Portugal

リスボン町歩き ~エッグタルトを食べて、 Santa Apolónia駅まで歩いてみました~

2019-04-27

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リスボン2日目(といっても昨日は遅く着いたので、実質初日ですが)は、ポルトへの移動日です。半日あるので、列車の出発まで町を散策することにしました。Baixa-Chiado駅から Santa Apolónia駅までの道のりと、おすすめのエッグタルトをご紹介します。

Baixa-Chiado駅

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空港から地下鉄に乗って、Baixa-Chiado(バイシャ-シアード) 駅 へ来ました。

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「青線(Linha Azul)」のロゴはかもめで、別名「かもめ線(Linha de Gaivota)」と呼ばれているそうです。

ポルトガルの郊外の駅はアズレージョと呼ばれる青いタイルの装飾があって素敵なのですが、リスボン市内の地下鉄の駅にもかわいい絵が描かれていました。

これはアリスのウサギ?いそがなきゃ遅れる・・・?

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Baixa-Chiado(バイシャ-シアード) 駅 の改札は2カ所です。どちらから出ても、観光やお買物、お食事の拠点となりそうです。最初の日は、PAUL へ行きたかったでの、改札を出て右側の方へ行きました。

PAUL までのアクセス

地下鉄の駅を出たところ。駅は高台にあります。

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今回はリモアを持っての移動なので、コロコロさせながら石畳の坂道を下ります。周りを見てみると、スニーカー率の多いこと!歩きやすい靴を持ってきて良かったです。

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エッグタルトを作っている様子も見られました。ガラス越しにカメラを見せて「OK?」と聞くと、頷いてくれたのでパチリ。

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駅に向かう前にお昼ご飯を買いに来たのですが、素敵な景色、そして美味しそうなスイーツのお店が並んでいて、なかなか前に進めません(笑)

そのまま歩いて、アウグスタ通り(Rua Augusta) に到着しました。通りから凱旋門の 勝利のアーチ(Arco da Rua Augusta) が見えました。この辺りは、高級ブランドのお店などがたくさんある華やかな通りです。

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タイル張りの通りも素敵です。

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お目当ての PAUL に到着しました。お店の前は歩行者専用の通りになっていて、オープンカフェもありました。

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PAUL はフランスのパン屋さんです。焼き立てのクロワッサンが美味しいお店ですが、今回のお目当ては、エッグタルト(Pastel de Nata:パステル・デ・ナタ) です。

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エッグタルトは、店内で食べると1.5ユーロですが、持ち帰りだと1ユーロとなります。サーモン・サンドイッチとエッグタルト2個を買って9.9ユーロ(約1,250円)、豪華ランチです(^^) 電車で食べるることにしました。

Google マップ

トラムがある風景

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狭い道を路面電車が走っていくポルトガルらしい景色を楽しみながらテクテク・・・。

コメルシオ広場

回廊が美しい、コメルシオ広場 (Praça do Comércio) にある 勝利のアーチ(Arco da Rua Augusta) に到着しました。

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ここには Turismo de Lisboa Visitors & Convention Bureau(観光案内所)もあります。

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コメルシオ広場 はテージョ川に面していて、1755年のリスボン大地震で崩壊してしまったリベイラ宮殿跡に造られた広場です。そのため、王宮広場(Terreiro do Paço)とも呼ばれています。広場の中心には、当時の王であったジョゼ1世の像が、テージョ川のほうを向いて建っています。

Belém(ベレン) へ向かう路面電車の停留所も広場にありました。

Uberもありますが、この広場周辺は、公共交通以外の車両の駐停車が規制されているため、少し離れた場所で乗り降りすることになります。

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ちなみに、Belém(ベレン) 行きに乗ると300年の期間をかけて建てられた ジェロニモス修道院へ行けます。

Belém(ベレン) 方面のバスや路面電車はとっても混んでいて、夕方など時間帯によっては乗れないこともありました。今回は時間がないので、そのまま駅に向かうことにしました(写真は、20年前に行ったときに撮ったものです)。

Cais das Colunas

テージョ川(Tejo) に沿って歩きます。後ろを振り返ると、4月25日橋(Ponte 25 de Abril) が見えます。これは、リスボンと対岸のアマルダを結ぶ、長さ2,277mのつり橋(1966年開通)です。

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そのまま右手にテージョ川を見ながら進んでいると、カイス・ダス・コルナス(Cais das Colunas) という埠頭が見えてきした。この日は、豪華客船が3隻も停まっていました。

Baixa-Chiado(バイシャ-シアード)駅 から Santa Apolónia(サンタアポローニャ)駅 まで直接地下鉄でも行けるのですが、お天気が良かったので、観光しながら歩いて行くことにしました。途中の景色もポルトガルらしい建物が楽しめます。

Santa Apolónia 駅まで

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この辺りの道は歩きやすかったです。

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コメルシオ広場から15分くらいで Santa Apolónia(サンタアポローニャ)駅 が見えてきました。

Santa Apolónia駅

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建物を見ると、むかし駅の構内で現金を引き出そうとATMにキャッシュカードを入れたら、カードが出てこなくなって大変だったのを思い出しました。ちなみに、地下鉄で来た場合、地上階へ上っていく途中に「連絡通路」があり、Santa Apolónia駅のホームに直接出てこられます。

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ターミナル駅とは思えないほどこじんまりした駅ですが、とても雰囲気があります。駅には無料の待合所やカフェなどかあり、充実していました。設備として、Wifiはありますが通じませんでした。駅のトイレは有料で、50セント必要です(ポルトガルは大半の公共トイレが有料でした)。

むかしは、ここから寝台列車に乗って、スペインのサンセバスチャンに行ったのでした。食堂車の夕食がとても美味しかったのも思い出しました。

さいごに

20年ぶりのリスボンは、すごく観光客が増えていてビックリしました。町中も明るくて、もっと町歩きしたかったです。今回は、散策と言っても、ポルトへ行く列車に乗るための移動でしたが、お目当てのエッグタルトも買えました。リスボンは、またゆっくり町あるきしたいと思いました。

最後までご覧いただきありがとうございます。

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