ヘルシンキとナーンタリで3カ所に泊まりました。フィンランドは宿泊料金が高いのですが、なるべく安くて、かつ口コミと立地がいいホテルを探してみました。
ナーンタリ・スパ・ホテル
ムーミンワールドまで徒歩20分弱のところに位置するホテルです。
おすすめの点
- 路線バスのバス停が近くにある
- スタッフが親切
- SPAやプールがある
- 時期を選べば朝食付きで15,000円 (返金不可)
泊まった感想は★★★★(星4つ)です。マイナスはちょっと設備が古いところ(北欧デザインを期待していたのですが昭和な感じ・笑)です。
行き方
① Turku (トゥルク) 市内から6番または7番バス
Turku (トゥルク) からのバスに乗り、「Naantali kylpylä」下車。乗車時間は約30分でした。Googlemapで見ると、ホテルのエントランスまでかなりあるように感じますが、バス停の右後ろにある小道を歩くと、1分ほどでエントランスに着きます。Googlemap上に表示されている近隣のタイ料理などのレストランは、すべてホテルの建物の中にあるものです。
②ヘルシンキからOnniバス(Naantali行き)
ヘルシンキからナーンタリまで直通バスで来た場合は、バスの降り場から15分位歩きます。路線バスが走っている広い道路にそって、トゥルク方面に戻る感じです。道はきれいなので、スーツケースを転がしながら歩いても大丈夫でした。
行き方については、こちらをどうぞ。
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【フィンランド】空港からムーミンワールドまで ~行き方とOnniバスの乗り方~
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ムーミンの部屋
ホテルには、ドアにムーミンファミリーが描かれているお部屋があります。
そこは、ムーミングッズで囲まれたムーミンづくしのお部屋(moonin story room)で、公式HPからのみ予約できます。ホテルの3階に位置するバルコニー付きのお部屋です。ミニバーはムーミングッズが用意(多分有料?)が用意されているそうです。
ホテルの名前にSPAとあるように、SPAやプールの設備は充実していました。お部屋からはガウンとスリッパで行くことができますが、備え付けのタオルがないので、持っていきます。バスタオルさえあれば(借りられるかは不明です)チェックアウト後も使えることができるそうです。
上の写真は、部屋からの景色です。温水プールからも似たような夕日が沈む様子を見ることができました。こちらのホテルの温水プールは、本当に気持ち良かったです。
部屋の様子
いつものようにエクスペディアで予約しました。スタンダード・シングルのお部屋で予約したのですが、バルコニー付きのシングル・デラックスのお部屋にアップグレードしてくれていました(帰国後気づきました^^)
部屋のつくりは一昔前の感じのリゾート地のホテルです。プールやスパに行けるよう部屋にバスローブはあるのですが、スリッパは有料(しかも5€!)でした。冷蔵庫はありましたが、無料のペットボトルのお水はありませんでした。ところどころ、残念な感じです。
朝、ベランダからの景色です。この森の向こうにムーミンワールドがあります。爽やかでとても気持ちいのいい朝でした。
朝食
朝はイタリアレストランでブッフェスタイルの朝食。紙コップもあり、コーヒーをお部屋に持って行くこともできました。
種類はそんなに多くありませんが、緑を見ながらの朝食をいただくことができました。
夕食
ホテルとナーンタリの町までは徒歩15分くらい(バスもあります)かかるので、プールでゆっくり寛いだ後は、ホテルのレストランで夕食をいただきました。チェックインのときに予約をしたところ、窓側の席を用意してくれました。白夜の名残のような日の入りなので、かなり遅くまで明るい状態です。
温かいお食事はイマイチでしたが、前菜のサーモンが美味しくて、たくさんお代わりしてしまいました。北欧のサーモンはあぶらがのっていて美味しかったです。ポテトもホクホクしていて美味しかったです。
その他の設備
ムーミンワールドまでは電車型のシャトル(有料)もあります。ロビーにはカフェやショップもありました。チェックアウト後の荷物は、ロビーの後ろ側にある部屋に自分で置いて、自分で取ります。ホテルのスタッフが管理しているものではないのがビックリしました。自己責任の荷物置き場です。でも、問題はないのでしょうね。
ソロ ソコス ホテル トルニ
長距離バスターミナルがあるKampi(カンピ)ショッピングセンターから徒歩5分くらいのところにあるホテルです。
おすすめの点
- 長距離バスターミナルから徒歩圏内
- スタッフが親切
- 周囲のホテルより値段が安い
少し予算をオーバーしたのですが、ホテルの値段が高い市内にあるにしてはリーズナブルな料金設定でした。夜遅い到着だったので、できるだけ駅から近いホテルを探しました。バスターミナルに着いたのが土曜日の23時少し前だったのですが、ホテルまでの道は明るい表通りを歩くことで着きました。お店(オープンタイプのレストランやバー)にも人がいっぱいいたので、問題はなかったです。
スタッフもテキパキ作業してくれました。
シングルルームなのですが、特に狭いとは感じませんでした。小さなスーツケースですが、広げることもできましたし。スリッパはありません。
深夜に着いて、寝るだけだったので、特に困らなかったのですが、部屋の窓からは、エアコンの室外機と隣のレストランの裏しか見えませんでした(笑)1階だったので、お天気を確認するだけの窓ですね。
フィンランドのお菓子もたくさんあるのですが、有料なので手付かず(笑)その中、無料のCLIPPER(クリッパー)の紅茶だけいただきました。CLIPPERは、オーガニックというだけでなく、英国初のフェアトレード企業です。
バスルーム
備え付けのシャンプーの他、「RITUALS」のコンディショナーもありました。「RITUALS」オランダの自然派ケア製品で、カタールのドーハ・ハマド国際空港のビジネス&ファーストクラスのラウンジ・シャワーにあるものです。日本未上陸なので、お土産に持って帰ってきました^^。
泊まった感想
寝るだけのホテルといった感じです。でも、私にとって2点の必要なもの(以下)があったのが嬉しかったです。
- 温熱線の入ったタオルハンガー:薄手の洗濯物をかけておくと乾きが早いです。
- アイロン&アイロン台:帰国時の洋服を洗って、アイロンをかけることができました。
ヒルトン・ヘルシンキ・エアポート
https://hiltonhotels.jp/hotel/helsinki/hilton-helsinki-airport
ヘルシンキ・ヴァンター国際空港から徒歩5分のところにあるエアポートホテルです。
おすすめの点
- 空港まで徒歩5分
- スタッフが親切
- 部屋が広くてきれい・清潔
今回、返金不可で12,500円(朝食なし)でした。
一番ベーシックなお部屋に泊まりましたが、バスタブがありました。アメニティも充実していて、ヒルトンらしく、アイロン&アイロン台があります。荷物をコンパクトにまとめたい私にとって、お洋服を洗って、アイロンをかけられるのは嬉しいです。部屋も十分な広さで、冷蔵庫もありました。フィンランドのスタンダード?お部屋にペットボトルの無料のお水がありませんでした。冷蔵庫の中に有料のお水はありましたが・・・。
まとめ
今回は3か所のホテルに泊まったので、そのようすをまとめてみました。フィンランドのホテルは高いです。特に一人旅だと割高に感じました。
しかし、ホテルは、機能的&北欧デザインのお部屋が多いので滞在が楽しくなりました。空港そばにあるヒルトンホテルに泊まっても、市内までの移動(電車で30分位)が苦でなければ、普通の滞在にもおすすめです。
最後までご覧いただきありがとうございます。