「旅とアロマ」にお越しくださり、ありがとうございます。

10月に、紅葉・黄葉が少しずつ始まった函館に行ってきました。
函館の宿泊地は、「センチュリーマリーナ 函館」。客室数は286、2019年春にオープンしたホテルです。今回は、天空露天風呂が楽しめる!センチュリーマリーナ函館の宿泊記をお届けいたします。
※2020年10月の宿泊記に2025年の情報を追記しました。
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クルーズのような滞在

ホテルにチェックインすると、上のような小さな冊子をいただけました(2020年当時)。現在は、変わっています。

ホテルのロビーの天井は、船の船底のようになっています。この上にある客室を船室と見立てているようです。
チェックイン・アウト
- チェックイン 15:00
- チェックアウト 11:00
早めに部屋に入ることはできないので、チェックインの手続きだけして、荷物だけ預かってもらいました。
これで身軽に動けます。
バー ボイジャー

ロビーの片隅には、バーがあります。
2025年の営業時間は、18:00~24:00(L.O. 23:30)です。最新の営業時間は、ホテルでお確かめください。
コロナ対策

2020年当時、ホテルに入る前に検温と手指の食毒液が置かれていました。
もちろん今はありません。
ホテルのサービス
ホテルのサービスは、以下です。
- フリー Wi-Fi:パスワードは冊子にあり
- 全室禁煙:まだ新しいので、木の香りが残っている室内でした
- ネスプレッソ:『マスターオリジン』を全室に設置
- WOWOW 無料:ホテルのHPに記載あり
- ウエルカムドリンク:飲み物は4種類(17時30分頃まで)
- コインランドリー:料金300円~ドラム式洗濯乾燥機を24時間利用可能
- ピローズバー:13種類の中から好みの枕を選択 (17:00~22:00)
- アロマバー:好きな香りを部屋へ (17:00~22:00)
- ミラブルplus導入:全客室と大浴場の一部に採用
最新情報はこちら >>> <公式サイト>センチュリーマリーナ函館
アロマバー


このホテルの特徴の一つは、アロマバー(ホテルの2階)があることです。
全21種類の中から、好きな精油の箱を選んでスタッフに渡すと、アロマストーンに精油を垂らしてくれます。部屋で楽しんだアロマストーンは、出発時は、フロントのスタッフに渡すか、もしくはキーボックスに戻します。
プレミアデラックスツイン

久しぶりの家族旅行だったので、少し豪華に、函館山ビューの少し広め (30.4m²) の部屋を予約しました。
フローリングの床です。新しいので、木の香りがほんのり香って、とても快適に過ごすことができました。ベッドは、シモンズとホテルとのコラボで誕生したモノでとても快適、爆睡できました。
部屋からの景色

朝日は見えませんでしたが、少しずつ明けてくるようすは楽しめました。
遮るものはないので、このホテルの高層階の部屋はいいですね。階層別のエレベーターがあるのですが、コロナ禍では機能しておらず、エレベーターがなかなか来なかったです。2025年に泊まった時も時間帯によっては、待ち時間が発生していました。
高層階からの景色は素敵なのですが、高層階だとエレベーターにストレスがあり、悩ましいところです。
部屋の備品

部屋には大画面のテレビが備え付けられています(ピンぼけ写真ですみません)。

ベッドサイドでライトのオンオフができます。コンセントもあり、スマートフォンなどを置けるスペースがありました。細部にわたって、とても工夫されているデザインのホテルだと思いました。
エントランスのライトが人感センサータイプなので、せっかく消えても近づくたびに点きます。夜中にお手洗いに行ってしまうと、エントランス付近が明るくなってしまい、ドキッとしたのが残念な点でした。

冷蔵庫は空ですが、ペットボトルの水が2本用意されている 廊下にウオーターサーバーが設置されているので、お水は買わなくても過ごせました。
コーヒーメーカーは、ネスプレッソ『マスターオリジン』でした。

部屋には、除菌シートも用意されていました(2020年当時)。
細かなところが工夫されているのは嬉しいですね。

入り口にある棚に、部屋着が用意されています。
館内は、この部屋着で過ごすことができます(朝食会場もOKなようです)。
スリッパは使い捨てと常設の2種類がありました。
嬉しかったのは、アイロンとアイロン台が用意されていたことです。

部屋着は2種類ありました。上の写真の右側にあるセパレートタイプが、館内用です。こちらを着て、大浴場だけじゃなく、朝食会場にも行けるようです。どちらも着心地が良かったです。至れり尽くせりです。
部屋には、加湿・空気清浄機もあります。部屋はとても乾燥していますので、一晩中つけていました。それでも、洗濯を夜にして干してあったら、朝には、布が固くなるほど乾いていました。自分の肌もこんな感じになっている?と考えるとちょっと怖い・・・。なので、滞在時はしっかり保湿をおすすめします。
浴室とお手洗い

歯ブラシなど必要なものは揃っていました。今後SDGsを理由に、いろいろ削減されるかもしれません。
タオルは大小1枚ずつで、大浴場もこちらから持って行きます。
部屋には、持ち運び用のバッグもありました。

浴室とお手洗いが別々です。
お手洗いもフローリングでした。
部屋にあるのはシャワーブースだけですが、ホテルおすすめの屋上温泉に行ったので、こちらは使用しませんでした。2023年現在、全客室のシャワーヘッドにミラブルzeroを採用しているそうです。
天然温泉 スパ ステラ
14階には、内風呂と源泉かけ流しの露天風呂、サウナなどがありました。サウナはコロナ禍ですが、利用できました。
温泉の泉質は、ナトリウム - 塩化物強塩泉 (中性高張性高温泉) で、筋肉若しくは関節の慢性的な痛み又はこわばり、胃腸機能の低下、糖尿病、自律神経不安定症、痔の痛み、疲労回復、きりきず、冷え性、うつ状態、皮膚乾燥症 などにいいそうです。
営業時間
5:30~翌深夜24:30(2025年11月現在)
夜中も入れるのは嬉しいですね。なお、混雑状況は部屋のテレビで確認できますが、夜中を除き、常に混雑していました。
天空露天風呂

天然温泉の1階上(最上階)には、函館山の夜景を見ながら入れる天空露天風呂があります。
こちらもとても気持ちよかったです。
19時ごろ行ったとき、入り口にバスタオルが用意されていた。原則、部屋からタオルを持っていくのですが、ここには少し用意があるようです。
パウダールームには、(女性用だけ?) ダイソンのドライヤーがありました。2025年には Refa(リファ)のドライヤーも増えました。その他、化粧落としやローションなどもあったので、手ぶらで行けます。至れり尽くせりなのですが、脱衣所が狭い(人が多すぎる?)のが残念ポイントですね。
また、パウダールームでスマートフォンを利用している人が多いのも回転が悪い理由でしょうね。もちろん、大浴場や露天風呂への持ち込みは禁止されているのですが・・・
ただ、深夜に行った時には温泉もパウダールームも空いていました。
湯上がり処 ステラ ラウンジ
1階にもバーはあるのですが、おすすめは「湯上り処 ステララウンジ」です。
温泉から出たら、夜景を眺めながらクールダウンできます。

2020年当時のメニュー
営業時間
18:00~23:00(2025年11月現在)
ソファーに座って夜景を眺めながらビール等をいただけます。
湯上り処のソファーとテーブルは、空いていれば自由に使えるタイプです。
現在は、うに丼などメニューが増えています。
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朝食

早朝、船は架空の港町 YUUYOO TERRACE (朝食会場) へと寄港する」というコンセプトらしく、この日の朝食は、朝6時~でした。
案内には6時30分~となっていたのですが、宿泊客が多いので早めたのかもしれません。

北海道の美味しい朝食の常連(常にトップ3)に入っているこのホテルの朝食は、1~2日くらいの滞在では食べきれないくらい種類が多いのが特徴です。

大好きな蜂蜜もありました。
センチュリーマリーナの朝食レストランは、世界各地の港町をイメージした食のマルシェだそうです。
ただ、朝のマルシェはとても混んでいました。
はじまりはサラダ

レストランの入り口に野菜が展示(?)されていました。
こちらで提供されている野菜は、ホテルで育てたものもあるそうです。
朝は山盛りのサラダで始めます。
Googleの口コミ によると、こちらのおすすめは野菜だそうです。
函館らしい味

函館らしいウニの焼きおにぎりのお茶づけ、

お刺身を自分で盛って海鮮丼。

そして気になっていた塩ラーメンをいただきました。ふつ~。
よくテレビで紹介されているので楽しみにしていたのですが、ウニの焼きおにぎりは、ウニの味は全くしなかったのでがっかり。お刺身類もイマイチ新鮮に感じませんでした。前回、同じく海鮮丼にしていただいた JR函館イン の朝食 (定食スタイル) の方が美味しかったです。
函館をよく旅行しているので、どんどん舌が肥えてきて困ります (笑)

エッグステーションでは、ビーフシチューオムレツを作ってもらいました。美し~(^^)
デザート

別腹のデザート♡ ポルトガルに行ってから大好きになったエッグタルトがあったので、いただきました。
美味しかったです。

オープンキッチンなので、エッグタルトを作っているようすを見ることもできます。
キッチンにはエッグタルトがたくさんあるのですが、少しずつしか並べないので、すぐになくなってしまいます。少し待てば補給されますが、またすぐになくなります・笑。
朝食は時間リクエスト
2020年に泊まった時、朝食も30分おきに時間が設定されていて、チェックイン時にリクエストしました。
その時間を刻印した朝食券を渡されますので、当日入り口でスタッフに渡します。6時~は空いているとチェックイン時に聞いたので6時~にしました。嬉しいことに、6時~、もしくは一番最後の10時30分~を選ぶと、1人500円に相当する館内クーポンをもらえました(現在は終了)。
しかし、6時~でも人気ホテルなので、とても混んでいました。
人の流れをコントロールするのは、難しいのでしょうね。
お土産
朝食レストランの隣には、ショップ ユーヨーマルシェ がありました。
ホテルオリジナルスイーツや雑貨、近隣で採れた新鮮な野菜まであるので、お土産にもいいですね。

ホテルでもらったクーポンを使って、こちらを買いました。
バジルは味が濃くて美味しかったです。
カボチャはどうお料理しようかしら?顔を作る技は持ち合わせていないので、煮物にしました。
チェックアウト
チェックイン時にもらった案内には、「チェックアウトは10時半ごろが混む」と書かれていたので、朝食後に清算だけしておくことにしました。
カードキーを1枚渡すと、『2枚あれば部屋の開閉だけができるカードキーに交換できるのですが』と言われました。そのカードキーにすると、館内の買い物が部屋付けにできなくなるのですが、チェックアウト時にカードキーをフロントの箱に置くだけで済むそうです。
借りていたアロマストーンは、そばにあった専用の箱に返却しました。
アクセス
立地はとてもいいです。
JR函館駅から徒歩6~7分で、金森赤レンガ倉庫までも歩いて来られます。

2020年10月1日~、函館元町・ベイエリア周遊号の停留所になりました。
時刻表などは >>> こちら

しかし、元町方面からJR函館駅方面へ行くルートの最後の方(JR函館駅近く)です。元町方面を観光したあと、ホテルに戻ってくるときに利用すると便利かもしれません。
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さいごに
クルーズ船に乗って旅するというコンセプトの人気のホテルです。アロマストーンも嬉しかったのですが、木の香りがほんのり残っている部屋では、とても快適に過ごすことができました。また、天然温泉や天空露天風呂も気持ちがよかったです。
市内で函館山や星空を見ながら、気持ちのいい風を浴びながら温泉に入れるホテルは、他にないかもしれませんね。
最後までご覧いただきありがとうございます。
