Thailand

メークロン市場からアットワルンまで ~タイ王道観光地を周る旅~

2023-09-30

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「旅とアロマ」にお越しくださり、ありがとうございます。

キャセイパシフィック航空・ビジネスクラスを利用したツアーに、友人と一緒に参加してきました。メークロン市場から水上マーケット、そして有名な寺院めぐりと、移動距離を考えると、ツアーならではの日程です。

今回は、タイの王道観光地をまわった(食事を含む)をご紹介いたします。

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メークロン市場

サムット・ソンクラーム県メークローン駅近くには、実際に使用している線路脇に、野菜や果物、魚、肉、雑貨の露天がひしめき合う市場があります。テレビでも紹介されていますので、ご存じの方も多いのではないでしょうか。

この市場は、別名タラート・ロム・フッブ(=傘をたたむ市場)と言われており、その名の通り、列車が往来する時間帯は、お店のテントなどをたたんで品物を移動します。

この状態でよく移動できるな~と思うのですが、毎日何回か来る列車に上手く対応しているようで、人気の観光地にもなっています。

列車が通過する度に店をたたむようになったのは1984年頃からと言われていますが、(多分)類をみないこの光景を一度見てみたかったので、今回のツアーを決めたポイントにもなりました。

9時ごろ、列車がやってきました。30分ほどして折り返していきます。

毎日のことのようですが、ものすごい人だかりです。列車は、歩行者が歩くくらいのゆっくりとしたスピードで走ってきましたが、よく事故が起きないなあと思うほどの混雑です。

こちらが、終点(かつ始発点)のメークローン駅です。

列車は、こちらで30分ほど停車して、折り返していきます。

遠くから見ると、先ほど線路まではみ出していた品物は、すっかり片付けられています。

列車が来るまでに放送もあり、片付ける時間もあるのですが、毎回なら大変だろうなあ。でも、タイの人々のパワーを感じました。そして、実際に見てみると、思っていた以上に感動したのでした。

ココナッツファーム

道も混んでおらずスムーズに進んだので、スケジュールにはなかったココナッツファームに立ち寄ってくれました。

ココナッツは、皮から実まで捨てる部分がなく使える(商品になる)そうです。

ココナッツの実のすりおろしも体験できました。

すりおろした実を絞ると、ココナッツミルクになります。

ココナッツミルクの独特な香りがあまり得意ではないのですが、このココナッツミルクは爽やかな香りで、(新鮮だったからか)全く匂いませんでした。

そばには、ココナッツオイルや、ココナッツの実(殻の部分)で作られたライトもありました。

とても可愛くて、日本で使えるのなら、買って帰りたかったです。

できたてホカホカのココナッツシュガーがありました。

試食もさせてもらえます。

10個60バーツ。ホテルで友人と半分に分けようと思ったら、9個しか入っていませんでした。出来立てを入れてもらったので、重さを量っての値段だと思いますが・・・。

そばには蘭の植物園もありました。

ほんの少しの立ち寄りでしたが、個人旅行では楽しめない事ばかりだったので、とても面白かったです。

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水上マーケット

さて、次はバンコクから南西約80kmのところに位置するダムヌンサドゥアク水上マーケットへ。こちらは、文化保存と観光用に開発された水上マーケットで、新鮮なフルーツやローカルフードなどを山積みにした小舟が、せまい運河を行きかっています。

その場所まで、小型のボートで移動することになりました。

こちらも初めての体験です。これが、風を切って走るので、とても楽しい!

ちょっと乗るだけなのかと思ったら、かなり長い水路で、まるでテーマパークのアトラクションのようでした。

その様子を動画に撮ってみましたので、よろしければご覧ください。

※大きなエンジン音や風の音が入っています。

30分ほどかけて、ダムヌンサドゥアク水上マーケットに到着しました。

こちらでも、別途有料で小舟に乗ることができるので、いろんな舟が入り乱れていました。

こちらの橋の上から眺めることもできます。

水路では、所狭しと、果物などを売っている小舟が並んでいます。

タイならではの風景。

この日は手持ちの現金(タイバーツ)が少なかったので見るだけだったのですが、友人はフルーツを買っていました。とても美味しかったです。

なお、両替屋さんは、大型バスの駐車場近くにありました。

実際に使われている線路上でのメークロン市場とダムヌンサドゥアック水上市場と、。どちらも、日本では見ることができない光景です。個人旅行の場合、現地発着ツアーでも行くことができます。

ランチ(タイ料理)

さて、お楽しみのランチは、バンコク市内へ戻る途中にあるタイ料理です。

お店は大型バスが入れない場所にあるので、こちらに乗り換えます。

川沿いにあるきれいなレストランでした。

ツアーでよく利用されるレストランのようで、他にも、日本人ツアーの人たちが食べに来ていました。

特記するものはなかったのですが、タイ料理自体が大好きなので(お腹も空いていたし)、バクバクいただきました。

今まで参加した阪急交通社のツアーでは、食事中の飲み物(水)が付いていることが多かったのですが、今回はありませんでした。クレジットカードでも払えますが、少し現地の通貨を持っていた方が安心ですね。なお、ツアーのガイドさんが(ネットパンフレットの案内通り)、10,000円の両替パックを持っていたので、ツアー内での両替も可能でした。ただし、レートは、市中の両替屋さんより若干悪いといった感じです。

ワット・パクナム

続いて、ワット・パクナムへ。

ガイドさん曰く、日曜日はエレベーターが使えるということで、5階まで楽々移動できました。

ほんの1年前に来たばかりですが、少し雰囲気が変わっていて、カフェができていました。

寺院ですが、ちょっと商業施設のような感じです。

ワット・パクナムの内部の詳細は、こちらをどうぞ。

【バンコク】一度は見てみたい! ”ワット・パクナム” のエメラルドに輝く仏塔!! ~行き方・見どころ・帰り方~

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ワット・アルン

続いて、チャオプラヤ川沿い近くにある、2つの有名寺院をまわります。

大型バスを降り、渡し船に乗ります。こういった、個人旅行っぽい移動方法っていいですね。

なお、個人で行く場合、地下鉄MRTの Sanam Chai (サナームチャイ) 駅で下車し、10分ほど歩いて、Tha Tian (ターティアン)という桟橋まで行きます。桟橋から、(上の写真の)渡し船に乗って川の反対側のワットアルンに行けます。渡し船の料金は現金のみ(片道4バーツ)なので、小銭を用意しておくといいでしょう。

※料金は変更となる可能性もあります。

ワットアルン (暁の寺;Wat Arun) は、バンコクの三大寺院の1つです。ワットアルンは400年以上の歴史があるが、現存する仏塔は200年前のもの

チャオプラヤ川沿いにそびえる美しいシルエットの仏塔は、バンコクを象徴する景観の1つとも言われています。

バンコクには、有名な寺院が多くあることで知られていますが、なかでも暁の寺は三島由紀夫の小説の題名にもなったことから、日本人観光客には人気の寺院ですね。私が行ったとき、タイの伝統的な衣装を着てワットアルンで写真を撮る若い人が多かったです(流行ってる?)

ワットアルンの象徴ともいえる仏塔は、中央の66mの高さの大仏塔(プラプラーン)と、その周囲の4つの方角に建てられた4つの小仏塔(プラーン)です。大仏塔は3つの階層から成り、1段目は鬼、2段目は猿、3段目は天使の彫刻が施されています。高いのでよく見えませんが、仏塔の上にはヒンドゥー教の神々が祀られているようです。一方、仏塔の下には中国人風の銅像や彫刻が飾られていて(宗教についての詳しい知識はありませんが)、よくよく考えてみると、結構インターナショナルな構成だなと思いました。

ワット・ポー

再び渡し船に乗って戻り、徒歩でワット・ポーへ移動します。ちょうどタイミングが良かったのか、私たちが戻ったとき、ワット・アルンへの渡し船に乗る、長蛇の列ができていました。

ワット・ポーは、ラーマ1世が僧侶が法を学ぶために建てるように命じた王宮寺院です。涅槃仏 (ねはんぶつ) とタイ古式マッサージで有名な寺院です。

※涅槃物とは、釈迦が入滅する様子を仏像としてあらわしたものです。

こちらの涅槃物は、ラーマ3世によって造られたそうです。

お堂の中の涅槃物の全長は約46メートル。高さは、15メートルもあります。横たわっているにもかかわらず、「奈良の大仏」で知られる盧舎那大仏 (るしゃなだいぶつ) と同じ高さです。

50m走とほぼ同じ大きさ!

特に興味深いのが、涅槃物の足の裏です。

足の裏には、仏教の世界観を現した108の図が、真珠で飾られています。くっきりとした指紋まで、美しい螺鈿(らでん)細工であり、仏教と深い関わりを持つバラモン教の真理が描かれているようです。

足の裏の辺りには、人間の煩悩の数と同じ108個の鉢が並んでいます。

20バーツ(約80円)でコインを購入し、並んだ鉢に1枚ずつ入れていきます。そうすることで、煩悩(迷いや苦しみの原因となる心のけがれ)を捨てることができるそうです。最後、私の鉢にはコインがかなり残りました。108以上の煩悩があったのか?!

108入れ終わって煩悩が消えたら(私の場合は?)、見える景色がこちらです。涅槃像の後頭部です。

こちらの細工にも見とれてしまいました。

庭には大きなマンゴーの木がありました。

もう古くて実をつけないそうですが、急にマンゴーが食べたくなりました。やっぱり煩悩(食欲)が残っていたようです・笑。

服装

ワットアルンもワットポーも、ノースリーブや短パンなど、肩や膝を露出した服装は禁止と書かれていました。

しかし、ツアーの参加者に短パンのサンダルの男性がいたのですが、特に問題なく入場できていました。ツアーだったからなのかどうかは分かりませんが、一応、服装は注意したほうがいいかもしれませんね。

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夕食(ソンブーン)

夕食はソンブーンへ。

有名なレストランですが、何十年ぶりかにやって来ました。

格安ツアーですが、特別室のような部屋に案内されました。

名物のプーパッポン・カレー(蟹の卵とじカレー)。

ひとり旅では、量も多く値段も高いのでなかなか食べられないので、とても楽しみにしていました。

思っていたより品数が多く、お腹いっぱいになりました。

どのお料理も美味しいのですが、カニチャーハンがとても美味しかったです。蟹の身が大きくてゴロゴロ入っており、(皆さんあまり食べなかったので)一人でバクバク食べていました。やっぱり煩悩は残っていましたね・笑。

フルーツもジューシーで、大満足の夕食でした。

自由行動

食後は、ホテルのボートに乗って、対岸にあるショッピングモール・ICONSIAM (アイコンサイアム) に行くことにしました。

ほんの数分ですが、楽しい船旅です。

景色を眺めていると、前回に乗ったようなクルーズ船がやって来ました。

ツアーの2日目は自由行動になっており、追加料金で、昼はアユタヤ観光、夜はディナークルーズにも参加できるようでした。

ちょうど着いたとき、最後の噴水ショーの真っ最中でした。

アイコンサイアムでは、毎日、チャオプラヤー川方面の出口付近で、盛大な噴水ショーを実施しています。正式名称は "The ICONIC Multimedia Water Feature " というのだそうですが、噴水の高さは最大35mにもなる、音と光が融合した壮大なショーになっています。

詳細

・月〜木:19:00(1回)

・金〜日:18:30・20:00(2回)

※2023年7月時点の情報です。今後、変更される可能性もあります。

店内のようす

アイコンサイアムに着いたら、まずはツーリストカードを作りましょう。アイコンサイアムの1階にツーリストカウンターがありますので、そこでパスポートを提示すると作ることができます。ツーリストカードがあると、お店や飲食店で割引がある場合もあります。

アイコンサイアムG階には、まるで市場のような場所もあります。

スーパーもあり、美味しそうなフルーツが並んでいました。

アイコンサイアムは一度来てみたかったのですが、とても楽しい場所でした。

なお、こちらには両替店もあり、土曜日の夜8時ごろに両替することができました。

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さいごに

個人旅行ではあまり行かない観光地やレストランに連れて行ってくれる、王道のタイ旅行を体験することができました。

メンバーは、タイが初めての方だけでなく何回も来られた方もいましたが、皆さんとても楽しんでいました。何十回も来ている私たちも楽しめました^^。たまには、ツアーもいいですね。

最後までご覧いただき、ありがとうございます。

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