワールド・オブ・フローズン」へ。フローズン・エバー・アフターの待ち時間は25分でした。なお、ゴールデンウィークを過ぎた頃は閑散期らしく、待ち時間が5分という日もありました。

乗車後に出会ったクリストフ。
『楽しんでる?』と声がけしてもらえました。キャラクターに気軽に会えるのも香港ディズニーランドのいいところですね。
ショー

大好きな2人のモフモフショット♡
ギリギリに行ってもショーが楽しめるのが香港ディズニーランドのいいところ。春節や夏休みといった繁忙期ではなかったので、開始10分前でもいい場所で見ることができラッキーでした。
それにしても蒸し暑い。彼女たちはもっと大変なのでしょうね。

最後は、パークの入口で開催されているショーを鑑賞。
終わったら、右の方へ進んでみてください。高架のそば(列車の進行方向)で待っていると、念願のモフモフ列車を見ることができました。インスタグラムの最後のほうに(ゆっくり)流れてきますので、ぜひどうぞ。
これで思い残すことなく、空港へ戻ります。
もう少しパークにいることもできたのですが、リスクを避けて、搭乗の2時間半前に空港に着くようにしました。
往復タクシーを使えば、もっと長くいられますね。
ところで、(余談ですが)ウォルト・ディズニー・カンパニーとアブダビの「ミラル(Miral)」は、アラブ首長国連邦(UAE)アブダビにディズニーの新たなテーマパーク&リゾートを建設することを5月7日に正式に発表しました。
アブダビはドバイから車で2,3時間の距離。隣りドバイの空港を合わせると、年間1億2,000万人の旅行者が利用していているエリアで、世界最大級の航空拠点となっています。いつ完成かは分かりませんが、今からとても楽しみです。
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さいごに
キャセイパシフィック航空は、ときどき香港乗り継ぎのキャンペーンをやっており、今回も安くチケットを購入することできバンコクへ行くことにしました。
乗り継ぎは面倒だと思われがちですが、2つの国を楽しめるお得な旅の方法です。香港は出入国がシンプルで、空港から香港ディズニーランドまでは、公共交通機関を使えばタッチ決済で移動できます(両替不要)。3時間半という短い滞在でしたが、楽しい乗り継ぎ時間となりました。
余談ですが、限定のピンバッジが香港出国のときの保安検査にひっかかりました。もし没収となったら泣くに泣けません。確認後、無事通過できましたが、ちょっと緊張した瞬間でした。
さて、空港に戻ったら楽しみなラウンジ。次回はカンタス航空のラウンジをご紹介いたします。またお越しいただけますと嬉しいです。
最後までご覧いただき、ありがとうございます。