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キャセイパシフィック航空 (CX) で中東・アラブ首長国連邦のドバイに行って来ました。日本からドバイまでは直行便もありますが、あえての経由です。出発から香港、そしてドバイまでのフライトの様子をご紹介いたします。
※ 2018年の搭乗記です。
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キャセイパシフィック航空

キャセイパシフィック航空 (CX) は、香港を拠点にしている航空会社です。アライアンスは、ワンワールドに加盟しています。
香港だけでなく、ヨーロッパやオーストラリアへ行く際にも利用できる人気のエアラインです。
航空運賃高騰のおり、長距離線や乗り継ぎにおいては、若干安めの設定となっています。
出発ラウンジ (成田国際空港)

今回の出発は、CX501便でした。成田国際空港にはキャセイパシフィック航空の専用のラウンジがあります(羽田国際空港にもあります)が、当時は狭くて、ヌードルバーはありませんでした。なので、このときは、ワンワールド・エメラルドの恩恵を受けて、JALラウンジを利用させてもらうことにしました。
CXラウンジ・リニューアル
ところで、2023年2月15日、成田国際空港のCX(キャセイパシフィック航空)のラウンジがリニューアルオープンしました。
CXラウンジの場所は、国際線第2ターミナル2階71番ゲート付近に移動しました。
従来の2.4倍の面積と1.6倍の席数で広々とした空間となっており、ワークスペース「ITゾーン」、シャワー(5室)を完備しています。食事は寿司、焼き魚、味噌汁など和食のほかカレーライスや焼売、中華粥、そして健康に配慮したサラダ、チーズ、オードブルなどの軽食を月替わりのメニューでご用意しています。ラウンジ内は、フラワーデザインカンパニー「ベル・フルール」による空間装飾に加え、有田焼400年の伝統と現代の感性を独自に組み合わせた「アリタポーセリンラボ」の芸術的で優雅な照明作品を採用し、ラグジュアリーかつモダンで落ち着いた空間となっています。
ラウンジの写真と説明は、【公式】キャセイパシフィック航空 よりお借りしました。
CX501

出発は10時35分。ラウンジでゆっくりし過ぎた私たちがゲート95番に9時50分頃に着くと、すでに搭乗のための列ができていました。
列は、ワンワールド・エメラルド旅客、ビジネスクラス旅客(ワンワールド・サファイア)、エコノミークラスの3列での搭乗です。成田から香港まではB777。残念ながら機内の座席は古いタイプでソロシートはありませんでした。

ウェルカムドリンクのシャンペンは、グラスで提供されました。たっぷり(笑)。
このウェルカムドリンク、お酒はちょっと…と思われる方は、客室乗務員の方にお願いすると、紅茶など温かい飲物も用意してくれるようです。
おすすめの座席

成田から香港までのフライトで、私が好きな座席は、機首に向かって右側(R-side)アルファベットのKの窓側です。
なぜなら・・・

お天気のいい日には(ルートにもよりますが)とってもきれいな富士山が見えます。いつもは通路側を選ぶのですが、このルートだけは窓側の座席をリクエストします。
窓側の席でない場合も(お天気に問題がない場合は)離陸後15分くらいでシートベルトサインが消えるので、移動して、CAシートのそばの窓から見ることもできます。
機内食

離陸後30分ほどして食事サービスが始まりました。
ランチの時間帯なので、ナッツとアペリティフ(食前酒)サービスから始まります。最初の飲み物は冷たいものだけと思われがちですが、温かい飲物も用意してくれます。
オードブル

今回も大好きな海老のオードブル。周りを見ていると、カモ肉はほとんどの方が残されていました。
オードブルと一緒に温かいパンが配られます。こちらもお気に入りのガーリックトーストをいただきました。サラダもお蕎麦も美味しかったです。
メイン

メインは3種類から選ぶことができます。キャセイパシフィック航空のメニューは、日本線でも日本語がないのですが、温かいお食事はワゴンで運ばれてくるので、見ながら選ぶことができました。

この日は、中華(ポーク)と洋食(ビーフ)、和風(お魚)のチョイスでした。
どれも美味しそうですが、今回は、お魚にしてみました。朝もしっかり食べましたが、こちらも完食♪
デザート

メインの後は、チーズやケーキ、フルーツがワゴンで運ばれてきます。最後にはチョコレートもあります。どれも魅力的なのですが、乗り継ぎ地のラウンジでのお食事も楽しみですので、(これでも)少し抑え気味です(笑)。
でも、食後のお楽しみのハーゲンダッツ♡ はいただきました。機内だとさらに美味しく感じます。この日のチョイスは、クッキークリームか、ストロベリーでした。
このハーゲンダッツは、朝早い便だとヨーグルトに変わってしまいます。
事前リクエスト
キャセイパシフィック航空のビジネスクラスにも、機内食の事前リクエストがありました。
次回は、頼んでみようと思います。
詳細 >>> 機内食の選択
乗り継ぎ
香港に到着したら後は「Transfer」の案内に従って進みます。国際線に乗り継ぐためには、ここでもう一度セキュリティチェックを受けなくてはなりません。なので、ペットボトルのお水など100ml以上の液体類は日本と同様に没収となりますので、お気をつけてください。
新しい飛行機(機材)だと、到着時に個人モニターで次の出発ゲートを確認することができるのですが、成田からは古い機材なので、次のゲートを確認できませんでした。香港に到着後に飛行機の外にいる地上係員の方に次のドバイ行きのゲートを尋ねましたが、乗り継ぎ時間が3時間近くあるので、まだ決まっていませんでした。
最後の手段は、空港の電子掲示板でチェック!
しかし、空港の電子掲示板にゲート番号が表示されるのがかなり遅く、出発の40分前にやっと分かりました。この日のドバイ行きCX731便は、ゲート44番でした。前回は2番ゲートだったので、毎回違うようです。
香港の豪華なラウンジのようすは、こちらでどうぞ。
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まるで豪華ホテルのよう!香港国際空港の CX ファーストクラス・ラウンジ
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香港からドバイまで

香港からドバイまでの機材はA330。飛行機自体は新しくありませんが、座席の配列は、ソロシートがある「1-2-1」とゆったりしています。
ドバイまでは、9時間弱のフライトです。友人と一緒ですが、ソロシートを選びました。
座席まわり

私の体に合っているのか(笑)この座席が一番よく眠れます。
テーブルなんかは使いづらいのですが。足元には靴を入れるスペースがありますが、残念ながら機内のアメニティにはスリッパがありませんでした。今は、どうでしょう?

充電はUSBやコンセントなど十分にできるので嬉しいです。
ヘッドホンは、サイドテーブルのそばのコンパートメントに収納されていました。ノイズキャンセラーですが、あまり質が良くないようで、時々聞こえなくなりました。交換してもらって何とかOK!

エアバスという種類の飛行機の難点は、荷物を収納する棚の位置が高いところです。皆さん座席に乗って荷物の上げ下げをされていました。でも、スペースは十分にあるので、小さな機内用のキャリーバッグだと楽々収納できます。
キャセイパシフィック航空のロストバゲージ率は少ないようですが、何があるか分かりませんので、1泊分の着替え分をいつも機内持ち込みにするようにしています。
窓側の座席

このタイプの座席だと個室感覚が楽しめます。
一番前の座席だったのですが、今回はこれが大失敗でした。
絶対避けたい座席

今回、初めて「次回は避けたい座席」を見つけてしまいました。というのは、前方にあるギャレー(飛行機のキッチン)での作業音や、客室乗務員の方の私語が煩くて・・・。
一番前、特に機首に向かって右側(アルファベットの「G」と「K」)の座席の側にはギャレーだけでなく、お水などを入れておくカートがあり、作業音や収納スペースのドアの開閉音が響くのです。なので、もし選べるならこの席だけはお勧めしません。一つ後ろのソロシートがいいかもしれません。
機内食

座席は外れでしたが、機内食はおいしかったです。到着前もヌードルなどの間食があるので、ドバイに夜中に到着してお腹が空くことなく休むことができました。
到着前の食事サービスは、到着の1時間くらい前から始まりますが、その時に寝ているとスルーされます。空の5つ星カタール航空のように「先ほどお休みだったので・・・」なんて後で声がけはしてもらえませんので、しっかりアピールしましょう。
なお、JALも寝ていると(ダイヤモンド会員でも)スルーされて、到着前に起きて頼むと、「もうサービスできません」と言われてしまいました。「お目覚めカード」もいつの間にか剥がされていました。揺れの情報もなかったし、到着まで1時間以上あったのに・・・。しかも、無言で怒りのオーラを出している私に、客室乗務員が「不満があるのでしたら・・・」と言ってきました。食べ物の恨みは(食いしん坊にとって)恐ろしいですよ・笑。
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さいごに
キャセイパシフィック航空の(香港経由)ドバイ行きは、結構安く発券できるときがあります。なので、ツアーによく利用されるのでしょうね。
エミレーツ航空は(ドバイ経由)でヨーロッパに行くときは安くなる場合もあるのですが、日本ードバイ間は、結構強気の値段です。正直サービスには当たり外れがあるのですが(←辛口・笑)概ね快適に過ごせますし、香港のラウンジも最高です。
なので、ドバイに行くなら、キャセイパシフィック航空の香港経由もいいかもしれません!
最後までご覧いただきありがとうございます。