函館

秋の函館 ~5時間で回れた観光地~

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なかなかアップできなかった秋の函館旅行。

紅葉の時期は終わってしまいましたが、今回の函館旅行と合わせてお届けいたします。

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函館市内観光

函館の町は観光地がコンパクトにまとまっているので、函館バスや路面電車の1日乗車券を使って観光すると便利です。

このときは、バスを利用しました。2025年11月現在、バスの一回乗車は250円ですが、一日乗車券を持っていると1,200円で乗り放題。最後は空港までのバス(函館バス96系統など)にも利用できます。

旧イギリス領事館

まずは、ホテルからバスで一気に旧イギリス領事館まで。

こちらでは、函館開港の歴史などを体験しながら学ぶことができます。また、展示室では「領事執務室」と「家族居室」にある椅子に実際に腰かけることができたり、一部を除き、調度品に触れたりすることもできます。

本来はゆっくり楽しみたい場所です。

本格的なアフタヌーンティなどを楽しめるカフェもありますが、今回は建物周辺の庭の散策だけ。冬季期間中も庭園内の観覧は可能です。

大きな栗の木の下にイガグリがたくさん落ちていました。

ここから坂道を歩いて「はこだて区公会堂」へ。

徒歩5分🐾

はこだて区公会堂

続いて、坂道を上って「はこだて区公会堂」へ。

旧函館区公会堂は、明治40年(1907)8月の大火により、町会所・商業会議所が焼失してしまったため、住民の集会所・商業会議所の事務所として明治43年(1910)9月に竣工されました。

木漏れ日が差し込む長廊下。

明治時代を切り取った、そんなイメージの旧函館区公会堂。当時の調度品がそのまま展示されており、時代の変遷を感じることができます。

ベランダから絶景を堪能。

ドレスなどを着て、ここで写真を撮ることができるアクテビティもあるそうですよ。

周辺散策

旧函館区公会堂の後は、周辺をぶらぶら。

気持ちのいい一日でした。

旧金森洋物店

坂を降りたら、旧金森洋物店へ。

こちらは、開拓使の茂辺地(もへじ:現在の北斗市)の煉瓦を使って1880(明治13)年に建てられました。2000年に、当時の姿に近い状態で市立函館博物館郷土資料館としてオープンしました。

史料館であると同時に、北海道指定有形文化財でもあります。

当時の西欧文化を謳歌する函館の人々に、舶来製の雑貨を販売して人気だった金森洋物店。館内では、「明治時代のハイカラ文化」を見ることができます。

最初に目に入ったのが、館内入口付近にある1台のオルゴール。

こちらは、金森洋物店創業者の渡邉熊四郎氏が1892(明治25)年に欧米漫遊旅行時に購入した、スイス製のからくりオルゴールです。世界に何台もない大変貴重なものだそうで、館内には、録音されたオルゴールの音色が流れていました。

明治の商場、帳場の様子も一部再現しています。

建物は2階建てになっており、上階には、明治時代の店の繁栄をわかりやすく紹介したジオラマがありました。

一つ一つ見ていくと、時間がいくらあっても足りない感じです。

まるで声が聞こえてきそうなくらい、精巧に作られていますね。

アイスクリーム製造機、ドイツ人が使用していたストーブなど、貴重なものがところ狭しと展示されています。

1888(明治21)年に撮影された金森洋物店周辺の写真のパネル。当時の函館の西部地区の様子です。

写真だけでも十分に理解できるのですが、当時の建物も再現されていますので、さらに理解が深まります。

太鼓櫓付 箱館奉行所

今回は行けませんでしたが、今の建物(函館奉行所)と比べてみるのも面白いですね。

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ところで、この金森洋物店の建物自体は、明治11・12年の大火を受けて造られた不燃質建築で、その後の大火を幾度もくぐり抜けてきた貴重な存在です。

壁は煉瓦積みの両面に漆喰(しっくい)が塗られています。

煉瓦は明治時代に現在の上磯町茂辺地(もへじ)にあった「開拓使茂辺地煉瓦石製造所」で作られたものを使用しているとか。

煉瓦には製造した年代が1枚1枚刻印されていました。

屋根は瓦葺(かわらぶき)屋根になっています。

一般的に瓦葺屋根は土を敷いた上に直に接瓦を葺いているそうですが、この建物では防火性を高めるため、接瓦の下にある土の間に煉瓦を入れ、それを屋根一面に敷き詰めています。

そのため、函館の大火の歴史を知るうえでも、重要な施設となっているそうです。

金森赤レンガ倉庫

さて、バスに乗って金森倉庫群へ。

この辺りには函館のお土産を買えるお店がたくさんありますが、今回は見るだけ。ここからホテルまで歩くこともできますが、バスに乗って近くまで行くことにしました。預けていた荷物を取って、函館駅へ。

函館駅

さて、函館駅に到着したら、バスで函館空港へ向かいます。

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さいごに

秋の一日。お天気にも恵まれて楽しく街歩きができました。

雨が降っても楽しめる旧金森洋物店。たった100円で明治大正の函館の暮らしを知ることができる貴重な建物です。

もう1泊できればさらに楽しい!

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