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2023年11月現在、日本国籍の場合、ワクチン接種の有無に関わらず、韓国入国時にPCR検査の陰性証明書を提出する必要はありません。また、入国後のPCR検査や待期期間もありません。さらに、携帯品が免税基準の範囲なら、税関申告書の提出も不要になりました。
4月の体験記に、最新情報を追記しました。

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韓国入国に必要なもの
2023年11月12日現在、日本のパスポート保持者が韓国入国の際に必要なものは、以下です。
必要なもの
・パスポート(残存有効期間は入国日基準で3ヵ月以上必要)
・入国申告書・外国人用(K-ETAを申請している方は不要)
・旅行者携帯品申告書(免税範囲を超えた方のみ)
観光目的での入国に際しては、査証(ビザ)の取得は不要です(2023年4月22日現在)。
2023年4月1日~2024年12月31日の間、日本を含む22カ国・地域は、K-ETA(大韓民国電子旅行許可)は一時免除されています(出所 :JETROビジネス短信)。
2023年5月1日より、日本からの便では、Q-codeの申請も不要です。
パスポートの残存期間
パスポートの残存有効期間は、国によって異なります。韓国への入国には入国日基準で3か月以上必要です。
有効期限が3か月未満の場合、更新しておきましょう。
なお、2023年3月27日から、残存期間が1年未満になった場合、パスポートの更新はオンラインで申請できるようになりました。ただし、マイナンバーカードをお持ちの場合、に限ります(詳細はこちら)。
機内で配られる書類

機内では、3種類の書類が配られました(2023年4月当時)。
左から、健康状態調査票(黄色)、入国申告書(ARRIVAL CARD・外国人用)、旅行者携帯申告書(税関申告書)、です。
※最新情報(機内での配布状況)は、11月後半にアップする予定です。
なお、K-ETA(有料)を事前申請していない方は、入国申告書をを記入することになります。
入国申告書(外国人用)
私はK-ETAを申請していないので、入国書類を記入しました。
書き方は裏にありますので、英語か韓国語で記入しましょう。ホテルの英語名を用意しておくとスムーズですね。
なお、入国申告書は、K-ETAを申請されている方は不要です。
現在、K-ETA申請が不要ですが、申請は可能です。申請した場合、入国書類の記載が不要になる・(乗り継ぎの場合)トランジットツアーに参加できるなどのメリットがあります。また、すでに有効なK-ETAを所有している場合は、有効期限まで引き続き使用できます。
Q-CODE
※ 2023年7月15日以降、日本から韓国への入国時には「Q-code(または健康状態質問書)」の提出が不要 となります。
ただし、新型コロナウイルス感染症以外の感染症(コレラ、黄熱病等)が流行している国、地域からの入国の場合は引き続き「Q-code(または健康状態質問書)」の提出が求められます
- 出所:在済州日本国領事館
Q-codeの登録

入国3日以内に「検疫情報事前入力システム(Q-CODE)」に必要情報を入力し、QRコードを取得後、韓国到着時に検疫で提示することで検疫手続きが簡単に終了します。
詳細
1.携帯電話の番号、Eメールアドレス、パスポート、滞在先の情報を用意
2.入国情報と健康状態の情報を専用のWebサイトで入力
3.当日、発行されたQRコードを検疫官に提示(スクリーンショット、もしくは印刷も可)
入力はこちら >>> Q-CODE:情報事前入力システム (韓国語・英語・中国語・ベトナム語・日本語)
Q-CODEの申請画面に日本語が追加されていました(2023年4月16日現在)。以下、実際に操作した方法を、簡単にご紹介いたします。
入力の手順
step
1約款同意
まず、Q-CODE画面上部にある「入力」から入ります。
満14歳以上ですか?という質問から始まりますので、該当者は「はい」にチェックを入れ、約款に同意し次へ進みます。
step
2パスポート番号
パスポート番号やeメールアドレスを記入します。
Yahooのメールアドレス(無料)でも大丈夫でした。
なお、Yahooの場合、直接入力します(Googleなどは、@以降のプルダウンあり)。
step
3出国・入国情報
住所は、郵便番号から検索・そのまま入力できます。
携帯電話を記入する欄もありますが、ない場合は "I do not possesses a mobile phone(携帯電話はありません)” を選べば大丈夫です。
step
4検疫情報
21日以内に訪問した国は、「日本」を選びました。
step
5入力情報の確認
入力した情報が間違っていないかを確認して「提出」ボタンを押します。すると、QRコードが発行されます。
同時に、登録したメールアドレスに "(Q-CODE)海外入国者検疫情報の事前入力完了案内メール" が送られてきました。こちらのメールにも、QRコードが表示されています。
実際の検疫
2023年4月の体験記です。

飛行機を降りたら、まずは検疫のブースを通ります。
この案内板の先にある「検疫」で、検疫係官のそばにあるコードリーダーにQRコードを読み込ませればOKです(どこかの国とは違います・笑)。
Q-CODE はなくても大丈夫?
Q-CODEは推奨されているものなので、なくても入国できます。
その場合は、機内で配られる黄色い紙の「健康状態調査票」を記入して、検疫でその紙を提出します。なお、QRコードを取得した場合も黄色の紙を持っている場合も、同じ検疫ブースを通ります。
発熱など問題がない場合、どちらでも簡単に通れます。
現在、日本からの入国時は、不要です。
旅行者携帯品申告書
2023年5月1日以降、免税範囲を超えた携帯品を持っている場合のみ、税関申告書の記入が必要 です。申告品がある旅行者の方は、税関申告書を作成のうえ、「申告あり」の通路を利用して税関検査をお受けください。
免税基準の範囲内の場合、旅行者携帯品申告書の提出は廃止となりました。

なお、旅行者携帯品申告書は、スマートフォンでWeb申請もできます。
- 旅行者携帯品の免税範囲はこちら >>> 税関申告
申告するものがない場合、「Nothing to Declare(申告ナシ」と表示されたルートから出るだけです。タイやシンガポールと同じですね。
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さいごに
ほぼ3年ぶりの韓国・ソウルひとり旅。
緩和がさらに進み、K-ETAが不要になり、準備が簡単になりました。
繰り返しになりますが、QRコードって、ピッ+スッという簡素化・時短が本来の役目ですよね。海外のWeb申告を体験すると、日本帰国時になんとがっかりすることか・・・。
次回は、仁川国際空港(第2旅客ターミナル)から市内までの行き方をご紹介いたします。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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