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海外旅行の必需品、Wise(ワイズ)デビットカード。
いつもは、円高に振れたときに外貨を少しずつ購入して渡航に備えるのですが、台湾はWiseで口座を作れないので、事前に現地通貨(TWD:新台湾ドル)を購入しておくことはできません。しかし、オンラインや現地のMastercard 加盟店等では、日本で発行したWISE デビットカードでも他の口座に入金しておくだけで問題なく使えます。
今回は、空港でのWiseカードでの現金引き出しについて、そして、Wiseデビットカードで台湾鉄道のチケットをオンライン予約・購入した流れ、注意事項をご紹介いたします。
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Wiseデビットカードとは
Wiseは、国境を超えた資金の管理を容易にすることを目標として、2011年にイギリスで設立された会社です。
日本では2016年にサービスを開始しました。店舗を持たず、登録(本人確認を含む)から各手続きまで全てオンラインで行うため、格安の手数料を実現しています。便利でも見えない相手にお金を預けるのは不安です。しかし、Wiseは、世界中で1300万人以上の人に利用されており(2023年4月現在)、日本では関東財務局に資金移動業者として認可されています。
送金時に振り込んだお金は履行保証金として法務局に保全されており、万が一の場合でも保証されています。
Wiseの安全性
Wiseデビットカードは、その Wise が発行しているカードです。
利用すると、すぐにそのカードに登録している銀行口座(円や外資)から利用した分の金額が引き落とされます。ただし、電車のタッチ決済など、即時ではなくまとめて引き落とされる場合もあります。

上の写真はバンコクの地下鉄の改札で使ったときの事前承認です。電車を降りて改札を再度通るときにタッチすると、1THBを含んだ額が引き落とされます。デビットカードでオンラインで利用するとき、若干の手数料が一時的に引かれる場合があります。

上の写真は、プラットフォームの Klook で台湾のホテルを予約したときのようすですが、カードのチェックだけで引き落としはありませんでした。
ただ、ホテルのデポジットの支払いにデビットカードを使用すると、即時に引き落とされる場合があります。チェックアウトなどのタイミングで返金されるのですが、実際の返金は、数日から20日~2カ月ほどかかってしまうこともあります。なので、残高不足にならないよう注意が必要です。
今回、台湾鉄道でチケットを購入した際、カードの認証目的の手数料の引き落としはありませんでした。
台湾でWiseは使えるか?
Mastercard 加盟店であれば、もちろん使えます。
実際、台湾で、台湾ドルを引き出したり、台湾ドル建てで支払ったりしました。引き出しや決済するときに、自動的に Wise のレートで台湾ドルに換算され引き落とされます。
Wise には、実際のカードとデジタルカードの2種類がありますが、私はそれぞれのシーンで使い分けています。
ATMで台湾ドルを引き出す

台湾ではまだまだ現金が必要な場合が多いので、空港に着いたら、まずMastercard対応ATMで台湾ドルを引き出します。引き出しは "Saving" から行いました。
ATM で 現金を引き出す場合は、実際のカードが必要 です。
ひと月25,000円分まで手数料無料(2026年10月現在)で引き出せますが、国ごとやATMごとではありません。もし、同じ月に他の国で引き出している場合、その利用分もカウントされますのでお気をつけてください。なお、台湾ドルへの換算時には変動手数料がかかります。
別途、現地ATM設置機関利用(ATMオーナー)手数料がかかる場合があります。
ちなみに、「台湾銀行」と「國泰世華銀行」のATMでは、ATM側の手数料は無料でした。「國泰世華銀行」のATMは、台湾のコンビニでよく見かけます。

日本円から台湾ドルへの両替には、約1% の手数料がかかるようです。
Wiseは銀行ではないので口座のお金に利息はつかず、クレジットカードのようなポイントもありませんが、両替の手数料は、クレジットカードでのキャッシングと比べるとかなり安いですね。この日のレートは、1台湾ドル=4.86円、銀行(有人カウンター)でのレートが 1台湾ドル=5.076円 だったので、お得に両替できました。
※今後、Wise側の条件は変わる可能性があります。
実際のカードかデジタルか?

実際のカードは(日本発行となっていても)国外から発送されので、届くまで日数がかかります。なので、渡航が決まったら早めに申し込んでおくといいかもしれませんね。
一方、デジタルカードはすぐに発行できます。
Wise デジタルカードは、実際のカードが届く前にホテルを予約したい場合や Apple Pay にインストールしておけば、国内外の店舗やオンラインでの支払いに利用できます。
ただし、デジタルカードを先に発行して、次に実際のカードを申し込むと手数料が(2枚目となり約半額の640円)がかかります のでお気を付けください(手数料は2026年10月現在)。
なので、Wiseカードの発行は、①実際のカード → (実際のカードが到着する前でも)→ ②デジタルカードの順がおすすめです。
なお、最初にWiseのカードを発行する場合、3,000円の入金が必要 となります。
リンク先の紹介ページには、momoka以外の名前(〇〇ko)が表示され、クーポンが発行されます。ただ、このご時世ですので、もしリンクから進むのに不安を感じられる方は(手数料はかかってしまいますが)、最初にデジタルカードを発行して実際のカードを申し込むと(2枚目になり)手数料は下がるようです。


どちらもAppleウォレットに追加できますが、私は、デジタルカードのみ追加しています。
デジタルカードは、アプリから凍結や削除が簡単にでき、番号を使い捨てにできるという特徴があります。私自身、海外滞在中にクレジットカードで不正請求にあった経験はないのですが(日本国内はJCBであり)、渡航の度に作り、帰国後は削除するという「使い捨て」もできます。
Appleウォレットに追加する場合は、あらかじめWiseアプリを最新バージョンにアップデートし、ログインした状態で進めてください。
公式サイトでの解説通り進むと、簡単に追加できました。
【手順画像付き】Wise(ワイズ)カードをApple Payに追加する方法|設定手順とエラー時の対処法 - Wise
Wiseデジタルカード
今回は台湾鉄道の公式サイトでチケットを購入しましたが、他には、下記のマークがあるお店で使えます。

ATMを使うなら実際のカード。予約はデジタルカード。
ホテルの予約には、デジタルカードをを使いました。
他には、海外の配車アプリGrabやUberにも登録して、渡航先で使ったデジタルカードは、帰国後に削除するようにしています。また、すぐに無料で作れますので。
なお、承認済みの支払いやオフライン取引は、凍結・削除の後にも処理されることがあります。凍結は返金や予約のキャンセルにもなりません。身に覚えのない取引があれば、すぐにWiseに報告し、カードの取消・交換しましょう。
台湾鉄道のチケットを予約
台湾旅行の準備として、台湾鉄道のチケットをオンラインで買ってみました。
アプリ、パソコンのどちらでも操作できます。


パソコンだと日本語で操作できますが、アプリ(中・英のみ)も使い勝手が良かったです。
列車を選ぶとき、Mountain(山線)、Coast(海線)と表示されるのですが、走行ルートが違い、おすすめは Coast です。
また、台湾鉄道では(日本の鉄道にはない)座席を移動しながら乗車できるシステムがあります。例えば、台北から花蓮まで同じ席が取れなくても、区間ごとに座席がアサインされ乗車でき、混んでいる場合に適応されるようです。移動が嫌な場合は✅を外しておきましょう。
予約はバスポート番号と名前で管理されます。
実際の予約・購入、乗車のようすは、別途記事でご紹介しますね。
決済
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無事に予約できましたが、決済を承認してもうまくいきませんでした。
いつもはすぐに送られてくる、決済完了の通知が来ないのです。Wiseの履歴にも引き落とされた気配がありません。台湾鉄道の公式アプリで確認してみると「予約完了」とはなっていますが「未決済」のままです。
予約した次の日(深夜0時)までに決済しない場合、予約はキャンセルされてしまいます。

アプリで決済したのですが、時間がかかっているかなと思い、パソコンでも履歴をチェックしてみました。少し待ちましたが、変化はありません。
どこかを無意識にタップしてしまい、無効になってしまったのでしょうか?
Wiseに問合せてみた
なので、深夜でしたが、Wiseに問い合わせてみました。
Wiseには、メール、電話、そしてチャットの3種類の日本語のカスタマーサポートがあります。 問い合わせ内容を選択してから進むのですが、個別の質問に対する窓口を見つけるのは少し困難でした。なので、忘却録もかねて残しておくことにしました。
ログイン後の画面の ①、そして②をクリックすることで、メールなどの個別の問い合わせに進めます。


次のページにトピックが表示されますので、希望の項目をクリックしてください。
今回は「Wiseデビットカードについて」を選んでみました。
その後、問い合わせの項目が表示されますので、一番下にある「その他」を選びましょう。
なお、アプリで問い合わせをする場合は、以下の手順となります。

どちらも、このような画面から日本語で問い合わせることができます。
平日ですが深夜だったので、メールで問い合わせました。24時間以内に返答が来るようです。
しかし、速攻で返事がきました!
ものすごく丁寧に、状況と対応策が書かれていました。また『取引自体が確認できませんので、お支払いはできていない状況でございます。』とのことで、もう一度決済しても二重の支払いにはならないようで、安心しました。
いろんな対策を教えてもらったのですが、以下のポイントが一番気になりました。
VPNを解除して、アプリではなくウエブサイトで決済してみました。


何が功を奏したのかは分かりませんが、1回目は上の画面から先に進まなかったのですが、2回目は(書かれている通り)自動的に更新され、購入完了となりました。

無事に決済が完了して、Wiseから 引き落としに関する通知が来ました。台湾鉄道の公式アプリでも "Unpaid(未払い)" から " Uncollect(未発券)" に変わりました。
引き落とし通貨

ところで、チケットの値段は1,067 TWD(約5,270円)です。しかし、4,464円しか引落しがありませんでした。まさか!子供料金のチケットを買ってしまったのか!?と思い確認しましたが、大人用のチケットです。
何かモヤモヤしましたが、結局その日はそのままで、後日その理由が分かりました。

今回はWiseの口座に米ドルが少し残っていたのですが、Wiseは換金手数料が安い通貨から使う(自分では決められない)ので、日本円よりより手数料が安い米ドル、そして残金が日本円から引き落とされたのでした。
最初は、米ドル分が表示されていなかったので少ない額だったのですね。
ほっ。
なお、香港ドルの残金がある場合、①香港ドル、②米ドル、➂日本円の順に引き落とされます(体験談)。両替手数料が低い順でしょうね。

後日、表示方法が変わりました。
なお、勝手に(両替しておいた別の)通貨を使われたくない場合は、Wiseの「お財布機能」を使うことをおすすめします。「お財布機能」は、メインアカウントの資金とは別に、目的ごとに資金を分けて管理できる便利な機能ですが、誤って使いたくない資金を保管しておくこともできます。手数料無料で、メインアカウントから移動、戻すことができます。
今回は、円高の時に両替しておいた香港ドルは「お財布機能」に移してあったので、使われなくて済みました。
なお、米ドルの方が手数料が少ないと言っても、わざわざ米ドルに両替してその通貨を使うほどではありません。手数料の二重払いになってしまいますからね。
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さいごに
今回は、Wiseデビットカードでの現金引き出しやオンラインで台湾鉄道のチケットを買ったときのようす、トラブルシューティングについてご紹介いたしました。チケット購入は、最初うまくいかなくて焦りましたが、深夜でも対応してくれたのはありがたかったです。
現地のお店では基本的に Wiseデビットカードでタッチ決済、ホテルでデポジットを求められたときはクレジットカードを提示してお得に旅行しようと思います。
Wiseの詳細については、こちらもあわせてどうぞ。
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次回は、2026年11月4日(水)に台湾旅行編を更新予定です。またお越しいただけますと嬉しいです^^