「旅とアロマ」にお越しくださり、ありがとうございます。
3年ぶり!クリスマスの時期のヨーロッパに行ってきました。
今年のパリのイルミネーションは、点灯時間を短くするなど省エネ対策がとられていますが、それでも1年で一番華やかになる時期です。
ただ一番心配なのは、多くのお店が閉じる12月25日。街のようすはどうなるの?
今年最後の記事は、クリスマスイルミネーション🎄と12月25日のクリスマスマーケット🎄のようすをお届けいたします。
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シャンゼリゼ通り
パリのイルミネーションで(個人的に)一番に思いつくのが、シャンゼリゼ通り。
一昨年と昨年は真っ赤なイルミネーションでした(多分)が、今年は青とゴールドの2種類のライトが時差で点滅するスタイルでした。
上の写真は青いライトのとき。
写真だと地味ですが、実際は、夜空の星のようにキラキラ光ってきれいでした。
青いライトは、少しすると、ゴールドに変わりました。
シャンパングラスのような形のイルミネーションなので、文字通りシャンパンフラッシュ!
かどうかは分かりませんが、とても幻想的でした。
詳細
・期間:2022年11月20日~2023年1月2日(17時~23時45分)
12月24日と31日は一晩中
・場所:Arc de Triomphe to place de la Concorde, Paris 8th
もう一つの楽しみが、シャンゼリゼ通り沿いにある高級ブランドショップのイルミネーション。
ひときわ目を惹いたのが、DIOR (ディオール)のイルミネーションです。
本店の星のイルミネーションが有名なDIORですが、こちらの建物は、DIORのドレスがデザインされており、まるで博物館を彷彿させるかのような雰囲気でした。
パリに来る便で、DIORを舞台にした映画を見たので、余計に感動したのかもしれません。
映画のタイトルは『ミセス・ハリス、パリへ行く』。
日本では、2022年11月18日(金)から公開された新作映画です。
※以下、ネタバレがあります。
※音が出る場合がありますので、お気を付けください。
1950年代、ロンドンに住むまじめな家政婦さんのMrs ハリスが、ディオールのドレスに一目ぼれをして、オートクチュールのドレスを手に入れるまで悪戦苦闘。いろんな人と出会い、夢を叶えていく物語です。
美しいディオールのドレスを見るだけでも目の保養なのですが、当時の社会背景も描かれており、とても面白い映画でした。
主人公ハリス役のレスリー・マンヴィルさんが凄くチャーミングで、若い人の洋服をとても可愛く着こなしているのが素敵でした。
さらに、ディオールのモデル・イザベル役の アルバ・バチスタさんのドレス姿が、まるで天使!若き日のオードリーヘップバーンのようで、こんなにディオールのドレスが似合う女優さんを見たことがありません。
そんなことを思い出しながら、パリのイルミネーションを見たので、余計に感動したのかもしれません。
隣のルイヴィトンのデコレーションと合わせて見れば、さらにクリスマスのパリを感じることができます。
パリ市庁舎
さて、その後は、ネオルネサンススタイルが美しい「市庁舎」へ。
昼間に見る「市庁舎」も素敵なのですが、夜はより一層美しくなります.
ライトアップだけでなく、雪が降っているかのようなプロジェクションマッピングが施されていました。
クリスマスマーケットも開かれていましたが、そのそばにあったのは五輪マーク。
パリは、2024年のオリンピック・パラリンピックの開催地ですね。
建設中の建物も(空港バスの車窓から)見かけましたが、ロゴを見たのは、こちらだけでした。
詳細
・期間:2022年12月2日~2023年1月1日
・場所:Place de l'Hôtel de Ville, Paris 4thVendôme, Paris 1st
12月25日のようす
ところで、パリの12月25日。
博物館や有名な観光地(ヴェルサイユ宮殿や凱旋門など)はお休みとなります。
昔は、開いているレストランを探すのも大変でしたが、今は観光地のカフェやチェーン店(スターバックスやマクドナルドなど)は開いているようで、まったく困りませんでした。
もちろん、ホテルのレストランなら、きちんとした食事もとれます。
しかし、行きたいところはどこも2人以上からしか予約できませんでした(当日空きがあれば入れると思いますが)。
そんな一人旅の強い味方は、クリスマスマーケット!
エッフェル塔のそばにもクリスマスマーケットがたっていましたので、あえてクリスマスマーケット巡りをするのもいいかもしれません。
詳細
・開催期間:2022年12月16日 〜 2023年1月2日10:00 〜 20:00
・開催場所:シャンドマルス公園(25 Quai de Montebello, 75005 Paris)
クリスマスマーケット
12月25日は、ルーブル美術館のそばにある「チュイルリー公園」のクリスマスマーケット "THE MAGIC OF CHRISTMAS IN THE TUILERIES" に行ってみました。
「チュイルリー公園」は、ヴェルサイユ宮殿の庭園などを手がけた、ル・ノートルによる美しいフランス式庭園です。
その一角 (PLACE des PYRAMIDESのそば) に、クリスマスマーケットがたっていました。
アクセス
・バス:Pyramides Tuileries (72番)
・地下鉄:Tuileries (1号線)
私は72番のバスで行って、Pyramides Tuileries(停留所)で降りたのですが、バスからクリスマスマーケットが見えたので、迷うことはありませんでした。
パリで最もにぎやかなクリスマスマーケットだそうで、お昼でもかなり混んでいました。
フライドポテトやラクレット、パエリア・・・
どのお店も美味しそうで迷ってしまいましたが、定番のこちらを・・・
一番人が多かった、こちらのお店へ。
個人的にクリスマスマーケットでの食べ物で真っ先に思い浮かべる、焼きソーセージ入りのホットドッグを買いました。
そして、ホットワイン。
これだけで、お腹いっぱいになりました。
そのそばで、南フランスのヌガーのお店を見つけました。
ヌガーとは、砂糖や水飴、はちみつを煮詰めたものにアーモンドなどのナッツ類やドライフルーツを加えて冷やして固めたお菓子です。
そのヌガーを切り売りしてくれる "ル・ヌガー・ドゥ・モンセギュール(Le Nougat de Montségur)"
30ユーロ(100g)でちょっと高めでしたが、冷暗所で1年持つそうです。いいお土産になりました。
詳細
・期間:2022年11月19日~2023年1月8日
・場所:Jardin des Tuileries - place de la Concorde, Paris 1st
ちなみに、園内には、お手洗い(1ユーロ)もありました。
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さいごに
今年も「旅とアロマ」にお越しくださり、ありがとうございます。
お読みいただいたりブックマークやコメントをいただけることが励みになり、今年も続けることができました。
今年最後の記事は、パリのイルミネーションやクリスマスマーケットのようすをお届けいたしました。
本当はバンコクの空港ラウンジの記事をアップする予定だったのですが、間違って削除してしまったらしく・・・
最後の大失敗。
なので、急遽パリの記事をはやめにアップすることにしました。
パリのイルミネーションやクリスマスマーケットは、12月25日を過ぎても開催されている場所もありますので、年末にお出かけされる方も楽しむことができるかもしれませんね。
これからパリに行かれる方の情報の一つになりましたら幸いです。
・参考サイト(イルミネーション)>>> Christmas lights 2022(英語)
・参考サイト(マーケット)>>> Christmas markets2022(英語)
来年も「旅とアロマ」をどうぞよろしくお願いいたします。
皆さまにとって、いい一年になりますように!
どうぞ、よいお年をお迎えください。