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台北発!スターラックス航空・ビジネスクラス搭乗記 ~A350-900~

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「旅とアロマ」にお越しくださり、ありがとうございます。

憧れのスターラックス航空・ビジネスクラス。

初めて搭乗することができました。機材は A350-900。ドア付きの座席が搭載されています。快適すぎて降りたくなかった!飛行機好き目線の、スターラックス航空ビジネスクラスの搭乗記をお届けいたします。

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チェックインカウンター

(2025年5月時点)アラスカ航空で発券した特典航空券では、オンラインチェックインできませんでした。朝5時半ごろ(便出発の3時間前)に、第1ターミナルのチェックインカウンターへ行きました。カウンターは5番、ビジネスクラス専用のレーンがあります。

【公式】スターラックス航空

オンラインチェックインはできませんが、機内食は事前に公式サイトから予約することができました。ただし、スターラックス航空の会員としてログインするとこちらの画面はでません。ログインしない状態で行いました(2025年5月現在の体験)。

JX800 A350-900

前方の4席はファーストクラス。

中央に荷物棚がないタイプです。

他社のファーストクラスに比べると狭めでしたが、とても上品な内装です。

最初はA321という小型機の予約をしていたのですが、A350-900に予約し直しました。その分朝早く出発しなくてはなりませんが、空港には費用を抑えられるカプセルホテルがあるので問題はありません。

カプセルホテルのようすはこちらをどうぞ。

空港直結!台湾CHO Stay Capsule Hotelカプセルホテル

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ビジネスクラス

ビジネスクラスの座席配列は、1-2-1。

ダークグレー、ウォームブラウン、シャンパンカラーを基調とした座席周りは、メタリックなシャンパンカラーの差し色が特徴的で、落ち着きと安心感を演出している気がしました。中央の座席にもしっかりした仕切りがありますので、プライベートは保てると思います。

機内では無料のWi-Fiが利用でき、フライト中もインターネットに接続可能です。ただし、今回はほとんど繋がりませんでした。笑。

合成ウール生地やレザー、スエードの表面のテクスチャーが空間全体に豊かで温かみのあるタッチを生み出しています。

短距離戦でもスリッパ(袋もあり)や厚手の毛布が用意されていました。

このブランケットはリサイクル素材の国際的認証「GRS認証」を取得したもので、100%リサイクルペットボトルから作られているそうです。肌触りが良くて暖かかったです。クッションも大き目で、とても使い心地が良かったです。

機内は24度に設定して状況に応じて上下させることが多いのですが、スターラックス航空の標準温度は何度かなあ。暑くなく寒くなく、温度が気にならないほど快適な機内温度でした。

席に着くと、パッションフルーツのウエルカムドリンク。濃厚でとても美味しかったです。このジュースは、時期によって変わるようです。

厚手のおしぼりには、スターラックス航空A350-900専用の香りがついていました。

この後、『初めてですか?』と尋ねられ、『初めてです』と答えると、座席周りに関する説明を受けました。満席の機内、それでも一人一人にとても丁寧な対応です。

シートベルトは3点式ですが、エアバッグが付いていないタイプ。離着陸時のみ肩からのシートベルトを締めます。

なお、航行中シートベルト着用サインが点灯したら、熱い飲み物のサービスは中断されます。

サイドテーブルの上には大きめの収納ボックス。

こちらにUSBポートやコントローラー、スマホを置くだけで充電できるワイヤレス充電もありました。

サイドテーブルには、座席を操作できるコントローラー。Zero Gと書かれたポジションもあって、操作も簡単です。

小さな物入があります。

JALのA350-1000と違って、開閉がとても簡単でした。長距離路線を利用した際、髪留めなど小物を入れておくのに便利でしょうね。

24インチの4K大画面は2面で楽しむことができます。

映画の途中でも航路図見たりすることもできました。モニターにタッチすると操作できますが、もちろんコントローラーもあります。

多彩なエンターテインメント(映画、ビデオ、オーディオ、ゲーム)が搭載されていますが、今回は興味を惹かれる映画はりませんでした(何を見たのかを忘れるくらい・笑)。

ノイズキャンセリングヘッドフォンもかなりしっかりとしたものでした。耳にあてる部分のクッションが柔らかく、長時間付けていても痛くならない気がしました。さらに素晴らしいと思ったのが「L」「R」と耳当てる部分に書かれており、すごく分かりやすい(=使いやすい)構造になっていることです。

なお、機内アナウンスがある場合、前方スクリーンに「ヘッドフォンを外してください」と表示されます。機内アナウンスは、ヘッドフォンを通して流さないので、注意喚起があるようです。ヘッドフォンを通さない方法はA350ならではのシステムですね。

足元も十分な広さがあります。

荷物は上の棚へ。

窓には電子シェード。その前のライトもいい雰囲気ですね。

もちろん、窓の下についているボタンでも操作できますが、スターラックス航空には、さらなる仕掛けもありました。

座席のポジションが操作できるこちらのコントローラーにも、電子シェードが操作できるパネルがありました。説明書がなくても操作ができる!こういった点も快適性に繋がるのでしょうね。

飲み物と機内食

テーブルは、前方から引き出すタイプ。

座席周りの操作が簡単だと、それだけでストレスフリー。居心地がさらによくなる気がします。

メニュー

スターラックス航空では、短距離路線でも、メニューカードとワインリストがありました。まるで長距離線並みのサービスです。

このメニューカード・ワインリストのいいところは、写真付き、詳細の説明付きだけでなく、日本語もあったことです。

しかも、種類が豊富です。

紅茶だけでも何種類もありました。

こんなに飲み物の種類が多い航空会社は初めてで、どれを飲もうか迷ってしまいますね。

離陸

定刻に離陸。

楽しいフライトが始まりました。

飲み物

食事の前の飲み物はシャンパンにしてみました。

 イギリス王室御用達としても知られている Laurent-Perrier(ローラン・ペリエ)が搭載されていました。瓶の切り口もきれいですね。

最近の機内では珍しく、ふくらみのあるフルートグラスを使っています。シャンパンが空気に触れる面積が大きいので、香りが立ちやすく、さらに閉じたリムの部分で香りが濃縮される構造になっています。

何と風味がいいことか!

エレガントで軽いボディー。 シトラスとレモンなどの柑橘系のフレッシュ風味が広がりました。機内でこんなに香りを感じられたことがないので、シャンパン自体がフレッシュなのかもしれません。

詳細

・味わい:辛口
・品種
  シャルドネ 50 – 55%
  ピノ・ノワール 30 – 35%
  ムニエ 15 – 20%

キャセイパシフィック航空のファーストクラスラウンジで見かけるシャンパンですが、スターラックス航空ではビジネスクラス、しかも短距離戦でいただけるとは思ってもいませんでした。

機内食

事前に注文していた機内食。

台湾の人気焼肉料理店「胡同焼肉」とのコラボ、オンライン限定で予約できる機内食です。ビーフスペアリブと書かれていましたが、想像していたものとは違いました。でも、とても美味しい!付け合わせのキムチも美味しく、ゆっくりゆっくり味わっていただきました^^

シャンパンを続けたかったのですが、スターラックス航空といえばカクテル!(←個人的な見解^^)なので、カクテルも頼んでみました。

デザートは別トレイで提供されます。

最後まで大満足の機内食でした。

飲み物が豊富なスターラックス航空のビジネスでは、カプチーノも搭載されています。この他には、タピオカミルクティー(←美味しいらしい)もあります。

到着まで

食後、せっかくなのでZERO Gのポジションにしてみました。

機内はアンビエント照明。照度を抑えて効果的に明るさ感を高める照明手法を採用しているそうです。搭乗、食事中、食後の時間など、フライトのさまざまな状況に合わせて機内照明が調整されます。

ドアを閉めてみましたが、完全に閉まるタイプではありませんでした。また、ドアも低めなので、完全個室とはいきませんが、保安上の問題にもすぐに対応できそうです。

足元も広々していて、長時間でも快適に過ごせそうです。

飛行時間が3時間しかないのが本当に残念。

お手洗い

短距離路線なのでポーチに入ったアメニティはありませんが、歯ブラシはいただけました。お手洗い内には、台湾で有名なアロマブランドP.Sevenが監修したA350-900専用の香りが設置されていました。

甘い香りの中にもウッディ系の爽やかさがあり、気分が落ち着く香りでした(あくまでも個人の感想です)。

なお、桃園国際空港にもP.Sevenが作った「国門香」という香りがあり、A330neoには、鉄観音烏龍茶をベースにした「星宇香33」という香りが搭載されているそうです。鉄観音の落ち着きと木の温もりが互いに引き立ち、穏やかな時間の中に快適さと安心感が生まれる香りだとか。A330neoにも乗ってみたくなりました。

今回も日本人の客室乗務員の方が来てくださり、メッセージカードやアイマスクなどもいただきました。満席の忙しい業務の合間に書いてくださったようです。満席時の大変さはよく知っているので、その気遣いに心より感謝。

到着前には、責任者の方がキャンディーを持って挨拶しながら周っていました。

非の打ち所がない、本当に快適なフライトでした。

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さいごに

2回目のスターラックス航空は、憧れのビジネスクラスに乗ることができました。スターラックス航空の機内は、飛行機に乗るのが好きな人の心をくすぐる仕掛けがあり、また新発見がありました。

期待値が高かったのですが、その期待を裏切らない素晴らしいフライト。旅客との会話を楽しもうとする客室乗務員の方も多く、新しい機材や美味しい機内食だけでなく、「快適さ」が追及されたフライトでした。

この機材でぜひヨーロッパに行きたいです。早く就航しないかなあ。

最後までご覧いただきありがとうございます。

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