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今回のドバイへもキャセイパシフィック航空(CX)を利用しました。その搭乗マイルはアラスカ航空のマイレージサービスへ。今回は、キャセイパシフィック航空の搭乗記とCXと相性がいいアラスカ航空のマイレージサービスについてご紹介いたします。
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機内食
帰国時のドバイから香港までは深夜便になるので、夜食、そして到着前に朝食が提供されます。
夜食
夜食ですが、内容はしっかりしていますね。
今回は離陸後すぐに休んだので、夜食はパスしました。なので、メニューは昨年同時期のものです。
なお、キャセイパシフィック航空の機内食にも事前予約システムがあります。長距離路線になると内容は豪華になり、ミシュランの星を獲得したレストランとの「ダイニングパートナーシップ」もあり、予約管理から簡単に選択できます。しかし、今回はツアーなので叶わず。次回のお楽しみに・・・
rice vermicell (メニュー通りの表記)、ビーフンと思っていたのですが、ちょっと伸びたにゅう麺のようでした。
添えられる野菜は、メニューには "pac choy (パクチョイ:白軸のチンゲン菜)" と書かれていましたが、普通のチンゲン菜のように思えました。(チンゲン菜も好きなので問題はないのですが)ちょっと珍しい「パクチョイ」を食べてみたかったです。
離着陸時はアームレストを元の位置に戻しますが、航行中はアップライト・ポジションに。そのアームレストの下にはペットボトル入れがあり、就寝中にのどが渇いた時用に、そばに水を置いておけます。さらに、フットレストの横も引出し、座席の幅を広げることができます。
朝食
ドバイー香港線は、2回食事が提供されます。
ドバイ発は深夜便なので、出発時に『朝食サービス時は起こしてもいいですか』と(多分)全員に聞いて回っていました。
最初の食事はパスしたので、朝食は起こしてもらっていただきます^^
寝る前に『フルーツだけ』とお願いしていたのですが、少しプラスして持って来てくれました。マンゴーが美味しかったです。
到着50分くらい前だったのですが、テーブルクロスから始まるきちんとサービスでした。JALでは揺れがなくても『もう食事は出せません』と水さえももらえず断られた時間帯ですが、何が違うのでしょうね(食いしん坊の食べ物の恨みは恐ろしいですよ・笑)。
香港から成田
さて、乗り継ぎの香港から成田までは夕食のサービスでした。
フルーツやデザートは、久しぶりに見たワゴンでのサービス。
もちろんチーズもあるので、ワインも用意されています。
同じ路線で他社のビジネスクラスに乗ったことが(最近は)ないのですが、日系の航空会社に比べるとかなり丁寧なサービスだと思います。
夕食の時間帯だったので、最後に赤ワインをいただきました。
久しぶりのピエールエルメとのコラボ。
今回はブルーベリーでした。美味しかったのですが、前回のフランボワーズほどの感動はありませんでした。でも、日本にないフレーバーが楽しめるのはいいですね。
ハーゲンダッツの工場は、アメリカ(2カ所)とフランス、そして日本(群馬県高崎市)の3カ国・4カ所にしかありません。距離的には日本の方が近いのですが、香港拠点のキャセイパシフィック航空の機内で提供されるのは、日本とは違ったフレーバーが多い、かつピエールエルメとのコラボなのでフランス産でしょうか。
日本就航65周年
ところで、キャセイパシフィック航空は、2024年7月4日に日本就航65周年を迎えました。
その就航記念イベントが開催され、新しいビジネスクラス「アリア・スイート」ルームのお披露目がありました。
ラグジュアリー空間「アリア・スイート」の一部をVTRで見てきました(”X”で動画あります)。
アリア・スイートの特徴は以下です。
アリア・スイート
・扉付きの個室空間
・Bluetoothに対応した24インチの4K大画面テレビ
・カスタマイズ可能なパーソナルライト
・高速充電ポートとワイヤレス充電ステーション
無理やりドアを付けた感のあったブリティッシュエアウェイズのような感じではなく、かなり競争力のある仕様になっている気がしました。
B777-300ERの座席を順次改修していくそうで、時期は未定ですが、今のところ、羽田発着(関空も?)に導入されると聞きましたが、遅れているそうです。気長に待ちたいと思います。
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マイルはASへ積算
キャセイパシフィック航空はワンワールドに加盟しているので、ステイタスを持っているJALへマイルを積算するのが一番だと思うのですが、今回は、同じワンワールドのアラスカ航空(AS)のマイレージサービスに積算しました。
ツアーのビジネスクラスのチケットだと、JALとASとではマイルの積算率がかなり違うのです。
JALだと、ツアーチケットの予約クラス " I " は、70%しか積算されません。
コロナ禍前は125%の積算だったので、かなりの改悪です。
以前(修行をしていたとき)はFOPが欲しかったので、JALに付けたのですが、往復で7,716マイルにしかなりませんでした。
しかし、アラスカ航空に積算すると、平会員でもその積算率は激増します。
アラスカマイル
ビジネスクラスは予約クラスが1種類しかなく、しかもボーナスマイルも付き、積算率は225%(2024年9月現在)。
ほぼダブルマイルキャンペーン状態ですね。
区間 | 基本マイル | ボーナス マイル | 合計 マイル |
---|---|---|---|
NRT-HKG | 1,827 | 2,284 | 4,111 |
HKG-DXB | 3,702 | 4,628 | 8,330 |
DXB-HKG | 3,702 | 4,628 | 8,330 |
HKG-NRT | 1,827 | 2,284 | 4,111 |
総獲得マイル | ー | ー | 24,882 |
全ての便のマイルが帰国1週間後に一度に積算され、JALに積算するより、約3倍ものマイルが獲得できました。
その差は大きいですよね。
ASのメリットはそれだけではないのです。
特典航空券
積算マイル数が多くても特典航空券に必要なマイル数が多いと意味ないのですが、ここでも差が出ました。
JALのマイルでJAL国際線の特典航空券を発券しようとすると、エコノミーの必要マイルは7,500~。
こちらも以前に比べて、かなり改悪されました。
何日かは7,500マイルでしたが、組んだ旅程で往復ともに7,500マイルで発券できる日はありませんでした。多くの日は片道17,000マイル、そうなると往復で34,000マイル。検索したときは、日本発の片道の手数料(税金・燃油特別付加運賃など)は+8500円、合計で15,800円も必要となりました。
ときどき減額マイルキャンペーンもありますが、通常は、かなりマイル数が必要です。
一方、アラスカマイルでJALの特典航空券を発券しようとすると・・・
エコノミークラスで片道7,500マイル!
JALだけでなく、コリアンエアーも選べます。
しかも、JALのエコノミークラスより少ないマイルで、ビジネスクラスの特典航空券も発券可能です。燃油サーチャージがかからないうえ、(為替レートで変わりますが)日本発の手数料は39ドル(同時期のレートで約5,720円)~とやはりJALで発券するより安かったです。
ただし、コリアンエアーで発券すると、"Partner Award Booking Fee (払い戻し不可) がかかりました。
それでも合計69.70ドル(この日のレートで約10,000円)だったので、JALよりお得に発券できました。
これは使わない手はないですよね。
ただし、アラスカマイルは予告なしに改悪される場合がありますので、今後変わってしまう場合もあることをご了承ください。アラスカマイルは、加算したら貯めずに使ってしまう!に限ります。
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さいごに
キャセイパシフィック航空のビジネスクラスでのドバイ旅行(自由行動のツアー)。行きも帰りも快適なフライトでした。
しかも、アラスカマイルに積算したら、ソウルへの特典航空券(しかも片道ビジネスクラス)が発券できました。羽田発のスカイチームのビジネスということは、あのラウンジにも行くことができます^^
アラスカ航空のマイレージサービスが改悪されていると言われていますが、JALの改悪の方がひどい気がします。必要マイル数が多いうえ、変更不可(キャンセル料を払って取り直し)ですものね。ただし、世界的に改悪の流れなので、アラスカ航空のマイレージサービスも今後どうなるか分かりません。でも、今のところ、とりあえず毎回アラスカ航空はチェックするようにしています。
追記
ただし、CX搭乗・AS積算の場合、JAL(特に羽田空港)のラウンジでは注意が必要です。
ワンワールド搭乗時の規則が適応され、JGPやJMBダイヤモンド(=ワンワールド・エメラルド会員)はJALのファーストクラスラウンジが利用できるのですが、チェックインカウンターやラウンジスタッフ(JALスカイ)によっては、その知識がない人もいます。
2019年のファーストクラスチェックインカウンターの誤案内に続き、2024年9月もラウンジスタッフによる誤案内がありました。JGPなのにファーストクラスラウンジに入室できないと言われてしまいました。理由は、ASに積算しているからだとか。ワンワールドの公式サイトにはステイタス毎のラウンジ入室に関する説明があるのですがね。成田では引っかかったことはないのですが、羽田は危ないです。ステイタスを持っている本人がきちんと知識を持つことが一番だと感じました。
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