Korea

春のソウルでスィーツ巡り ~韓国伝統茶からパッピンスまで~

2023-05-17

※当サイトはアフィリエイト広告やPRを利用しています。

「旅とアロマ」にお越しくださり、ありがとうございます。

久しぶりのソウルでやりたかったことの一つ、スィーツ巡り。韓国伝統茶とお菓子から定番のパッピンス(팥빙수:氷あずき)まで、欲しかった食材も買えていろいろ楽しむことができました。

今回は、1泊2日で楽しんだ、ソウルのスィーツ巡りをお届けいたします。

スポンサーリンク


薬令市場

広蔵市場を楽しんだ後は、地下鉄に乗って「薬令市場」へ。

ソウル東部の地下鉄1号線、祭基洞(チェギドン)駅からアクセスしました。

地下鉄の駅を出ると、歩いているだけで体によさそうな漢方薬の香りが漂っています。

韓方の材料を豊富に取り扱う薬令市場で買ったのは、五味子(オミジ/オミジャ)と、なつめ。

「五味子」とは、チョウセンゴミシの赤い果実で、「甘・酸・辛・塩・苦」の五つの味を持っています。体調によってどの味が強く出るかは人それぞれのようですが、久しぶりに飲んだ時、強い酸味と漢方薬独独の苦み少し感じました。

五味子

漢方的には、止咳、止渇、止瀉、滋養、固精の効能があり、慢性の咳嗽(せき)や喘息、口渇(のどの渇き)、下痢、疲労などに用いられます。

なつめ

実を乾燥させたものは、生薬の「大棗(たいそう)」となり、貧血予防、体を温める、エイジングケア効果、緊張の緩和や鎮静作用便秘予防に用いられます。

「なつめ」効能の出所>>>Yomeisyu

五味子茶

五味子茶の作り方は簡単です。

用意するもの

・五味子:30g
・水:500ml
・透明の容器
・キッチンペーパー

五味子をよく洗い、透明の容器に入れ、水を注ぎます。1日ほど冷蔵庫内に置いて、キッチンペーパーなどで濾せば出来上がり。上の分量は少し濃い目の作り方です。そのまま飲んでもいいのですが、私はいつも少し濃い目に作って、よく冷やしたソーダ水で割って飲んでいます。ソーダ水で割ると、喉ごしすっきりの飲み物になるので、暑い季節におすすめです。

砂糖やはちみつを入れると、より飲みやすくなりますよ(^^)

ソウル薬令市韓医薬博物館

買い物の後は、ソウル薬令市韓医薬博物館に併設されている韓国伝統茶カフェへ。

薬令市場のエリアにあるので、お買い物の後の休憩に気軽に利用できます。

今回も、伝統茶の 十全大補 (じゅうぜんだいほ:십전대보) をいただきました。

十全大補

胃腸の働きを高め、食べ物の栄養分を消化吸収できるように「気」(人の体を支えるすべての原動力のようなもの)と「血」(全身の組織や器官に栄養分を与えるもの)を増やしてくれます。

期待通りの、体に染み渡る漢方茶です。 なつめチップがたくさん入っていました。「気」と「血」がともに不足している人は、充電してもすぐ切れてしまう携帯電話のような状態だそうです。

お茶と一緒にサービスされるのは、カンジョン (강정) という伝統菓子です。カンジョンは、蜂蜜・穀物・もち米粉をこねて切り、油で揚げたもの。「おこし」のような感じですが、軽くてサクサクしています。

伝統茶というと仁寺洞にたくさんカフェがありますが、混んでいる場合があります。でも、こちらだと空いている場合が多いので、つい立ち寄ってしまいます。お店は韓国語オンリーですが、スタッフの方は親切なので、問題なく注文できると思います。

ソウル薬令市韓医薬博物館のようすは、こちらでどうぞ。

【2018年】深夜便利用のソウル旅!~新羅ホテルの豪華朝食から薬令市場まで~

日帰りでも楽しめるソウル旅行

続きを見る

バス移動

薬令市場からは、いったん明洞(ホテル)に戻ることにしました。機内と市内までのバス移動中に少し寝たとはいえ、市場を歩き回っているとさすがに疲れてきました。ホテルは、アーリーチェックインもできましたし。

薬令市の門を背に、右の方向へ進むバスに乗れば、東大門・明洞方面へ行きます。261番のバスに乗り、ロッテデパート前のバス停(明洞)で降りることにしました。

乗るときに運転手さんのそばにあるパスリーダーにT-money カード(交通系ICカード)をタッチさせ、降りるときに、もう一度タッチします。

T-moneyカードは、地下鉄やバスに利用できるので、持っていると便利なカードです。地下鉄の券売機で簡単にチャージできます。

地下鉄だと乗り換えないといけない場所でも、バスだと直で行ける、しかも時短できる場合があります。

ホテルに戻る途中、明洞で両替をしました。

明洞には両替屋さんがたくさんある通りがあり、レートが少しずつ違うのですが、この日はこちらが一番良かったです。

ブビン 付氷 부빙2号店

さて、ホテルでひと休みしたあと、夕方からは、パッピンスを食べに「ブビン(付氷 부빙)2号店」へ。

お店は、地下鉄3号線「安国駅」 2番出口から徒歩5分位の場所にあります。

こちらも、ブログ友達のまりぶさんが紹介されていたお店です。

本店はもう少しアクセスしづらい場所にあるのですが、2号店は駅から徒歩5分ほどです。

安国駅の駅を出たら、おしゃれなカフェや雑貨屋さんが並んでいる道(プクチョンロ)を歩いて行きます。

大きな交差点まで来たら、左側に渡り、さらに歩きます。

伝統家屋が立ち並ぶ(坂道が多い)北村の近くなので、この辺りまで来ると、緩やかな坂道になっています。

2023年4月当時

「プクチョンロ7ギル」まで来たら左に曲がります。

「プクチョンロ7ギル」の目印は、上の煉瓦壁の建物です(2023年4月現在)。

「プクチョンロ7ギル」に入って少し歩き、左を見ると、お店があります。

この辺りを走っている1番・2番バスの「カフェドン住民センター (Gahoe-dong Community Service Center)」の停留所近くです。位置的には、カフェドン住民センターの裏側になります。

日本で調べておいたとき、グーグルマップには、「Boobing Gahoe Branch」と表示されていました。

最近のソウルのお店では、機械に電話番号を入れて呼び出してもらうシステムを導入している所が多いようです。

こちらでは、韓国で使える電話番号を入力します。

今回、SIMカードを入れ変えていなかったので、韓国の電話番号はありません。その旨をスタッフの方に伝えると、お店の方がご自身の電話番号を入れてくれました。店内には椅子もあり、そちらで待っていると呼び出してくれました。

日本人が多く行く店なので、お店の方も対応に慣れているようです。

4月のメニューです。

季節によって少しずつ変わるようなので、毎回来る楽しみがありますね。

生のいちごもありましたが、市場で買ってたくさん食べたので、黒ゴマのパッピンスにしてみました。

小豆は中に入っています。

黒ゴマが濃厚で、とても美味しかったです。

ただし、食べるのは少し工夫がいるようで、上から崩れないように攻めていきます(とは言っても、少し崩れてしまいましたが)。

onion

ソウルには韓国伝統家屋をリノベーションしたカフェが多いのですが、こちらもその一つ。

「Cafe Onion(カフェオニオン)」は、ソウル市内に3店舗を展開しており、安国駅からほど近いこちらのお店は、3号店です。

こちらは朝7時から営業しているので、朝ごはんの候補として調べておいたお店です。

次の日の朝食用に、チョコレートのパンを買いました。パンやデニッシュは、一つが大きいので、結構食べ応えがあります。

お店には、テーブル席だけでなく、マルと呼ばれる縁側もイートインスペースとして開放されています。しかし、人気のお店なので、店内で食べるには待ち時間が発生していました。お店の外(門の中)にも座って食べられる場所もあり、外で食べるときは、待つことなくパンを購入できます(持ち帰り同様)。

仁寺洞(インサドン)や三清洞(サムチョンドン)、昌徳宮(チャンドックン) といった人気観光地に近い場所にありますので、ゆっくり朝ごはんを食べてお出かけ、もしくは散策の途中にちょっと立ち寄るのに便利なお店だと思います。

スポンサーリンク


さいごに

1泊2日といった限られた時間でのスィーツ巡り。地下鉄やバスを駆使しながら、回ってみました。

韓国での観光では、一般的にGoogleマップが使えないと言われていますが、公共交通機関(バスや地下鉄など)のルート検索は可能でした。ただし、Google mapは制限がかかっているので、きちんとした地図をお望みの方は、「카카오맵:Kakao map」、「KONEST韓国地図」です。

地下鉄やバスを利用すれば、安く、いろんなところを楽しめますよ^^

最後までご覧いただき、ありがとうございます。

-Korea
-, , , , , , ,