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初めての人のための "世界一周航空券" ~旅程の作り方~

2020-04-25

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「旅とアロマ」にお越しくださり、ありがとうございます。

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2017年と2019年に世界一周航空券を発券しました。

2017年は有償で、そして、2回目の世界一周は特典航空券によるものです。現在は、新規で世界一周特典航空券は発券できなくなりましたが、有償では可能です。

今回は、新しくなった世界一周航空券についてまとめてみました。

※現在は、旅程を作るツールが Book and Flyという名前ではなくなっています。そのため、操作や条件(出発都市と帰国都市の設定など)も変わっていますので、参考程度にお読みいただきますようお願いいたします。最新情報のものは現在作成中です。

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はじめに:世界一周航空券とは

https://www.ana.co.jp/travelandlife/article/000545/

航空券の中には、片道や往復だけでなく、1枚のeチケットで、ぐるーっと回って来られる「世界一周航空券」があります。

「世界一周航空券」は、3つのアライアンス (スター アライアンス・ワンワールド・スカイチーム) から発売されています。今回は、ANAが加盟している「スターアライアンス」の世界一周航空券を選びました。「スターアライアンス」に加盟している航空会社を利用した旅程を組むことができます。ANAで購入する場合、予約は電話のみです。

2025年6月24日より、スター アライアンス世界一周特典航空券の新規発券が終了となりました。

2025年6月23日までに発券されたスター アライアンス世界一周特典航空券については、航空券の有効期限まで、変更等含め従来通り利用可能です。

世界一周の値段

STAR1
(29,000マイル以内)
STAR2
(34,000マイル以内)
STAR3
(39,000マイル以内)
エコノミー358,900円422,700円494,600円
プレミアムエコノミー553,800円632,300円734,800円
ビジネス705,500円822,000円958,900円
ファースト1,141,000円1,344,000円1,504,800円
2021年10月現在の運賃です。
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2021年当時

ANAの公式サイトに旅程の例が載っていました。

エコノミークラスで発券すると、これだけの国を訪問できて約50万円!今は、もう少し値上がりしていますが、世界一周航空券を使えば、夢のような旅行ができそうです。

世界一周航空券の規則

「世界一周航空券」の共通の規則 (約款:やっかん) は結構細かいです。全部頭に入れて旅程を組むのは大変です。

なので、まずは必須の点だけを集めてみました。

  • 「出発国」および「帰着国」:旅行を開始する国と帰着する国は同じ国。 同じ都市である必要はありませんが、旅行を開始した都市は経由できません。
  • 旅行期間:出国便の搭乗日から帰国便の搭乗日まで、クラス別に最大3日~10日必要。
  • ルート①:太平洋、大西洋を1回ずつ飛行機を利用して横断。
  • ルート②:ヨーロッパ・中東、およびアフリカのエリアと、アジア、太平洋地域でのエリア間の横断は1回のみです(東回り、あるいは西回りのどちらか)。
  • 途中降機(ストップオーバー):は2~15回(クラスによる)
  • 陸路移動:陸路移動は可能だが必要マイルに含まれす。また、24時間を超えるときは、途中降機(ストップオーバー)となる。

出所:Terms and Conditions

面倒な方は、専門の旅行会社にお願い (有料) することもできます。

でも、ツールを使えば、自分で作ることもできます。

旅程を作る

自分で旅程を組むときに役立つのは、スターアライアンスの世界一周航空券のサイト(以前、 Book and FLY と呼ばれていたもの)です。

スマホでも操作できますが、PCで地図を見ながら操作したほうが分かりやすかったです。

以下、PCの画面で説明いたします。

出発国(都市)を決める

最初に、「新しい旅を始める」から情報を入力してスタートします。

今回は、北米大陸に渡って、ヨーロッパから日本に戻るルートにしたいと思います。

出発地を「東京」と設定しました。

「出発国」および「帰着国」は、同じ国でなければいけません。 (同じ都市である必要はありません)。また、「東京」から出発しましたが「沖縄」に戻っても大丈夫です。

もちろん、他の都市からも出発できますが、以前のように「大阪」から出発して「東京」に戻るということはできなくなっていました(2026年2月現在)。

出発地を「東京」に設定すると、自動的に帰着が「東京」になってしまいました。ただし、東京に戻る前に旅程に国内の他の都市を含むことはできます。

最初の目的地

「YYZ」と3レターを入れると、プルダウン式に候補の空港名が出てきました。日本語だと候補の空港が出ない場合もあります。表示されたらこれをクリックするだけです。3レターが分からない場合は、地図上をポイントをクリックすれば大丈夫です。

都市を入力したらカレンダーが表示されますので、出発する日を選びましょう。

次は「トロント」から「シャーロットタウン」へ移動します。

画面上には、最低限クリアしないといけないルールが表示され、選んだ空港に直行便があるかどうかも表示されるようになりました。

あとは、都市と出発日を選んで旅程を組んでいくだけです。大陸すべてを通る必要はありませんが、ルートは東回り、あるいは西回りのどちらかで移動します。逆回りはできません。一方通行になるかどうかは、とりあえず旅程を組んでみて、エラーが出なければOKです。

=日付変更線=

とrこで、太平洋を渡るときに注意しないといけないのは、日付変更線です。

例えば東回り (アメリカやカナダを最初に行く場合) は、最初に日付変更線 を通過することになります。一方、西回りのルートだと、最後に日本に戻るときに日付変更線 を通ることになります。旅程は最低限10日以上必要なので、西回りなら9泊11日間、東回りなら9泊10日間となります。

ただし、ルールに沿っていないと旅程が組めないように変わったので、どんどん進めば大丈夫でした。

なお、実際に旅行する場合、航空券に記載された旅程の順序で搭乗しないと有効と見なされません。つまり、乗り継ぎができなかったりすると、その時点で無効となってしまいます。なので、旅程には少し余裕を持たせるといいと思います。

有効期間は1年間です。

大西洋・大西洋横断

日本から北米大陸に向けて出発しましたので、深く考えることなく、規則にあった「太平洋を横断する」はクリアできました。次は「シャーロットタウン」から大西洋を横断してヨーロッパに入ります。

ここで、日数(10日間以上)」と「途中降機(2回以上)」、そして「太平洋・大西洋横断」がクリアできたので旅程が完成しました。このまま日本(東京)に戻っても大丈夫です。

旅程の完成

北米大陸から欧州に渡り、バンコクを経由して、福岡に立ち寄ることにしました。

福岡でいったん1回目の旅程は終了です。このあと、別途チケットを発券して東京に戻ります。そして、次の旅行は福岡からパースに行き東京に戻ります。有効期限内に旅程を終了すればいいので、日本の都市(出発都市以外)を途中降機(24時間以上滞在)するというルールを利用することで、1枚のチケットで、時期をずらして2回目の旅行が楽しめます。

乗り継ぎと乗り換え

ところで、以前は、ルールの中に「途中降機」と「乗り換え」の記載があり、それぞれ回数制限があったのですが、現在、「途中降機」の記載しか見つからなくなりました(私の見方が悪かったのかもしれませんが)。

しかし、知識として持っていても良いかなと思いますので、削除しないで残しておくことにします。

  • 途中降機:同一都市に24時間 以上 の滞在
  • 乗り換え:同一都市に24時間 以内 の滞在

途中降機

途中降機 は "Stop Over (ストップオーバー) " とも言います。全旅程で最低2回、最高15回まで可能(ただし、エコノミースペシャルチケットでは回数が変わる)

同じ都市での途中降機は1回のみ。

乗り換え

例えば、ドイツのフランクフルトに早朝8時に到着した後、市内観光を楽しんで夜8時時の便でブランカ行きの便に乗る場合は「乗り換え」扱いとなります。

さらに詳しく

アメリカ/カナダを出発する旅程の場合、アメリカ本土/カナダでの途中降機は、4回まで(各国につき3回まで)となります。ヨーロッパから旅行を開始する旅程では、ヨーロッパでの途中降機は、5回まで(各国につき3回まで)となります。 どの都市においても可能ですが、各都市につき最高3回までとなります。

世界一周航空券では、この「途中降機」を繋げて旅程を作っていきますが、ルールは時々変わるので、ツールを使って旅程を組んでいる時、エラーが出なければ大丈夫です。

また、「乗り換え」の場合、貨物室へ預けた荷物は、最初の出発地から最終目的まで運ばれるので「乗り換え」の空港で引き取る必要はありません。なので、手ぶらで観光することができます。さらに、「乗り換え」を利用すると、出発地の空港使用料を節約することもできます。

ただし、世界一周航空券のツールでは、乗り継ぎ 乗り換え の区別をつけることができません。

フライトを選ぶときに、乗り継ぎ時間が多いものを選択すると「乗り換え」ルールを利用できます。

フライトを選ぶ

旅程

羽田 → トロント → シャーロットタウン → フランクフルト → ミラノ → バンコク → 福岡(別途発券)→ パース → 羽田

上記のような旅程が完成しましたので、「次へ」をクリックします。

すると、予約可能なフライトの候補が出ます。

一部のフライトが、エコノミークラスの席しかないようです。エコノミークラスにダウングレードされても運賃は変わりません。なので、目的地を変更することにしました。

都市の横に ハンバーガーボタン(三本の線)がありますので、そこをクリックっすると編集できます。今回は「保存先を削除」を選び、シドニーを選びました。

これで完成です。

運賃

2026年2月現在

「次へ」をクリックすると、燃油サーチャージや空港使用料、税金などが加算された値段が表示されます。

2回に分けて海外旅行、しかもビジネスクラスで楽しめる代金。

決して安いものではありませんが、それぞれの国を別々に訪れるとなるとこの倍にはなるような気がします。やはり世界一周航空券の威力は健在ですね。

ANAへの電話

ところで、以前ANAで世界一周航空券を予約した際には(SFC会員なので)フリーダイヤルが使えたと思うのですが、2026年2月現在、0570、もしくは03で始まる電話番号しかありませんでした。

なので、予約するには電話での発券手数料(5,500円)+高額の通話料がかかります。0570(ナビダイヤル)だと待ち時間にも料金が発生するので、さらに費用はかさみます。

ちなみに、ある方は、ナビダイヤルで電話をかけ、1時間47分(待ち時間を含む)で3,220円もかかったそうです。なので、少しでも空いている時間をANAの公式サイトで確認して、短時間で予約できるように準備しておくといいかもしれませんね。

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さいごに

世界一周航空券の旅程を組み立てるツールが新しくなっており、ルールの一部や使い方が以前調べたときと少し変わっていました。でも、以前に比べて使いやすくなっていると思います。

なので、また変更される可能性もあるかもしれません。基本的なルールは約款に基づくことなので、スターアライアンスの約款も合わせてご確認いただければと思います。

最後までご覧いただきありがとうございます。

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