Australia

無料トラム&徒歩で楽しむメルボルン散策 ~朝食から夕食まで~

2018-10-23

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日本から直行便で行けるオーストラリアの都市、メルボルン。この街には、エコノミー旅行の味方の無料トラムが走っています。今回は、そんなトラムに乗って、市内観光してみました。交通費ゼロの散策です。

メルボルンのトラム

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メルボルンでトラム (路面電車) に乗るには、Myki (マイキー) カード を利用します。

Myki カード は、日本の交通カードに似ていますが、乗車時のみ車内の読み取り機にタッチオンさせます (降車時のタッチは不要です)。

料金がかかる路線でタッチオンせずに乗車していると、罰金対象となります。

トラムに乗るときは、近づいてきたトラムに向かって手を挙げて合図します。降りるときは、ブザー、もしくは紐を引いて知らせ、ドアのボタンを押して降ります。

フリートラム・ゾーン

路線図をクリックするとリンク先にとびます。

トラムが走るメルボルン市内には、フリートラム・ゾーンがあります。そのフリーゾーンを走るトラムに乗るときだけは、Mykiカードを持っていなくても大丈夫です(ゾーンから外れると追加料金が必要です)。フリートラム・ゾーン内は乗り降りが自由です。

フリートラム・ゾーンには、見どころが集まっているので、無料でトラムに乗って市内観光することができるというわけです。

シティ・サークルトラム(No.35)

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特に、おすすめなのが、シティ・サークルトラム「No.35」です。この「35番」は、フリートラム・ゾーンの外周を回っており、これに乗っている限り運賃の心配をする必要はありません。

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観光客が多く利用する路線なので、かわいいイメージのトラムです。12分ごと(時間帯によっては、かなり遅れることもありました)に走っていて、時計回りと反時計回りの2つのルートがあります。

運行時間 10:00〜18:00(日~水)・ 10:00〜21:00(木・金・土)

最新情報(英語) はこちらでどうぞ ⇒  路線・時刻表

Routes - 35 - City Circle (Free Tourist Tram) - Public Transport Victoria

メルボルン散策:カフェ

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9月の半ばのメルボルンは三寒四温でした。メルボルンの2日目は、体感温度が10度ぐらいの肌寒い朝でしたが、おしゃれなカフェがたくさん集まっている Hardware St.(ハードウェア通り)まで徒歩で行ってみました。

Hash Specialty Coffee

今回行ったのは Hash Specialty Coffee です。その近辺にも、おしゃれなカフェがたくさんあったので、毎日通っても楽しそうです。

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とてもフレンドリーなスタッフにアテンドされ、中へ入りました。

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店名に「#」があるように、インスタ映えしそうな雰囲気がいっぱい♪

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いるだけで気分がアップしそうな店内です。

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セットメニューはなく「Breakfast」プラス、好きな飲み物を注文します。

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いろいろ味を比べてみたくて、今回はカプチーノばかり飲んでいました。お店によって味が少しずつ違いましたが、個人的には、こちらのお店のカプチーノがミルクの濃厚さとコーヒーの味のバランスが一番好みでした。

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大好きなスマッシュド・アボガドにしてみました。ボリュームたっぷりで美味しかったです。

  • 定休日:なし
  • 7:00~16:00(月~金)・ 8:00~16:00(土・日)

Google マップ

コーヒーの種類

オーストラリアには、エスプレッソをベースとした飲み物がたくさんあります。

コーヒー ショートブラック / Short Black:エスプレッソ

コーヒー ロングブラック/ Long Black:お湯+エスプレッソ (ダブルショット)

オーストラリアで日本で普通に飲まれているコーヒーを飲みたい方はこちら

コーヒー カプチーノ:エスプレッソにクリーム状に泡立てた牛乳を加えたものをいいます。好みによってシナモンやココアパウダーで風味付けします。

コーヒー カフェラテ:エスプレッソ+ミルク。Latte(ラッテ)はイタリア語のミルクの意味で、カフェ・ラテはイタリア語の造語です。

コーヒー フラットホワイト:キメ細かい泡をスチーマーで丹念に作り上げ、それをエスプレッソに絡めるように仕上げたものです。カップに対して表面が平ら(flat)なので、フラットホワイト(flat white)と呼ばれるそうです。

お腹もいっぱいになったので、マーケットに行きます。
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クイーン・ビクトリア・マーケット

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朝食後は、クイーンビクトリア・マーケット (Queen Victoria Market) へ行きました。1878年オープンの歴史あるマーケットで、メルボルンの観光スポットとしても人気があります。

アクセス

Elizabeth St.(エリザベス通り)まで歩いて、「トラム(19・57・59番)」に乗りました。マーケットまではフリートラム・ゾーンなので、Mykiカード不要・無料です。

定休日は月曜日と水曜日になっていますが、営業時間はお店によって違うようです。

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場内はとても広くて、オーガニックの野菜や果物、肉類、魚介類などの食料品だけでなく、お洋服や雑貨など、さまざまなお店が入っています。

ハチミツ

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やっぱり気になるハチミツ。でも、今回はこのあとパースへ移動する予定があったので、食べきれるハチミツ100%キャンディーだけ買いました。

ポイント

オーストラリアでは、州によって規則が違います。なので、国内線で州を移動する場合、食べ物、特に野菜や果物の持ち込みを厳しく制限しています。書類の記入はありませんが、空港は禁止された食品を見つける検疫犬に見つけられ、没収となってしまします。メルボルンからパースへ機内では ハチミツ持ち込み禁止 のビデオが流れていました。

沖縄から紅芋が持ち出せないようなものですね。
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チョコレート

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メルボルンはチョコレートも美味しいです!その中でも特に有名なのが「KOKO BLACK」だと聞いたので、行ってみました。

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美味しそうなチョコレートがずらりと並んでいます。試食もありました。お目当てのリコリス入りのチョコレートもあったので、こちらを買うことにしました。

コーヒー

20181002180556すごく美しい模様が描かれています。

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人気店なので、すぐに行列ができていますが、少しの待ち時間で作ってもらえました。個人的には、もう少しエスプレッソを感じるほうが好きかも・・・

  • 住所:73-76 Victoria Street
  • 定休日:月・水
  • 営業時間: 7:00~14:00(火・木)・ 7:00~17:00(金)・ 7:00~15:00(土)・  8:00~16:00(日)

今回、Victoria St.(ビクトリア通り)近い店に行きましたが、クイーンビクトリア・マーケット内にはもう一軒あり、そちらは定休日がないようです。

王立展示館

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さらにテクテク歩いて、王立展示館(Royal Exhibition Building)へやってきました。1880年に開催されたメルボルン博覧会のために造られた会場です。ビザンチン、ロマネスク、ルネッサンスなど数種の建築様式が混ざった建築物は、敷地内のカールトン庭園と合わせて、2004年に世界遺産に登録されています。

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イベントによって、内部を見学できる時とできない時があるようです。今回は赤ちゃんグッズのイベントが開催されていて、なんとか入れました。内部はドーム天井の装飾や細部にわたる緻密画が美しかったですが、ちょっと想像していたものと違いました。時間があれば、訪れるくらいでいいかな、といった感じです。

メルボルン博物館

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メルボルン博物館(Melbourne Museum)は、王立展示館のすぐ後ろ側にある、南半球最大の総合博物館です。館内には「覗くと他の見学者が消えてはく製だけを見られる双眼鏡」など、おもしろい仕掛けがあり、面白かったです。この日は雨で寒かったので、結構ここで長居してしまいました。カフェもあります。

ビクトリア州立図書館

美しいと評判のビクトリア州立図書館(State Library of Victoria)

王立展示館近くの「 La Trobe St/Victoria St」から「トラム35番」に乗って「La Trobe St/Swanston St」で降りると、すぐそばにあります。入り口はいくつかあるのですが、 La Trobe St(ラ・トーブ通り)のそばに正面エントランスがありました。

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4階、5階、6階と、ドームに沿って設置されたバルコニーからのぞくと、階下にはドームの中心から放射状に延びたデスクが並んでいます。

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ここは、実際に勉強や調べ物をしている方と、観光客が混在しているという不思議な場所でした。本来の利用者の邪魔にならないよう、皆さん、しずか~に写真を撮っていましたが・・・。各界には展示物などもあり、図書館+博物館と言った感じです。

フリンダースストリート駅

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お天気が悪かったので、初めてアプリで修正してみました(どうかしら?)

フリンダース・ストリート (Flinders St.) 駅は、1985年に完成したオーストラリア国内初の駅で、フリンダース通りとスワンストン通り(Swanston St.)の交差点に位置しています。1日約25万人が利用するターミナル駅で、ここから、メルボルン郊外への電車が出ています。

この駅は、ジブリ映画「魔女の宅急便」のワンシーンに登場しているとも言われています。ホウキに乗った「キキ」が新しい街「コリコ」にやって来て、驚きのあまり路面電車にひかれそうになったシーンのバックにあった時計台です。

トラムで町を一周

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夕食の予約まで1時間くらいあったので、再び35番のトラムに乗って、時計周りに1周してみました。土曜日の夕方で結構道はこんでいましたが、途中、大聖堂を遠くに見ながら町を見学でき、1時間くらいで元の場所に戻って来られました。

RARE STEAKHOUSE(夕食)

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夕食は物価の高いオーストラリアで、お得な「2コース+飲み物が40AUD (約3,200円) でいただける RARE STEAKHOUSE へ行きました。1人でもOKなお店でした。ただし、お得なセットがいただくためにはいくつかの条件があります。

Available Lunch - Mon to Thurs 12–2:30 pm & Dinner - Mon to Sat 5.30–6.30pm 

Orders must be in the kitchen BEFORE 6:30pm. Tables must be vacated by 7:30pm.  

Available to table sizes from 1 to 12 guests, however for tables of 5 guests and above, all MUST choose from the same menu. 

 http://www.raresteakhouse.com.au/menu/set_menu

営業時間

  • 昼食12:00–14:30(月~木)
  • 夕食17:30~18:30(月~土)
  • 18:30までのオーダー、食事は19:30まで。

1人~12人。5人以上は同じメニュー

条件はあるけど、一人でもOKなのが嬉しいところです。

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前菜の「SALT & PEPPER CALAMARI with sweet chilli sauce:イカフライのチリソース」。柔らかくて美味しかったです。

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メインは「200 GRAM BLACK ANGUS RUMP:200g のアンガスランプ」。ソースは黒コショウにしてみました。

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ミディアムで。焼き具合もとてもきれいで、美味しかったです。

  • 定休日:日曜日&祝日
  • 昼食:12:00〜15:00
  • 夕食:17:30~お客様が帰られるまで

Google マップ

まとめ

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市内はコンパクトにまとまっているので、観光は1日でも十分楽しめました。でも、「食」に関しては素敵な店がいっぱいあって、1日では足りません(笑)。次回は、もう少し滞在して、もっといろいろ食べ歩きしてみたいと思っています。

 

最後までご覧いただき、ありがとうございます。

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