沖縄・那覇空港(OKA)のダイアモンド・プレミアムラウンジを楽しんできました。ここにもJALオリジナルアロマがありました。そして、沖縄らしくコロナ禍でも泡盛があります。ダイヤモンド・プレミアムラウンジのようすと、泡盛についてご紹介します。
ダイヤモンド・プレミアラウンジ
この日は20:40と案内がありましたが、最終便に合わせて営業時間は変わるようです。沖縄・那覇空港 (OKA) 到着時、折り返しの出発便が遅れていたせいで、行ったときはダイヤモンド・プレミアムラウンジは満席でした。でも、少し待っていると、空きができたようで案内してもらえました。初入室です^^
滑走路の様子は見ることができませんが、窓側の座席は人気のようです。内側の座席もゆったりしていて、座席ごとにコンセントがありますので、充電しながらゆっくり過ごすことができました。
11時30分すぎには、羽田空港同様に焼きカレーパンが並べられました。
新型コロナウィルス感染予防の対策で、現在は個別包装での提供になっています(2020年7月現在)
飲み物
沖縄らしくオリオンビールがあります。
そして泡盛。
「泡盛」は、米(タイ米)と黒麹菌を用いて、全麹仕込みと単式蒸留・常圧蒸留で造る沖縄の本格焼酎です。3年以上貯蔵したものは古酒(クース)と呼ばれます。https://havespi.jp/11818/
ラウンジにあったのは、泡盛を3年以上熟成させた古酒でした。初めての泡盛、ロックでいただいてみました。あま~い香りがします。

新型コロナウィルス感染予防対策のため、現在氷はありません(2020年7月現在)
泡盛の香りの成分
泡盛の甘い香りは何だろう?と調べてみると、この香りを構成している成分の中に、バニラの香りの主成分である バニリン(Vanillin)というフェノール系の抗酸化物質の一種が含まれていることが分かりました。
https://www.nrib.go.jp/sake/pdf/ShochuNo03.pdf
米の細胞壁にあるヘミセルロースが熟成中に4-VGからバニリンへ変換し、古酒の甘い香りとなるそうです。バニリンには、抗酸化作用もあるようで、(出典:バニリンについて)、体内のサビをとってくれるそうです^^
泡盛の黒麹菌
ちょうど、大学で麹菌についての講義を受けました。
麹とは、良いカビ菌の一種で、酒造りにおいてデンプンを糖化(糖分に変えること)させる働きをします。
「白麹」「黄麹」「黒麹」の3種類があり、泡盛に使われるのは「黒麹」です。「黒麹」は、とりわけ多くのクエン酸を生成するとされ、雑菌の繁殖を防ぐ力があります。
そのため、雑菌の繁殖しやすい高温多湿の南の地域で造られるお酒に欠かせないものと考えられてきました。菌の色が黒っぽいため、仕込みの際に蔵がとても汚れて、真っ黒になるそうです。

寒緋桜(カンヒザクラ)
このとき、レセプションには、カンヒザクラ (寒緋桜) が飾られていました。
カンヒザクラ (寒緋桜) は、毎年1月中旬から2月にかけて沖縄各地で咲く花です。ソメイヨシノなどとは異なり、散るときは花ごと落ちてしまうそうです。桜の香りはあまり感じませんでした。なぜなら、すぐそばにJALオリジナルのアロマの噴き出し口があったからです。
12時に夕方の香りに変わったようだったので、スタッフの方にお願いして、香りの元をかがせてもらいました。
JALオリジナルアロマについては、こちらをどうぞ
www.monteverde-aroma.com
さいごに
那覇空港のダイヤモンド・プレミアラウンジは思っていたよりもこじんまりしたラウンジでした。しかし、泡盛の美味しさに出会えたり、一足早いお花見ができて、楽しい滞在時間となりました。これからの沖縄・離島へのBA修行の楽しみが増えました。
最後までご覧いただきありがとうございます。