アブダビでアラジンの世界に浸れた「シャングリ・ラ ホテル」宿泊記です。
プレミアム・ストップオーバー
アブダビでは、エティハド航空のプレミアム・ストップオーバー(1泊無料/朝食付き) を利用しました。ホテルは、第二希望に出した、Shangri-La Hotel, Qaryat Al Beri, Abu Dhabi(シャングリラ ホテル カリヤト アルベリ アブダビ)です。プレミアム・ストップオーバーを利用すると、チェックインした時間から24時間宿泊できます。
エティハド航空のストップオーバー・サービスには大きく分けて、2種類あります。現在行われているキャンペーンを追記しました。
シャングリ・ラ・ホテル
外観やロビーは、まるでアラジンの世界!この日の朝は33度。湿度は高いですが、この気温ならなんとか過ごせます。
ウェルカムドリンクは、アラビックコーヒーでした。アラビックコーヒーとは、浅煎りしたコーヒー豆とカルダモンなどのスパイスを煮出して作る中東ならではのコーヒーです。
おすすめポイント
モスク・ビュー
部屋は、アブダビ大運河沿いのモスク・ビューでした。夜到着したので、バルコニーからは、ライトアップされたシェイク・ザイード・グランドモスクが見えました。
夜も気温が下がらず却ってもわ~っとなっているので、部屋から出て写真を撮ろうとすると、カメラのレンズがすぐに曇ってしまいました。
無料シャトルバス
1日に2便、各観光地(グランドモスク、ルーブル・アブダビ、フェラーリワールドなど)への無料のシャトルバスサービスがあります(2019年8月現在)。予約が必要です。
前日に予約しましたが、入っていないことがありました。なので、当日チェックが必要だと感じました。
point
上のような注意書きが時刻表のリーフレットにはあったのですが、「ホテルから出発したシャトルバスは降車のみで、観光地からの乗車はできない」と冷たくフロントのスタッフに言われました(泣)。残念。
ホテルの概要
伝統的なアラベスクスタイルのホテルで、全長1㎞のプライベートビーチからは対岸の景色が望めます。
8月なので夕方でもかなり暑い!プールからも対岸のモスクを見ることができます。
ホテルの中にも小さな運河があります。
スークへは、ホテルからアブラという小さな船に乗って行くこともできます。
ホテルの周辺
ホテルの周りには何もありませんが、徒歩10分くらい所に小さなスーク(市場) があります。
スタバやスーパー、レストランがありましたが、わざわざ行く必要はないかも・・・。町中のスークの方が雰囲気がありました。
路線バス
スークの前にはバス停があり「22番」のバスが走っていました。マリーナモールから 22番バス に乗れば、シャングリ・ラ・ホテル近辺に戻って来られるようです。でも、私が起点としたバスステーションを通らないので、上級者ルートですね。
参照:Abu Dhabi Region Bus Services
部屋のようす
部屋は少し古めなアラビアな感じです。暗めの部屋なのでライトがたくさんあるのですが、最初に案内された部屋は、ライトの半分が点きませんでした( ゚Д゚)!
案内してくれたスタッフもビックリして、すぐに別の部屋を案内してくれました。
しかし、次の部屋は人が入るような準備がされていなかったようで、アンモニアのような臭いがしたので、変えてもらいました。
3部屋めでやっと落ち着きました。ジェイド会員でなくなってしまったからなのでしょうか・・・、チェックイン時の対応もWelcomeな感じではありませんでした。
でも、案内してくれた男性スタッフはとても親切でした。

少しお姫様気分になれます(^^)
グランドモスク ビュー
朝、バルコニーに出てみました。朝も湿度が高く、一気にレンズが曇ってしまいます。このホテルの良いところ!いくつのかの部屋からは、モスクをバルコニーからも見ることができます。
でも・・・
着いたとき(夜)には気付かなかったのですが、モスクの前では工事をしています ( ゚Д゚) .朝8時ごろから夕方まで工事の音が聞こえてきました。こんな暑い中で・・・。
運河沿いの建物が完成したら、この景観は臨めなくなってしまうのかしら?残念です。
アメニティ
普通の部屋なので、アメニティは、いつものシャングリラブランドです。
部屋に、無料のお水は計6本ありました。日によってですが、シャトルバスに乗るときにもお水をくれたので、アブダビではお水を買うことがなかったです。
クローゼット
クローゼット内には、バスローブやアイロンがありました。
バスルーム
シャワーも快適。
ちょっとアラジンの世界を味わえる(?)バスタブも別にありました。
古いタイプのシャングリラホテルですが、水回りの使用感や排水も問題ありませんでした。
朝食
ホテルの朝食は、ロビーから1階降ります。内容は、さすがシャングリラ!オープンエアのテラス席もありました。
せっかくなので、まずはデイツから。ラマダン(イスラムの断食月) 明けに最初に食べられる栄養価の高い木の実です。
焼き立てのパンやエッグステーション、ヌードルコーナーなど、とても充実した品揃えです。人がほとんどいない(一人のときもあり!)ので、写真をいっぱい撮らせてもらいました。
どれも美味しそうで、毎日ほんの少しずつ変わっていました。
シャングリラなので、やっぱり中華粥が美味しい!
洋食・インド料理・中華料理を少しずつ。
ハニカムはちみつがあるのが嬉しい!
デザートも充実しています。甘いもの好きには堪らない!アイスクリームも食べ放題です(^^)/
チョコレートファウンテンもありました(^^)/
スイカは細長いタイプでした。とても甘くて美味しかったです。スイカジュースでもいただきました。
最後は、モロッカンミントティー。この日サービスしてくれた男性の気配りが最高でした。私の着席を確認して、きちんと銀のポットで持ってきてくれました(1日目はミントティーを頼んだのに緑茶だったし、カップだったし・・・)。
銀のポットは、持ち手が結構熱くなるのです。昔、機内のファーストクラスでは、銀食器や銀のティーポットが使われていたので、懐かしく思いました。
まとめ
おすすめ度 ★★★☆☆
アラブの雰囲気いっぱいのホテルなのですが、難点は立地です。空港からは町と反対方向に位置しているので、町中へ出るにもタクシーで30分以上かかります。
グランドモスクやヤス島の観光地へ行くには便利なのかもしれませんが、大統領官邸やルーブル・アブダビへは遠いです。
また、大多数のスタッフはとても親切なのですが、時おり(特にフロント)そうでないスタッフもおり、対応が冷たかったり、すんなりリクエストが通らないことが何回かあり残念な感じでした。
なので、総合すると★3つ。
ただ、今回は宿泊者が少なかったので、シャトルバスが貸し切りだったり、雰囲気のあるレストランでゆっくりできたのが良かったです。
でも、次回は、移動に便利な町中のホテルに泊まってみたいと思います。
また辛口コメントになってしまいました (笑)!
最後までご覧いただきありがとうございます。