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【2022年】初夏の礼文島・利尻島① ~ 旅の準備とANA稚内便・ハートランドフェリー乗船記 ~

2022年7月、長年の夢だった礼文島と利尻島へ行ってきました。

大人気の場所なので、半年前から計画を始めました。

しかし、初めての場所に行くとなると、旅の全体像がなかなかつかめません。

なので、忘却録も兼ね、旅の計画から旅行のようすまで、細かく記していこうと思います。

少し長くなりますが、お付き合いいただけますと幸いです。

旅の計画

阪急交通社のパンフレットより

旅のきっけかは、旅行会社から届いたパンフレット。

パンフレットには、いつか行ってみたかった礼文島や利尻島の美しい景色が広がっていました。

花々や景色の美しさだけでなく、海の幸(ウニ)も!

しかし、ツアーには、都合のいい出発日がありません。なので、個人で計画を立てて、利尻島と礼文島に行くことにしました。

計画を始めたのは、2022年の2月です。

旅の準備

利尻島は2回目ですが、礼文島は初めてです。

ただ、利尻島は2回目とは言っても、前回行ったのはほぼ20年前。

どちらも初めての気分で、情報を集めることにしました。

参考にさせていただいたのは、以下のサイトです。

この他、ハートランドフェリーのLINEに友達申請して、礼文島観光協会のTwitterもフォローして、生の情報を集めました。

アクセス

夏の旅行シーズンに東京から礼文島と利尻島へ行く方法は、2つあります。

ひとつは、札幌まで行き、新千歳空港、もしくは丘珠空港から利尻島まで飛行機を利用する方法。

もう一つは、羽田空港から稚内空港まで行き、島へはフェリーで移動する方法です。

前回利尻島へ行ったとき(7月)、利尻島ー札幌 間は、飛行機を利用しました。

しかし、利尻島から札幌へ戻る飛行機が天候理由で欠航になり、大変な思いをしました。

なので、迷った末、稚内経由(フェリー移動)にすることにしました。

http://www.heartlandferry.jp/landing/

ところで、礼文島には1カ所、利尻島には2カ所のフェリーターミナルがあります。

礼文島

香深(かふか)港フェリーターミナル

利尻島

鴛泊(おしどまり)港フェリーターミナル

沓形(くつがた)港フェリーターミナル

上記のフェリーターミナルと稚内との間は、以下のように、フェリーで結ばれています(2022年7月現在)。

  1. 稚内 ー 礼文島(香深港)
  2. 礼文島(香深港) 利尻島(鷲泊港)
  3. 礼文島(香深港) 利尻島(沓形港)
  4. 利尻島(鷲泊港) 稚内

礼文島の香深(かふか)港からは、利尻島の鴛泊(おしどまり)港、もしくは沓形(くつがた)港に着きます。

鴛泊港と沓形港はかなり離れており、路線バスでも移動できますが、本数は少ないです。

また、稚内へ戻るフェリーは鴛泊港からしか出ません。

どちらの島を先にしようか迷ったのですが、礼文島で『フェリーが欠航の場合、キャンセル料は無料』というありがたい宿を見つけました。

私の唯一の心配は天候だけだったので、礼文島を先にして、利尻島のホテルは鴛泊港の近くで探すことにしました。

それでは、いよいよ出発です!

ANA稚内便

羽田空港(HND)から稚内空港(WKJ)までは、ANA便が、1日2往復しています。

便名
(機材)
HND発WKJ着便名WKL発HND着
NH571
(321)
10:4512:35NH572
(321)
13:1515:15
NH573
(738)
12:2514:15NH574
(738)
15:1017:05
2022年7月スケジュール

フェリーとの乗り継ぎを考えると、往復1便めの方が便利です。

NH571(10:45発)で出発して、NH572(13:15発)で帰って来ることにしました。

特典航空券なので、費用は、羽田空港の PFC(旅客施設使用料)580円のみです。

久しぶりのANA便は、オープンスポットでした。

少し早くGoサインが出たようで、搭乗機についたとき、まだ燃料補給の最中でした。

なので、少しバスの中で待ちます。

ANAがJALより良かったところは、搭乗機までのバスの運用です。

JALではファーストクラス旅客やステイタス会員(JGC含む)は最初にバスに乗れますが、定員数乗り込んでからの出発なので、せっかく早くバスに乗れても降りるのは最後の方になります。

しかし、ANAでは、最初のバスは、プレミアムクラスやステイタス会員(SFC含む)専用でした。

なので、搭乗機にも先に乗れました。

小型機でも、荷物の置き場所(棚)の心配をしなくて済みました。

エアバスA321型機です。

最近、JALでは、SDGsの目標達成のため、降機時に日よけを下ろすようアナウンス(もしくはモニター表示)が入ります。

一応基準は、日差しが強い日や外気温が30℃以上ある日だそうです。

しかし、外気温が不明な日没後や小雨(外気温30℃以下)でもアナウンス等が入るので、あまり深く考えて運用はしていないようですが。

カンカン照りの日なら効果はあると思うのですが・・・。

何も案内がないままJAL便に搭乗して『暗い!』と思ったことも度々あったので、ANAの明るい機内は嬉しかったです(^^)/

ところで、A321には、neo と ceo の2種類があります。

外観は似ており、どちらもプレミアムクラス8席と普通席186席の計194席が配されています。

大きく違うのは内装で、neo の座席には、ANA国内線では初導入となった個人モニターと電源コンセントが備わっています。

乗るまでどちらの機材なのか分からないのですが、この日は neo でした。

小型機ですが、ツアー客が多いため、行き帰りとも非常口座席がとれました。

足が延ばせて開放感があるので、2時間弱のフライトを快適に過ごせます。

興味深かったのが、通路を挟んだ反対側の座席です。

前に壁があるので、非常口のすぐそばの座席ですが、こちらは非常口座席になりません。

足元はゆっくりしているので、こちらの座席もいいですね。

非常口座席

非常口座席なので、緊急時には客室乗務員の方のお手伝いをしなくてはなりません。

乗務したことがない機材ですが、他のどの旅客より、うまくできると思います。

コントロールユニットは天井にあり、エアコンの風も開閉方式で操作できます。

また、「SKY LIVE TV」もあり、ライブでニュースなどを見ることができました。

ただし、機内WiFiは、全く繋がりませんでした。

シートベルトの形も、普段JALで見ているものと違いました。

なお、非常口座席では(他の座席と違い)、映画などはひじ掛けに収納されているTVモニターを引き出して見ることになります。

離着陸時は引き出せませんので、ちょっと映画を見る時間は少なくなりますね。

ただ、画像はJALのモニターよりきれいだと感じました(あくまでも個人の感想ですが)。

ちなみに、セーフティーデモのビデオは、少し離れた、前の座席のモニターに映し出されます。

ほぼ定刻に、稚内空港へ到着しました。

降機方法はJALと同じクラス別ですが、ANAでは『上の荷物を取り出さずにお待ちください』というアナウンスはありませんでした。

なので、通路側の旅客は、荷物を棚から取り出して座って待つことができました。

JALでは、一斉に立ち上がるようアナウンスがあり、降機時に団子状態になり蜜を生み出します。

なので、ANAの方がスマートで、スムーズに降機できました。

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空港から稚内港フェリーターミナルへ

小さな空港なので、荷物もすぐに出てきそうです。

私はリュック1個だったので、そのままターミナルを出ました。

稚内空港からフェリーターミナルまでは、空港連絡バスで移動します。

空港連絡バス

空港連絡バスの乗り場は、ターミナルを出て左の方向へ歩くとすぐに見つかります。

ここまで、飛行機を降りて5分もかかっていません。

なお、この空港連絡バスは、飛行機の発着時間に合わせて運行しているため、フェリーとは接続していません。

なので、乗り継ぎの際には注意が必要です。

注意点

・飛行機の発着時間に合わせて運行。フェリーとは接続していません。
・接続便の飛行機が欠航の時は、バスは運休します。
・空港ターミナル行きは、途中下車できません。
・フェリーターミナル行きは、途中乗車できません。

稚内空港ターミナル発は、飛行機が遅れた場合、飛行機の到着まで待っています。

運賃は一律で大人700円、小児350円です。

降車時に運賃箱へ支払います(1000円札の両替機あり)。

稚内空港での乗車販売はなく、Suicaなど交通系ICカードも利用できません。

稚内フェリーターミナル

フェリーターミナルまでの乗車時間は35分ほどで、13時20分に到着しました。

フェリーの出発が14時50分なので、乗り継ぎ時間は十分あります。

ハートランドフェリー

ところで、島へ渡るハートランドフェリーの予約は、2カ月前の同日に開始されます。

しかし、ちょうど夏スケジュールに変わるときだったためか、7月の時刻表が発表されたのは、約1か月前でした。

2022年7月1日から9月30日、燃料油サーチャージとして、一人220円(税込)が加算されます(以降、変更もあり)。

ハートランドフェリーは、3種類あります。

アマポーラ宗谷(2020年就航)、サイプリア宗谷(2008年就航)そしてボレアース宗谷(2003年就航)です。

フェリーの種類予約席
アマポーラ宗谷特別室・1等アイランドビューシート・和室・2等指定席
サイプリア宗谷特別室・1等ラウンジ席・和室
ボレアース宗谷特別室・1等ラウンジ席・和室

1等は予約できます。

2等は予約不要ですが、コロナ禍では(当分の間)2等指定席も2等の料金で利用できます(2022年7月現在)。

今回は、稚内→礼文島→利尻島 なので、下記のスケジュールから選びます。

稚内-香深香深-鴛泊鴛泊-稚内
06:30~08:2510:25~11:1008:25~10:05
10:30~12:2516:30~17:1512:05~13:45
14:50~16:4517:40~19:20

飛行機に合わせて、稚内発 14時50分、香深(礼文島)発 16時30分、そして鴛泊(利尻島)発 8時25分のフェリーに乗ることにしました。

ちょうど旅行期間、礼文島では ウェルカム & ババックャンペーン を実施していました。

宿泊やプログラム参加などの条件をクリアすると、礼文島発のフェリーの運賃がタダになります。

今回は、このキャンペーンの恩恵を受けることができましたので、フェリーの料金は、5,070円(稚内→礼文島)+ 4,740円(利尻島→稚内)=9,810円です。

乗船まで

まず、乗船券売り場へ行き、乗船券をもらいます。

Webで予約して送られてきたQRコードを窓口で見せればOKです。

そのまま(QRコード)で乗れるのかと思っていましたが、そうではないようです。

なお、予約できない2等の乗船券は、券売機でも購入できます。

Visa、マスターカード、JCBが使えるようです。

礼文島のキャンペーン

券売機のそばに、ウエルカムバックキャンペーンのQRコードがありましたので、スマホに読み込ませました。

体験と宿泊スタンプを集めて、web上でアンケートに答えると、礼文島からの帰りの乗車券をもらえます。

先着2,000人限定で、礼文島へ行く2日前までのキャンペーン登録が必要です(7月4日時点で1,200人登録済)。

こちらは、サイトの使い勝手も良くて、とてもいいキャンペーンでした。

食事

時間もあり、お腹も空いたので、お昼ご飯を食べようかと思いました。

しかし、お食事処は1か所。しかも、この日は休業日。

残念。

1階にお土産物屋さんがあり、パンなどを売っていましたので、そちらで買って軽く済ませることにしました。

ちなみに、JR稚内駅までは徒歩15分くらいですので、時間があれば、そちらに買いに行くこともできたようです。

乗船

さて、いよいよ乗船です。

先ほどの乗船券を、スタッフの方に見せます。

なお、乗船券を見せたのは、ココと乗船時、そして1等客室へ入るときの3回でした。

この先でも、乗船券をピッとしてもらいます。

サイプリア宗谷

上の写真は、稚内から香深港(礼文島)まで乗ったフェリー(サイプリア宗谷)の2等と2等指定席(写真右)です。

1等席には2種類あり、展望室のあるアイランドビューシート(もしくはラウンジ席)と和室です。

船に酔いやすい私は、寝ていこうと思い、1等和室を予約しました。

1等の座席や和室の入り口にはフェリーの乗務員の方がいて、入室時にチケットを確認されます。

サイプリア宗谷(和室)

2時間ほどの船の旅ですが、ここなら揺れても大丈夫そうです。

思っていたより狭い部屋でしたが、一人ずつの空間が分かれており、熟睡していたらあっという間に到着しました。

この日の風速は1m。

心配していた揺れは全くなく、スムーズな船旅となりました。

なお、船内には、売店や自動販売機もあります。

欠航情報

ところで、ハートランドフェリーにLINEの友達申請しておくと、予約や時刻表の確認だけでなく、欠航情報も送ってきてくれます。

稚内-香深香深-鷲泊香深-沓形鴛泊-稚内
6/4
臨時便あり
欠航
6/5
臨時便あり
欠航
6/29
臨時便あり
欠航

2022年6月以降出発まで、天候悪化による欠航は6月4日と5日、29日の3日間。礼文島(香深港)ー 利尻島(沓形港)のルートでした。

しかし、香深港-鷲泊港 に臨時便が設定されました。

なので、全く移動ができない状況ではないようでした。

ちなみに、上記は、欠航になった日の香深港の天候です。

風が強いですね。

普通の天気予報では確認できないので、LINEの情報はありがたかったです。

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さいごに

礼文島・利尻島旅行記の第一弾は、準備から礼文島に着くまでをご紹介いたしました。

ここまでの旅程は、以下です。


  • HND→WKJ

    NH571(10:45-12:35)


  • WKJ→稚内フェリーターミナル

    空港連絡バス(13:00-13:40)到着便に合わせて運行


  • 稚内港→香深港

    ハートランドフェリー(14:50-16:15)


礼文島では、フェリーの到着に合わせて、宿の方が迎えに来てくれていました。

泊まったのは、礼文島で大人気のペンションです。

次回は、このペンションでの滞在のようすをお届けしたいと思います。

最後までご覧いただき、ありがとうございます。

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