2021年4月に再開した、東京ディズニーシーの「ブロードウェイ・ミュージックシアター」。
現在は、「ビッグバンドビート ~ア・スペシャルトリート~」が上演されています。
2022年4月25日(月)からは、初回のショーに自由席が設けられるようになりました。さらに、現在、その自由席の運用が増えました。基本エントリー受付が必要なショーですが、自由席なら、並ぶだけで鑑賞できます。
今回は、ブロードウェイ・ミュージックシアター の座席やショーのようすをご紹介いたします。

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ビッグバンドビート~ア・スペシャルトリート~

20世紀初頭のニューヨークを再現したエリアでひときわ目立つこの劇場は、ニューヨークに実在する「ニューアムステルダム劇場」をモチーフにしているそうです。
収容人数は1階席・2階席を合わせて約1,500名、東京ディズニーシー内最大規模の施設です。
ここでは、スィングジャズの音楽を中心にしたレビューショー を観ることができます。
ヒストリー
オープンから2006年7月までの約5年間、「アンコール!」というショーを行っていました。
内容は、ブロードウェイのミュージカルナンバーが楽しめるものですが、ディズニーキャラクターは登場していませんでした。
2006年7月からは、ビッグバンドジャズの演奏やディズニーキャラクターのダンスなどで構成された「ビッグバンドビート」が始まりました。
「ビッグバンドビート」は一部演出方法を変更(生演奏→音源など)して「ビッグバンドビート ~ア・スペシャルトリート~」として上演されていますが、ディズニーの仲間たちによる素敵なダンス、中でもミッキーマウスの素晴らしいドラムプレイは健在でした。
さらに、2023年5月8日からの緩和により、ダンサーたちの掛け声も復活しました。
ビッグバンドビート~ア・スペシャルトリート~は、エントリー受付対象です。
エントリー受付は一日一回、公式アプリから行います。
なお、自由席が設けられるようになったので、現在は外れてしまっても自由席(列に並ぶこと)入場の列に並べば、鑑賞できます。
エントリー受付

公演は、1日4~5回実施されます。
※今後、変更される可能性もあります。
ある日、10時に入場して、10時5分頃、最初のショー(11:15)にエントリー受付してみました。

当選しました!

エントリー受付に当選した場合、アプリにQRコードが表示されたら入場可能です。
10時40分(開場の5分前)にはQRコードが表示され、入ることができました。
場内のようす

夜になるともっと雰囲気が出るのでしょうね。

入ってすぐに階段があります。劇場内もアール・ヌーボーのデザインで統一された豪華な造りになっています。

なお、開始前なら場内の写真を撮ることができますが、公演中の撮影は禁止です。
座席

この時、開放されていたのは、1階席のみでした。

初めて当選した席は「D-4-10」
このときは、グループ毎に1席空けて着席する運用だったので、ゆったり見ることができました。

現在は、隣席ブロックはなくなりました。
このとき当選したのは、前方の左端から2番目の席です。ミッキ―のピアノを弾く指までしっかり見られました。
ショー自体も素晴らしいのですが、毎回、見るたびに新しい発見があるので、何回観ても新鮮です!

「E-1-13」は、ちょうど通路を挟んだ、すぐ後ろの席です。ほぼ真ん中でした。
20,000人の入場者の制限中は、どの回もときどき空席が見られました。
なので、この頃の当選確率は、上がっていたような気がします。

端の方でしたが、前方だったので、結構細部まで観ることができました。
ちなみに、数字が小さい(C-12-1など)場合、もう少し中央になります。
2階席(自由席)
コロナ禍以前は、2回目のショー以降、2階席は自由席になっていたようです。2022年3月、2万人の制限が緩和され、ブロックされていた2階席も開放され始めました。
さらに・・・

今回(5月中旬)に行ったとき、全ての回に自由席という文字がありました。
1回目は全席自由席ですが、2回目以降は、一部の席(2階席)が自由席となっています。
なお、上の写真はエントリー受付をするときの画面です。
さて、2階に行ってみましょう。階段も雰囲気がありますよね。

東京ディズニーランドのフォレストシアター同様、とても本格的な劇場です。
ビッグバンドビート~ア・スペシャルトリート~では、ミッキーたちが生まれた1920~1940年代のジャズの名曲を25分間間楽しめます。

この日の座席は「G-1-10」。
2階席の一番前の座席でしたが、手すりにある飾りのせいで、舞台の一部が見にくかったです。
ちょっとショーのお話(ネタばれ少しあり)
ショーの最中は、撮影はもちろんですが、スマホの電源も切るように案内がありました。
ショーは歌だけでなく会話も英語でしたが、中学で習うような英語だったので、単語を拾っていると理解できると思います。かえって英語の方が、ジャズの雰囲気にどっぷり浸かれる気がします。
とても素晴らしいショーで、あっという間に25分が過ぎてしまいました。
名残惜しいな・・・と思っていたら、”It Don't Mean a Thing” が流れ、カーテンコールがありました(これは以前と同じだそうです)。ミッキーが、ダンサーや、ミニー、デイジー、ドナルド、グーフィーを紹介して、最後に、ミニーがミッキーを紹介します。
そしてラスト、幕が閉まるギリギリまで目が離せない!2023年5月、新しいバージョンに変わっていました。こちらは、劇場でのお楽しみに(^^)
会場は大きな拍手に包まれ、公演は終わりました。
自由席
2022年4月25日から、初回の公演に自由席が設けられるようになりました。
自由席の有無は入場者数によるとのことですが、ゴールデンウィーク初日(4月29日)にも、エントリー受付が不要の回(自由席)があり、さらに2回目以降は2階席が自由席となるようになりました。
なお、自由席の有無は、当日の9時以降、公式アプリで確認できます。

5月の最安値の日。かなり人出は多かったです。
初回の開園は12時20分だったのですが、2時間前の11時過ぎには既にゲストの列ができていました。開園1時間前には既に4列となっていたので、列に並びました。
1階の中央の列から埋まり、私が入ったタイミングでは、かろうじて1階の席に座ることができました。

1階席だったので、しっかり舞台を観ることができました。
土日や繁忙期に自由席が設けられる場合は、もっと早くに並んだ方がいいのかもしれません。
6月15日
2022年6月15日(水)は、千葉県民の日でした。
「千葉県民の日は、千葉県民だけディズニーのパスポートが無料になる!」という噂がありますが、そんなことはありません。
ただ、学校が休みになることがあるそうで、平日なのにディズニーが混雑する日として有名だそうです。
知らずに行ってしまいました・・・。

この日は、1日中雨が降る天気でした。
そのためかどうかは分かりませんが、思っていたほどの混雑はありませんでした。開園1時間前、建物に一番近い(1番目の)列の後方に並べました。
この日の自由席は、12時20分のショー(1回目)。11時45分くらいから並んでいた列が動き、入場できました。

自由席なので、優先席のシートカバーがかかっている場所以外、好きな席を選べます。
真ん中の前方、一番端の席に座ることができました。
今までの中で一番舞台に近い席!
ダンサーの皆さんと目が合うほどの近さで、ちょっとドキドキしてしまいました。

ちなみに、この日は「案内終了」とはならず、空席もたくさんありました。
日によって、混み具合が全く違うようですね。
2回目以降の自由席

公演2回目以降の自由席も、同じ場所に並びます。
開場1時間前。まだあまり知られていないのか、自由席への列ができるのは、あまり早くありませんでした。キャストの方に伺うと、2階席には300人ほど入れるので、ショーを見られる確率は高そうです。
ただし、繁忙期や土日・祝日などゲストが多い日は、早めに並んだ方がいいかもしれませんね。2階席の眺望は、かなり差がありますので。
なお、2階席に行かれるときは、オペラグラスを持って行くことをおすすめします。
さいごに

ビッグバンドビート~ア・スペシャルトリート~の開始は、多くのディズニーファンが待ち望んでいたことのひとつです。
コロナ規制緩和後、少しずつ楽しみが増えてきました。自由席の設置、拡大。そして、今回行ったとき、ダンサーさんたちの掛け声(生の声)を聴くことができました。
最初、気のせいかと思ったのですが、やっぱり「ヘイ!」などと聞こえる!出口のキャストの方に尋ねると、声出しが復活したとのことでした。
何回観ても、その都度新しい発見がある「ビッグバンドビート~ア・スペシャルトリート」。またすぐに見に行きたくなってしまいます。
最後までご覧いただきありがとうございます。