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初夏の礼文島・利尻島の旅、礼文島から利尻島に移動してきました。
利尻島では、2カ所の宿に泊まりました。最初は、鴛泊港フェリーターミナルから車で10分ほどの場所にある「ペンション群林風(グリーンウィンド)」です。口コミのとてもいいペンションで、フェリーターミナルへの送迎もあります。
なので、車を運転しない、かつ一人旅でも安心です。
第6弾は、利尻島の「ペンション群林風」での滞在を、ご紹介いたします。
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ペンション群林風
ペンション群林風は、食事の口コミがとても良かったので、朝夕の2食付きのプランを予約しました。
他には、素泊まりや、登山口までの送迎付きプランもありました。
予約時に、送迎の希望時間を記入しておくと、迎えに来てくれます。
詳細
・鴛泊フェリーターミナルから車で4分
・利尻空港から車で8分
空港とフェリーターミナルへのお迎えは、午後便のみ対応しているようです(2022年7月現在)。
フロント
玄関を入ると正面がフロントになっています。
こちらで、お土産も買うことができました。
左手が食堂です。
階段あがって正面には冷蔵庫や電子レンジがあって自由に使えるようになっていました。
ここは東向きのなので、朝日が入って、とてもきれいな場所です。
部屋のようす
”お部屋おまかせ” のプランだったのですが、ツインの部屋がアサインされました。
窓も開きますし、部屋にはエアコンもありました。
部屋着は浴衣です。
シンプルですが居心地もよく、部屋には湯沸かし器もありました。
オープンクローゼットですが、2人でもゆったり利用できるスペースがあります。
バスルーム
ユニットバスが付いていました。
洗面所の水は飲めるそうです。
実際に飲んでみましたが、冷たくて美味しかったです。
夕食
夕食は、18時からのスタートです。
お刺身や帆立のバター焼き、ウニも付いていました。ウニ高騰のおり、追加料金なしで提供してもらえることに感謝!
煮魚は鰊(にしん)です。
生ビールとともに、ゆっくり夕食をいただきました。
茶碗蒸しにもウニ!
さらに素晴らしかったのが・・・
目の前のこの景色です!
テーブルは選べないと思うので、とてもラッキーでした。
すぐそばにはベランダがあり、食堂から自由に出入りできます。
私の部屋は駐車場(海)側だったのですが、こちら側の(利尻山を望めることができる)部屋もあるようです。
ところで、食事が始まった頃、宿のご主人が、次の日の天候予報を発表してくれました。その後、各テーブルを周って、次の日の予定を確認してくれます。出発の予定に合わせて送迎をしてくれ、相談にものってくれました。
ちょっと、学生時代のサークルの合宿を思い出しました(笑)。
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夕日ヶ丘展望台
ビールも飲んだので、あとは部屋でゆっくりしようかと思ったのですが、隣のテーブルから『近くに夕日がきれいな場所がある』と聞こえてきました。
7月の利尻島の日没は19時すぎ。
夕食が終わったのが18時40分頃。
ペンション群林風から夕陽が見られる場所「夕日ヶ丘展望台」までは、徒歩15分位。
雲が少ない日だったので、行ってみることにしました。
辺り一面が真っ赤になっていきます。
あ~、沈んでしまう。
出発したのが少し遅かったようで、夕日ヶ丘展望台に着く前に太陽が沈んでしまいました。それでも、行く途中に、とても美しい夕日を見ることができたので、出かけて良かったです。
その後、なんとか夕日ヶ丘展望台に到着。
太陽は沈んでしまいましたが、高台まで上ると余韻を味えました。
夕日が沈んだ方向は、礼文島ですね。
ちょうど、半月がきれいに見える夜でした。
帰りは、月を見ながら歩きます。
辺りはまだ明るかったので、迷子にならず帰って来られました。
宿にも明かりが灯り、素敵な雰囲気になっています。
ところで、ペンションうーにー(礼文島)もそうでしたが、ペンション群林風も、カナダのプリンスエドワード島にあった「グリーンゲイブルズ」を思い出しました。いかがでしょうか。
緑の屋根といい、切妻造(きりづまづくり)といい、まるでグリーンゲイブルズに泊まった気分になったのでした。
切妻造
切妻造とは、屋根の最頂部の棟から地上に向かって二つの傾斜面が本を伏せたような山形の形状をした屋根を指します。
周囲散策
ところで、ペンション群林風は、フェリーターミナルから少し離れています。
その代わり、緑に囲まれており、近場で森林浴を楽しむことができます。
近くにはサイクリングロード、そして、その先には温泉と高山植物展示園がありました。
利尻富士温泉保養施設
利尻富士温泉地域保養施設は、地域のコミュニティ施設としても愛されている温泉施設です。利尻富士温泉地域保養施設は、内湯2つ、サウナ&水風呂、露天風呂があるけっこう立派な温泉です。
21時まで営業していたので、行ってみたらよかったかな・・・。
敷地内には、利尻富士の湧水「甘露泉水」が湧き出ているので湯上がりに名水も味わえるそうです。ペンションには洗濯機がないのですが、こちらの施設にコインランドリーがあると案内してくれました。ペンション群林風からは徒歩7分ほどです(ただ夜間に出歩くのは控えたので、今回は訪問できませんでしたが)。
高山植物展示園
次の日の朝、高山植物園へ行ってみました。
高山植物展示園は、高山植物(本州では標高2,000mの場所にしか咲かない植物)を平地で気軽に鑑賞できる植物園です。
ペンション群林風の裏から出て、徒歩5分くらいで到着します。
嬉しいのは、無料、しかも早朝でも開いているところです。
利尻山も見ることができます。
爽やかな気候の中、かわいい高山植物をゆっくり見て周れる場所でした。
そんなに広くないので、早朝前の散策におすすめです。
詳細
・開放期間:2022年4年5月1日~10月31日
・開放時間:自由入園
・料金:無料
サイクリングロード
島の周囲は約63km。
自転車を借りて、サイクリングロードと一般道路を走れば(1日あれば)、島をぐくっと一周できます。お天気のいい日に潮風に吹かれて走るのは、気持ちいいでしょうね。
しかし、途中かなり急なアップダウンがあるので、覚悟も必要らしいですが。
定期観光バスに参加していなければ、サイクリングロードを走ってみたかったです。
朝食
朝食も、素晴らしい景色を見ながらいただきました。
近くで捕れたタケノコや手作りのノリなど、体によさそうなものが並んでいました。
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さいごに
ペンション群林風は、港から少し離れていますが、送迎があるので問題はありません。
また(少し歩きますが)、フェリーターミナルから路線バスでも来られるようです。
夕日ヶ丘展望台や温泉、高山植物展示園、サイクリングコースなど、ペンションを拠点にいろんな楽しみ方ができる素敵なペンションでした。
定期観光バスでまわった利尻島の観光のようすもあわせてどうぞ。
【利尻島】定期観光バスの旅と港ランチ ~初夏の礼文島・利尻島⑦~
利尻島は、稚内市から西へ約52km、日本海に浮かぶほぼ円形の離島です。 礼文島が「花の浮島」と呼ばれているのに対し、利尻島は「夢の浮島」と呼ばれています。利尻島にも定期観光バスが走っており、広い利尻島 ...
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最後までご覧いただき、ありがとうございました。