Japan

上野・国立科学博物館の見どころをご紹介します!

2020-06-07

自粛解除に伴って、久しぶりに電車に乗って(マスクして消毒スプレーをもって)お出かけしてきました。行先は、東京にある国立科学博物館(上野本館)です。

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国立科学博物館

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国立科学博物館 (科博) は、日本で唯一の国立の総合科学博物館です。前身は、1877年に創立された教育博物館です。上野恩賜公園内にある上野本館の他に、東京都港区の付属自然教育園、つくば市のつくば植物園の3つの施設があります。

今回は上野本館に行ってきました。館内は、日本の歴史が振り返れる「日本館」と、生物や科学についての展示を鑑賞できる「地球館」の2つに分かれています。国の重要文化財に指定されている貴重な資料や貯蔵物を数多く抱えており、いつも混んでいる人気の博物館です。

電車でのアクセス

  • JR「上野」駅公園口から徒歩4分
  • 東京メトロ日比谷線・銀座線「上野」駅7番出口から徒歩10分
  • 京成線「京成上野」駅正面口から徒歩10分

私は、東京メトロで行きました。

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日比谷線・銀座線「上野」駅7番出口から出てまっすぐ歩き、信号を渡ったら右手側に進みます。

木々が茂っている前に横断歩道があり、そのすぐそば (左側) に「国立科学博物館」方面へ行ける階段とエレベーターがあります。

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あとは、案内に沿って、自然いっぱいの上野恩賜公園内を歩けば到着します。普段ならフラッと立ち寄ることもできるのですが、2020年6月現在は予約が必要です。

20分ごとで50人までが入れるようです。通常は、期間限定で特別な展示や企画展も開催されるのですが、このときは中止、もしくは延期になっていました。

国立科学博物館の入館時間は、時期によっても前後するので、詳細は公式サイトでご確認ください。予約も公式サイトで行えます。 

国立科学博物館(上野本館)再開についてのお知らせ :: 国立科学博物館 National Museum of Nature and Science,Tokyo

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入り口では、消毒液を設置していて体温測定もありました。平日の昼間に行ったところ、10人くらいが並んでいました。もちろん、ソーシャルディスタンスはしっかりとっています。建物の入り口と、館内への列に並ぶとき、2回予約を確認 (送られてきたメールの画面でOK) されました。

チケット

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チケットは事前に ASOVIEW!(アソビュー!) で買いました。

ハピタスを経由すると0.6%のポイントが入りますが、もともと安いので、ほとんどないのと一緒ですが (笑)。

当日は、購入時に入手できるQRコードを館内の入り口で見せるだけです。

地球館

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最初に2017年にリニューアルした「地球館」を見学しました。

地球館は、地球の多様な生き物がお互いに深く関わりあって生きている姿、地球環境の変動の中で生命が誕生と絶滅を繰り返しながら進化してきた道のり、そして、人類の知恵の歴史を展示しています。

【地球館へのアクセス】

一度外に出て隣の建物 (地球館) に入ります。地球館の北側部分(地下3階、地下1階~3階)は、分かりやすい展示が増えていました。

地球史ナビゲーター(1階)

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巨大な3つのスクリーンでは、宇宙史、生命史、人間史の138憶年の変遷がアニメーションで映しだされています。そのスクリーンに囲まれた部屋の中心には、隕石や恐竜の骨格標本があります。

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隕石はアルゼンチンで発見された「カンポ デル シエロ隕石」、骨格標本は「アロサウルス」で、これは日本に初めてやってきた骨格標本です。

多様な生き物たち

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隣の部屋には、多くの種に分かれて進化してきた生物が展示されています。これは、ジグソーパズルのように平面を埋めるヤツデの葉です。

一本のヤツデの枝には、10枚以上の葉が付いています。それぞれの葉の大きさは微妙に違い、葉どうしが重ならないよう、皆で効率よく光を受け取ることができるようになっています。

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その隣には、樹齢255年の秋田杉が飾られていました。樹高は、48.5mです。スギは、高く伸びることで空間を活かしきっている樹木です。

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1階の一番奥の部屋には、骨格標本と剥製がありました。

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ここには面白い仕掛けがあります。指定された位置に立つと、標本に交じって、自分が展示されます(笑)。

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一周してスクリーンの裏から戻る最後は、海の生物 (標本) コーナーです。見上げると、ジンベエザメがいました!その大きさに圧倒されますが、腹部分にいたコバンザメも必見です。

地球環境の変動と生物の進化

科学博物館といえば恐竜!とイメージする人も多いかと思いますが、地下1階の恐竜フロアも2015年7月の展示でリニューアルしました。

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科博のパンフレットにも載っているこの展示は「ティラノサウルス」が「トリケラトプス」を狩ろうと狙っているシーンを再現しているそうです。そう思っても見ると、確かに、ジャングルの中で恐竜たちを見ている気分になってきました。

地球環境の変動と生物の進化

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地下2階には、恐竜の絶滅後に発展した哺乳類が展示されています。

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このチャン (ツァン) へオテリウム (学名:cf. Zhangheotherium sp. ) は、大きさ8㎝の哺乳類です。 白亜紀前期 (約1億3000 万年前) の中国に生息していた相称歯類という仲間だそうです。これまでに発見されている相称歯類の中ではもっとも保存のよい標本のひとつで、岩板の上に押しつぶされたようになっている化石をもとに、個々の骨をコンピューターを使って復元したそうです。

自然のしくみを探る

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地下3階は、私たちの視野を広げてくれ、自然についての理解を変えてきた研究の成果と、それらに貢献した方々が紹介されていました。懐かしい、元素の周期表もありました。ここは一番空いていて、思う存分見学できます。

科学と技術の歩み

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2階へ上がってみます。すると、入り口には「香りの魅力」という展示ブースがありました。大分県や京都府にある香りの博物館も紹介されていましたので、いつか行ってみようと思います。

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その隣には、1964年から稼働していた「座席予約システム・マルス101」が紹介されていました。これは、国鉄 (現JR) が、「みどりの窓口」で座席予約業務を始めた時のコンピューターです。全国の主要駅 (467カ所の端末) から電話回線で直接コンピューターを操作できる日本初のオンラインシステムで、1971年まで使用されていたそうです。

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小惑星探査機「はやぶさ」の実物大復元模型です。これは、映画「はやぶさ遥かなる帰還」の撮影用に製作され、寄贈されたものです。ほぼ貸し切りで、じっくり見学できました。

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古い時代の地図もありました。

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以前、ルーブルアブダビで見かけた1690年の地図と似ている気がしますが、それよりは新しいのかしら?年代を見てくるのを忘れました。

こちらが、ルーブルアブダビの地図です👇

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江戸期の和時計技術の最高峰と言われている「万年時計」です。1851 (嘉永4) 年に作られました。田中久重氏が、その持てる技術の全てを傾注した和時計の最高傑作で、太陽や月が自動運行する天象儀が備えられています。また、当時の職人による美術工芸的にも優れたものになっています。

コンパス

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地球館の3階には、コンパス・遊びの広場があります。しかし、現在は閉鎖のようです。

現在の状況から鑑みると仕方がないことですが、普段体験できるブースはすべて閉鎖、もしくは中止になっていました。屋上にはハーブガーデンやスカイデッキもあり、お天気がいい時は開放されるようです。

平日の昼間に行きましたが、こんなに空いている科博は初めて!じっくり展示物を見ることができました。次は日本館です。

日本館

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日本館は、1931(昭和6)年に竣工した「国指定重要文化財です。ネオルネサンス様式を基調とした建物で、当時の科学技術の象徴であった飛行模型のデザインとなっています。中央部分は吹き抜けになっており、周囲の廊下には休憩できる場所もありました。

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館内中央の吹き抜けになっている場所で上を見上げると、ステンドグラスから注ぐ光と真っ白な天井が織りなす幻想的な景色が見られます。

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白壁のドームと柔らかな光が差し込むステンドグラス、そして細部にもこだわった美しい内装です。ぼーっと見ていると時間を忘れそうでした。

フーコの振り子

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また、日本館のB1Fには大きな振り子「フーコの振り子」があります(現在は止まっています)。この振り子は、地球の自転を目で見て確認できる展示です。フーコと呼ばれる学者が開発したこの装置は、長い糸の先に質量の大きな重りを付けた一見単純な作りの装置。振り子の下の番には数字が描かれ、振り子が通過する数字が一日を通して丁度、番を一周するように作られています。

日本列島について

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上の階に行ってみます。「我々はどれだけ、この日本列島のことを知っているのだろうか?」という問いかけのもと、日本列島の自然と生い立ち、暮らす生き物の進化、日本人の形成過程、そして自然とのかかわりの歴史が展示されていました。

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日本列島における人口分布図もありました。実際に見てみると、首都圏の一極集中は凄まじいと感じました。

日本の鉱石・隕石

日本の鉱石や日本に落下した隕石も展示されていました。

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実は、鉱石好きなのです。磨かれたものより、元の姿が好きなので、ずーっと見ていても飽きません。

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薄く緑がかった石が好きなのですが、この日一番ひかれたのは「あられ石」でした。炭酸塩鉱物の一種で、スペイン・アラゴン州周辺で双晶が多く出たことから、アラゴナイトとも言われています。

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別の部屋には、琥珀 (こはく) も展示されていました。琥珀は、樹脂が地中に埋没して長い年月をかけて固化したもので、美しいものは装飾品として利用されています。

琥珀の中に、昆虫やクモなどの小動物が含まれていることがあり、生物進化の謎を解く貴重な情報源にもなっています。また、香 (こう) の原料になったり、医療品としても使われていたそうです。ヨーロッパでは魔除けとしても使われているそうで、私は、バルト三国で買った琥珀をお守り代わりに持っています。

フタバスズキリュウ

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日本館で必ず見たいのが フタバスズキリュウ です。フタバスズキリュウ は1968年に福島県で発見された爬虫類です。

恐竜じゃないの?と思った方もいらっしゃるかもしれません。フタバスズキリュウは爬虫類ですが恐竜ではないのです。 大昔の爬虫類はすべて恐竜であるというわけではありません。恐竜たちが暮らしていた中生代という時代には、陸でも空でも海でも多種多様な爬虫類が繁栄しました。http://www.nhk.or.jp/kaisetsu-blog/400/310551.html

実際に見るまで、ずーっと恐竜だと思っていました。

フタバスズキリュウは、恐竜時代の海に住んでいた首長竜の一種で全長は少なくとも6mはあったそうで「ひれ」のような手足で海を泳いでいたそうです。

設備について

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日本館にはミュージアムショップもあり、会計の際はソーシャルディスタンスが守られるような工夫も見られました。

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店のそばにあるロッカーだけ利用可能になっていました (2020年6月第一週現在)。

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最後は、シロナガスクジラの模型が飾られているほうから出ます。普段は人でいっぱいの博物館ですが、人数制限のおかげで、かえってゆっくり見学できました。じっと家にいたので、余計に楽しめたのかも知れません。

休憩はスタバで

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国立科学博物館の近くには、スターバックスがあります。

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久しぶりのスタバで、新作のアールグレイラテを頂きました。そう!あのベルガモットの香りのアールグレイです(^^)

ベルガモットについては、こちらをどうぞ。

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さいごに

家でぼーっとしているのは嫌いではないのですが、正直限界でした。その中での自粛解除でしたので、早速予約して出かけてきました。家族以外の人とも久しぶりに会話しました。といっても、QRコードを見せたり、スタバの人に注文しただけですが (笑) 。

町中でもマスクをしたりソーシャルディスタンスを気にかけている方が多いので、新しい生活様式もそのうち馴染んでいくのでしょうね。これからも気を付けて生活、そして時々楽しみながら過ごしていきたいと思います。

最後までご覧いただきありがとうございます。どうぞ良い日曜日をお過ごしください。

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