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久しぶりの国内線。
ANAの特典航空券で札幌便を予約しました。時間帯によっては、AIRDO(エアドゥ)の機材・乗務員で運航されます
今回は、AIRDOのB767-300搭乗記をお届けいたします。
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AIRDO

AIRDO(エアドゥ:ADO)は、北海道を中心とした路線を展開する航空会社です。
運賃 | |
---|---|
AIRDO | 9,820円~12,740円 (AIRDOスペシャル) |
ANA | 13,570円~31,890円 (往復スーパーバリュー) |
2025年のとある日の両社の運賃を比べてみました。どちらも最安値で買える特別運賃です。AIRDOの方がかなり安いですね。
しかし、AIRDOは、ジェットスターやPeachのような LCC(ローコストキャリア)ではなく、JALやANAのような FSC(フルサービスキャリア)との中間にあたるMCC(ミドルコストキャリア)に属しています。安さだけでなく、FSCのようなサービスを受けることができます。
共同運送便

チケットは、AIRDOの公式サイトだけでなく、ANAのサイトからも予約・購入できます。ANAのサイトにある「ADO運航」はANAとのコードシェア便となっているので、ADO011,もしくはANA4711の2つの便名がついています。
AIRDOで購入すると10,820円(スペシャル28)。ANAの方が少し高くなりますが、SFC(スーパーフライヤーズ)会員であると、ANAのステータス会員専用の保安検査を利用したり、ANAのラウンジが利用したりできます。
今回は特典航空券を利用したので、ラウンジとともに、ANAのサイトから予約(座席指定も可)できました。
まとめ
AIRDOの便でANAのプレミアムメンバーサービスを利用できる場合は、ANAとコードシェアしているAIRDOの便にANA(NH)の便名で搭乗する場合。
羽田空港第2ターミナル

AIRDOの札幌行は、第2ターミナルのゲート54番から。

あまり慣れていない第2ターミナルなので、一つ一つ確認しながら進みます。ゲート56番までの距離は513m、ゆっくり歩いて8分位といったところでしょうか。この案内板は親切ですね。

AIRDO便ですが、ANAとのコードシェア便(かつスーパーフライヤーズ会員)なので、こちらから入って保安検査を受けられます。
空港は平日の昼間とは思えないほど混雑していましたが、ここは空いていました。ついクセで水のペットボトルをカバンから出してしまうのですが、こちらはカバンに液体類などを入れたままで通過できます。

AIRDO機材と乗務員で運航される便ですが、ANAの便名が付いているので、アプリやウェブブラウザでのオンラインチェックイン後に、スマートフォンやパソコン、そしてタブレットで発行・表示する搭乗券を利用します。
遅延が多い?
なお、口コミを見ていると「AIRDOはよく遅れる」という声が目立ちました。
国土交通省の資料によると、2024年4月から12月の定時運航率(全体の便数に占める到着予定時刻以降15分以内に到着した便数の割合)の平均は、83.92%。一方、ANAは79.23% でした。全体の平均が82.23%だったので、AIRDOの定時運航率は、平均よりいいと言えますね。
ANAとAIRDOでは運航本数が違いますので単純な比較はできませんし、自身が搭乗した便が遅延すると「遅れる」というイメージを持ちますものね。実際、私が搭乗した便も30分出発・到着が遅れました。
- 数値の出所:航空輸送サービスに係る情報公開 - 国土交通省
ANAとラウンジ


スーパーフライヤーズ会員なので、こちら。
変な取り合わせですが・笑。
自動運転車椅子

ところで、第2ターミナルにも自動運転車椅子(WHILL)がありました。
自由に使えます。自動運転車椅子の後ろには機内持ち込みサイズのスーツケースも置ける優れものです。操作は簡単で、タッチパネルの案内に従うだけ。利用している人をほとんど見ないのですが、もったいないですね。
ちなみに、目的地に到着したら、WHILLは自動で戻っていきます。
Seat Alerts
コードシェア便だったからか、空席が分かる無料アプリSeat Alertsは使えませんでした。しかし、チェックインした後でもANAの公式アプリで空席確認や座席変更ができるので、不便は感じません。

出発の数日前に最前列が空いたので、事前座席予約を取り直しました。座席表で見る限り、ほぼ満席のようでした。
搭乗

さて、いよいよ搭乗開始です。
今回は使用機到着遅れのため、搭乗が遅れました。
目的地は空港なので到着してくれれば(夕食に間に合えば・笑)いいので、焦る必要はありません。ドアにはかわいいいシロクマ、ベア・ドゥが描かれています。「すてきなたび」になりますように^^

ドアサイドで CAベア・ドゥが迎えてくれました。
ちょっとコアラに見えますが、クマです。
ちなみに、機内で借りられるブランケットにも、ベア・ドゥがついているようですよ。

AIRDOの機材は中型の B767-300 と小型の B737-700 の2種類です。今回はB767-300。一番前の座席ですが、壁がありドアサイドではありません。なので、非常時のお手伝いを頼まれることはありませんでした。

座席数は全席エコノミー(286席)。
ANA機を改修したタイプで特に、機内や座席がリニューアルがされているようです。


荷物棚も大型化されていました。
B767の昔のタイプの荷物棚は小さくて、荷物の収納に苦労した記憶がありますが、大型の収納棚(Big Bin)なら、小型RIMOWA(機内持ち込み可能サイズ)でもなんとか収納できました。


ちなみに、機内持ち込み可能なサイズは、ANAの便名がついていますが運航はAIRDOなので、AIRDOの規定に準じます。とはいってもANA(100席以上の場合)と同じでした。

昔の座席の名残?
機内に搭載されているものは、航空会社の一存で簡単に取り外しできません。全席禁煙になっても、長い間座席には灰皿が付いていましたよね。
ちなみに、この便ではイヤフォンの搭載はありませんでした。
最前列

一般的に最前列の座席は足元が広いのですが、こちらの機材は違いました。座席表でも「足が伸ばせる」と書かれているのですが、短い私の足でも狭く感じるほどでした。
Do Sky On-Demand

AIRDOの機内では、動画などのコンテンツを旅客自身の携帯端末(スマートフォン、タブレット、パソコン)から楽しめる非接触型の機内エンターテインメントサービス「Do Sky On-Demand」があります。
接続方法
1.端末の〈機内モード〉をON
2.端末の〈Wifi〉をON
3.ネットワーク一覧から〈AIRDO〉を選択
4.QRコードをスキャン、もしくは
URL欄にhttps://airdo.ifepsv.com/を入力
- 〈AIRDO〉Wi-Fi選択後、接続には1分程度かかる場合があります。
- このサービスは、インターネットへアクセスするものではありません。
ANA便にあるような映画はありませんでしたが、ラーメンWalkerなど北海道観光に役立つような雑誌を見ることができました。
機内サービス

機内では飲み物サービスや機内販売のサービスがあります。

機内販売もあります。
2020年8月に乗った時より、スープの種類が増え、オリジナルグッズも増えていました。新千歳空港での買い物がどれだけ増えるか分からなかったので今回は購入を控えましたが、記念に買っておけばよかったかな。

この日は揺れるということで、冷たい飲み物だけのサービスになりました。
前方の画面でも飲み物を表示しており、このサービスはいいですね。

テーブルのカップホルダーに入れてみました^^


私がいろいろ写真を撮っていたからか?キャンディーをいただきました。ありがとうございます。


ちなみに、2020年に乗った時「初AIRDO」だとお伝えしたら、メッセージ付きのカップ(キャンディー入り)をいただきました。

30分ほど遅れて、札幌・新千歳空港へ。
到着ゲートは荷物引き取りエリアや出口にも近かったので、羽田空港ほど歩かなくてすみました。さて、楽しい旅(滞在)の始まりです。
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さいごに
ANAの特典航空券で予約したAIRDOとのコードシェア便。
機材到着遅れ、さらに遅れてきた人を長々待っていたため、出発・到着ともに30分ほど遅れました。15分以内の遅延なら遅延の書類を書かなくてもいいルールがAIRDOにあるかどうかは分かりませんが、1時間10分の飛行時間で30分の遅延はちょっと・・・。それでも、帰りの(コードシェア便でない)ANA便より客室乗務員の方が親切でよかったです。
最後までご覧いただきありがとうございます。