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現在、タイ入国後60日(59泊60日)以内の観光目的の滞在の場合(往復の航空券又は他国へ出国する航空券等を所持)、日本パスポート保持者であればビザなしで入国することができます。ただし、パスポートの残存期間は6ヶ月以上必要です。
しかし、2025年5月1日から、外国人がタイに入国する場合は電子入国カード(Thailand Digital Arrival Card, TDAC)の提出が必要となります。
今回は、新しく始まる電子入国カードの詳細と、タイ(主にバンコク)旅行に役立ったツールをご紹介いたします。
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入国カード
2025年4月現在、タイへの入国時には、入国カードの記入が不要となっています(2022年7月2日の入国より廃止)。なので、短期観光客は、種国の航空券とパスポート(残存期間6カ月以上)だけでタイへ行けます。
電子入国カード

2025年5月1日から、空路、陸路、海路を問わず、外国人がタイに入国する場合は、電子入国カード(THAILAND DIGITAL ARRIVAL CARD:TDAC)が必要となります。
TDACは、以前にあった紙でのタイ入国カード(TM.6)の電子版です。
無料です。
登録・提出は、タイ到着の3日前から可能です。
【例】5月4日に入国する場合は5月1日から登録可能
- 登録・詳細はこちら >>> Thailand Digital Arrival Card
入力方法
入力は英語のみで、新規に登録する場合は「Arrival Card」を選択します。
step
1個人情報
Personal Information(個人情報)として以下を入力します。
- 名前
- パスポート番号
- 国籍(JPN:JAPANESE)
- 生年月日
- 職業
- 性別
- ビザ番号(ビザが必要な人のみ)
- 現住所 (国名、県名)、電話番号(+81のあと0を取った番号)
国籍や現住所は、最初のアルファベット(JAP・・・)を入力すると候補が出ます。
入力したら "continue" をクリックして次ページへ進みます。
step
2旅行情報
次の画面の Trip & Accommodation Information(旅行情報)で以下を入力します。
- タイ入国日、出発地 (国名)
- 旅行目的
- 入国方法 (空路、陸路、海路)
- 入国時の便名や車両番号など
- 出国時の情報(任意)
- タイでの滞在先・住所名前
ちょっと難しかったのが、タイでの住所のうち "District Area" 等を選択するところです。タイの住所は、番地→通り番号→区町村→市郡→県→郵便番号 の順になっています。

上の住所のうち、以下の部分がまずは必要になります。
日本語 | 英語 | タイ語 | タイの住所 |
---|---|---|---|
通り番号 | ー | Soi | Soi Sukhumvit 24 (スクンビット通り) |
区町村 | Sub-District, Sub-Area | Khwaeng | Khlong Tan |
市郡 | District, Area | Khet | Khlong Toei |
県 | Province | ー | Bangkok |
Krung Thep Maha NakhonはBangkok(バンコク)のことです。
照らし合わせて、住所を入力していきましょう。


それぞれの項目をプルダウンで選択すれば、簡単に入力できました。
最後の Address は、通り番号などを手入力します。
step
3健康状態
最後の画面で、Health Declaration(健康状態の申告)を行います。
タイ到着の2週間前までに滞在していた国を選択 (複数選択可) すれば大丈夫です。
step
4内容確認・提出
”Preview” をクリックし入力内容を確認します。

間違いがなければメールアドレスを入力し "I have read and accepted the Terms and conditions." にチェックを入れ、”Submit(提出)” を押して完了となります。
承認されると、電子入国カードが登録メールアドレスに(すぐに)送られてきます。タイ入国時に審査場で必要に応じ提示することになるようです。なお、提出済みのTDACの内容を訂正する場合は最初の画面で "Update Arrival Card" を選択すれば修正できます。
出発3日前になったら行いましょう。
eSIM
バンコクは無料Wifiを使える場所が多いので、短期間の滞在なら、SIMカードを入れ変えたりWifiルーターを持って行かなくて大丈夫な場合もあります。しかし、今回は途中で予約の確認をしたりGRABに乗ったりする予定だったので、現地で使える eSIMを用意することにしました。
この方法には、SIMロック解除された端末やSIMフリー端末が必要 です。
以前は、バンコクの空港ターミナルで、到着後に必要なSIMカードを買っていました(現在も到着フロアにお店はあります)。数日の滞在中、700円くらいで問題なく使えていたので重宝していましたが、今回は(短い滞在時間を少しでも効率よく動きたいと思い)、AIralo(アイラロ)eSIMをインストールして行くことにしました。

簡単な検索やLINEなどの連絡だと、3日で1GBで足りるのですが、何かあった時のことを考え、少し多めのeSIMを購入することにしました。
初回利用時は、割引コードを使って安く購入できます。よろしければ、どうぞ。
初回のみ3ドル引きになるお友達紹介コード >>> MOMOKA1803
Airaloの公式サイト(インストール)はこちら からどうぞ <PR>【公式】Airalo
体験談
タイではありませんが、香港で使った様子もあわせてどうぞ。
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eSIM【Airalo】が便利!香港ディズニーランド・リゾートで使ってみた!!
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複数の国を周るなら
なお、タイだけでなく他の国も回られるなら、世界の多くの国で使える eskimo のグローバルタイプもおすすめです。ただし、eskimo のグローバルeSIMは、シンガポールでは使用不可 です。

主にGoogleマップでの検索やLINEぐらいにしか使いませんが、2泊3日で1GBも使いませんでした。

もし、500MBのeSIMを無料で試されたい方は、どうぞ下記の招待コードをお使いください。
KANAKO51966
なお、インストールに関しては、ご本人の責任の下でお願いいたします。
スカイトレイン1日乗車券
続いては、交通です。
バンコクでは、主にBTS(バンコク・スカイトレイン)を使って動き回ろうと思っていました。
BTS
バンコクの高架鉄道システムのことで、シーロム線とスクンビット線の2線があります。
両路線は、CEN Siam(サイアム)駅で乗り換えることができます。

なので、1日乗車券を買っておくことにしました。1日乗車券と言っても、立派なICカードです。
"kkday" というレジャー予約プラットフォームでも同じ1日乗車券を販売していましたが、そちらが完売だったので、今回は、KlooK で買いました。
Klookは、香港に本社を置くKlook Travel Technology Limitedが運営し、アジアの都市を中心に世界各地域でサービスを提供しているプラットフォームです。
特長
・バウチャー引き換え前のキャンセル無料
・即時予約
・即日利用OK
- プロモーション:登録はこちら >>>(PR) Klook 登録
引き取り
購入すると、すぐにメールでバウチャー(添付ファイル)が送られてきました。
今回購入した「スカイトレイン1日乗車券」の有効期限は、購入日よりほぼ9か月後の月末。
購入時、引き取り場所(空港か、サイアムスクエア)を選ぶことができます。

私は、到着してすぐに引き換えられるように、空港を選びました。

出発階(出国のエスカレーター側)まで行かないといけないのは面倒ですが、カウンターはすぐに見つかりました。BTS一日乗車券を引き取るには、Klookのカウンターで、モバイルバウチャーをスタッフに提示すすだけでOKです。
場所と時間
・場所:スワナプーム空港4階(出発階)
・営業時間:06:00ー00:00(日曜日~土曜日)
BTS1日乗車券は、購入時に選んだ日付に関係なく、滞在中好きな日に利用開始できます。
公式サイトには、営業時間は朝6時からと書かれていましたが、5時24分頃に行ったとき、すでにオープンしていました。なので、(100%の確証はありませんが)少し早めに行っても引き取れるかもしれません。
レートによって、少し値段が違うようですが、私は494円(約130バーツ)で買いました。1回の乗車が、最低16バーツ、最高59バーツなので、数回乗るなら、買っておいた方がおトクです。また、毎回チケットを買ったりチャージしなくていいのでで、楽です(チケット売り場は混んでいますしね)。
なお、BTSの料金は、2022年12月に値上がりしたようです。
ラビットカードの確認

ところで、BTSの乗車券は1日乗車券だけなく、チャージ式の「ラビットカード」もあります。
ラビットカードはチャージ(英語:Top-up)して繰り返し使えるICカードです。
タクシーなどを利用して観光される方も、夕方のラッシュ時には移動時間が読めるBTSを利用される方も多いかと思います。そんなときに重宝するのが、このオレンジのラビットカードです。こちらは現地、BTSの駅のチケットオフィスで買うことができます。
久しぶりに使うので、使えるかどうか調べてみました。
有効期限
ラビットカードには、7年という有効期限があります。
私自身何年も同じカードを使っていたので、その有効期限が気になりました。

ラビットカードの有効期限は、以下のサイトで番号を入れれば、簡単に確認できます。
- rabbit の有効期限を調べるサイト >>> https://service.rabbit.co.th/expirydate

ラビットカードの番号を入力して、「I’m not a robot(ロボットではありません)」にチェックを入れて「Submit(送信)」すると、有効期限が表示されます。
私の rabbit の有効期限は、2022年12月23日。けっこうギリギリでした。
なお、仮に残額が入ったまま期限切れになったとしても、残額は使えるようです。
ただし、期限切れ以降はチャージ (Top-up) や回数券の追加はできません。
2年間使っていなかったら
さらに、ラビットカードには、もう一つルールがあります。
最後の使用から2年あいてしまうと、そのままでは使えないようです。
久しぶりにバンコクへ行かれる方は、こちらの方が心配かもしれませんね。かく言う私も、前回行ったのは2019年の10月。なので、3年近く過ぎていることになります。
しかし、こちらもBTSの駅のチケットオフィスでチャージ(100バーツ)してもらうことで、延長することができました。その際、手数料はかかりませんでしたが、パスポートが必要でした。ただし、こちらは2022年の体験なので、現在は変更されている可能性もあることをご了承ください。
使い方

使い方は、スカイトレイン1日乗車券もラビットカードも同じです。
BTSの改札はこんな感じです。
あとは、改札を出入りするときに、カードリーダーに1日乗車券(ICカード)ラビットカードをタッチするだけです(日本と一緒ですね)。
動き回る日は「1日乗車券」、ちょっと移動するときは「ラビットカード」と使い分けると、1人でも、安価に移動できました。
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帰国前に必要な書類
最後は、「Visit Japan Web (VJW)」の準備です。
コロナ禍に始まった「My SOS」の検疫部分が、「VJW」に統一されました。その後、入国規制が撤廃されたので、VJWは、(日本国籍パスポート保持者が入国する際は)Web税関申告書として利用できます。
こちらも合わせてどうぞ。
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さいごに
久しぶりのバンコク。
BTSの1日乗車券を使って行った場所もあわせてどうぞ。
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